2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:100冊 読んだページ数:23736ページ ナイス数:475ナイス 24年版 はじめての人にもよくわかる 年末調整の仕方と1月の源泉徴収事務の感想 今年の仕事では欠かせない本です。 凄く助かっています。 第一部の年末調整の仕方は、何度も助けていただいて素晴らしい。 でも自分では高くて買えません。 1600円+税 読了日:10月31日 著者: セクハラな恋人 (白泉社花丸文庫)の感想 陵クミコさんイラストに惹かれ購入。初読み作家さん。大手家電量販店地方支店にきた中山雄仁に、舐められない為突然賭けをする支店売上№1の清野晃央だが負けて『独占権』を与え四六時中付き纏われ美味しくいただかれてしまう…。大型店からの時期外れの転勤に左遷との噂が飛ぶ中山に、再挑戦し『独占権』を取戻そうとする、そんなお話。なんとなく物足りなさ有。雄仁を初めから色眼鏡で見ていたのは結局晃央だったから、彼の言葉が信用出来なかったんでしょうかね?新町使いが上手くない、でも好きな設定だったので全体的には割と面白かったです。 読了日:10月30日 著者:魚谷 しおり 獣と純情 (SHY文庫01)の感想 初読み作家さん。恋人にフラれ大泣き場面を通りかかった高校生・爽太に慰められて以来つきまとわれ、宮束皐は悩んでいる。鋭い視線と逞しい体躯を持つ爽太を面倒くさがりの皐は、距離を取ろうとするも付き放しきれずに毎日が過ぎる。アパート大家が借金を残し失踪し住家を失くした皐は爽太の家に居候することになる・・・そんな二人の話。爽太のたどたどしい純粋さと衝動的な部分のアンバランスさは好ましかったけど、実家が893な必要性は感じなかった。お兄さんでスピン出すなら伏線になる感じなのかもしれないけど。でも年下攻めは好き。 読了日:10月29日 著者:柊 モチヨ 大長編ドラえもん (Vol.7) のび太と鉄人兵団 (てんとう虫コミックス)の感想 7.『のび太と鉄人兵団』弟の本売却の為再読。スネ夫ご自慢のラジコンを羨ましがりドラえもんに強請るが一蹴される。だけど空から1つづつ落ちてくるようになった部品を組み立てるうちに巨大ロボットが完成、のび太は巨大ロボットを持ち主だという女の子・リルルに返すが、彼女は地球を侵略に来た鉄人兵団の一味だった、そんなドラえもん一行冒険話。1987年作品。 感情を持たない「ロボット」だったリルルが、のび太と知り合い、しずかに助けられ看病されて人間を知っていき、良心に目覚め自己犠牲して人間世界を守る所が良かった。 読了日:10月28日 著者:藤子・F・不二雄 大長編ドラえもん (Vol.10) (てんとう虫コミックス)の感想 10.『のび太とアニマル惑星』弟の本売却の為再読。ジャイアンとスネ夫には馬鹿にされたが、動物達が擬人化し言葉を話す動物だけの世界へ行ったのび太は、犬型人間のチッポと仲良くなる。地球に戻り日常生活を送っていたが、渡してたトランシーバーから助けを呼ぶチッポの声がする。月に住むというニムゲが攻めてきたと聞き助けに行く、そんなドラえもん一行冒険話。 1990年作品。「ツキの月」を使いたった一人で敵地に赴き人質を救った弱虫のび太の珍しい活躍ぶりや、悪人間だけじゃなく良い人間も居るんだってところが良かった。 読了日:10月27日 著者:藤子・F・不二雄 らせつの花 4 (花とゆめCOMICS)の感想 4巻。日向羅雪・星野夜行・岩月九竜の勤める天川緋一郎事務所の今回依頼者は、依頼者の放火した家の娘の霊だった。九竜の過去に触れるこの巻、焼き殺されて悪霊となった娘が依頼者を襲うのを阻止しようとするところに、羅雪の誕生日を1年後に控え、事務所員・空木葵の意識を乗っ取った巨大な力を持つ悪霊が現れる。羅雪を狙う悪霊の力がかなりのものだと判り、1年後は不吉な予感満載だけど、巻末についに九竜が羅雪に告白。でも羅雪は夜行がやっぱ好きで、夜行は守護霊ゆららがまだ好きで…な△な感じ。しかし葵と緋一郎も気になるのは私だけか? 読了日:10月26日 著者:潮見 知佳 大長編ドラえもん (Vol.4) のび太の海底鬼岩城(てんとう虫コミックス)の感想 4.『のび太の海底鬼岩城』弟の本を売却の為再読。夏休みの旅行に海底の山に行くことにしたのび太達だが、ジャイアンとスネ夫にはバミューダ沖で宝探ししたい思惑があった。ガイド・バキーちゃんに乗り黙って宝探しに出た2人を探し合流するが、海底人に捕獲。禁断の死都にある鬼岩城…昔滅びた高度文明都市の防衛システムが火山活動を誤認・それを解除する、そんなドラえもん一行冒険話。 昭和58年作品。VHS持ってます、勿論大山さんの。作者写真は藤子不二雄先生2人写ってます。弱虫バギーの決死の行動に当時感動しました 読了日:10月25日 著者:藤子・F・不二雄 らせつの花 3 (花とゆめCOMICS)の感想 3巻。日向羅雪・星野夜行・岩月九竜の勤める天川緋一郎事務所の今回依頼者は、夜行の高校時同級生の弟・天道大。明るいキャラで羅雪にもフェミニストぶりを発揮する大に憑りついた悪霊とは…、幽霊退治話モノ3件。前巻出来事をきっかけに夜行を益々意識しだす羅雪。九竜は羅雪が好きっぽいけど気づいてもらえないし、まだ形になってないけど羅雪と九竜と夜行が△になる予感大のこの巻。事務所員・空木葵が羅雪より1つ年上設定も吃驚、高校生に見える…。11話は、葵の優しさが緋一郎を救い羅雪を救っている、無償の心に癒されるのが良いですね。 読了日:10月24日 著者:潮見 知佳 漢検 10級 過去問題集 平成22年度版の感想 今度子供と試験を受けるので、隙を見てちょいお勉強〜。 読み書きよりも画数問題が不安です。 子供が受かって私が落ちたらどうしよう(゜∀゜;ノ)ノ 読了日:10月23日 著者:日本漢字能力検定協会 百鬼夜行抄 13 (ソノラマコミック文庫)の感想 大好きな世界観の風情のある本の13巻が出ました。『石段の底』『赤将軍到来』『名前のない子供』『別室の客』『亀裂の家』『取りかえ子』『毒の皿』の7本同録。 今回も幻想的で素敵でちょっと恐い話てんこ盛りでした。伶の若い時分の八重子さんとのお話はとても好きです、もっともっと見たいな、早く恋になった所まで見たい~。