2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:9988ページ ナイス数:179ナイス ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁 (角川ホラー文庫)の感想 ホーンテッド・キャンパス4巻。雪越大オカ研では、海で夏合宿をする事に!幽霊が視える草食系大学生・森司も、片想いの美少女こよみとのお泊まりを夢見て試験勉強に励む日々。だが「黒ミサっぽい儀式で、学生が殺されるのを見た」と言う男子学生に図書館で出会い…そんな「さいなむ記憶」や、小5の泉水と小6の麟太郎の「追想へつづく川のほとり」、イベントサークルCPの「ファイアワークス」、肝だめし等有青春イベント合宿の「うつろな来訪者」、こよみの親戚話の「死者の花嫁」が収録の青春オカルトミステリ4弾!今回も亀進を愉しみました 読了日:12月1日 著者:櫛木理宇 海賊と姫君―Eternal Lovers (ティアラ文庫)の感想 TL多量買いの一つ、初読み作家さん。弟以外の一族を皆殺しにされ、領地を奪われた姫君マディーナが、弟王子と逃げ込んだ船は、竜の様に危険な男レオンが率いる海賊船だった!弟と共に領地の正当な権利を持つ印璽を国王の元に導く為、レオンに専属奴隷契約をさせられ、純潔を奪われるマディーナ。身体だけから始まった関係だが、レオンの独占欲は真実の愛へと変わっていく…そんな海賊と姫君の恋話。なかなか愉しめました。細部はかなり違いますが、昔読んだ藤田貴美さんの漫画「Captain Red」を思い出しました~。どっかにあったかな? 読了日:12月2日 著者:花衣沙久羅 先輩とは呼べないけれど (キャラ文庫)の感想 作家買い、中古。真面目で堅物な保健所職員・理人は、過去のとある事がきっかけで潔癖気味。だが理人の新上司の保健所長として、高校時先輩で初恋の相手・及川が!優等生だった面影はどこへやら、くたびれた白衣を身に纏い飄々とした風情の及川。本気とも冗談ともつかない言葉でからかわれ、ペースを乱されて戸惑うが、十年ぶりに同じ時間を過ごすうちにあの頃の想いが甦る…そんな同職先輩後輩話。潔癖症や犬とのエピ良かったです。過去、日の下にさわされたっていうから、皆に言いふらされたのかと思ったけど違ったのね。この2人又読みたい。 読了日:12月3日 著者:可南さらさ Deep Clear―「Honey Bitter」×「こどものおもちゃ」 読了日:12月4日 著者:小花美穂 ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者 (角川ホラー文庫)の感想 本屋へ行く時間確保しそのまま衝動買い&復路電車で読了、ホーンテッド・キャンパス第5弾。大学祭間近の雪越大学。霊感系大学生・森司は、美少女こよみに焦れったい片恋中。だが飲み会で高校同級生・果那と再会し、ストーカー撃退したいという頼みで、森司は彼氏役を引き受ける事に。そのせいで所属するオカルト研究会内で二股疑惑をかけられる森司!しかも果那が、吸血衝動を持つという相談者と共にオカ研を訪れる…そんな青春オカルトミステリ第5弾!「告げ口心臓」「啼く女」「まよい道まどい道」「姥捨山奇譚」が収録。じれっ恋の亀行進も良い 読了日:12月5日 著者:櫛木理宇 ラグジュアリーな恋人 (エタニティ文庫) 読了日:12月6日 著者:日向唯稀 ディール (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 文庫化により今迄中古で買っていたものから一新購入。人材派遣会社「エスコート」でオーナー秘書をしている水嶋律は、トップ・ガードの一人である延清美弦と暮らしている。九ヶ月前、ヤクザとつながる義兄の奸計で見知らぬ男達に襲われていた律が、偶然通りがかった延清の「こいつらに輪姦されるか、俺一人に犯られるかどっちがいい?」