ABC理論 〜物事の受け止め方を変えてみよう
ABC理論とは‥心理療法家アルバート・エリスによって提唱された理論
A→ Activating Event 原因となる出来事
B→Belief 信念・思い込み
C→Consequense 結果となる感情や行動
例題:プロジェクトの進め方について、意見が分かれた
Aさんは、意見を述べた時に、チームメンバーのBさんに強い言葉で否定された。
反論したが取り合ってくれず口論になり、その場は他のチームメンバーに仲裁された。
釈然とせず終わりになり、同じプロジェクトチームなので今後も顔を会わすし、毎日それが気になり、いつも気が重く憂鬱になっている。
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理論に当てはめてみる
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Activating Event 原因となる出来事 →チームメンバーに自分の
アイデアを強い言葉で
否定された
Belief 信念・思い込み →?
Consequense 結果となる感情や行動 →その人と同じチームで
仕事をするのが
憂鬱となり仕事中も
気になって気分が沈む
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Bを考える
(相手からAと意見の違うアイデアを提示された時、そして強い言葉を使われた時、どう思ったか)
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私の案の方が速くて生産性が高いし、相手の意見は絶対に間違っていると思った
強い口調で反対意見を言われたので、私の意見を全否定していると思った
とても嫌な気持ちになった
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↑☝️この部分がBとなります
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この理論は、AやCではなく、Bのとらえ方を変える事で、
ストレスやマイナス感情を軽減する、というもの
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相手から強い言葉で反論された時の事について、
その時感じた事について考えてみよう
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・相手の意見は絶対に間違っている
・私の意見を全否定している
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絶対に間違っている?
全否定している?
↓ ↓それは本当に、 絶対で、全否定でしたでしょうか?
もしかして思い込みかも?
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・相手はクオリティにこだわっていたので、スピードを重視したAさんの案は、Bさんから見たら危うく感じたかもしれない。
・工程によっては時間やコストをかける必要があったかもしれない。
・強い言葉を使ったのもAさんの意見を否定するのではなく、議論が白熱した結果かもしれない。
・全てのアイデアを否定したかったのではなく、全ての工程で速さにこだわることにリスクを感じたための意見だったかもしれない。
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その時☝️こう捉えていれば、もっと落ち着いた話しあいが出来たのかもしれない
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Bの思い込みや信念の部分に対する捉え方を変え、Cの結果を変えよう(Cは変わりそうですか?)
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落ち着いて相手の真意に何が有るのかを考える
しっかり聞くことで結果は変わる
(ABC理論をうまく活用する→Bの認知における『絶対』『べきだ』『はずだ』という断定的な思い込みの部分に気付く→かもしれないと思い冷静に対処)
※反対意見が出て自分の思い通りにいかなくても、絶対に自分が正しいと思い込まず、発言の真意に何が有るのかを考え、相手から話しを聞く事が大事。
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物事の受け止め方を変える事を意識してコミュニケーションを取り、ストレスを軽減していきましょう!