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「君の瞳に映るのは」感想
読書批評:「君の瞳に映るのは」(しいな 貴生)
ガッシュ文庫 
読書日:2011年10月6日
自分的評価:★★★☆☆



あらすじ:失恋した夜、ベッドにいたのは苦手だった奴で…!?高校の部活仲間との飲み会の席で、ずっと好きだった友人の結婚を知った、すぐる。
友達で十分と思っていたのに、いざ永遠に告白できなくなってみると辛すぎて…その夜、深酒をした。目が覚めると、エリートサラリーマンになった部活の元副部長・西嶋の腕の中。泣いて迫って記憶をなくすという失態を晒したらしいのに、西嶋に優しく受け止められていた。
完璧すぎる西嶋が苦手だったすぐる。でも、寂しさを紛らわすために、セフレ関係を結ぶことになり…。

My感想:セフレを好きになる、というある意味王道モノだが、菊池すぐるの心情はすごく丁寧に書かれている、と思う。主人公の気持ちが、河野から西嶋に流れるのは納得できる、けど西嶋サイドがよくわからない。嫉妬はあるけど、他が出木杉君みたいによくできてて、人間らしい感情がいまいち見えてこないのが、ネックかな。あとは流れに乗ってて普通に良かったです。
彼らが高校生活をいかに好きだったか、わかりますね。私は高校生活に思い入れがないので羨ましい気もします。

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【2012/02/25 09:57 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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