開の話も好きです。律も前巻で青嵐の契約が切れてどうなる事かと思ったが、今巻は思ったより困っていなかったな。しかし開が再び行方不明って…。これでもう少し若返って戻ってきたらもっと楽しいかもしれません。 読了日:10月22日 著者:今市子 ハッピーエンド (リンクスロマンス)の感想 シリーズ6冊目、中古買い。辛い恋によって心に傷を負った元エリート銀行員の三津谷雅至は、映画監督・木佐の個人事務所で働いていた。今ではすっかり事務所の雰囲気に馴染んでしまった三津谷だったが、若手美術監督の泰丸適とは予算絡みでいつも角を付き合わせていた。ある日、三津谷は叔母に呼び出されしつこく見合いを勧められる所を、偶然通りかかった泰丸を強引にひきこみ恋人のふりをさせてしまう、そんな俳優シリーズ?最終巻。この2人も悪くは無いんだけど、なんか脇〔前作登場人物〕に目が行きがちになる。3CPで6冊のが良いと思う 読了日:10月21日 著者:水壬 楓子 万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)の感想 初読み作家さん。東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”は誰が何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女鑑定士・凛田莉子23歳と出会う。万物の真価・真贋・真相を見破る能力で様々な事件を追う、事件話。読み易い文章だが急に過去に飛ぶ構成が苦手で読みづらかった、後半に慣れたけど。信じられない程天然キャラの劣等生だった莉子の変化描写を入れたかったんだろうけど違和感。でも終盤いきなりの経済破綻描写からかなり面白くなる。なぜそうなったのか早く2巻が読みたくなる。 読了日:10月20日 著者:松岡 圭祐 Cluster―12 world adventure story (2)の感想 本棚発掘再読。「CLUSTER2」?天宮界を救う為、ガーディナル〔天宮界を司る7人の者達〕捜索復活をする天宮の王女クレア。ログストーンで逢った謎の少年・アストルと水皇界ウィンラージを訪れ闇の侵攻を防ぎ1人目のガーディナルを目覚めさせ、次に地惶界エトリオへ渡り鍵となる守人テリスが消息不明とその姉メテアに聞き、捜索依頼される。エトリオでの異変に気付くライアスとイルデは調査、正体不明の敵に強力そうな力を使うアストル、と謎多く加速度を増す冒険ファンタジー。複雑伏線が一杯で直ぐに判りづらい、が面白い 読了日:10月19日 著者:秋山 たまよ,CLAMP CLUSTER 1の感想 本棚発掘再読。「CLUSTER1」?創世時世界は12の球となり天宮を中心に周回し始めた、2千年経ち闇の影が忍び寄る。ガーディナル〔天宮界を司る7人の者たち〕の復活のみが天宮界を救う鍵を握るという。天宮の王女クレアは旅立ったまま戻らぬ長姉のエトラに代わりガーディナルを探す旅に出る、冒険ファンタジー。 〔水皇界ウィンラージ編〕神殿の巫女・那海と亡き恋人・領威。〔エトリオ編〕守人・メテアと双子妹テリスが守っていたが妹が幽閉され均衡が破れた、そんな地でのガーディナル探し。4年前や紋章、謎が沢山。 読了日:10月19日 著者:秋山 たまよ,CLAMP クラスターの感想 本棚発掘再読。多分、これが「CLUSTER0」なのかな?CLAMPに居た秋山たまよさんのファンタジー、クラスターのワールドやキャラ紹介などの紹介本。天宮界〔クラスター〕世界でのお話、冒険モノ。主人公はこの世界の天宮の血をひく3人の王女の末娘・クレア、大冒険を夢見る元気な少女。ログストーンの原住民・パウル族が可愛い。〔目が大きくてパウパウとか言うんです!〕 闇の一族の勢力が強くってかなり主人公側劣性なとこで続刊〔6巻?〕止まってるから、続き出してほしいな…。是非この作品を思い出してくださいね★ 読了日:10月19日 著者:秋山 たまよ BLEACH―ブリーチ― OFFICIAL ANIMATION BOOK VIBEs.の感想 子供が捨てるらしくその前に拝見~。シールや口絵位置に小さいポスターが有り、ファンなら嬉しい。一番初めのルキアとの出会いのシーン懐かしい。この時の英語チックなエンディング曲〔Life is Like a Boat〕は結構好きで他の気に入ってる曲と共にたまに聞いてます。雛森が可愛いので冬獅郎との会話も大好きでした。もっと彼女を出して欲しかったな。優しそうバージョン藍染もやっぱ好き、総隊長も好きです。カラーのアニメ画像入りなので、場面場面がすぐに思い出されて便利。設定資料集も人数の割に少ないが有り。 読了日:10月19日 著者:久保 帯人 メテオ・ラバーズ (リーフノベルズ)の感想 沙野風結子さん作家買い、評判見てたので中古購入。夏休中だけ古家で一人暮らしを始めた高校生・加月。一人眠ってたその時凄まじい物音で空から何かが家に降ってきた。それを追い怪しい謎の男がいきなり家に侵入。精悍な顔立ちをしたその男・京悟は、隕石を探すメテオ・ハンターだと名乗り、加月の家に落ちた隕石を探す許可が貰えるまでここを動かないと勝手に住みつく。強引な京悟は何かと反発する加月に、次々と淫らな悪戯や恋を仕掛けてくる、そんなお話。メテオ・ハンターという変わった職業をうまく活かせていなかったがあっさりと軽く愉しめる 読了日:10月18日 著者:沙野 風結子 桜姫 (キャラ文庫)の感想 水壬楓子さん作家買い。野性的で精悍な連邦犯罪捜査局捜査官・シーナは、頻発する異星人犯罪を取り締まる仕事だ。捜査局視察に訪れた怜悧な美貌の超エリート高等判事秘書官・フェリシアの護衛任務がくだる。フェリシアの辛辣で無愛想な態度にはうんざりだが命令には逆らえない。がその夜、シーナはフェリシアになぜか熱く誘惑される…そんな近未来ラブロマン。シーナ家族の過去事件の謎解明されますが、なんだかまだウヤムヤ部分がある様な?シーナとフェリシアってよりもお勧めはシーナの相棒・犬型宇宙人のランディ、彼との掛け合いが楽しい。 読了日:10月18日 著者:水壬 楓子 オレの愛を舐めんなよ (キャラ文庫)の感想 粗筋に惹かれて購入。榊花月さん6冊目読了本。