2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:30冊 読んだページ数:7563ページ ナイス数:153ナイス 天眼の神子姫 吸血騎士は夜明けに誘う (ビーズログ文庫)の感想 初読み作家さん。勲章授与式で救国の英雄・レイヴンと対面したブランシェは、彼から非難の言葉と共にキスされそうになり、つい華麗な回し蹴りで英雄を吹っ飛ばしてしまう。後悔に沈むブランシェだが後日、レイヴンが実は吸血鬼だったとされ処刑されたと知り衝撃を受ける。だがある晩彼女の前にレイヴンが現れる…騎士への褒美は口づけor血?そんな天然格闘系神子姫と世話焼き吸血騎士の‘奪われちゃう系’吸血恋話!多少の読みづらさはあるが、人間だったのに同じ人間に改造されてしまったレイヴンや、その世界観が案外愉しめました。 読了日:2月1日 著者:小野上明夜 天眼の神子姫 優しい悪魔は黄昏に笑う (ビーズログ文庫)の感想 天眼の神子姫シリーズ第2弾。前巻事件を経て神子姫として努力を誓うブランシェは、騎士兼教育係となったレイヴンと色々な修行中(神子姫としても『普通の女の子』としても)だが、死んだ筈のクリス似の魔族が現れたとの報告が。呆然のレイヴンと共に一行が遭遇したクリスは魔族の証である赤眼を光らせ襲ってきた。だがブランシェが踵落としを華麗に決め捕らえる――そんな奪われちゃう系吸血恋話第2弾!クリスの話は昏いが、毒舌教育係のブランシェを使ったレイヴンへのストレス解消法などが愉しめた。そういえば吸血鬼なんだよね? 読了日:2月1日 著者:小野上明夜 バグ (キャラ文庫)の感想 作家買い。怪事件を追う警視庁捜査一課刑事・飛留間七生は、又発生した殺人現場で、エリート然とした特別捜査官・水雲と知り合う。水雲は記憶操作が効かない七生に興味を持ち、七生は夥しい血跡だけを残した遺体無き連続殺人事件が人間に寄生した『蟲』の仕業だと知らされる。水雲が 『蟲』を退治できる異能力者で、七生はそんな特殊能力を持った一族の長・水雲の補佐役となり蟲と対峙する事になる…そんな序章。水雲は日本刀を操り蟲を退治する使命を帯びた能力者で、七生は蟲使い、そして敵がバグ…悍ましい描写もあるが展開的にかなり愉しめる。 読了日:2月2日 著者:夜光花 天使の羽がついていたの感想 電子書籍購入読了済、この機会に登録と再読。幼馴染の健一に「俺の天使」と呼ばれる華奢な16歳の男子高生・浅野知己だが、幼少時から知己を守ってくれている健一は過保護で、いつも申し訳なく思っていた。自立しようと決心した知己は、健一とは犬猿の仲で同じクラスだが1つ先輩の沢木とお昼を共にすることで急速に親しくなるが…ワルな先輩×ひ弱な後輩話。イラストは紺野キタさん。登録していただいた為入力できました、有難う御座います。健一が闇に葬ってきた男の子達に合掌。それにしても人の絵に勝手に筆を入れちゃいけません。かなり甘め。 読了日:2月2日 著者:夜光花 恋がヘタでも生きてます 3 (フラワーコミックスアルファ)の感想 本棚発掘再読。総合商社営業部で働くキャリアガールの美沙と、家事好きでボランティアが趣味の女の子らしい可愛さを持つ千尋、2人はルームシェアしている親友同士。恋愛スキルほぼ無しの美沙は、恋人も初Hもクリアして順風満帆だけど、結婚間近だった千尋は、婚約者の浮気がもとで"男が腑抜けになるH"を司から教わることに!?幸せになるのが今一下手な彼女達に愛ある「Happy Vision」は手に入るのか?そんな元気が出るラブコメ第3巻!