2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:30冊 読んだページ数:7470ページ ナイス数:127ナイス 名探偵コナン 82 (少年サンデーコミックス)の感想 レンタル読了。『鉄壁』『暗転』『雌雄』怪盗キッドvs世界最強の防犯システム(!?)として京極真が!宝石と園子を巡り、因縁交わる翠緑の皇帝事件の行方は?な話。『三毛猫の大尉』『猫を被って』『イタズラっ子』『招き猫』喫茶ポアロのお得意様猫・大尉の飼い主を探せ!と、つれて行った主人が殺された事件、猫好き必見の2つの三毛猫大尉事件。『ないのよ』『願いが叶った時に』『赤バッジ』高木と佐藤の恋と事件がニアミスする赤バッジ事件!『赤女』瀬良に誘われ、園子と蘭とコナンとの4人で瀬良兄の友人の貸別荘へ…序章。 読了日:4月1日 著者:青山剛昌 命いただきます! (キャラ文庫 こ 2-19)の感想 麻生海さんイラ+作家買い、中古。帰国してから25歳で店を始めるも1年で失敗した巽…逞しい背中を彩る艶やかな弁天の刺青・若頭だった板東花匡は、腕は一流の板前。住込みで働く大きな寺の息子ながら寺を嫌い海外留学先で料理にはまった元フレンチシェフ・海音寺巽だが禊の様な風呂での日課、板東の背中を流すうち、彼の癒えない心の闇が見えてくる。恋情を抑えきれない巽を、板東は「心は抱いてやれない」と拒絶するが、体は満足されられる…そんなお話。内容は普通に愉しめたが、信念がある渋い系元893話は私的にあんま好みじゃなかったかな 読了日:4月2日 著者:剛しいら バディ-禁忌- (二見書房 シャレード文庫)の感想 シリーズ3弾、好きなシリーズではないが中古購入、そして撃沈。歌舞伎名門に生まれながら複雑な家庭環境で育った姫宮は、17歳で母親と家を出、歌舞伎世界とは関わりないSPとなり、仲間に恵まれ、特にバディの星野とは互いに命を預けられる信頼関係ができていた。ある日、姫宮は警護対象として腹違いの兄・孝之助と再会する。姫宮に対し、十年前と変わらぬ異常執着をみせる孝之助。SPの仕事で兄の警護をすることになり動揺を隠せない姫宮を星野は気遣うが過去に苦しむ姫宮は彼の優しさをはねつけてしまう話。違和感てんこ盛りでした。 読了日:4月3日 著者:愁堂れな 野蛮人の求愛 (ショコラノベルス)の感想 作家買い、中古。アマゾンから帰国した親戚・大友海緯を預かる事になった高宮郁望は、やけに逞しく成長した海緯に再会直後突然プロポーズされる。15年前、日本を離れたくないと泣く幼い海緯を宥める為交わしたその場しのぎの婚約を信じ、一途に郁望を思い続けていたらしい。当然郁望はお断りしたが、海緯も当然引かず。かくして郁望は、自分と結婚したがっている年下の野生児と一つ屋根の下で暮らすはめになる、そんなお話。一途なのはいいとして、これはアマゾン育ちの野生児の巻きおこすあれこれや言動が合うか合わないかがキモかと。 読了日:4月4日 著者:高尾理一 ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想 「ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄」続き、シリーズ2巻。八十一鱗教団が母体の全寮制王鱗学園で龍神の寵を受けて神子となってしまった薔は、その事実を隠し陰神子として生きる道を選ぶ。兄弟で恋人でもある竜虎隊隊長・常盤と過ごせる儀式の夜を心待ちにするが、謀略により追い詰められてしまう…ってな2巻です。