「キチガイ」発言で日〇レ謝罪 「過剰反応では」の声も
J-CA〇Tニュース1月16日(月)19時45分 日〇テレビ系の報道・情報番組でコメンテーターが「キチガイ」と話し、ほどなく女子アナが対象発言を明確にしないまま謝罪した。 インターネット上では、発言を批判する声が上がる一方、「過剰反応ではないか」といった指摘も出ている。精神障害者団体の関係者にも意見を聞いてみた。 米ソの核兵器開発競争を語る文脈 該当番組は2012年1月15日に放送された「真相報道バ〇キシャ!」だ。1954年のビキニ環礁水爆実験の影響を受けた周辺地域の「今」を伝えるコーナーで、コメンテーターの河上〇雄・元東京地検特捜部長が、実験当時は米ソ冷戦の中、東西陣営の対立が激しかったと指摘し、 「(東西陣営)両方ともキチガイみたいにどんどん原爆(核兵器)をつくろうとしていた」 と「キチガイ」との言い回しを使った。 その後、別の話題のコーナーをはさんだ後、番組終了近くに鈴江奈々アナが「さきほど番組の中に不適切な発言がありました。大変申し訳ございませんでした」と頭を下げた。 謝罪が、どのコーナーのどういう発言なのか、という説明はなかった。 氏の発言のほかに謝罪が必要そうな発言はなかったと受け止めた人が多かったようで、ほどなくネット上では「キチガイ発言で日〇レ謝罪」などと書き込みが始まった。「基地外」「キチ●イ」という表記を使う人もいた。 「不適切な発言」との指摘も出る一方、「そんなにマズイんだったけか?」「なんでそんな騒ぐの?いいじゃん」と「謝罪は過剰反応ではないか」という文脈の指摘も相当数並んだ。 「気違い→精神障害者」と言い換えを例示 テレビ番組内の「キチガイ」発言と謝罪は、過去にも例があり、例えば2009年3月のフジテレビ系「笑っていいとも!」でも、ゲストの女優が発言し、アナウンサーが謝罪した。 数年前に市販された共同通信の「記者ハンドブック」をみると、「気違い→精神障害者」と言い換えを例示している。「差別の観念を表す言葉」などは、「当事者にとって重大な侮辱(略)、あるいは差別、いじめにつながるので使用しない」との注意書きもある。単に言い換えの問題ではなく、「使われた側の立場になって考える」ことの重要性を指摘している。 テレビ各局も、おおむね同様の見解に沿ってそれぞれ独自に自主規制をしているようだ。 ちなみに、辞書「広辞苑」(最新の6版)によると、「気違い」とは、(1)精神状態が正常でないこと。狂気(略)。また、その人、(2)ある物事に熱中して心を奪われること。また、その人、とある。 一方、河上氏発言に対する謝罪については「過剰反応です」。核兵器開発競争を行う米ソに対する評価を「変に精神障害者と結びつけて」おり、違和感がある。 仮に本当に謝罪が必要なほどの差別だったとマスコミが考えるケースがあれば、「謝罪だけで済ませず、事前に社内で罰則規定を設けて罰するべきだ」。 、「謝罪は当然だ」という意見の人も当然いると思う、と話す人もいた。 ****************************************************** 確かに過剰反応ぽいけど、それで傷つく人がいるなら、対応を考えるのは悪くないと思うけど、あまりにも対象が漠然としてて抽象的ですよね。 家庭では使っている場合もあるので、そんな大事になるなら使ってはいけない、悪い言葉としてもいいのかな? 難しい問題ですね。 PR |
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