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百人一首 43
おくやまに もみぢふみわけ なくしかの
 こゑきくときぞ あきはかなしき
猿丸大夫(さるまるだゆう)
(古今集)
[通釈]
人里離れた山の奥深くで、散って敷きつめられたような紅葉を踏みながら鳴いている鹿の声を聞いたときこそ、秋がひときわもの寂しく感じられるものだなぁ。

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猿丸大夫で調べた。以下抜粋。
(生没年不詳(奈良時代後期頃の人物と考えられている)
 実在の証拠が無く、架空の人物である可能性が高い。三十六歌仙のひとりである。
 この人物の名前は、『古今集真名序』に見つけることができる。「大夫」としてあるので、元は高貴な身の上でありながら遁世した(いわゆる出家者)とみることができよう。これを「太夫」の間違いとして神職であるとする説もあり、そうなると百人一首の坊主の絵が間違いということになる。
 また、近江猿楽の祖となる「芸人」とする説もある。その他、「猿丸大夫は『怪僧』弓削道鏡のことだ」とする俗説もある。

ガサガサと紅葉を踏み分けて、
山奥の道を歩いていったところ、
ケーン、ケーンと鹿の声が響いてきたのです。
歌人はその声を聞きながら、
悲しげだなあと感慨にふけるのです。


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一応聞いたことはあるけど、どんな人かわからないので調べたけどよく判んなかった
猿丸大夫(さるまるだゆう)藤原公任が選んだ三十六歌仙のひとりに上げられているらしいんですが、生没年など詳しいことは伝わっていないらしいです。
この和歌は、ある秋、是貞親王(これさだしんのう)のお屋敷でひらかれた歌合せのときに作られた和歌だと言われていて、冬を迎えようとする秋の寂しさがよく伝わってくる、と解説してくれた人は書いてました。
でもなんだかわびしい歌を詠む人ですね~風流なのかもしれないけど。(^_^;)

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【2015/03/10 12:17 】 | 百人一首のお勉強 | 有り難いご意見(0)
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