2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:8968ページ ナイス数:157ナイス 精霊歌士と夢見る野菜 金色の約束 (角川ビーンズ文庫)の感想 『精霊歌士と夢見る野菜』シリーズ3巻。『精霊歌士』を目指すメロウは、野菜しか作れず、ムーサ音楽院予備学生でしかない落第生。ムーサ音楽院首席・エイディの才能に追いつく為奮闘中に“砂漠の王子様”シャーディーや、臆病なリーリという補講仲間と力を合わせ課題を乗り越え、ついには花も咲かせられるようになる。だがなんと精霊歌士になる最終試験審査するのは、幼いメロウを捨てた母親で王国女王その人だという…そんな王道恋ファンタジー最終巻。正直ここで完結は、かなりもったいないな~と思う。折角面白くなってきた感じだったのにな。 読了日:8月1日 著者:永瀬さらさ スウィート・ソプラノ ~金色の王子に奏でられ~ (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ、初読作家、中古。子爵令嬢のニーナは舞踏会中に誘拐されるが、第二王子・ルーカスに助けられる。現王の弟で辺境城で謹慎している金瞳王子を、幼少時に歌を褒めてもらった時から、ニーナは密かに恋い慕っていた。ルーカスの居城に連行され、ニーナは昼は広間で美しい歌声を、夜はベッドで甘い歌声を求められる…令嬢と王子の初恋の調べ。ってな粗筋、両想いなのに意思疎通なしに初Hって全然初恋チックでは無いです。兄王は弟を称賛する令嬢を狙い攫ってやりまくっていたらしいし…むむむ。もうちょい書き方を変えてくれればなぁ 読了日:8月1日 著者:蒼井ルリ乃 守護者がつむぐ輪廻の鎖 守護者がめざめる逢魔が時3 (キャラ文庫)の感想 「守護者がめざめる逢魔が時」シリーズ3巻。清芽を守護する「加護」の正体を探る為、夏休みを利用し、凱斗を筆頭に清芽の実家神社を訪れた霊能力者一行。だがその町で霊障と思われる怪事件発生!赴いた先に居たのは、協会には属さないフリー霊能者だった。稀代の能力を持つ清芽の弟・明良と同格な力を秘めている様な癒し系の美貌青年は、なにやら清芽に頼みごとがあるようで…そんな若き退魔師達が怨霊退治に挑むBLホラー3弾!今回も主役CPのイチャコラの下りは不要なんじゃないか、ってくらい明良にくいついてました。あやうい感じが素敵。 読了日:8月2日 著者:神奈木智 六三四の剣 (3) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。現代の剣豪になれと、両親が願いをこめ命名した夏木六三四の 小学校時代(夏木栄一郎VS東堂国彦の父親対決IN全日本剣道大会後半~盛岡から引越しを経て小5で北上少年少女剣道クラブ入門迄)3巻。母が教師をする26名しかいない峠山分校の小学校に転校後、父の死のショックで3年も剣道から遠ざかる六三四。剣道をしてない生活が続くある日、父の墓を東堂国彦と修羅が訪れていたのを知り憤る、夏木栄一郎を仇と考え陰ながらツキの特訓をしてたり、北上少年少女剣道クラブにて轟蘭子と再会したり、母・佳代の奮闘もいい味。 読了日:8月3日 著者:村上もとか モペットちゃんのおはなし新版 (ピーターラビットの絵本 5)の感想 夏休みの読書感想文用に子供が学校から借りてきた本、子供にマジでこれの感想を書くの?と訊いたけど、だってこれ未就学生用じゃないかしら…でも私も一応読んだので記載。かわいい子猫・モペットとねずみの知恵くらべ。素早いねずみは子猫なんか馬鹿にしてからかっています。ところが最後には――ってな粗筋。にゃんこの絵が可愛い。あたまを小さなきれで縛って暖炉前に座る挿絵も、鼠ボール遊び挿絵も良し。全般的に可愛い絵本でした。さて息子はこれを本気で読書感想文として出す気でしょうか?そして先生の反応は…?そこも気になるところ。。 読了日:8月3日 著者:ビアトリクス・ポター 逃げそこね (ソーニャ文庫)の感想 タイトルに惹かれ、中古購入。乗馬好きな子爵令嬢マリアンナは、折角デビューしたのに名門貴族のレオナルドに「馬にまたがる田舎者」と揶揄され、社交界から爪はじきに。