読書批評:告白 (湊 かなえ)双葉社
読書日:2010年5月17日 評 価 :★★★★☆ 第一章の部分を読んだとき、そのあまりにも暗い内容に ややげっそりしたけど、親から薦められた本だったし、 本を読むのは好きだったので、頑張って読んでみたところ、 入りづらくて入りづらくって‥苦戦してました。 私って一回その世界に入っちゃえば、凄い勢いで読めるんだけど、淡々とした独白のような文章や世界に馴染みにくかった今回。。 でも今日、最後まで読んでみて、その徹底した復讐ぶりに感心させられてしまった。 なるほど‥、と。これは本当に最後まで読んでみてって感じです。 最初の1章だけであきらめてしまうと鬱っっ‥だけど。 最後まで読むと‥なんだろう、一種のへんな心の奥底に誰でも隠し持ってそうな …暗い爽快感(?)みたいなものを持ってしまいました。 私の評価は5段階で4だけど、10段階では8.2くらいかも。 読みおわったばかりだからかもしれないけど、結構高い評価です。なんだろ、斬新な切り口で新しい世界を感じる、ってところかもです。 凄い陰湿といえば陰湿な話だと思うけど、後味はあんま悪くかんじない。不思議な一冊です。 でも大冒険やほんわり恋愛系・純粋な爽快感とか好きな私の趣味ではない系統の本だな。 ライトノベルズなら好物なんだけど、ね。 ↑これを読んだのは、去年でした。この後の読書本は、ライトノベルスや漫画や雑誌、HPの二次小説となっていて、まともなものはあまりありません。(しかし今の私はそれが大好物です。) PR |
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