司と千尋の心の動きがやっぱ美味しいこの巻。司と千尋の事が美沙にばれ更に楽しい展開。 読了日:2月3日 著者:藤原晶 恋がヘタでも生きてます 4・完 (フラワーコミックスアルファ)の感想 本棚発掘再読。総合商社営業部で働くキャリアガールの美沙と、家事好きでボランティア趣味の可愛さを持つ千尋は、ルームシェアの親友同士。恋愛スキルほぼ0の美沙は、佳介にプロポーズされ思い悩み、割り切った付合いだった筈の司を好きになってしまった千尋も思い悩む。幸せになるのが今一下手な人達に愛ある「Happy Vision」は手に入るのか?そんな元気が出るラブコメ最終巻。司が引き入れた会社での千尋の力になる美沙や、美沙と佳介との話を聞いてあげる千尋など友情もいい感じ、cpはやっぱ千尋と司の方が愉しめた。 読了日:2月4日 著者:藤原晶 神奈川ナンパ系ラブストーリー(1) (デザートコミックス)の感想 ドナの前に本箱発掘再読。16歳の沙奈は、カッコイイ男とロスト・ヴァージンしたいと夢見る処女。美人や可愛い女友達とつるむ沙奈はもてた試しがないが、ナンパで知り合ったカッコイイ調理師・トオルと知り合い、初体験。でも言葉が多くないクールな彼に付き合っているのかかなり不安。で彼氏募集中に出会ったカッコイイカリスマ美容師に付き合ってほしいと言われちゃって…イイ男回転寿司状態の沙奈が選ぶのは?…そんな初巻。うーん軽すぎる。この本って男の方が割と純粋だよね。同録「Hのカテキョ」19歳家庭教師と16歳女子高生話。 読了日:2月5日 著者:真崎総子 優しいSの育て方 (SHYノベルス275)の感想 苦手ジャンルと知りつつ榎田尤利さんの作品だったので大丈夫かなと思いつつ中古購入。立派な身体に繊細な心を持つ大学生・栄田惣は、生まれて初めての恋に落ちた。ひと目惚れの相手は通称「殿下」、整った容貌、穏やかな雰囲気から人気の文学部准教授・宮隆由紀。声を聞くだけで、姿を見るだけで栄田の心も頭も宮でいっぱいになってしまうが、宮にはある秘密があった・・・心優しい栄田と、一筋縄ではいかない宮のちょっと変わった恋話。信頼関係が大事なんだ~、とかその道の事情もちょい覗けるが、うーん私には乗り越えられないジャンルだった 読了日:2月6日 著者:榎田尤利 子守り魔王と姫騎士団長 (B’s‐LOG文庫)の感想 可愛い表紙絵に釣られて中古購入。小イルマリア国軍の騎士団長を務める運動音痴のクレアは、皇女とはいえ側室の娘。継母の正妃エルビラに蛇蝎の如く嫌われながら、変人の弟王子や優秀な副長に支えられ、仕事をこなす毎日。だが『隠者の山』に棲む魔王討伐を命じられた行軍中、魔物襲撃により山道から滑落したクレアは、目覚めた洞窟の奥で目的の“魔王”と対面するが、トラロックと名乗った彼は、生贄の動物や赤ん坊を大事に育て、涙もろくて家事万能。噂とは真逆の「超いい人」だった…そんなファンタジー話。愉しめたけどラブが欲しかった。 読了日:2月7日 著者:夕鷺かのう 堕ちゆく者の記録 (キャラ文庫)の感想 高階佑さんイラに惹かれ中古購入。9月1日、俺は目覚めると、檻の中に囚われていた―』ある日突然、勤務先の青年社長・石田敬一に監禁されてしまったデザイナーの英司。「今日から君をAと呼ぶ。これは三十日間の実験なんだ」石田は1冊のノートと鉛筆を渡し、日記を書けと命じてきた。名前と自由を剥奪され、身体も精神も支配される―官能と狂気に晒されて、人はどこまで理性を保てるのか、衝撃の問題作。どんな結末へ行くのかには興味があったが、選んだのはそっちか…後二人はどうするつもりなのかしら…破滅しそうな感じですね、この人達。 