前巻読了時に予想した期待程ではないが愉しめた。薔を羨む椿、椿に嫉妬する薔、椿の心を手に入れたいが椿は常盤を向いているし弟分の白菊も気になる剣蘭、椿を狙う楓雅…常盤の黒い部分も見えてきて盛り上がりそうな予感大。 読了日:4月5日 著者:犬飼のの,彩 恋愛深度 (ルナノベルズ)の感想 中古購入、浅見茉莉さん11冊目読了本。足を怪我して以来、一流モデルから転落し、愛人まがいで自身を売り込むしかなくなってきた七生だが、そんな生活に嫌気がさし自暴自棄ぎみになった時、一冊の写真集と出逢う。自分を撮ってもらいたい、彼ならきっともう一度脚光を浴びるような写真が撮れる筈。だが、その男・飛鷹は全ての依頼を断り続けていて、勿論七生の頼みも聞こうとしない。身体を使い誘惑しようとした七生だったがことごとく失敗、でも粘って同居にこぎつけ…そんなお話。飛鷹の恋描写がなく唐突感はあるものの七生の変化を愉しめた。 読了日:4月6日 著者:浅見茉莉 K -メモリー・オブ・レッド-(3)特装版 <完> (プレミアムKC)の感想 アニメ『K』“赤の王”周防尊を中心にした前日譚コミカライズ。“吠舞羅”日常青春物語最終巻!「あなぐらの中」八田と伏見は廃墟からの脱出話。「王と姫の優雅な一日」周防とアンナの真昼のデート話。「サマーナイトゴースト」吠舞羅とビーチと肝試し話。「キング」十束とクロの一瞬の邂逅話。「HAPPY BIRTHDAY」12月7日全ての始まりと終わりの日話最終話。限定版小冊子書下ろし漫画(十束死後葬式話)付。やっぱ赤チーム情が濃くて好きだな~、夏の映画も乙女ゲームも楽しみだけど、映画って津田さんの声聴けるのかな 読了日:4月7日 著者:黒榮ゆい 剣の乙女のフォックストロット (ルルル文庫)の感想 絵に惹かれ中古購入。二大国に挟まれたエウス公国には、「剣の勇士」と「鏡の聖女」という英雄が建国を助けた伝説がある。長閑な農村に暮らすフィリイは、ちょっと勝ち気でしっかり者の少女だが、突然「英雄の子孫よ、王城に来て国の危機を救え」というお召しを受ける。正しい事をしようとし、無愛想な「鏡の勇士」青年ノクトの助けを借りるも、ワンマン王に何故か「剣の乙女」に認定され混乱するフィリイ。事態をややこしくしつつ公国の危機に立ち向かう?当代「英雄」話。設定は割といいが、逆な配役とか活かしきれてない様な…もう一味欲しい所。 読了日:4月8日 著者:平川深空 華の闇 (SHYノベルズ)の感想 作家買い、中古。仕事相手の西苑寺子爵に連れられ吉原を訪ねた南条貴師は四年前、突然消えた少年・暁芳と再会するが、吉原唯一の男遊女・華嵐となっていた。過去を忘れ遊女として振舞う華嵐。遊女を憎み嫌う南条だが、華嵐が男に抱かれる姿を思うと、抑えられない激情に囚われ、ならばいっそ自分の手でと華嵐の水揚げを決意する…そんな絢爛吉原遊廓絵巻!王道展開な遊郭モノ、志乃姐さんの末路とか雰囲気がある物語になってはいるが、頑なすぎる華嵐に吃驚。でも西苑寺子爵の復讐は美味しかったので、そっちと恋仲の方が私的には面白そうな気も。 読了日:4月9日 著者:榎田尤利 夜が蘇る (プラチナ文庫)の感想 山田ユギさんイラに惹かれ&作家買い、中古。情人を亡くし虚ろな日々を過ごす元警視の探偵・秋津芳人は、極道の久我に口説かれる。情報と引き換えに体を要求され受けた秋津は、自分に潜む雌の部分が逞しい雄を求めて疼くのを感じたが、情人を忘れられない。そして何より失う悲しみにはもう耐えられない。必死で拒むが、事件を追ううちに傲慢なくせに優しい久我に心かき乱され悦楽に溺れる夜が今蘇る…そんな傷を抱えた男達の恋話。