という提案に乗り、救い出されたことから二人の関係は始まった…そんなお話。徐々に信頼(共依存?)してく感じが素敵なCPです。書下ろしの「クラブ」は延清のナンパを見たいという律に休日、クラブに行く話。 読了日:12月7日 著者:水壬楓子 この男を俺に下さい (ビーボーイコミックス)の感想 レンタル屋さんで見かけ何となく読了。結婚=打算と妥協…と信じる、イケメン婚活アドバイザー獅子内和也が、長らく結婚できない男・永野渉38歳の新担当に!挙動不審だけどそれは極度のあがり症の為…とびきりピュアで一途な彼に全会員紹介するも撃沈。しかも少人数のパーティでも緊張で倒れる体たらくだが、前向きな姿勢にどんどん惹かれていき、仕事と恋の狭間で悩むうちに、秘めた想いは爆発…キスしてしまう。そんな婚活業界を舞台に、「真実の運命の人を探す」ロマンス物語。展開はよめるが描き下し付だしまるっと一冊この話なのが嬉しい。 読了日:12月8日 著者:佳門サエコ ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜 (角川ホラー文庫)の感想 ホーンテッド・キャンパス第6弾。草食男子大学生・八神森司に訪れた試練。それは簿記の試験と、美少女こよみへの片想いを妨害する昔馴染(男)。学生時代陸上でいつも敵わなかった彼に翻弄されつつも、こよみへのXマスプレゼントを買う為、森司はバイトをする。だが引っ越しバイトで訪れた先は、飛び降り自殺を繰り返す霊が棲むマンションだった…シリーズ再恐エピソード他アネゴ肌・藍の過去など「旅籠に降る雨」「白のマージナル」「よくない家」「異形の礎」が収録の第6弾!人間って怖い人も居るよなぁ…そりゃ解決出来なくても仕方ないよね。 読了日:12月9日 著者:櫛木理宇 溺愛カンケイ! (ベリーズ文庫) 読了日:12月10日 著者:松本ユミ GIFT 読了日:12月11日 著者:真崎ひかる 俺物語!! 6 (マーガレットコミックス)の感想 レンタル読了。付合って半年余り。初キスも済ませラブラブ進行中の猛男と大和の2人。現在の心配事は、妊娠中でしかも臨月を迎えていながら元気一杯家事をこなす母、猛男は心配でハラハラな毎日。猛男を頼りなく見ていた母が何と出産時に思いがけず猛男の成長を実感する出来事が起きる!そんな猛男の男気全開話、と、砂川に毎年チョコをくれる無記名な人が砂川に手紙を渡そうと後をつけていた?気配に気が付いた猛男は不覚にもその手紙を川に落してしまい…そんな、砂川にも恋の予感?なお話序章収録の6巻。やっぱ幸せな気持ちにさせられる漫画だ。 読了日:12月12日 著者:アルコ 0能者ミナト〈2〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第2弾、中古。江戸時代──寛延年間に村人全て殺戮したという怪異「鏖」、長く封じられていたそれが眠りから覚醒。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり関係者を震撼させていた。へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は「面白いかどうか」、人を跡形もなく吹き飛ばす前代未聞の怪異──だが湊の腰は重い。皮肉げに「解決してみせるが、期待はするな」と不可解な言葉を放つ。実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでいた──事態は驚くべき展開を見せていく!そんな二巻。成程、人間が一番怖いっていう感じか…。愉しめました。 読了日:12月13日 著者:葉山透 王女と奴隷 虜の姫は傲慢な舌に溺れる (シフォン文庫)の感想 中古屋で表紙買い。