読書批評:「勘弁してくれ」
(崎谷 はるひ )
((ダリア文庫))
読書日:2011年9月9日
評 価 :★★★☆☆
あらすじ:職場関係の浮気癖のある男と別れ話がこじれ、その時近くにいた男に即興で恋人のふりをしてもらって別れたが、恋人のふりついでに行きずりの行いをしてしまう。しかしその男とは、7年音信不通だったはとこの義崇だった。
再会以来無邪気に懐かれる義崇からは、あの時の情熱は見えない。年下でしかも親戚の義崇とこれ以上関係をもたない方がいいと思う慎一は、義崇によそよそしく接したが義崇の真意は違っていた。
MY感想:楽しく読めました。一部一人での行為は書きすぎだと思いましたけど、あとHがしつこいのでこの辺がマイナス要因です。あとは設定も、流れも、心情も良かったです。
年上は年下の方向性まで気になりそうですよね、確かに。
自分の方が上だからしっかりしなくちゃ、って思いそうだし。
そのへん良かったですよ。この人作品もっと読んでみたいです。
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