レストラン支配人・野々宮の悩みは、九歳年下の幼馴染で標グループ御曹司の覇王。事故で両親を亡くした野々宮は、標家に引き取られ覇王の遊び相手だった。昔は天使のように可愛らしかった幼馴染も、19歳の今唯我独尊で傍若無人なオレ様男に成長、レストランに来ては野々宮に絡んできたり、冷たくあしらえば捌ねる、覇王に呆れつつなぜか突き離せないそんな2人のお話です。設定は良いと思う、年下攻めは大好き、でもさ文章があんま好きじゃないし、折角の設定が活かされてなくてもったいない。 読了日:10月18日 著者:榊花月 BASARA (16) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。本編終了後番外編。『ナカマ』聖と那智の幼馴染コンビ昔話と恋の予感話。『ダカラ』浅葱がなんで朱理を嫌いかって話。…それか。『カタナ』4本の刀に纏わる昔話。『カナタ』朱理と更紗の本編終了後話。『サラバ』新橋視点。『タカラ』多聞と増長の幼馴染話。『ハカマ』夜郎組の蜂也視点話。『パジャマ』カナタ後ラブラブ休日話。『サラダ』凪は一体何者なのかって話。揚羽と浅葱の出会い、菊音とお市、朱理と更紗の世界への船出とか、もっと沢山見たかったな~『ワカバ』再び激動『サラサ』現代の二人。 読了日:10月18日 著者:田村 由美 BASARA (15) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。浅葱が国王の後継者・蒼の王として居る城に単身向かったタタラを追い、朱理も今帰仁と共に城へ向かう。四君子の蘭と梅に行く手を邪魔されるが同じく四君子の菊音に助けられ先に進む。菊音対蘭と梅戦。浅葱と対する更紗に割り込む朱理と今帰仁だが、更紗はタタラとして浅葱にその場を任せて国王を探す。浅葱対柊戦。揚羽は太郎ちゃんの情報から城崩壊を止めようと地下で奮闘。タタラが単身で行動した為軍より個人が活躍するこの巻〔個人行動多すぎで吃驚だけど〕本編終了巻だけあってそれぞれの結末がドラマティックで熱い。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (14) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。ジャーナリスト太郎ちゃん死亡に悼む前巻、それでもタタラ対 赤の王の戦は続く。命を懸けた太郎ちゃんの情報を貰ったタタラ軍は壊滅を免れる。 その隙に大老萩原の軍が朱理を寝返り後ろから攻撃、国王軍同士の戦いをタタラは静観。朱理は残せないものを連れてきたと、白の王から借りた暗殺者・柊と相対する。今帰仁とのタッグで漸く相討ちしかも柊逃走。朱理のこの腕を失くした後の演説もまた凄い、政治家に向いてそうな人だよ。揚羽が大老萩原を暗殺した為、蓬莱山遷都計画頓挫。しかし西の大老・橘は感激屋だね。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (13) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。ジャーナリスト太郎ちゃんが蓬莱山で潜入調査中、朱理を訪ねてきた西の大老・橘。王家を憂いた橘で考えさせられた朱理は、ナイチンゲールをしてた更紗の母に会い京都に入る。更紗は国王後継者に赤の王・朱理がなるという菊音からの情報に動揺するもタタラとして戦う決意をする。民や王を信用させる為天迄届く防御壁を作ると豪語し実行する朱理や、情報を紙におこそうとするも追い詰められる太郎ちゃん、戦中でも分り合ってるような朱理と更紗等見所多!多少無理な行動や設定も凌駕し、もう本とにドラマテイックに展開。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (12) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。紫黒の都では黒の王の影武者と正室・紫の上が、赤の王・朱理のシナリオで引退を表明。側室・最上の部下甲斐の数馬に加勢された、最上と黒の王を罠にはめる。タタラ暗殺に乗り出した柊の部下によって母船が沈没、柊に殺られそうなところを菊音に救われ、黒の王引退表明に朱理が関わっていたことを知る。元黒の王の領地で国王軍と戦う朱理の陣中見舞のワインの差し入れや、引退表明の時の朱理と今帰仁の会話が好き。そして夜間外出禁止令の出た京都では数名の要人暗殺が行われていた。ジャーナリストの太郎ちゃんも潜入調査。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (11) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。国王の御膝元の京都で、大仏開眼式をぶち壊し王の威信を失墜させなおかつ、奴隷も開放する事に成功したタタラ。朱理の作った蘇芳を少しづつ蘇らせるタタラ。千手姫が出産し、柊がタタラ暗殺に乗り出す、朱理も更紗もお互いの事を考えるこの巻は、味方として遊山が増えた朱理が、ユウナや今帰仁と共に四国の人質を解放。そして紫黒の都で黒の王の正室・紫の上を菊音と飛騨の市松と共に助け画策し、側室の最上は黒の王と共に居城を空ける。その隙にと作ったシナリオが、最上の部下甲斐の数馬の為座礁する。中々会えない二人です 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (10) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。蘇芳の戦いでついにお互いを認識した2人は戦意喪失。赤の王朱理は自傷し、タタラは腑抜け動けなくなる。更紗は揚羽に富士山麓まで連れ出されショック療法を受け徐々に自分を取り戻すも、精神は落ちつかず。一方の朱理も自刃傷を浅葱によって助けられる。黒の王の領地・紫黒に潜入した更紗は、黒の王の正室・紫の上の傍近くで1人、隙を見て交渉をしようと目論み、紫の上・その部下お市・浅葱やその背後人部下である菊音・太郎ちゃん・多聞と鹿角へ向かう。