継母達から冷遇され、国では醜いとされる容姿も疎ましい孤独王女エヴェリーナ(18歳)は兄以外には、植物の声に慰められる日々。だが敗戦しエヴェリーナは敵国の城へ連行され、王太子ラレンツォの捕虜に。和睦条件にエヴェリーナを強引に花嫁にすると言い出すラレンツォだが、手袋を外さない彼には知られざる過去がある様だった…そんなお話。エヴェリーナとその兄との仲を誤解し何度となくそれを問うラレンツォからの恋情は丸判りなので多少の強引さは許容できたし、Hは多いが物語の展開もあんま無理なく案外愉しめた 読了日:12月13日 著者:木ノ咲もか,真敷ひさめ ワイルド・ワイルド・ウエスト (ショコラ文庫)の感想 旧版既読、文庫化にあたり購入。会社と妻に裏切られ、エリートコースを脱落した斎木明紘は、傷心を癒す為訪れた米国で牧場柵を壊してしまう。そこに颯爽と現れたカウボーイのダグラスは、話も聞かず明紘を投げ縄で捕獲。逞しく不遜なダグラスに怒り半分、怯え半分で弁償を申し出たが「金の問題じゃない」と拒否され、何故か牧場にしばらく滞在する事に。自分を「カワイコちゃん」扱いして口説くダグラスのふざけた態度に、初めは腹を立てていた明紘だが、一緒に過ごすうちに惹かれていく―そんなお話。高尾さんの馬好き感が伝わってきて愉しめる作品 読了日:12月14日 著者:高尾理一 純情ロマンチカ (18) (あすかコミックスCL-DX)の感想 エゴかテロが載っているか気になりレンタル読了。宇佐見とお祭りにいく美咲が、はしゃぐ反面気がかりなのは、卒業後に宇佐見の家を出るべきかということ。不安に襲われつつも美咲は一つの決意を宇佐見に伝えるが…。&薫子と水樹も再登場の上、又引っ掻き回して…そんなドッキドキラブレッスン18巻!本編CPの暗雲や色々な出来事にはやっぱ関心が無い私。(強いてあげれば丸川書店で働く社会人関係・他作品の人物との絡みには興味がある)今回エゴは無く、テロ有るが、だかしかし1頁のみ…で落胆。でも忍と同居することになったのは進展か。 読了日:12月15日 著者:中村春菊 バベルの歌姫 -身代わり王女と悪霊歌姫- (B’s‐LOG文庫)の感想 バベルの歌姫シリーズ3巻目、身代わり王女としては2巻目、中古。(バベルの歌姫 ‐悪霊娘と落ちてきた恋人‐は未読)国境を越え、一路バベルの塔を目指すが、露店で買い食いした毒入り飴が原因で、サフィーネが重病に倒れ、ラシードは瀕死のサフィーネを地元貴族邸で療養させる事に。だが少年貴族当主・ジャラールがサフィーネに一目惚れし邪魔されまくる……互いに秘密を持ちながら、二人は目的地に到着できるのか?、そんなお話。展開に余分部分が多く感情移入もしずらく、愉しめる部分も有るのだが、微妙。キャラとか悪くないんだけどなぁ。 読了日:12月16日 著者:夏目瑛子 溺愛ウェディング ~林檎姫の淫らな蜜月~ (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。先代伯爵の遺言で、現伯爵のレナルドと結婚した子爵令嬢アリス。レナルドは“彼女をこよなく愛し世継ぎを生ませよ”との先代の遺言に従い、新妻に片時も離さぬ勢いで愛情を注ぐ。幼少時偶然彼に逢った事のあるアリスは、その頃から彼に憧れていたが、彼にとってこの結婚は、父亡遺言に従っただけなのでは…という事が気がかり。そんな時、毒入りワインを呑んでレナルドが倒れる事件が起こる…怪しい容疑者は彼の妹弟?事件調査するアリスのお話。犯人丸わかりで床描写多く、新婚溺愛甘々という視点でも今回は愉しめず。 読了日:12月16日 著者:京極れな 思い出狂想曲 (ガッシュ文庫)の感想 作家買い、中古、75冊目読了本。イベントプランナー会社に再就職を果たした丈太郎。家賃を払う金もなかった丈太郎は、親切な若社長・森山績からの申し出で同居を始める。績の優しさに惚れ込んでしまう丈太郎だが、過去の痛手から恋愛に踏み出せない。