読書批評:「 サ-カスギャロップ 」(崎谷 はるひ)
角川ルビー文庫
読書日:2011年10月3日
自分的評価:★★★☆☆
。
あらすじ:平凡な会社員の日下は、結婚も考えていた美久からの誤メールで、彼女の浮気を知る。悩む日下の元に阿東という男から「会って話そう」と連絡が。
美形で色気のある阿東に日下は圧倒されるが、彼との話で更に別の浮気相手が浮かびあがり、互いが被害者と気づき意気投合。
美久への対処を相談する内、阿東がバイだと知り、彼は「好きなんだよ。あんたみたいなタイプ」と言いだし…。
My感想:主題はBLってより元彼女(まだ別れてはないけど)の壊れっぷりですね。3股はすごいですよね。
「結婚」「恋愛」「H」と分けてるところがすごいです。そのへんは面白かったんですけど、これ【花が降ってくる】のあとに発生してて、そこにも登場した佐伯や理名も登場してて、【花が降ってくる】の主役たちは名前のみで登場はしなかったんですけど、その辺のくだりが描かれているので、それが好きだった人にはいいけど、私は特に好きではなかったので、ちょっと説明っぽく感じちゃいました。でもこの二人が幸せになってくれてよかった。気にはしてましたので。。
今市子さんのカバーイラストは幻想的なのでこの本には似合わないかなと思いました。あとこの本のど真ん中に来てほしい恋愛は盛り上がらない感じだったので、残念です。元彼女事件はすごく興味津々で読んでました。
あと、信号機シリーズの伊勢さん【だと思うんですけど】が名前だけでも出てて、良かったです。(信号機は好きなシリーズなので)
PR