読書批評:「美しいこと〈下〉」(木原 音瀬)
ホリーノベルズ ¥900(税込) 読書日:2011年10月19日 自分的評価:★★★★★ あらすじ:松岡が気になる感情が、友情なのか恋なのかを知りたい。そう感じた寛末は松岡と頻繁に会うようになる。寛末にとって、明るくて楽しい松岡と過ごす時間はとても居心地がよかったが、その一方で、仕事ができて社交的、女性にもモテる松岡が、どうしてこんな自分を好きなのかと、卑屈にも感じていて…。そんな折、社内で大きな人事異動があり…。恋に落ちた二人の切ないラブストーリー。 MY感想:気が利かない人の無神経な言葉って、言われた人には痛いですよね、例え言った人が傷つけるつもりはなくても。。あらすじには恋に落ちた…とあるけどずっと片恋状態なのでラブラブ要素もほしい私は、ある種の緊張状態のまま一気に読みました。上下巻いっき読みしたので、映画みたいに直後ぼぉーっとしました。(そのあと2回読んだけど)いや、結構惹きつけられる話です。私の好きなウジウジグルグル(心の機微)入ってますし。どなたかのレビュー見て買ったんですけど読めて良かった。寛末視点、恋愛の熱は冷めて友情を続けて欲しい、っていうのは、追いかけといて勝手だ、と思うけどまごう事なきホンネって感じですよね。 あとは、結末後の2人の描写もっと欲しかった。色々あった2人だから幸せ状況をもっと見てもっともっと安心したい。ホント良かったです。 追記:この数時間後の物語『愛すること』を2012.6.8にやっと電子書籍にて購入しました★ 感想は別途記入しますが、良かった!(^^)! もっともっとこの二人が見たいです。それだけ魅力的な人物です。 ちなみに、付録にミニ物語がついてるという理由だけであんま聞かないBLCDを定価の3倍かけて購入。ほんとにこの話は大好き。 木原さんの話の中で今んとこ一番好きです。 PR |
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