久我のマメさに苦笑しつつ、脱力出来たり羽生の死ごと受け止めよっかかれる存在を得た秋津には良かったねと思えた。 読了日:4月10日 著者:英田サキ 夜に赦される (プラチナ文庫)の感想 『夜が蘇る』の続き、中古。情人・羽生を亡くし色褪せた秋津の夜を、極道の久我が再び悦楽で染め上げたが、秋津は羽生を殺したのは久我という衝撃事実を知り動揺する。愕然とする秋津だが請うような久我に憎みたくても憎めない、だが、久我の熱で温まってもその事実に、心は悲しみに囚われに抜け出さず、秋津の答えは、恋慕を押し殺して一時的に久我から去り考えることだった…償うべきこととは、赦されるべきこととは―濃密夜に色づき熟れた愛物語2巻。大筋結構愉しめたし、久我の大器に感心したが、一点秋津の選択のみが私好みではなかったかな。 読了日:4月11日 著者:英田サキ 夜に咲き誇る (プラチナ文庫)の感想 『夜が蘇る』『夜に赦される』続き、中古。久我と共に生きる為、極道世界へ飛び込んだ秋津。跡目相続に組が揺れる中、襲名に臨む久我を男としても支えたいと必死だったが「お前はたったひとりの俺の大事なイロなんだ」久我は秋津が極道色に染まるのを厭い守ろうとする。本気を突きつけなくてはと思い詰めた秋津は、久我と反目する男の挑発に乗り、匕首を手にした──愛するが故にすれ違い衝突する想い、その先にあるものとは…そんな3巻。久我が組長を襲名し、これから花開く感じで終了してしまうので、その後のてっぺんを目指す二人も読みたい所。 読了日:4月12日 著者:英田サキ 華の皇宮物語 帝の花嫁 (ティアラ文庫)の感想 作家買い、中古。『華の皇宮物語』続き、2巻。幾万とある宮中の書物を読みたくて妃候補になった嶺花は、望まずして新皇帝正妃に選ばれた。彼女の聡明さに惹かれる皇帝。彼の純真に心奪われる嶺花。だが嫉妬心を抱く他妃や宮廷の者達が、二人に反感を募らせ、遂に嶺花の暗殺未遂が!嶺花を守るべく後宮に駆けつけた皇帝は、国をも変える重大な決意をする!そんな国中の乙女を集めた後宮で一人だけ愛した皇帝CPのお話。話の流れは良いと思うが入れず。白秀麗と緑宝明の話は詳しくせず、メインCPに照準を深く当てた方が良かったんじゃないかと思う 読了日:4月13日 著者:剛しいら コンダクター (角川文庫)の感想 初読作家さんだがコミカライズ版読了の為内容把握済み、中古。これから始まる音大時代仲間との仕事に心を躍らせていたフルート奏者の朽木奈緒美は、とある場所で謎の変死体が発見されてから、奇妙な事象に巻き込まれていく。毎夜の悪夢、首なしの白骨、壊れ始める友情、そして怪事件を狂信的に追う刑事…優雅に音楽を奏でる若者達の日常が、一見繋がりの無い出来事により崩壊の道へ。陰謀に操られる恐怖の舞台劇が幕を開ける…そんな劇場型サスペンス!ほぼ完璧な漫画のおかげで目新しい事は無いが、これが続き物の序章なら受け入れられるかも。 読了日:4月14日 著者:神永学 水の記憶 (Cross novels)の感想 作家買い、中古。美貌臨床心理士・如月東栄は、事故で兄と友人を亡くした佐々木洸太に弟の様に接していた。一方、恋愛感情に疎い如月を長年想い続けていた佐々木は、関係進展の為、就職を機に同居を持ちかけた。ストレートに注がれる佐々木の愛情に、少しずつ「恋」を理解していく如月。10年越しの恋は穏やかに進行中に見えるが、意識はするもののテンション低くまだ恋となっていない東栄。そんな中、患者として現れた高校生・高遠炯は不潔恐怖症で解離性同一性障害だった…そんな患者さん絡み話。