男28歳、今押さずにいつ攻める?と、ある晩覚悟を決めて猪突猛進に績を誘う丈太郎。上手くHに漕ぎ着け二人の関係は順調に思えたが、績の元恋人のプロ野球選手が結婚式依頼にやって来てぎくしゃくしだす…そんな二人のお話。付き合ってからは安定して読めましたが、その前は今一だし普通印象かも 読了日:12月16日 著者:剛しいら 月刊少女野崎くん (4) (ガンガンコミックスONLINE)の感想 レンタル読了。「野崎梅太郎」は「佐倉千代」にドッキリを仕掛け、それを参考に少女漫画を仕上げることに。しかし何故か出来上がったのは食漫画。男子達だけで乙女ゲー&お泊り会したと思ったら、舞台は打って変わって恋の定番夏祭りへ――みこりん凄ぇ。面倒くさがりの野崎弟初登場!先の読めないラブ&ギャグが白熱する少女漫画家男子の読めない日常第4巻。地味に面白くってやっぱ好き。「現実は残酷」~のローレライと若松のネタや、休日逢瀬にヒントだけで逢おうとする3人や、お泊りして結局先に寝る野崎とそれをほおっておく面々等も愉しい。 読了日:12月16日 著者:椿いづみ バベルの歌姫 -身代わり王女の無謀な駆け落ち- (B’s‐LOG文庫)の感想 粗筋に惹かれ中古購入、王が決めた縁談に反発し王国カタラスの只一人の姫君が恋仲だった剣士と愛の逃避行に踏み切った……と人々は噂したが、それは事実無根。王女を追いかける羽目になった剣士・ラシードは城壁を守る下級兵で、王女の顔さえ知らなかった。魔術師ファールーンとの邂逅後、なぜか王女は帰城せず、サフィーネと名乗り身分を隠してバビロンの都に向かう。その裏には、王女にとってショックな真実があった……そんなお話。展開が綺麗に流れないのがどうも難点だが、さりとて面白くないわけじゃないので、取り敢えず次巻も追いかけます。 読了日:12月17日 著者:夏目瑛子 運命の悪戯 ~隠された記憶と囚われの花嫁~ (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。落馬で記憶を失い自分が誰かも判らなかったシャルロットに対し、夫だというバルニエ伯爵・ルイ。初対面としか思えないルイとの夫婦としての距離に戸惑う。決して嫌じゃないけどでも本当に彼と結婚していたの?優しくて、時に強引なルイに翻弄されながらも愛に応えた時、身元を知る人物・ロワイエ卿が現れ、確執がある隣所領地のオランジュ家の娘と判り夫婦と偽っていた事も知り嘆きつつ家に戻るが…そんなお話。良く見る類の記憶喪失ものだが、最中のスケベ親爺のような言葉もいただけないが、それ以外は割と愉しめた。 読了日:12月18日 著者:京極れな スレイヴァーズ ラヴァ (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 「スレイヴァーズ」文庫化の2巻。社長令息の倉橋柊一は、父の死を切っ掛けに使用人の冴木鷹成に家も会社も奪われた。更に彼の奴隷となり陵辱を受ける日々を過ごしていたが、時折見せる冴木の優しさや、命がけで自分を守った事で徐々に心を開いていくが、冴木が卑劣手段で父を騙し裏切って会社を手に入れていたと聞いた柊一は、絶望と怒りから「奴隷契約の破棄」を告げるが―そんな第二弾。書下ろしは、確かにグレイス迄読んでから見た方が笑えるかも。私もゴルフコンペ優勝後の下りは吹いた。案外可愛いヤツだよね、そういえばまだ22歳だもんね。 読了日:12月19日 著者:華藤えれな 完結版 アーシアン 5 別巻 秘密の花園 (創美社コミック文庫)の感想 本箱発掘再読。(他巻を発掘してないけど先に登録)秘められた恋、禁じられた想い、人の心中の誰にも言えない秘密を閉じ込めた花園。ミカエルとラファエルそしてルシファ、三人の愛と憎しみの物語。3人というが、ガブリエルもいて4人だと思う。