傷つき、王都から逃げる様に帰郷するが、何故かそこにレオナルドが現れ、結婚を強要。あんな仕打ちをしておきながら、どういうつもり?と涙を堪えて睨みつけるマリアンナを恍惚表情で見つめるレオナルド。逃げようとするマリアンナは捕えられ、無理やり身体を開かれてしまい結婚する羽目に。だが逃げ出す気満々のマリアンナは…そんなお話。もうちょっと逃げて欲しかったかな 読了日:8月4日 著者:春日部こみと 【Amazon co.jp限定】予言者は眠らない 書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)の感想 作家買い、中古。 幼い頃、父が交通事故に遭う夢を見て以来、大切な人や、好きな人の夢を見ると、それが現実になってしまう──そんな予知夢に怯えるようになった大学生の相原浩也。バイト先のファミレスの年下同僚高3・高取祐介に密かに恋しているけれど、仲良くなったら夢を見てしまう、とわざとそっけない態度をとる毎日。だがある日、高取が浩也に「好きです」と告白する夢を見てしまい、それはどうすべきかと混乱する…そんなお話。ん?な部分も有るが、ネガティブ思考で自己評価の低い鈍感設定(実は天然)で年下攻めだし、割と面白かった。 読了日:8月4日 著者:樋口美沙緒 青春白書 (3) (講談社漫画文庫)の感想 ドナの為、本箱発掘再読。世界に通じる一流選手を育成するフィギュア専門スケート学校1期生に選ばれた真琴。そして遂に歩も編入を許され、北海道から東京へと移る。喜びも束の間、真琴が憧れの翠川倫子とペアを組んだ事を知る歩だが、セラーズ先生に言われ、なぜか真琴とペアの練習をする事に。翠川結城ペアのたたき台と聞き激昂して聞きに行くが本当にそうだと知り北海道に還る決意をする。だが空港で雪子と会い話すうちに気が変わり……そんなフィギュア・スケートで結ばれた愛を描く3巻!たたき台承知で身代わろうとする情熱…は感じます。 読了日:8月5日 著者:上原きみ子 伯爵と妖精―涙の秘密をおしえて (コバルト文庫) 読了日:8月5日 著者:谷瑞恵 子爵探偵 甘い口づけは謎解きのあとで (ティアラ文庫)の感想 表紙と謎解きの文言につられ中古購入。本当の祖母の様な雇主の親・メイジーの手伝いの為乗った客船で、殺人の濡れ衣を着せられたステラ・Dを、推理を駆使し助けてくれたのは、居合わせた自称「名探偵」貴族イアン。唯我独尊な変人なのに一生懸命犯人捜ししてくれ、真犯人の罠にかかり殺されそうになった後も、優しく抱きしめてくれたイアンに「ずっと側にいて欲しい」と囁かれ、蕩ける様な甘い夜を過ごすが…そんな探偵と被疑者から始まった恋話。設定が面白いのにかなり勿体ない、是非シリーズ化してもう少し事件を面白いものにして欲しい所。 読了日:8月6日 著者:館山緑 愛しかない・改の感想 『愛がない』番外編。仲直りの直後話「足りないもの」ご要望通りと帰ろうとする白井雅志が、引き留めて欲しい感満載の子供っぽさで、一緒に居たら嫌かもしれないけど、見てる分には可愛いと言えなくもないお話。「愛ある日々」その後話、白井篇。「愛ある日々」その後話、槇野達哉篇。 「愛しかない」山崎さんとランチから始まり、前回出来なかったサプライズクリスマスとして連休を満喫させるために、白井が張切るお話。 「ストロベリー」愛ちゃんも絡めたイチゴ狩り話等。達哉の前カノ登場で吃驚。…ってな5つのお話が収録されとります。 読了日:8月7日 著者:成瀬かの 青春白書 (4) (講談社漫画文庫)の感想 ドナの為、本箱発掘再読。一流選手育成フィギュア専門スケート学校にてすったもんだの末、倫子とペア解消し新たにペアとなった歩と真琴は愛情も確かめ合うが、ペアデビュー目前に以前から悪かった歩の右足を更に痛めてしまう。いつか真琴の夢であるペア・マラゲーニャを一緒に踊る為特訓するが、歩の右足が踏み切れず飛べなくなると左に転向し頑張り続ける2人。更には学校に新しいペアを宛がわれ…そんなスケート漫画4巻。亜木津の母親の死やペアに執着し学校側の意向を無視し出寮同居しスケートに情熱をかける半生?と恋物語。 