雪舟薫さんイラ合ってましたし、展開は面白かった 読了日:4月15日 著者:剛しいら 炎の記憶 (CROSS NOVELS)の感想 作家買い、中古。『水の記憶』の続き、記憶シリーズ2作目。児童専門の臨床心理士・如月東栄は10歳年下の恋人・佐々木洸太と暮らしている。同居して1ヶ月、初めての恋に戸惑う如月は、佐々木の求愛に応えるのが精一杯で、自分から求める事が出来ずにいた。些細なすれ違いが甘い筈の蜜月に小さな亀裂を生じさせる中、木曜日だけに起こる放火事件や、炎を見ると記憶が飛ぶ高校生患者・花輪耀やその友人?博史の奇行など周りの事象に心配は尽きない。付き合っていく中で悩みながらも熟していく二人のお話、上手に火の事を絡めてあって愉しめた。 読了日:4月16日 著者:剛しいら 緑の記憶 (クロスノベルス)の感想 作家買い、中古。『水の記憶』『炎の記憶』の続き、記憶シリーズ3作目。美貌の臨床心理士・如月東栄は、10歳年下の恋人・佐々木洸太に愛され、平和で温かな同居生活を送っていた。仕事に関しては天才的だが、生活に必要な能力は悉く欠如している如月をさりげなく支える佐々木。恋することに不器用だった如月も彼に応え、ふたりの関係は着実に深まっていた。だがそんな彼らの前に、1人の心に傷を抱えた高校生・有田英が現れる―そんなお話。耀と博史も大活躍。雪舟薫さんイラでこのシリーズのイメージ定着してたのに、イラが変わってて吃驚 読了日:4月17日 著者:剛しいら 雪の記憶 (CROSS NOVELS)の感想 作家買い、中古。『水の記憶』『炎の記憶』『雪の記憶』の続き、記憶シリーズ4作目。臨床心理士の如月は、年下の恋人・佐々木との暮らしにも慣れ、慌ただしくも満ち足りた日を過ごす。寝食を忘れて仕事に没頭する如月を心配した佐々木は、休息を取るため山奥の温泉へと連れ出すが、雪山で遭難した少年を発見、少年は入院したが、警察から記憶喪失だと聞かされ協力する事に。誰も引き取り手が現れない少年を引き取る決意をした二人だったが…そんな4巻。前作事件の子達が協力する事もだが、自分のやりたいことをやれるようになる安定GETも良い 読了日:4月18日 著者:剛しいら 食の記憶の感想 商業誌「水の記憶」「炎の記憶」「緑の記憶」「雪の記憶」などの記憶シリーズの番外編、J庭36でGET。 今回は、「緑の記憶」で出てきた拒食症の高校生・有田英が、役をGETした辺りのお話です。そして吃驚なことに有田英は、あの‘「顔のない男」「見知らぬ男」「時のない男」に出てた’篁音彦と共演しています。飛滝は出てこなかったけど…。そんで「命いただきます!」の板東花匡の店に食べに行っていた!(海音寺巽は出てこないけど)同人誌ならでは!のちょっとした登場が嬉しい一冊。 読了日:4月19日 著者:剛しいら 六蓮国物語 王宮の花嫁武官 (角川ビーンズ文庫)の感想 身代わり伯爵シリーズが愉しいのでこっちも読了。舞台は煌国、婚礼に臨む太子近衛武官・結蓮のもとに、太子を襲う妖怪が現れたと報せが入る。尊敬する太子の一大事に、花嫁衣装を即脱ぎ捨て太刀を手に駆けつける。自ら三度目の結婚をぶち壊すほど太子に心酔する結蓮だけど、突然の異動命令が!待ち受けていたのは、新たな婚約者・季隆だった、そんな中華ファンタジー。登場人物名等読みづらいのが難点だったが、堅物な結蓮(ゆいれん)と飄々としてるが決める時は決める季隆(すえたか)との仲については今後の期待大、妖怪退治展開も愉しめた。 読了日:4月20日 著者:清家未森 六蓮国物語 皇宮の嘘つき公主 (角川ビーンズ文庫)の感想 六蓮国物語2巻、中古。