読書批評:彩雲国物語 紫闇の玉座
(雪乃 紗衣) イラスト 由羅カイリ 角川ビーンズ文庫 読書日:2011年7月17日 評 価 :★★★☆☆ あらすじ:秀麗の活躍により、蝗害は収束へ向かう。けれどいよいよ劉輝には決断のときが迫っていた。王座を賭けた劉輝の最後の戦いに、秀麗は……!? 感想: 彩雲国物語シリーズの最終巻です。とりあえず終わった。ややむりやり上下篇にして終えた感じが否めませんけど…。 とりあえずこの巻については、主役の二人の心情のみをクローズアップしていて、その他の脇役さんたちがややおざなりかしらん、とさみしく感じました。 ともあれ、このシリーズは前半はまだしも、後半は好きな話てんこ盛りで私は楽しめたので、良かったといえば良かったのかな。と思いました。もう少し時間かけてみんなの心情にスポットライトあてて欲しかったな。これからスピンオフで出ればいいな。 私は、藍楸瑛(森川さんが演じていた)がたくさん出ていたところ注目でした。 彼が好きな女性を今後落とせるのかどうか、書いてほしいところです。 今、AS○KAでやってる漫画の方が前半期の話は分かりやすいですね。 因みに私はこのシリーズは11の“青嵐にゆれる月草”から持っています。 もろ森川さんの役目当てって感じです。まー、そういう好きになり方も良いんでしょうけど。 以下シリーズ順番 1.はじまりの風は紅く 2.黄金の約束 3.花は紫宮に咲く 4.想いは遙かなる茶都へ 5.漆黒の月の宴 6.欠けゆく白銀の砂時計 7.心は藍よりも深く 8.光降る碧の大地 9.紅梅は夜に香る 10.緑風は刃のごとく 11.青嵐にゆれる月草 12.白虹は天をめざす 13.黎明に琥珀はきらめく 14.黒蝶は檻にとらわれる 15.暗き黄昏の宮 16.紫闇の玉座(上下) PR |
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