読了日:8月8日 著者:上原きみ子 華鬼2 (レガロシリーズ)の感想 中古購入、初読作家さん。響、四季子に襲われた翌日、神無は命の恩人・国一の生存確認の為、庇護翼に気遣われながらも学校へ。だが国一の姿はなく、代わりに薄笑いを浮かべた四季子が待ち構えてた。動揺する神無の前に見知らぬ黒服男が姿を現す…そんなシリーズ第2弾!華鬼と神無に起こる心情の変化経緯がいい。華鬼が無意識に本能で不在の神無を探しふらつくだの、寝たふりしたりこっそりご飯食べてみたり等恋自覚ないままの行動が可愛く、人形の様だった神無がちょっと人間的変化するのも、カズキヨネさん絵も横柄そうな忠尚も結構いい人で良い 読了日:8月9日 著者:梨沙 監禁城~冷たく甘い秘密のキス~ (ヴァニラ文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。アナベルは、辻馬車を呼んだ礼をくれるという伯爵について古城にきたが、伝家の宝石を盗んだ咎で監禁される。実は無実で処女なのに、美しい伯爵は信じず、目隠しされ媚薬を塗り込めた花びらを一晩中、指一本で淫らにまさぐられた。「君は父の愛人だったんだろう?」勘違いも正せず、初めて知る甘い官能と屈折した愉悦を刻まれながら、アナベルは初めて好きになった人に弄ばれて傷つくが、一線を越え処女だとわかると和解するも、執事が伯爵弟とその知人を伴って訪れ事態は急展開…そんな愛縛恋。これ監禁してないと思うよ 読了日:8月9日 著者:牟礼茉莉花 タイムリミット (プラチナ文庫)の感想 作家買い、中古。甘い蜜滴る体で雄を食い締め、貪欲に求める魅惑の副社長・潤一郎だけど、恋人の葛西は仕事人間でなかなか濃密な時を過ごせない。「もっと愛さないと…リストラしてやる」と不満のまま、占拠事件に巻き込まれ人質となる。しかも首謀者は、かつて潤一郎を淫獄に陥れた男。そこから救い出してくれたのも葛西だった、そして今回も必ずと信じ、嬲られても毅然と耐える。その愛に応えるべく葛西…そんなお話。その後話『それから…』『それから…の後には…』も収録。出張先でテロに巻き込まれるこの話はテンポよく愉しめた。前巻未読。 読了日:8月10日 著者:剛しいら 妖狐Warning! (ミッシイコミックス NextcomicsF)の感想 レンタル読了。『親をなくし路頭に迷ってしまった宝生みお。そんな彼女の前に突然現れたのは、漆黒のスーツに身を包む大財閥の若き総帥・黒狐院御咲…華麗な外見を持つ彼の正体は、妖怪の頂点に立つ王・九尾の黒狐だった。豪奢な黒狐院邸に招かれたみおは、自分の身体が悪い妖怪に乗っ取られようとしていると告げられる。それを阻止する「儀式」にキスが必要だと言われ、恋人でもないのにキスできないというと、黒狐院はみおと"恋人生活"を始める事に…そんなファンタジー。バタバタ進み先が読める展開ながら、少女モノ王道なので安心して読めた 読了日:8月11日 著者:赤羽チカ ファミリーWalker (ウォーカー) 首都圏版 2014年 07月号 [雑誌]の感想 車屋さんで待ちがてら読了。遊ぶ場所が沢山たっぷり掲載、今回私が注目したのがローラー滑り台のある公園でした。211Mのヤツがある『青梅市花木園』、高尾駅からバスの八王子市にある『殿入公園』、動物園もある『横浜市立金沢動物園』にも行ったことが無いので興味津々。何度か行った事のある『県立四季の森公園』もその時ローラー滑り台はしてなかったので、今度チャレンジ。他には、お台場の『日本科学未来館』の企画もの「トイレ?行っトイレ!」には是非参加してみたいです。2014年10月5日日曜日までなので、行く機会があるかな? 読了日:8月12日 著者: 王立学校秘恋物語: 愛しき男装令嬢 (ティアラ文庫)の感想 初恋の彼に近づく為、男になりすまし女子禁制学校に潜入した貴族令嬢アミリア。婚約者の親友として出会った彼は、憧れの公爵令息だが美少年を集めて淫行に耽る男色家の不良?ショックを受けるものの彼の秘密の鍛錬を知り、いつしか親友に。二人で剣の稽古に汗を流し「男同士」としての友情を深めるなか、突然の愛の告白。女だと知られては恋どころか友情まで壊れてしまう!