そしてちはやと影艶は、脇役さん達のその後話の片鱗から幸せそうな感じがしてほっとするけど、ミカエルのその後が気になるんですけど!あの後、あの人どうなっちゃってるの?過去話も愉しいけど、そこが知りたかった~。タキを蘇生させようと頑張る美幸とか、大七とかエルヴィラとかのちょい登場は嬉しい 読了日:12月20日 著者:高河ゆん 0能者ミナト〈3〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第3弾、中古。死なない死刑囚を殺して欲しい、矛盾している奇妙な依頼。対面を果たした死刑囚は物静かで端整な青年だったが、その本質を知り慄然とする。不死者ゆえか死を愛する殺戮者、しかも毒物等あらゆる方法をもってしても蘇るという。自分の死が楽しめないから殺すのだと嘯く青年。いかなる怪異が不死をもたらしたのか、本当に殺すことはできないのか?そんな事象に挑む「蘇」や、夢魔に侵される山神沙耶のお話「夢」、閑話の「贈」が収録。死なない人を解明する話はグロ部分を斜読したけど、興味深く読めた。夢魔編も愉しめた。 読了日:12月21日 著者:葉山透 皇帝の求愛 ~身代わり寵妃は甘く乱され~ (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。絵を描くのが好きで、工房で働く没落貴族の娘・珪霞は、後宮に上がる双子妹が貴妃昇格という知らせを受けるが、身体が弱く子を授かる自信がない妹は「珪霞が出産して」と言い出す。本当は自分が後宮に入る筈だったのに免れた負い目がある珪霞は、無事に子を産んだら再び入れ替わる約束で後宮に入る。これ迄どの妃とも閨を共にしなかった皇帝・蒼祥だが、珪霞に対してはなぜか執拗に体を求めてくる。皇帝・蒼祥を本当に愛し始めてしまった珪霞は…そんなお話。設定が駄目、なんで恋になったのか説得力もなく、好きになれず 読了日:12月22日 著者:京極れな あの日、校舎の階段で (ショコラ文庫)の感想 高校時親友だった笠井亨と遠藤圭祐だが、遠藤がゲイの友人を不登校に追い込み、仲違しそのまま疎遠に。同窓会で十年ぶりに再会し、又友人付合いが始まるも、笠井は遠藤が自分をずっと好きだった事を知る。友達でいさせてと言う遠藤を切り捨てられず一度は受け入れるが、自分に向けられる執着と欲望の視線に耐えきれず、遠藤の前から姿を消す。しかし遠藤に家を突き止められ…そんな衝撃作、ノベルス未収録作と書下しを加えた文庫化モノ!引越し後からのストーカー行為等は確かにドン引きだが、執着や揺れが美味しく書かれていて最後迄愉しめる 読了日:12月23日 著者:佐田三季 月刊少女野崎くん(5) (ガンガンコミックスONLINE)の感想 レンタル読了。片恋成就にむけ小悪魔を目指す千代や、風邪で喉をやられた鹿島に代わり声を出すみこりんや堀先輩&電車シチュネタ&演劇部の夏合宿に付き添い参加することになった「野崎梅太郎」ご一行。ビーチでも旅館でもお風呂でも、夏のハプニングは場所を選ばない!そしてそもそものきっかけ「佐倉千代」が恋に落ちたある春の出来事も語られるこの巻。少女漫画家男子の夏と季節ごとのラブ&ギャグが爆発の少女漫画家男子コメディー第5巻!第45号扉絵の狸増量が可愛い。そっか若松と鹿島は初対面だったのか~。今巻もじんわり愉しめました。 読了日:12月24日 著者:椿いづみ 0能者ミナト〈4〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第4弾、中古。豪華客船に現れる船幽霊。柄杓で水を撒くだけの時代錯誤な怪異に巨大船を沈められる訳がない、湊が依頼を受けたのは言うまでもなくクルーズを楽しむ為。ユウキと沙耶は湊に見切りをつけ、早々に事件解決。これで大っぴらに遊べるとばかりに、湊は泥酔しカジノで暴れボヤ騒ぎまで起こし、まったり。だが怪異は終わっていなかった。