読了日:2月8日 著者:秀香穂里 殉愛の足枷 (ショコラノベルス・ハイパー)の感想 作家買い、中古。極道の家に生まれながら極道を忌み嫌っていた雨竜彰だが、ある夜屋敷が敵対していた組の襲撃に遭い、組長である父親と大勢の組員が殺される。混乱の中、幼い頃から何よりも彰を大切にしてくれていた若頭・春日省吾が自分に銃を向けるのを彰は見る。仇である敵組織に囚われても春日の裏切りを信じられない彰だったが、あろうことか春日は皆の前で彰を凌辱し、その足に枷をはめる…そんな二人のお話。言動からも展開は見えてましたが、彰を救う為に今迄家族だった人たちを殺すのって…なんかなぁ。。893話は苦手だからか愉しめず。 読了日:2月9日 著者:結城一美 可愛がってあげる (ラキア・スーパーエクストラ・ノベルズ)の感想 作家買い、中古。雨夜、17歳の景はある決意でエリート検事、諏邦の車の前にバイクで飛び出した。そして震える唇と必死な瞳で諏邦を誘い、その日から景は彼の欲望を全て呑み込み、ぐちゅぐちゅになってゆく―無邪気で容赦のない指や舌や熱い塊でこすられると、気持ちよくてたまらない!だがはちみつみたいな快楽は体だけじゃなく閉ざしたはずの心にも注ぎ込まれて―。そんな二人のお話。え?…と言う感じです。諏邦はあっさり誘惑に乗るわ、検事の仕事描写無いわ、色々不足部分多し。なんだろ、まぁあっさり軽く読む分にはこういうのもありかも。 読了日:2月10日 著者:水壬楓子 黄門★じごく変 (MF文庫)の感想 本箱発掘再読。喧嘩コンビの高校生・覚さん(安積覚~竜王)と介さん(佐々木介三郎~天王)が、ひょんなことから共に死んで地獄に落ちすったもんだの挙句、現世と地獄が一体化した不思議な世界を高校教師の水戸先生を連れて、現世を我が物にしようとする閻魔大王を倒す為に旅するお話。後半、天竜八部衆の存在理由という重さが見え隠れするものの、闘う少年漫画としても愉しめる。見づらい絵も有るし、出てこない天竜八部衆の謎も残るが、阿修羅王の戦いなど興味を引くし、ギャグも割と面白いし、阿修羅王の最後の台詞等挑み続ける感じがいい 読了日:2月11日 著者:中津賢也 神奈川ナンパ系ラブストーリー(2) (デザートコミックス)の感想 ドナにあたり本箱発掘再読2巻。沙奈は超恋愛体質で、今は超カッコいい彼氏のトオルとラブラブだが、トオルがアメリカで料理修行する事になって「帰ってくるまでの間は、本気の浮気ならしてもいいから。」待っててといったけど…。そんな時に限って沙奈のまわりは「イイ男回転寿司」状態。まずは一緒にいた友達・リカコがサナと一緒にいたときに攫われて助けを求めた佳介に見返りを要求され、更にはリカコの元彼・マサヤと、トオル似の外国人と、 「本気の浮気」どーする?そんな2巻。浮気しながらトオルを待つって考えからして理解できず。 読了日:2月12日 著者:真崎総子 ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)の感想 ドS刑事2巻。人気番組クイズ王が喉を一直線にかき切られ殺害。ドS美人刑事・黒井マヤは、相棒として呼び寄せた代官山やドMキャリア刑事・浜田と共に捜査開始、新クイズ王・阿南の元部下・伊勢谷を容疑者とするも、彼女は同様の手口で殺害された母親を残し失踪。自宅には「悪魔祓い」を信仰するカルト教団の祭壇があった――そんな第2弾!阿南が勝たなかったら進行どうなってたの?とか違和感ポイントは多々あるが、テンポも良くドM浜田のキャラも良く、グロさを除けば面白い。