<金環日食>歴史的な天体ショー 21日各地で観測会■■■
毎〇新聞5月11日(金)18時47分 21日の朝、太陽が月に隠れてリング状に見える「金環日食」が広い地域で観察できる。国内では25年ぶり、近畿地方では282年ぶりとなる。通勤・通学時間と重なる午前7時半前後の2〜5分間というわずかなチャンスだが、歴史的な天体ショーを見逃すまいと、観測会やツアーが企画されるほか、日食グラスなども売れている。 国立天文台などによると、今回観測できるエリアは東京、名古屋、大阪を含む幅約300キロの帯状の地帯(金環日食帯)。東京、静岡、和歌山県串本町などを結ぶ「中心線」付近は、均整がとれたリングが見えるという。 ◇各地で観測会 大阪市北区の市立科学館のプラネタリウムでは、休館の月曜日を除いて毎日、学芸員が見どころを解説。今月6日までの約2カ月で計3万8000人が訪れ、ゴールデンウイークは連日ほぼ満席だった。大阪府泉大津市の小学4年、垣〇中茉乃さん(9)は「登校時間と重なるけど、最後まで見たい」と目を輝かせた。 チャーター便で太平洋上空9000メートルから観察するツアーも人気だ。7万円からで、企画した旅行会社「ジャルパック」(東京都)によると、窓側と隣席の計約80席は既に満席に。今月8日現在、100人以上のキャンセル待ちだという。 串本町も、町観光協会が記念Tシャツを製作し発売。当日は特産の「キンカン」を使ったグルメフェスタを開く盛り上がりぶりだ。 ◇注意点も 太陽を直視すると、目の痛みや視力低下などの危険がある。光学機器メーカー「ビクセン」(埼玉県所沢市)は観察用の日食グラスを 09年の皆既日食の時の約3倍にあたる200万枚強出荷した。同社は「既に50%売れた。当日の天気予報が晴れなら完売する」とみる。 マルミ光機(東京都)は、太陽を撮影するための減光フィルターを3万枚以上出荷。価格は1万円前後だが、品薄状態という。 国立天文台の縣(あがた)〇彦・天文情報センター普及室長は「曇りでも必ず日食グラスで目を覆って観察を」と呼びかける。 金環日食帯の北限にあたる京都市や兵庫県明石市、香川県さぬき市などでは、月の外周の凸凹から太陽の光が漏れ出て、ビーズのように見える珍しい現象「ベイリービーズ」が観察できそうだ。 今年は他にも、金星の太陽面通過が6月6日、月が金星を隠す金星食が8月14日と、「金」を冠する現象が三つ続く天文のゴールデンイヤーだ。縣さんは「天文ショーは夢や希望を与えてくれる。困難な時代だからこそ、多くの人に楽しんでほしい」と話した。【須田桃子】 ◇金環日食 日食は、地球と月、太陽が一直線に並んだ時に起こる。月は地球の周囲を楕円(だえん)形を描きながら回っており、地球からの距離が遠い時には月の見かけの大きさが太陽より小さくなる。その際、日食が起こると、太陽の縁が月からはみ出し指輪のように輝く。これが金環日食だ。逆に月の距離が近い時は太陽がすべて隠れる皆既日食となる。 2012 毎〇新聞社 ALL Rights Reserved ************************************ すごい盛り上がりですよね。 このために仔犬の学校はこの日登校時間を1H遅らせて登校なのです。 素敵な試みですが、職業を持つ主婦にはたまったもんじゃないですよね、今月は学校にお迎え訓練と登校班の出発場所に引き取り訓練とこの登校を遅らすというこれ。 私は今月は不定期にちらほらしか仕事してませんが、他のお母さんにはお疲れ様な今月です。 (ちなみに今月は運動会もあります(^_^;)) でもせっかくですので仔犬とちゃんと見ときます。 写真は無理かな…。 PR |
|