しかし浅葱はなんだかんだいって構ってほしい末っ子みたいな感じだね 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (9) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。蘇芳の都を赤の王に代わり現在収める国王直属の大老・北の桃井、闘わず絵を描いて悠々と暮らす息子・穂積、蘇芳で配信される新聞を密かに作っている穂積の恋人・廉子、そんな蘇芳にタタラが潜入。蘇芳改造計画を推進しようとして反対する廉子とその建物に絵を描いて阻止する穂積、剣を持たず対抗する2人は本当に凄かった。廉子逮捕の後の穂積との2人の運命はほんとせつない。どさくさに蘇芳を奪還した赤の王朱理と終盤、戦場で相対するタタラ、この巻迄しか読んでない人はこの後どうなんの!とソワソワ落ち着かないこと必至 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (8) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用。東北の人々と話をしようと望むがなぜか網走刑務所に送られる更紗と浅葱と揚羽。〔那智も後を追ってる〕その地は王弟の支配する地底の国だった。東北の増長からの頼みごと〔多聞探し〕処理や、囚われのハヤトも見つかり、赤の王の従兄弟という看守・風の梟に朱理の姿を見て慰める更紗等見どころ満載。那智や角じぃやなぜか敵の筈の群竹も活躍するこの巻。多聞を救出し増長とも仲良くなれた、って感じでどんどん人の輪が広がっていく。そこが素敵な物語ですよね。揚羽も厳しいねぇ。そして人を騙す時は良い顔するんだね、浅葱。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (7) (小学館文庫)の感想 本箱から発掘再読、保存用。沖縄に攻め入る日本軍を相手に朱理の機転もあり勝利した後、朱理と行動を別にし東北へ向かう更紗と浅葱と揚羽と那智。一方朱理はユウナや今帰仁達と共に四国を訪ねる。赤の王が生きてると知った更紗は憎しみにパワーをもらい東北の人々と話をしようと望むが約束を破り網走刑務所に浅葱と揚羽と更紗は送られる。〔那智も後を追う〕大統領と裏取引し身を引いた今帰仁の兄・運天の生き様がせつなく熱い、この巻から東北や北海道の刑務所編がスタート。朱理似〔従兄弟らしい〕看守・風の梟と出会う。揚羽の本気度UPですね 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (6) (小学館文庫)の感想 本箱から発掘再読、保存用。部下に謀反をおこされ国を失った朱理は、沖縄に渡りその土地の人々の意志に触れ色々考える。そして光を取り戻す為に南下し養生してた更紗と再会。沖縄で二人は自分達が造りあげる国の形を模索する。沖縄に攻め入る日本軍を相手に、ユウナや今帰仁達は朱理と共に南の島から反撃する、そんなこの巻。大統領と裏取引し選挙から身を引いた今帰仁の兄・運天の生き様、朱理のカリスマ的大ぼら吹きっぷり、赤の王の都の廃れに憤り寝返る兵士たち、等見どころ満載。冷酷で荒削りでもTOPの魅力に溢れてる朱里がかっこよかった。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (5) (小学館文庫)の感想 本箱から発掘再読、保存用。乱戦のなか更紗は兄の敵・錵山将軍を倒すがその代償に傷を負い視力を失う。一方、赤の王の都・蘇芳では浅葱の企みにより恐るべき計画が密かに進行していた。熊野の若きグループ那智や聖を味方にして赤の王と対するタタラ軍、熊野での茶々対錵山戦有り。太郎ちゃんや芭蕉医師、ユウナに今帰仁登場。錵山将軍や四道等、朱理の統治に惹かれた男たちの最期が悲しい。やっと沖縄編です、ここ場所での幸せな2人を早くみたいな。朱里が沖縄の色んな平和な場面を通して王とは何か…に疑問を持つ、いい切っ掛けだと思う。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (4) (小学館文庫)の感想 本箱から発掘再読、保存用。人間狩りレースや龍の生け贄にされる民、残虐な快楽に溺れる蒼の王。その地獄の都・青藍はついに鉄仮面の騎士・雷蔵を指導者とする独立軍の手に落ちた。王は死ぬが彼は偽王で、真の蒼の王の名は「浅葱」だった 。タタラ軍にうまく入り込む浅葱は各国にくさびを打ちつける。錵山将軍の男気や千草との関係がせつない、この巻。那智と聖、登場。浅葱がかなり画策してて攪乱させられる両軍。個の人間として良い人であっても、立場が違えば180℃変わるんだね、とこの本を見ると何度も思う。平和の尊さを感じさせられる。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (3) (小学館文庫)の感想 本箱から発掘再読、保存用。海から現れた火の山・桜島で勇将・四道の仕掛けた罠が更紗を待ち受けていた。揺れる大地の上での決闘、更紗が死地に追いつめられたその時、四道めがけてハヤトの矢が飛ぶ。タタラは3本目の宝刀を求め更紗として朱理と関東へ旅立つこの巻。ハヤトや茶々等仲間は徐々に増えるがまだメンバー勢ぞろいしてないし、千手の憤りタタラ側の言い分の違いに戦争を感じた。更紗と朱理の仲良し船シーンは嬉しい。当時殺人レースは衝撃だったし、少女漫画なのにかっこいい筈のヒーローが欺く為とはいえ坊主になってて吃驚したなぁ。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (2) (小学館文庫)の感想 本箱から発掘再読、保存用。赤の王に捕えられてしまった村人を助けだそうとした更紗は、敵の罠にかかり多くの犠牲を出した。敵の強大さ無力さに絶望し、長老の4本の宝刀を集めよという遺言を頼りに単身九州・桜島の朱雀の村を目指す。宝刀の一つ“朱雀の刀”があるというが、更紗はなんとか九州の地にたどり着き、タタラと名乗る偽者・ハヤトと出会う第2巻。当時、更紗と朱理の立場を知らず好意を高めていく様子になんだか震えが来ました。朱理の従兄・四道と千手の恋の結末も哀しい。お互いの心情や立場を理解し正義がぶつかる様子はたまらない。