読書批評:「純情不埒」(高遠 琉加)
B‐PRINCE文庫
読書日:2011年9月22日
自分的評価:★★★☆☆
あらすじ:
ホストの唯司は上得意客から旦那を誘惑してほしい、と頼み事をされる。 離婚に持ち込みたいらしく報酬ははずんでくれるようだ。 金を必要とする唯司は頼み事をひき受けて、作戦実行する。 しかし、不器用で繊細な佐倉にどんどん本気になっていく。
My感想:
本編は短め、抱き合わせの後日話のほうが長めだが、本編は駆け足のようになっていて感情移入しづらい。後日談の方がいい。唯司はイケメンで弁護士になり人気が高く、年上で平凡な歯医者でしかない佐倉は大人の理解を示しながらもいつも心の中で悩み、自分を卑下して、ついには先回りして唯司を手放そうとする。その葛藤がすきかな。
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