(105円で購入)敬愛する太子の傍に居る為、上官・季隆と偽装婚約契約を交わした太子近衛武官・結蓮。今日も太子に仇なす妖怪退治に暴走中。公主・華瑛の護衛につくが、我儘な彼女は何か困った事を抱えていそう。更に太子の兄将軍・崇怜が結蓮の婚約者だと勝手に名乗りでて偽装婚約に暗雲の兆し?困った結蓮は、恩人・翠玉の御使い様(正体は季隆…)を相手にお悩み相談…、そんな華皇宮ファンタジー2巻。真面目で融通の利かない結蓮と不真面目だが飄々と仕事をこなす李隆の掛け合いや、公主絡みの事件を愉しみました。 読了日:4月21日 著者:清家未森 六蓮国物語 宮廷のニセ御使い (角川ビーンズ文庫)の感想 六蓮国物語3巻、中古。(105円で購入)敬愛する太子を守る為上官・季隆と偽装婚約契約を交わしている太子近衛武官・結蓮は、憧れの恩人・翠玉の御使い様と文通を行う日々。だが結蓮に婚約を迫っていた太子の兄将軍・崇怜が、翠玉の御使いは自分だと言い出す!一方花街では、妓女が妖怪に襲われる事件が相次いでいた。結蓮は事件解決の為、妓女に扮するが、そこには既に一人で行動している季隆が居た…そんな中華皇宮ファンタジー第3弾。季隆過去事件、でも割とあっさり終わりあっさりバラしてしまってやや肩透かし感は有るが、概ね愉しめた。 読了日:4月22日 著者:清家未森 六蓮国物語 地下宮の太子 (角川ビーンズ文庫)の感想 六蓮国物語4巻、中古。(108円で購入)美女なのに残念な程仕事馬鹿な結蓮は、憧れの恩人が偽装婚約中の上官・季隆だと知る。今迄の愚行を思い返し挙動不審になる結蓮と、自分の正体に幻滅されたのだと思い込む季隆の関係は、噛み合わずギクシャク。更に結蓮は太子舎人の職を解かれ落ち込むが、季隆は太子本人に結蓮を連れて秘かに国を出る様告げられる?そんな中華ファンタジー急展開4弾。終盤迄読んだらなんか話が変な方向へ流れているので吃驚、なんだかんだこのまま天女になっちゃいそうな感じ。季隆とのラブイチャが見たいのになぁ。 読了日:4月23日 著者:清家未森 六蓮国物語 翠竜と赤の天女(上) (角川ビーンズ文庫)の感想 六蓮国物語5巻、中古。(amazon)崇怜が皇位纂奪、さらには結蓮が次代の六蓮天女に選ばれ、大混乱に陥る煌国。敬愛する太子・琮成が人質に取られ、崇怜との結婚を了承した結蓮。更に季隆が自分を助けに向かい、投獄されてしまう!季隆の身を案じる結蓮は、危険を顧みず牢へ忍び込み、二人は束の間の逢瀬を果たす。そこで告げられた季隆の真摯な言葉に、堅物の結蓮もようやく恋心を自覚する…そんな国を揺るがす完結直前巻。好きコクハが良かったかな、季隆の一見無謀なようで策を弄する感じも良し。でもやっぱこの進行だと天女になりそうだね 読了日:4月24日 著者:清家未森 六蓮国物語 翠竜と赤の天女(下) (角川ビーンズ文庫)の感想 六蓮国物語6巻完結、中古。(amazon)皇位簒奪を企てた崇怜が暴走する煌国。凶悪な龍神の力を発揮させた崇怜を、息の合った戦いで追い詰める結蓮と季隆。だが瀕死の崇怜に最期の力で結蓮は術をかけられ、人の立ち入る事が許されぬ龍宮へ強制的に帰還する。季隆は直ぐに結蓮を追いかけ、龍宮にむかったが、1年後たどり着いた龍宮で再会した結蓮の語った‘恋と使命の決断’とは!?清家未森の中華ファンタジー最終巻。龍宮での母や祖母の人界への無情と人界の皆との違いや、季隆とのお話も愉しめました。でも天女に仙人って…凄いCPだよね 読了日:4月25日 著者:清家未森 恋の達人 (ダリアノベルズ)の感想 作家買い、中古。