巨体を誇る豪華客船が傾き始めるのは、裏に潜む本物の怪異の仕業か?転覆寸前の極限状況で湊の科学的推理が始まる、そんな「船」と閑話「叫」が収録の4巻。グロく無かったし、今回も面白かった 読了日:12月25日 著者:葉山透 完全無欠のウェディング・ベル (メディアソフトグレース文庫)の感想 ジュリエット文庫の「偽りのフィアンセ」「危険なフィアンセ」「伯爵の強引な求愛」のスピン、中古。持参金目当ての男に襲われかけた所を救った男性レオンに恋したルーシー。成功した実業家である彼はその後も彼女を気遣い、親しくしてくれるが気持ちは判らない。だが雨に振り込められて二人きりになったある日、彼はキスをして抱きしめてくれる。そのまま優しく情熱的な彼に流されて…でも二人の気持ちは寄り添った筈なのに彼はプロポーズしてくれない!?そんなお話。スピン元既読の為物語展開に面白みはないが、あの時こうだったんだって感じ 読了日:12月26日 著者:水島忍 水に眠る恋 (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 文庫化に伴い買い替え購入。仕事で大学病院を訪れた上原尚哉は、高校時同級生で外科医となった久住廉と再会。久住は高校生時、心を通わせながらも尚哉が裏切り、別れた相手。当初は屈託なく接してきた久住だが、二人きりになると態度を豹変させ、昔事と仕事の両方から脅すように償いを求めてくる。別れてからも久住を想い続けていた尚哉は、飽きるまでという言葉に心を痛ませながら応じるが…そんなすれ違う二人のお話。ノベルズ既読なので感想はそちらへ記入済。書下ろし「恋の嵐」実はお互い最初から意識してたんでないの?っていう幸せな後日談。 読了日:12月27日 著者:可南さらさ ごめんねダーリン (花音コミックス)の感想 レンタル読了。北別府ニカさん2冊目読了本。大学の男子寮には、ちょ~可愛くてみんなのアイドル的存在の菊ちゃんと、そんな菊ちゃんを溺愛するダーリンのヨコこと横山が住んでます。素直じゃなくて我儘な菊ちゃんをいつでも甘やかしちゃうヨコだけど、寮の先輩に迄ベタベタ甘える態度についにキレ!?…そんな究極ツンデレ表題作!リーマン3CP恋物語「思えば遠くへ来たものだ」が同時収録。描下し付★トラブルメーカ-山吹と成績トップの灰谷、商品開発の青木と部下・赤嶺、デザイナー若竹と元同僚水野のお話。総ゲイ支社? 読了日:12月28日 著者:北別府ニカ 怪盗探偵山猫 (角川文庫)の感想 「心霊探偵八雲」が好きなので著者他作品も購入、中古。出版社社長・今井が殺された、容疑者は“山猫”と呼ばれる謎の窃盗犯。盗んだ人物の闇を暴き世間を賑わすこの怪盗の信条は“人を殺めない”の筈?ライターの勝村は仕事絡みで恩師死亡事件を追い始めるが、亡き今井から人づてに渡ってきた遺品を貰った後、誘拐されかかる。勝村は其処を助けてくれた山猫と行動を共にするが…そんな平成の鼠小僧か単なる盗人か?な“山猫”の事件絡み話。山猫何者感有?なかなか面白かった。後藤もちょい出演で神永ワールドとしても愉しめました。次巻も愉しみ 読了日:12月29日 著者:神永学 マリーナ・ロマンス 巫女と海賊 (ティアラ文庫) 読了日:12月30日 著者:ゆきの飛鷹 佳人は罪に染まる (ショコラノベルスハイパー)の感想 題名買い、中古。華族令息の通う学院に籍を置く師行秋実は、留学時恋人関係にあった英国海軍提督グレイフォード公爵と思いがけなく再会。父伯爵が倒れた知らせに、嫡男である秋実は身を裂かれる想いを抱え黙って帰国した過去。動揺する秋実は「あれは過ちだった」と激しく拒絶、それを裏切りと取ったグレイフォードに手酷くされる。更に学院生の起こした事故の責任を取り、負傷したグレイフォードの秘書官を務め行動を共にする様になった二人だが…ってな話。表紙からもっとお耽美な感じを予想してたが普通展開。