代官山の気持ちが動きそうな予感も有り今後展開も愉しみ 読了日:2月13日 著者:七尾与史 夜だけの女王 (ティアラ文庫)の感想 作家買い、中古。女王と生き写しのエレナは親に売られ、身代わりで王配となる隣国王子と夜生活を営む役割をする事に。初夜の甘い口づけ、愛の言葉、そして初H…正体を隠す罪悪感を抱きつつ、王子との甘い夜に溺れるエレナ。昼と夜とで花嫁の性格が違うと気づきながら、夜の彼女に愛が深まる王子。偽りの結婚でもこの恋は本物。愛を貫こうと二人が選んだ運命とは――そんな恋話。粗筋通りの隣国王子&身代わりエレナと、粗筋にはないが海賊&自由を望む女王との2CP話となっている。描写を平等に2CPにしてくれれば愉しめたかも。書き方がな~。 読了日:2月14日 著者:剛しいら 神奈川ナンパ系ラブストーリー(3) <完> (デザートコミックス)の感想 ドナにあたり本箱発掘再読3巻。沙奈は恋愛体質で、超カッコいい彼氏のトオルが、米国で料理修行中、本気の浮気許可を貰い今はトオル似のトキノに夢中。だけど家出して学校にも行かない沙奈を心配した家族から頼まれた探偵・真野もかっこよくって好きになってしまう…本気の浮気を返上し正式に真野と付き合いほのぼのした幸せの日々を送るが、そんな折トオルが帰国してきて…そんな完結巻。「本気の浮気」じゃなくて本気と言ったのにトオルと迷うってどうなのさと苦笑。色んな人でなくほなみが椎名と、リカコがマサヤと付き合っているのが救いか。 読了日:2月15日 著者:真崎総子 ブレイクアウト (ゲンキノベルズ)の感想 作家買い、中古。超美形クールなエルンストと陽気なジェイクはNY市警のスゴ腕刑事。半年前素直になれないエルンストを自分のモノにしたばかりのジェイクは、日に日に高まる独占欲でツレない恋人を縛りつけたくなる毎日。だが異星人トムが現れさぁ大変!奇生、共生、何ソレ?OK!と覚悟を決めた3人の奇妙なトラブル&恋話。地球外生命体に体を共存させても対して驚愕せず柔軟に対応できるのが不思議だし、トムが追ってきた敵との対決も盛り上がらず。これならエルンストを口説くジェイクの恋人迄過程話のが愉しめたんではないかと思う 読了日:2月16日 著者:高尾理一 秘密の夜にして (角川ルビー文庫)の感想 表紙イラと年下攻粗筋に誘われ購入、初読み作家さん。かつて唯一同性と関係を持った相手・七瀬と会社で再会した智里。魅力的な大人の男に成長した七瀬は、4年前と同じ情熱で智里に接してくるが、若くして課長の立場にある智里には執着が怖い。必死で避けるが、そんな臆病な智里に焦れた七瀬は、合同企画への協力の見返りとして関係を要求。視線に敏感な智里の羞恥心を煽るように、人通りの少ない車中や、七瀬のマンションで求めてくる…そんな年下執着攻×美人エリートの社内恋話。折角の年下攻めなのになんかもったいない感じになっている様な…。 読了日:2月17日 著者:松幸かほ 偏愛シンメトリー (ショコラ文庫)の感想 中古購入。大学生の方波見透は友人達との酒盛りを繰り返し下宿先を追い出され、海外で働く両親の命令で他大学に通う双子の弟・季との同居を始める。思春期辺りから外見に差をつけ距離を置くようになった季とは最初こそぎくしゃくしたがそれなりにうまくいっていた。同時に透は性的な夢を見る様になり、相談した友人が「欲求不満だ」と合コンを設けるが、当日季が体調を崩し、心配した透が合コンを断わり帰宅後目覚めると部屋に拘束されていた…そんな双子話。相談役として出てきたバイト先店長もあやふやに消え、なんだかよく判らないうちに読了。 