困惑をよそに「お前を抱きたい」と求められ、アミリアは男として繋がる覚悟を決めるが、だがその幸せは長く続かなかった…そんなお話。恋情を普通に愉しめるが、無難展開かも。 読了日:8月12日 著者:犬飼のの 虹色スコール (ディアプラス文庫)の感想 作家買い、中古。高校迄べったりだった友人・池上脩平と、大学に入ってから距離を置く様になっていた水野律也。池上の何でも分かったような顔が気に入らない、全てにおいて律也より勝っているのも、律也の好きな千鈴が池上に想いを寄せていることも。その態度に気づいていながら傍を離れない池上。そんな彼の心中を考えようともしない律也。二人のベクトルが交わる日は来るのか、そんな不器用同士等身大恋愛模様。作者後書通りの大学生同士日常生活での「山も谷もオチもない」でした。友達状態が変化するのは納得いくが、最後がちといきなりかなと 読了日:8月13日 著者:砂原糖子 失恋ショコラティエ 8 (フラワーコミックスアルファ)の感想 レンタル読了。ホワイトディにショコラティエ・小動爽太の前に家出したと現れ店の2階にしばらく住み着いた紗絵子、ずっと片想いだった憧れのサエコを放っておけず、えれなを切った形に。爽太は紗絵子と一線を超えるも、どんなに体を重ねても本心が分らず戸惑う。信じようとしても今迄の彼女との体験から幸せな未来が想像できない。そして遂に爽太はある決断を下すがー。えれな、薫子、まつり、オリヴィエ、関谷の展開も見所の、次巻完結を控え益々ヒートアップの8巻!やっぱそれぞれの考え方の違いが面白いかな。どう着地するのか次巻が愉しみ。 読了日:8月13日 著者:水城せとな コミックマーケット 86 カタログの感想 今年は行くか行かないか迷っていたので通販で申込みしてませんでしたが、本屋さんで見掛けてしまったため発作的に衝動買い。行くならば、16日の商業誌番外編目当てとなる予定でしたが、今回お仕事の為結局断念。でも中身を読むに当たり欲しいもの(商業誌の番外編など)は何点かありました。買えなかったやつは通販になるのかしら、J庭かしら。。 読了日:8月14日 著者: 王子様の猫 (ソーニャ文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。幼い頃、記憶を失くし森で彷徨っていた少女リルは、第四王子サミュエルに拾われ、猫として飼われ溺愛される。王城から離れた森の奥深く、訪れる者のほぼない離宮で、いつしか互いの身体に溺れるようになるが、自国は隣国との戦争で劣勢になっていて二人の時間にもタイムリミットがあった。そんな中、リルの過去を知る者の出現で、優しい王子の様子が豹変――そんな王子の箱庭に囚われた少女の運命物語。設定はそんなに悪くないと思うが、描写が弱くいきなりそれ?な場面有、バットエンドチックなラストも好きくない。 読了日:8月15日 著者:小鳥遊ひよ ハニーデイズ (幻冬舎ルチル文庫)の感想 作家買い、中古。杉原さん23冊目読了本。国巳は自宅離れに下宿している12歳年上の諒一郎が大好きだが、兄の如く慕っていた諒一郎の同性の恋人とのキスを見て、その「好き」が恋愛感情だと気づく。国巳は気持ちを諒一郎に告げるも弟としか見てもらえない。それでも諦められず高校生になってもずっと好きでいたが…そんな歳の差恋話。うーん、まどるっこしかった、諒一郎が強く突き放さないのは好きなんだろうなぁとは思っていたが、中々落ちてくれなかった為、国巳の思考に苛々。でも諒一郎はいつからだったんだろう、彼視点の話も読んでみたい。 読了日:8月16日 著者:杉原理生 いつでもお天気気分 第6巻 (花とゆめCOMICS)の感想 5巻に続き6~7もレンタル。眉村と御堂のデートにエイプリルフール誕生日の山下一樹が加わる一日話や、茶道部男子三人組が3年生になった春、赤馬の妹・霧子が入学してきたが、茶道部新入部員にと意気込む秀達を尻目に、霧子は兄を敬遠気味で…そんな彼らの学校生活&恋話6巻。2013年1月刊。今回は3年初めから~夏頃迄。(秀ちゃん編はちと短いが)3CP話+赤馬妹って感じかな。どこか青くてちょっと微笑ましくてコミカル。