弟の方が健気だと思うが… 読了日:12月30日 著者:眉山さくら うちの陛下が新米で。 第1巻 (あすかコミックスDX)の感想 レンタル読了。後宮に引きこもっていた紅夏国の箱入り姫シュカ(15歳)が、父母兄の死により突然王になる事に!亡兄の友人であった口うるっさいお付き武官・ゼンに教育(飼育?)されつつ、神獣を従わせる事に成功し壊滅的コミュ下手なシュカの“まつりごと"が始まる!部下から全然駄目だオーラを受けへこみつつ、ゆっくりながらも頑張って政務をこなしていくお話。ミニサイズになった神獣をペットにした為よく部屋をかき回されながらも、真摯に政務の一つ一つに向き合っていく姿には好印象。キツい女性・凛がでてきて話も締まってきて良いかも 読了日:12月31日 著者:湖住ふじこ 0能者ミナト〈5〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第5弾、中古。田舎の大幽霊妖怪展に飾られた夜泣き石が動く「石」と、完璧な降霊術で集客する『彼岸の会』で天性の法力を持つユウキは直感で降霊術がまやかしだと糾弾するも、主催者の士道骸に手玉に取られる。骸は総本山から野に下った切れ者で、まったく隙がない。いかさまにはいかさま師を!かくして湊の出番。0能者対詐欺師の稀に見る攻防は、騙し合いの熾烈な駆け引きへと発展していく。霊を降ろしている様子はないのに霊と完璧に対話する、その矛盾を湊はどう解明するのか、そんな「詐」と閑話の「避」が収録。今巻も面白かった。 読了日:12月31日 著者:葉山透 僕の可愛いセレーナ (ソーニャ文庫)の感想 なんとなく購入、中古。美貌伯爵ライアンに見初められた町娘セレーナは、身分差を乗り越え結婚。隙あらば犬の様にじゃれつき、愛の言葉を囁くライアン。しかし幸せな結婚生活は、ある出来事をきっかけに歪んでいく―婚約の噂のあった侯爵令嬢が伯爵家に滞在している事実が重くのしかかり、話す時間を要求する侯爵に唆され家を空ける事にしたセレーナだったが…侯爵に襲われ逃走、その後セレーナは部屋に軟禁され囚われる、仔犬の様に無邪気で飢えた獣の様に危険な夫・ライアンに…そんな夫婦のお話。面白くない事も無いが後一歩ひねりが欲しい様な… 読了日:12月31日 著者:宇奈月香 恋と告げるまで (ダリア文庫)の感想 「期間限定の恋人」スピン、中古。藤代商事のイメージ戦略プロジェクトに起用された新進気鋭のイラストレーター・鷺沼透は、招待された会社パーティーで退屈し、酔った客に絡まれ殴ろうとした時、エリート然とした男に窘められる。男は社長令息で今プロジェクト統括責任者・藤代政之、作品制作の為現場施設見学する事になった透は政之を困らせようと彼を案内役に指名し、政之も仕事の為それを受け二人で会社施設を見学していくうち、徐々に距離も縮まっていく―そんなお話。我儘すぎる透の言動が社会人としてどうなのかが気になり過ぎて入り込めず 読了日:12月31日 著者:名倉和希 華の宴―安倍清明恋語り (講談社コミックスフレンドB (1183巻))の感想 本箱発掘再読、『安倍清明恋語り』1巻(?)時代は平安。安倍晴明(あべのせいめい)が授かった不思議な力は人々を魅了し、恋の魔法に堕ちる。姫君との忍ぶ恋、実らぬ恋、叶わぬ思い……それらは彼の人生に星屑の様に散りばめられ彩られる平安ロマンチック・ファンタジー。陰陽師・安倍晴明シリーズ登場!ってな粗筋だが、今見ると簡単に恋に落ち過ぎの主人公、そしてすぐにチューしすぎ感もあるが、ある意味少女漫画少女漫画してて、そこが良かったのかも。主人公を彼にする程のテーマでないかもしれないが、きっと作者は清明好きなんだろうな的な 読了日:12月31日 著者:高田タミ 読書メーター PR |
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