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 BASARA (1) (小学館文庫)の感想 本箱から発掘再読、単行本もあったけど保存用。文明が滅びて数百年、暴君に支配されたこの国に生を受けた双子タタラと更紗。“運命の子供”が駆け抜ける、衝撃のジパング伝説第一巻。運命の少年として生まれたタタラの双子の妹・更紗は好奇心旺盛な元気な女の子、そして国王の末子で残虐な赤の王、その2人の邂逅編。村を壊され多くの人の死を悼み乗り越える為泣きながら突っ走る少女と、乱世を非情に生き抜くがまだ年相応の顔を持つ朱理との、当時お互いの立場を知らず出会った2人がいつ正体を知るのかをドキドキしながら読んでました。 読了日:10月17日 著者:田村 由美 キャスティング (リンクスロマンス)の感想 シリーズ5冊目中古買い。ハリウッドスターのジーンは、映画監督・クレメンから映画出演依頼を受けた。海兵隊を退役し次の目的も見つけられず田舎へ帰るという時、ジーンは旅行中のクレメンに偶然出会い彼を助けた事があり、そのきっかけから俳優を目指したのだがクレメンはジーンを覚えておらず、ジーンは掴み所のないクレメンに自分を刻み込もうと、オファーを受ける代わりに身体を要求する…そんな映画業界話。年下攻めですが両方年齢が高い為落ち着いちゃってる感有り。普通に楽しめましたが、スターの華やかさは感じなかったかな。 読了日:10月17日 著者:水壬 楓子 今日から俺は!! 3 (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、保存用文庫版。高校デビューの1年金髪・三橋とトンガリ頭の伊藤、名コンビ物語。『俺の恋路編』『神よ、我に力を編』『捨て石編』『青春のアーチ編』『ケチャケチャ編』『カッコいい人編』『逆襲激怒編』『取り消し編』『いきなししつれー編』『不良はこうでなきゃ編』『クマったなぁ編』『タマキンケリ編』『ココホレワンワン編』『俺のキン…編』『バカばっかし編』『勇敢な少年編』『武闘家の意地編』『オニの三橋編』『理子の応援編』『妙な人間関係編』『勝算ある限り編』不良掃溜高校・開久に喧嘩売るから始まる諍い 読了日:10月16日 著者:西森 博之 大長編ドラえもん (Vol.11) (てんとう虫コミックス)の感想 11.『のび太のドラビアンナイト』弟の本を売却の為再読。のび太としずちゃんは絵本入りこみ靴を使い絵本話を実体験してたが、ジャイアンとスネ夫の乱入で話がメチャクチャになる。ところが、怒って帰った筈のしずちゃんは、絵本の中から出られなくなってしまっていた。アラビアンナイト絵本の中に居ることを知りちょっと頼りないロボットガイド・ミクジンを先導に助けに行く、そんなドラえもん一行冒険話。 1991年作品、DVD持ってます、勿論大山さんの。藤子F不二雄先生写真有。焼かれた絵本もタイムふろしきで直して! 読了日:10月15日 著者:藤子・F・不二雄 らせつの花 2 (花とゆめCOMICS)の感想 2巻。羅雪・夜行・九竜の勤める天川緋一郎事務所にはいった今回の依頼は、空き家の民家の幽霊祓いだった。悪霊と言うほどでもないその霊を簡単に祓おうとした羅雪だったが、不意をつかれ霊の感情に呑まれてしまう。同調する弱さを抱え強くあろうとする羅雪に夜行がかけた言葉から夜行が気になる羅雪、そんな幽霊退治話モノです。九竜の能力となんだか少し黒いような様子がきになりますよね。守護霊の方のゆららもちらっと登場してます。 読了日:10月15日 著者:潮見 知佳 らせつの花 第1巻 (花とゆめCOMICS)の感想 本箱発掘再読。悪霊退治のお仕事に励む18歳の日向羅雪は強力な霊能者だが男にはもてない。そんな羅雪が勤務する天川緋一郎事務所に本に憑いた霊を祓ってほしいと星野夜行が依頼人として現れる。夜行は羅雪から悪霊の残り香を嗅ぎ詰るが、仕事をするうちに相互理解する。案外便利な夜行を霊退治に是非加えたいと、同僚の言霊使い・九竜を使い、仕事先の図書館を辞めさせた羅雪たちの霊退治のお話。前作『ゆららの月』から数年後設定の今作、大卒の夜行は22~3歳辺りでしょうか。ふとした時に不穏な感じのする九竜や食えなさそうな所長等彩り有。 読了日:10月15日 著者:潮見 知佳 極道と愛を乞う犬 (白泉社花丸文庫)の感想 小中さんデビュー作『指先がすれ違う』良かった為、893系は苦手だけど期待して購入、そして撃沈。気ままなヒモ暮らしの犬崎隼人は、知らずに六和会直系八祥組組長の情人に手を出し調教される。監禁調教した若き組長・鷲頭譲介は、更に八祥組準構成員に仕込む。家族の暴力のせいで荒んでいた隼人は最初こそ反発してたが、冷酷でも組員から絶大な信頼を集める鷲頭に徐々に惹かれるが、鷲頭には複数の愛人がおり隼人自身も六和会の跡目争いに巻き込まれる、そんなそっち系話。譲介が数々の愛人を差し置き隼人を好きになった過程が判らなかった。 読了日:10月15日 著者:小中 大豆 大長編ドラえもん (Vol.8) のび太と竜の騎士(てんとう虫コミックス)の感想 8.『のび太と竜の騎士』弟の本を売却の為再読。のび太達は、地下空洞に自分用の部屋を作るが、スネ夫が空洞奥底で驚くべきものを目撃。翌日、決定的瞬間を捉えようとしたスネ夫はのび太達とはぐれ、残る四人は先に帰ったと思い家路につくが、スネ夫が空洞にとり残されていることが判り、救出に向かう。そこには地底世界と進化した恐竜達が居た、そんなドラえもん一行冒険話。 1988年作品、どこでもホール壊れたらタイムふろしきで直せばいいのに…って思った私は案外道具に精通してんのか?良い感じに収束しましたがオチは相変わらず。 読了日:10月15日 著者:藤子・F・不二雄 恋とはどんなものかしら (花音コミックス)の感想 題名に惹かれ古本屋で中古買い。独身男が集まるアパートに越したサラリーマン・百目鬼はそこに住む堅物眼鏡美人の二ノ宮に恋をした。風呂場の全裸やエプロン姿にドキドキと鼻血が止まらない。でも二ノ宮は毎日のように喧嘩してる女にだらしない住人・彩賀が好きらしい。彩賀は、管理人の弟・侑に妙に好かれ辟易する毎日を送っている…そんな一つ屋根の下の恋物語。