読了日:2月18日 著者:浅見茉莉 つみびとの花 (ショコラノベルス)の感想 作家買い、中古。男手一つで育てていた最愛の娘を保育園のバス事故で失った北川巽は、罪悪感に苦しむ保育士の氏家志信を無理やり抱く事で、底なしの絶望と孤独からひととき逃れようとする。彼を恐れながらも償う為に身体を差し出す氏家。やがて北川は氏家の生真面目さや優しさを愛しく思うようになるが、氏家は頑なな態度を崩さない、氏家には結婚を決めた女性がいた…そんなお話。贖罪の氏家と、縋りつき立とうとする北川は、破れ綴じなのかな。そして罪悪感を背負ってる親子も哀しい、トラウマ再生出来るといいね。兎に角子供が死ぬ話は苦手じゃ 読了日:2月19日 著者:佐田三季 イケてる男の育てかた! (アクアノベルズ)の感想 作家買い、中古。橘薫は無理矢理Hを強要してくる従兄弟・和真の「俺よりいい男を連れてきたら別れてやるぜ」の言葉を受け、この間知り合ったオタクをイケてる男に育成中。喧嘩が強く、ルックスも良く、優しくてH上手な男に育てる事に。ヤバイッ!かっこよくなっていく丈太郎に本気になりそう!…そんな育成系?恋話。表紙イラと粗筋からかなりのコメディだとは思っていたけど、剛しいらさんだからと思って読んだ。甘ったるい一人称文がキツイが最後迄読むとお話自体は割と面白い…でも文章が。きっと書き方が他の作品並みなら好きな方だと思う 読了日:2月20日 著者:剛しいら 冷たい抱擁 (ガッシュ文庫)の感想 作家買い、中古。偶然省吾のカメラのレンズに映ったスーツの男・池上。ぶつかってカメラが壊れた縁で知り合った後も何故か彼に強烈に惹きつけられてしまった省吾は、彼の心が自分にないのは知りながら、身体だけの関係を結ぶが、池上の心を求める気持ちは日々大きくなっていく。そんな中、突然見知らぬ侵入者に襲われて負傷した省吾は、思いがけなく池上に誘われ一緒に暮らし始める、そして池上の叔父と池上との関係を知る…そんな傷つけられても抱かれたい省吾の狂おしい片恋話。失恋を抱えた池上等主人公CPより浅見と高野の方が気になったな。 読了日:2月21日 著者:洸 うちの子が可愛くて (角川ルビー文庫)の感想 なんとなく購入、中古。人気子役から落ちぶれて以来、ひたすら人目を避けてきた地味系リーマンの水森は、突然リストラ&アパートが火事という不幸に見舞われる。そんな彼を拾ってくれたのは、子役時代の水森のファンだというIT会社社長・比護。衣食住込みで居候させてくれるという申し出に飛びつくが「ただしペットとして」という条件月だった。本物のペットのようにキスやハグやトリミング、風呂んお世話迄嬉々とする比護に、困惑する水森だが徐々に慣れていく…そんな溺愛ラブ。粗筋通りに進みあっさり風味、なんか一味不足した印象 読了日:2月22日 著者:栗城偲 素直じゃねぇな (ビーボーイスラッシュノベルズ)の感想 作家買い、中古。恋人と別れたばかりの真路は、ゲイバーで知り合ったセクシーで魅力的な男と寝た。誘った事等無かったのに、甘く情熱的なキスに翻弄され、優しく開かれ惹かれる。今迄味わった事のない深い快楽を与えてくれる彼に、夢中になって縋りつく―。もう会う事も無いと思っていたが、実は彼は痴話喧嘩の際怒鳴り込んできた隣の部屋の男・九門だった。そんな真路の部屋に誰かが侵入しそして更なる事件が…!そんな事件絡み話。犯人当ては失敗したけど、真路への九門の愛情が感じられて結構愉しめた。田丸と相羽がもしあるなら年下攻めで。 読了日:2月23日 著者:英田サキ 君の秘密 (ガッシュ文庫)の感想 谷崎さん作家買い、中古。