大手商社に勤める松浦望は34歳にして課長な上、優しげなハンサム。社内では『恋の達人』と呼ばれ、女子社員の恋の相談相手としても人気。そんな松浦の下に中途入社の新人・古城が配属された。長身で精悍な印象のある26歳の古城初音は実はバリバリのゲイで、好みのタイプの松浦に一目惚れしてしまい、恋の相談を装って松浦にHを教えてくれと迫る。思うよりも素直な古城を気に入ってしまった松浦は戸惑いながらも拒みきれずに身体を繋げてしまう…そんな上司部下話。松浦視点古城視点有り、その時の心情は判るが一人称が 読了日:4月26日 著者:剛しいら 華の皇宮物語 皇太子の初恋 (ティアラ文庫)の感想 作家買い、中古。『華の皇宮物語』『華の皇宮物語 帝の花嫁』続き、3巻。香蓮の娘・白蓮は、皇太子・虎龍の旅に随行する。二人は色恋なんかより馬や狩りが大好き。一緒にいるだけで楽しくて、共に過ごす時間も増えていく。そんな仲を引き裂こうとする宦官の陰謀が!淫らな薬を盛られ誘惑を受ける虎龍。陰謀に気づき駆けつける白蓮。他の人なんて嫌、恋に気づいた二人の夜は…そんな中華宮廷ファンタジー3巻。世界観や粗筋はいいと思うので、心情描写や恋愛展開、陰謀部分がもっとガッツリ欲しかった。盛り上がり不足のまま終わってしまった感有り 読了日:4月27日 著者:剛しいら プレイボーイ伯爵の純愛 (ティアラ文庫)の感想 題名に惹かれ中古購入。他国の王子と婚礼を控えたメイベル王女は、父王の命で伯爵エドワードから夜の作法を学ぶことに。勿論処女は奪わないと約束されてたのに諍いから最後まで奪われる、衝撃を受けるも体は感じてしまう…だって伯爵はメイベルの初恋の人。快楽に溺れる二人だが、お互いにお互いの気持ちを勘違いし一方通行だと思いながらも続く。そんな微妙な関係が父王にバレ伯爵はピンチに!そんな濃密・宮廷恋愛遊劇・新乙女系ノベル。伯爵もまたメイベルのことが好き…っていうのは確かに判りづらいかも。そしてイラがいまいち 読了日:4月28日 著者:岡野麻里安 Let’s豪徳寺! (2) (講談社漫画文庫)の感想 本箱発掘再読。武道館での結婚式も無事終わり、慣れない主婦となって幸せな新婚生活をスタートさせた美姫。美姫の娘・姫子の面倒をみていた次女・舞姫は、姫子を美姫に返す事に寂しく思うが、そんな折舞姫の勤める保育園に、新しい保父・風祭怜が入ってくる。子供が好きで、仕事に一所懸命で、でもちょっと生意気な怜に誘われるまま、一夜を共にしてしまった舞姫。だがからかって“遊んでやる”つもりが、愛の罠にはまってしまったのは舞姫の方だった。舞姫、年下の男に翻弄される?の巻。豪徳寺家の三姉妹の恋愛を描くこのお話はコミカルで愉しめる 読了日:4月29日 著者:庄司陽子 徳川生徒会 (MF文庫)の感想 ドナの為、本箱より発掘再読。亡父の権力を受け継ぎ、学校だけの都市で我侭をつらぬく生徒会長・徳川家夷に薩摩学園から刺客?がきた。権力を振りかざし、学園都市の改革を推し進める家夷に憂いを覚えた薩摩学園校長の養子・島津弥七、彼は空きポストの副会長に収まり、お目付け役となる、そんなギャグ漫画。そういえば弥七って『黄門★じごく変』にもちらっと出ていたかも。ギャグはあっちと同じような感じだが、あっちと違って軸(ストーリー)があんま無い為、ややダラダラ感が気になるところもあったが、まぁまぁ愉しめた。 読了日:4月30日 著者:中津賢也 読書メーター PR |
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