蜜柑によろしくが可愛い、可愛いcpです。口は悪いけど人のことを考える彩賀と健気な侑のCPも良い感じ。 読了日:10月15日 著者:夏水 りつ ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)の感想 待ってましたの49巻ですが、やっぱあんま進んでない。でも周りの動きを描いてるし、心理描写も前より丁寧なのかもしれない。視力異常がある姫川亜弓は廃墟の「紅天女」試演会場に不安を抱き、対照的に「ごっこ遊び」感覚で楽しもうとする北島マヤ。だが亜弓は廃墟に一瞬梅の谷を見て演じられる確信を得る。一方自分の決断の為に心を病んでしまった鷹司紫織に速水真澄の決心が決まるこの巻。一度言ったことを何回も撤回する彼もどうかと思うが、やっぱ私の予想的に月影先生と同じ轍を踏みそうな二人。現実的じゃない決断は彼らしくないような…。 読了日:10月15日 著者:美内すずえ ハッピー!(2) (講談社漫画文庫)の感想 再読、単行本持ってましたが保存用に文庫版購入。盲導犬・ハッピーとの共同生活を経て結婚した香織、妊娠出産子育て…と親になる不安を共に乗り越えていく、盲導犬漫画文庫版、連載第12話~22話を収録。 『母親の資格』『新しい笑顔』『ハンディキャップ』『約束』『犬のサンタさん』『別離の時』『最愛の人へ』『信じられる者』『風と季節への第二歩』『信頼の一言』『生命20:18』イソちゃんとよき理解者となる大園登場、妊娠関係あれこれ話はそんな突っぱねなくてもいいのにな、とお母さん達に同情。盲導犬の事がどんどん判る本。 読了日:10月15日 著者:波間 信子 イズァローン伝説 (1) (中公文庫―コミック版)の感想 本箱発掘再読。人々と自然が分かたれてなかった頃、樹海に埋没する小国々は他国との繋がりを森によって遮られ各々独自の文化で栄えていた。イズァローン国もその一つで両性の身体から成人になるにつれ男女に別れる筈が今だ未成熟のままの王子・アル・ティオキアは、父王の命令により隣国イシュカへ送られる。古代からの文化を受け継ぐ神秘の国で思いもよらぬ歓迎を受ける一行だったが悲しい別離が待っていた、そんな王国話、少女漫画なれど壮大な物語の序章。ルキシュの青くとも懸命な所が好もしい。ティオキアと一緒になれれば良かったのにね。 読了日:10月14日 著者:竹宮 惠子 アクマくんにお願い (白泉社文庫 ひ 2-20 アクマくんシリーズ 1)の感想 本箱発掘再読。アクマくんシリーズ文庫本、単行本は持ってるが保存用購入。とはいえ今シリーズは未完なのでどうしようか悩み中。〔作者完結させる気なし〕魔界を飛び出し人間界にきたアクマくんこと魔界の王子・アムカは史郎に世話になり同居、そんな彼らのドタバタ青春話6編。『アクマくんにお願い』史郎との出会い~同居まで話。『夢見る翼』幼馴染のアシャに引っ掻き回される話。『危険な恋人’83』惚れた人が出来た話『天使の輪を持った魔女』チャチャ親子話『黒の女王に捧ぐ』母の日話『魔界きってのろくでなし』アシャとの婚約話 読了日:10月14日 著者:日渡 早紀 どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)の感想 眠れない夜に電子書籍コーナーを何気に見たらレビュー数多の今作を発見、皆さんの良いの声に押され電子書籍購入。転職職場に初出社の日、嶋はエレベーターで二日酔いの男・上司となる外川と会う。無遠慮で図々しいが気遣いを忘れない外川に惹かれるが傷ついた過去の経験から一歩踏み出せずにいる嶋と、忘れる事の出来ない家族の記憶を抱えながら傷つく事を恐れず嶋を想う心を隠さない外川の不器用な恋のお話。外川の家族トラウマの無さは引っ掛ったが終盤で乗り越えた事が判明、前向きだね。嶋のトラウマ乗り越え話ですが普通に楽しめました。〇 読了日:10月14日 著者:ヨネダ コウ ゆららの月 5 (花とゆめCOMICS)の感想 本箱発掘再読。美少女守護霊憑きの月輪ゆららと、炎を操る天道明と水結界の星野夜行の学園幽霊退治恋愛物語。前巻で明の制止を振り切って夜行のもとへ行ってしまった守護霊モードゆらら。2人の男性に想われ苦しむゆららを見てられず離れる明、夜行はゆららを近くで見守る。諦めようとしても諦めきれず淀んだ明の気に悪霊が多数寄ってくる、4人の想いが交差し結末が出る最終巻。気弱風のゆららが霊の気持ちを判り、微力でも何とかしたいと思う、月の如く微かな輝きに力を貰えました。守護霊ゆららと別れた夜行の続きは夜光救済話「らせつの花」へ 読了日:10月13日 著者:潮見 知佳 ゆららの月 4 (花とゆめCOMICS)の感想 本箱発掘再読。美少女守護霊に守られた月輪ゆららと、炎を操る天道明と水結界の星野夜行の学園幽霊退治物語。前巻で夜行を振って明とラブラブのゆららだが、失恋に意気消沈で憂いを身に着けた夜行とはギクシャク。霊能者でゆららの幼馴染・大空高時が訪れ昔話したゆららの守護霊との出来事を語る。好きな為守護霊モードのゆららに弱い夜行は諦めきれず変身させようと画策、守護霊姿時ゆららが夜行に向ける眼差しを見守護霊ゆららの行動を見て、明が決意するこの巻。今迄とは桁違いの冷戦状態の明と夜行、終盤はかなりの△恋愛モードです。 読了日:10月13日 著者:潮見 知佳 ゆららの月 3 (花とゆめCOMICS)の感想 本箱発掘再読。美少女の守護霊に守られた月輪ゆららと、炎を操る天道明と水使い結界の星野夜行はぎくしゃく。好きな明に好きと言われたゆららだが、他の女子にも言ってる現場を見て地味にショック。夜行はゆららと明が仲良くするのが面白くなく細やかな?嫌がらせを明にする。〔しかし明気付かず〕しかし夜行の告白に応え、守護霊モードのゆららから夜行にキスした事で完璧に三角になるこの巻。守護霊姿時は夜行を普段は明を好きな自分に戸惑うゆらら、そんなことあるのか謎だが面白い。ゆららのじいちゃん〔※霊〕登場。ゆらら初除霊成功話は〇。 読了日:10月13日 著者:潮見 知佳 ゆららの月 2 (花とゆめCOMICS)の感想 本箱発掘再読。美少女の守護霊に守られた月輪ゆららと、霊を退ける炎を操る天道明と水を使い結界をはれる星野夜行はクラスメイトだが、3人でなんだかんだと霊を天に還らせる日々にも慣れてきた。