成行きで女装家タレントのマネージャーを務めていた元刑事・伊吹は、近頃不審な人物の陰が気になっていた。いざ捕まえてみると、その男・行司はタレントのファンだといいはる。小綺麗な容姿も、不自然な言動にも違和感ばかり募る伊吹だったが、行司の正体は刑事で、ある事情から近づいたのだと知る。突っ走って捜査をしようとする行司を放っておけず、伊吹は手を貸すことになるが、人との接触に慣れていない行司の掏れてなさに、心が動かされる―そんな事件絡み話。タケコやその姉はインパクトあるが、話は微妙かなぁ。 読了日:2月24日 著者:谷崎泉 境界‐ボーダー (f‐ラピス文庫)の感想 ここんトコ止めてた愁堂さんをふいに作家買い、中古。十年来の親友で捜査一課の美形ペア、単独行動が多く問題児の松本と優秀な渡辺。ある殺人事件の捜査中、松本は容疑者と二人で酒を飲んだ挙句ホテルで目覚める。その行動が捜査本部で問題になる中、松本はいつもは守るようにフォローしてくれる渡辺に宿直室できつく責め寄られ、「お前が他の男に抱かれるのは許せない」と押さえつけられてる。豹変した親友の目には、初めて見る光―情欲の焔がともっていて、そのまま奪われる…そんなお話。いつもの2Hモノ、奈良千春さん繊細イラは綺麗だった。 読了日:2月25日 著者:愁堂れな もしも恋なら (角川ルビー文庫)の感想 作家買い、中古。小児科医の伊達は、パーティーで華やかな容姿の大石十和に出会う。花を抱えた十和の姿がまるで優雅な王子様の様だと思わず微笑んでしまったが、その微笑みをみた十和に「一目惚れしてしまいました」と強引に唇を奪われ口説かれてる。一度は断った伊達だけど、なぜか花束を持った十和につきまとわれ…そんな最強天然貴公子×クールな小児科医の恋話。何度断っても勤務先の病院や自宅にくる十和はストーカー、これは十和がかっこよくなかったら成立しないかも。今回は絆された感じ。絆されるか流されるのが好きなのかな、谷崎さん。 読了日:2月26日 著者:谷崎泉 特急便ガール! (メディアワークス文庫)の感想 初読み作家さん。上司を殴り一流商社を辞めた元OL・吉原陶子は、同僚のツテでバイク便運営会社に身を置くがそこは個性的な面子ばかり!常に寝ぐせがついたままの社長・如月。強面で口の悪い“人間カーナビ”菅野。少女趣味な女性ライダー・さおりん。宣伝部長・大谷さん(オカメインコ)。若干引きつつ長距離の荷物を手持ちで運ぶ「ハンドキャリー便」担当として働き始めた陶子だが、彼らの個性も凌駕する「ある能力」を身につけてしまう―そんな話。キャラが個性的で話自体も面白かったとは思うが、ほんのりでいいからラブが欲しい所。 読了日:2月27日 著者:美奈川護 超特急便ガール!! (メディアワークス文庫 み 3-2)の感想 「特急便ガール!」の続編。転職後いきなり目覚めた「ある能力」に振り回されながらも、バイク便運営会社ユーサービスの風変わりな同僚達と共に手渡しで運ぶ「ハンドキャリー便」担当として日々を送る陶子。ビアンキ(ロードレーサー)を駆る佐古田と言う天然新人が入ったり、社長がスリ被害に遭ったり過去に一件だけ起こった『配送事故』問題が浮上したり、と事件が絶えない中、因縁のサイバー・ローゼス社から陶子の引き抜き話が降ってわき、岐路に立つお話。恋は無いけど、荷物に纏わる1つ1つのお話は興味深く、愉しめました。 読了日:2月28日 著者:美奈川護 読書メーター PR |
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