ゼミ生、大産大准教授を刃物で切る 殺人未遂容疑などで逮捕「授業に圧力を感じた」産経新聞2月16日(日)23時18分 大阪産業大(大阪府大東市)で15日にデザイン工学部の男性准教授(39)が研究室で刃物を持った男に襲われ、右手を切られる事件があり、大阪府警四條畷署は16日、殺人未遂と銃刀法違反の両容疑で、同大工学部3年の桐〇直斗容疑者(21)=同府東大阪市若江東町=を逮捕した。 同署によると、桐〇容疑者は准教授のゼミに所属。調べに対し、「先生の授業に圧力を感じた。先生がいなくなれば圧力を感じなくなると思った」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は15日午後6時40分ごろ、同大15号館9階にある准教授の研究室で、持っていた文化包丁を准教授に突きつけ、殺害しようとしたとしている。准教授は包丁を取り上げるなどして抵抗し、右手に全治2カ月の重傷を負った。 大学は休講日だったが、桐〇容疑者は准教授が出勤していると思い、自宅から包丁を持ち出して研究室に向かったという。同署は16日、関係機関から桐〇容疑者の犯行をうかがわせる情報提供を受け、桐谷容疑者を任意同行。容疑を認めたため、同日夕に逮捕した。 同大によると、桐〇容疑者は真面目で勤勉だったという。瀬島順一郎学長は「残念なことが起こってしまい、大変申し訳ない。原因を追求し、このようなことが起こらないように全力を尽くす」とするコメントを出した。 PR |
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