明が気になるゆららだが女の子全般に優しい明の事を好きになるのはハードルが高いと諦めモードだった所、明が中学時代に好きだった女教師の霊が現れ明を引きずり込もうとするお話。明と夜行の仲が面白く笑える。明の好きな人の件が片付いて、明とゆららの距離が急接近、そして夜行もゆららに好意を持っている三角。潮見知佳さんの絵やっぱ好きだな。 読了日:10月13日 著者:潮見 知佳 ゆららの月 (花とゆめCOMICS)の感想 本箱発掘再読。潮見知佳さんは吸血鬼のヤツがとても好きだったので当時結構別作品も気になっていました。月輪ゆららは一見普通の気弱な女子高生だが、霊が見える特質を持っている。クラスメイトの天道明と星野夜行は彼女の素質を見抜くが、霊に襲われそうになった2人の前でゆららが真逆の性格に大変身なお話。霊に同情し、泣いたり出来るなら助けたいと願う、力が無くても優しいゆららは、消極的だがとってもいい子。周りに変な子と思われつつ送る学校生活の中で同じく霊が見え多少特異な力を持つかっこいい男の子2人に構われる構図はおいしい。 読了日:10月13日 著者:潮見 知佳 きみと暮らせたら (キャラ文庫)の感想 杉原さん作家買い。実家を出、男ばかりのシェアハウスに入居する大学生の一哉の隣室には、十年前に別れたきりの幼馴染・真帆が居る。花より可憐だった美少女は、眼光鋭い強面な男前に大変身、昔は「大きくなったら一緒に住もうね」と懐いてきたのに今は一哉に無愛想で素っ気ない。そのくせ一哉から目を離さず世話を焼いては、他の住人とは違う特別扱いしてくれる…そんな判りづらい真帆と判らず悩む一哉の話。真帆の判りづらい性格が読みづらさを与えてましたが、危なげない安定とよく見ると可愛らしい描写で幼馴染み再会モノを普通に愉しめました。 読了日:10月13日 著者:杉原理生 好きになるのが、怖い。 (SHY文庫02)の感想 題名と穂波ゆきねさんイラストに惹かれ購入。羽生有輝さんとしては2冊目読了本。無気力無責任無感動に育った北条楓は、会社役員としてダラダラ過ごしてきたが咎められクビを免れる為明和学園でチャリティー活動をする。見た目のいい無愛想職員・神田哲哉と出会い、やる気無さを隠さない態度を批判され楓は益々投げやりになるが、夜街で前カレと揉めている神田を見かけ遊びで身体を重ね、セフレのような友人のような状態が続き恋になっていく、そんな二人の話。序章の楓が好きじゃなかったが子供に関わり恋に触れ成長する様がとても良かった。 読了日:10月12日 著者:羽生 有輝 蝶宮殿(ファラーシャマハル)の王子様 (アルルノベルス)の感想 作家買い中古購入。沙野風結子さん27冊目読了本。淡恋情を持つベノール王国第一王子ナイルスに招かれた望の仕事は、蝶宮殿囚わる第四王子ムスタファの無聊慰めだった。鬱屈に荒れるムスタファだが次第に生来の屈託なさを見せる。ナイルスの施政者としての冷酷さに疑問と迷いを持った望は、誤解からムスタファに媚薬を盛られ凌辱される、そんな幽閉された王子と翻訳家の話。悪くないがナイルスへの思いをいっそ貫いてそんな彼と対立しながら愛情を育てる話を観て見たかったけど、そしたらムスタファがかなり可哀想だからやっぱこれでいいのかな? 読了日:10月11日 著者:沙野 風結子 いつか夢の中で (白泉社文庫)の感想 本箱発掘再読。『いつか夢の中で』『私は不思議』『夢はあなたの心の願い』『あなたに歌を』『4月の雨』『私の願い』ぐーたらお姫様・シェンナと魔法使いマース話。好きな男子に意地悪する姫と律儀に対応するマースとの冒険交じり物語、告白させようと画策する勇ましい?姫にほのぼの。『慶長スラップスティック』忍者を辞め追われるキリ『ミセスウォルフォードの遺産』アイラが貰ったのはアンドロイド?『未来は君のもの』営利誘拐したジェイン話、祖父の言葉に感動『誰かが待ってる』未来への話『夏休み』河童話『シンデレラ』パロ 読了日:10月11日 著者:遠藤 淑子 マカロニほうれん荘 (3) (秋田文庫)の感想 本箱発掘再読。ストーリ-無きが如しの、40歳乙女?金藤日陽こときんどーちゃんと月に一度正気に戻る歳ちゃん25歳〔歳三〕と2人の尻拭いをする15歳沖田総司との高校やアパート・菠薐荘でのお話。歳ちゃんのお見合い話とか、総司の寝床とか戦場にてとか、天然の大学生ルミたんとか、七味とうがらし先生する歳ちゃんとか、有の最終巻。本当に皆キャラ濃くて懐かしい、トシちゃんもててるね。ほんと抜粋が残念。 読了日:10月10日 著者:鴨川 つばめ マカロニほうれん荘 (2) (秋田文庫)の感想 本箱発掘再読。ストーリ-無きが如しの、40歳乙女?金藤日陽こときんどーちゃんと月に一度正気に戻る歳ちゃん25歳〔歳三〕と2人の尻拭いをする15歳沖田総司との高校やアパート・菠薐荘でのお話。分身とか、クマ似の女の子・稲子ちゃんとか、カッコいい火星人の父とカンガルーの間に生まれた歳とか、そうじ狙いの中島とか、設定が変すぎて苦笑。「海より深く反省」や「こんな生活もー嫌」「たまりませんわ」等ギャグ言多し。『週刊少年チャンピオン』に連載してたギャグ漫画。抜粋3冊なので完璧本じゃなくてホントに残念です。 読了日:10月10日 著者:鴨川 つばめ マカロニほうれん荘 (1) (秋田文庫)の感想 本箱発掘再読。はちゃめちゃギャグ極め付け!と帯に有。好きなギャグ漫画、そんなわけでストーリ-はあって無きが如し。とにかくぶっ飛んでる40歳金どーちゃんとグラサンを外すとかっこよさげに見える歳ちゃん25歳と新入生の沖田総司15歳の高校やアパート・菠薐荘でのお話。それにしても初めの頃のきんどーちゃんの顔と後半と違いすぎ~。フンフングシュングシュンと嘘泣きする実は強い歳三の正体とか、ノォーと叫ぶ受難のクマ、美人先生文子、歳が大好きなルミたん等登場人物も変わり者が多く笑える。完璧本でないのが残念。 読了日:10月10日 著者:鴨川 つばめ 凍った夏の日 (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。短編集。『3人目が消えた』先輩・万里の殺人現場を見たちひろ、一緒に見た晴香も殺され…動機吃驚。『凍った夏の日』義母不在で独り暮らしする杳子宅に拳銃持ち男が押入る話、どんでん。『殺意には蒼いリボンをかけて』毬子がジゴロの一哉を殺す決意話。『午前0時の逃亡者』和美に髪切り殺人事件の容疑者・村瀬俊生が接近し目撃者証言してくれとせまる話。『何かが闇で見ている』選民主義の生徒会の実態話。『自殺者ルーム№404』過去2人も死んでる部屋の話、病んでる。『ウイークエンドの招待状』招待券から始まる話。 読了日:10月10日 著者:篠原 千絵 お菓子の家: 〜un petit nid〜 (プラチナ文庫)の感想 凪良ゆうさん作家買い、読むに当たりスピン元「夜明けには優しいキスを」再読。前作主人公・西塔要の恋人だったDV男・加瀬弘明話。リストラされた加瀬は、強面パン屋店主・阿木に声を掛けられバイトする。無愛想で人付合いが分からない加瀬は店の温い雰囲気に馴染みがなく戸惑うが、火事に遭い阿木と同居し惹かれていく。優しくされればされる程阿木に依存する加瀬のトラウマ克服話。猫や里央使いが控えめだった。要もちらっと登場、幸せそうで安心。イラストは前作の高階さんが良かったかな、そのイメーシだったので…。でも良いお話です。 読了日:10月10日 著者:凪良 ゆう 土曜日にはきっと行くから (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。短編集。『土曜日にはきっと行くから 』茉莉に飛行機事故で亡くなった恋人と最後に隣り合わせた男が現れる、記憶話。『雨の似合う部屋』えみかは先輩の七宮を見てるだけで幸せだったが、目覚めると5年程記憶が飛び大好きな七宮の恋人として同棲してた話。『健全な精神は健全な肉体に宿るわけではない』『フリンということ』高校の保健室仲間・漫画描きの田中真紀・自宅バーで働く本橋龍太郎・不倫の噂のある小沢一葉の事件簿。『いつか黄昏に出会う』見知らぬ女の子ふうちゃんの危険感知夢を見る生まれ変わり話。保健室話が好き。 読了日:10月9日 著者:赤石 路代 天使かもしれない (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、連作短編集。『天使かもしれない』誘拐事件解決に活躍『宇宙人と一緒』勇気を『神話になった午後』タイムスリップ先戦国時代で信長くんにお嫁入り『ソフトボーイ』『シャワーロード』『17日めのショパン』天才ピアニストが濃子に憑り移る『六本木心中』『水中都市』の8つ入り。つるちゃんとジャイアンツを愛する高校生「のーこ」こと川中島濃子は、一見エキセントリックで能天気だがもしかしたら彼女は天使かも?な話8編「のーこ」シリーズ完全版。田村由美さんの「BASARA」好きですが、こういう本も楽しい。 読了日:10月9日 著者:田村 由美 そして5回の鈴が鳴る (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読、短編集。表題作粗筋曰く→その鈴を拾った時から少女の悪夢が始まる。美しく澄んだ鈴の音が響くたび少女は男を殺めていく。鈴の音に込められた死霊の怨念、そして隠されていた悲劇…。、と有。『訪問者は真夜中に』『そして5回の鈴が鳴る』『優しい殺人者』『目撃者にさようなら』『冬の花は鎮魂歌』『クリスタルドール』『眠る街』『紅い伝説』の8つ入り。短いけど1つ1つが様々なサスペンス物語になってました。この中なら私は1つ目の家族愛モノが好きだけど、4つ目のどんでんも好みかも。 読了日:10月9日 著者:篠原 千絵 愛と欲望の螺旋 外伝風の章 (双葉文庫 ふ 20-6 名作シリーズ Teens LOVE)の感想 本編再読後番外篇を知り購入。『ホメオスタシス』龍我の前カノ・諒子との出会編過去、題名が深い。『宵待髪』まあやの散髪する泰我、過去。『とっておきの唄』泰我と普通にデートがしてみたいまあや過去。『シークレットキー』泰我とまあや最終巻結婚前、再会~同棲迄。『マチガイノコイ』同棲時『葡萄酒の約束』結婚後『寄生花』亡母過去話『リセット』『もいちど会いたい』龍我と女話『ギブス』別話、本編CPいちゃつきを尻目に龍我救済話的な彼の新恋愛が見たかったので残念。蛇足的な短編集は本編とはあんま関係ない感じなのでドナ。 読了日:10月8日 著者:冬森 雪湖 大長編ドラえもん (Vol.21) (てんとう虫コミックス―まんが版〓映画シリーズ)の感想 21.『のび太と翼の勇者たち』弟の本を売却の為再読。出木杉から聞いた鳥人伝説に心躍らせるのび太だが、しずかの飼っている鳥ピーちゃんを捕まえる途中で偶然に鳥人のグースケと出会う。グースケを元の世界に送り出すときにジャイアンやスネ夫に邪魔されたせいで4人と一匹?はグースケの世界に入り込んでしまう、そこから始まるレース有りピーちゃんとの再会有、伝説の勇者イカロスを牢獄から奪還等等ドラえもん一行冒険話です。2001年作品にしては、人間がパラレル世界にたどり着き鳥を進化させ鳥人間を作った下りには吃驚。 読了日:10月8日 著者:藤子・F・不二雄プロ,藤子・F・不二雄 幼稚園教諭―最新重要問題と要点解説 (国家・資格試験合格シリーズ)の感想 昔子供を持つ前に、ちょっとなってみたかった為に買った本でしたが、本箱発掘時掘り出しました。ぱらぱらめくったところ、一般教養等が多めに入った問題集です。 暇になったらやってみてもいいかもしれません。 読了日:10月8日 著者: 開いているドアから失礼しますよ (新装版) (ビーボーイコミックス)の感想 山田ユギさん作家買い。「最後のドアを閉めろ!」に出ている本田兄弟〔長男次男〕モノ。本田家長男・正一は税務署員、ある日仕事先で消息不明の次男・俊二と再会する。2人は10年前一度だけ一線を越えその翌日俊二が出て行って以来だった、そんな兄弟再会モノ。『小間使いの日記』うーんこの本田本には別物語不要かと思うが、ユギさんの短編はやっぱどっかいいな。表題作は、10代の別れの描写とか、壁越しの二人の描写とか、好きなとこてんこ盛り。永井篤と三男・賢三も勿論登場。この一家+永井は魅力的だから是非どっかでもう一度会いたい。 読了日:10月8日 著者:山田 ユギ PR |
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