なかなか個性的な新入部員で愉しめそう。しかし皆が大なり小なり持っているとはいえストレスって発散大変だよね 読了日:8月17日 著者:羅川真里茂 ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫)の感想 初読作家さん。幽霊等見たくもないのに「視えてしまう」体質の大学生・八神森司は、高校時から片恋中の美少女こよみの為に、嫌々ながら仕方なくオカルト研究会に入る。そんな折、オカ研に悩める男が現れ相談されたのは、女の顔形の染みが壁に浮き出て何度引っ越ししても「追ってくる」というものだった…そんな一話から始まり次々もたらされる怪奇現象相談に個性的なオカ研メンバーが大活躍する青春オカルトミステリ話序章巻、5話収録。なかなか飽きさせない構成だし、一話一話のややオカルティックなお話も愉しめた。恋がどうなるのかにも興味津々 読了日:8月18日 著者:櫛木理宇 公爵さまと蜜愛レッスン ~夢見るレディの花嫁修業~ (ロイヤルキス文庫)の感想 初読み作家さん、中古。成金伯爵の令嬢ヴィクトリアの社交界デビューに際し、公爵家現当主・エドワードが後見人となる。伯爵家と公爵家は親しく実直で優しい彼はヴィクトリアの初恋の人。いつか彼のお嫁さんにと願いながら、身分違いで諦めているヴィクトリア。ところが婿選びを前に、嫁ぎ先を見つける名目で公爵家へ軟禁されてしまい花嫁修業をやるはめに!「私を夫と思うように」と触れてくるエドワードの甘やかな指先。将来立派な花嫁になる為の過激レッスンが始まる……そんな天然素直系ヴィクトリアと、奥さんに教育していくエドワードのお話。 読了日:8月19日 著者:御堂志生 スレイヴァーズ キス (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 華藤えれなさんで唯一好きなシリーズである「スレイヴァーズ」文庫化の1巻。社長令息の倉橋柊一は、偉大な父の後継者としては不相応な美貌と脆弱な躰を厭い、逞しい体格と優秀頭脳を持つ使用人の冴木鷹成に長年自尊心を傷つけられていたが、大学卒業後、父の急逝で家も会社も冴木に渡り、更には、家族を守りたければ奴隷になれと宣告される。家族の為に自分を犠牲にした柊一は、仕事をしている冴木に男として敗北感を募らせる。そして高校時先輩だった山脇と会社で再会し、冴木の不正を知る…そんな序章巻。SS冴木視点、一途で宜しいと思います 読了日:8月20日 著者:華藤えれな いつでもお天気気分 7 (花とゆめCOMICS)の感想 5巻に続き6~7もレンタル。高校最後の学園祭、茶道部は柔道部とタッグを組み、和風コスプレ&キモメン喫茶をするが…妹とのあれこれも絡めた文化祭話&赤馬、秀、進之介はそれぞれの想いを胸に受験に臨み卒業式迎える、赤馬が新たな「暴れ馬伝説」を打ち立てる──受験勉強~高校卒業迄話収録。ハイスクール青春グラフィティの感動フィナーレ7巻、2014年6月刊。すっごい長らく?高校生だった彼らもやっとこ卒業しましたね~。これからそれぞれどんな未来があるのか、各々の恋人とはうまく付き合えていけるのか、想像するのも楽しいですね。 読了日:8月20日 著者:羅川真里茂 横浜ウォーカー 2014年 08月号 [雑誌]の感想 ネカフェ併設カラオケで読了。今回気になる記事は、裏表紙にもあったユネッサン。2014年9/23までなら体験型イベントのコナンを愉しめるらしい、行ってみたいなぁ。信玄餅の工場見学も好きなので気になる。でも山梨県、うちからはちと遠い。ここには載ってなかったけどシャトレーゼの工場見学(ここも遠い)や、崎陽軒の工場見学もいつか行ってみたいなぁ。CIAL桜木町は既に覗き済み、駅チカで綺麗でした。(スープ屋さんでスープのみました。) 読了日:8月21日 著者:雑誌 黒の将軍と東の塔の魔女 (マリーローズ文庫)の感想 スピン元と違って好みだった為、愉しめた。実親にさえ魔女と恐れられ、城塔に幽閉されていた第一王女アレクサンドラを外に連れ出してくれたのは、イグニス国の獰猛将軍・レオニダス。シルワに戦いを求めて攻め入り、その勢いに国王一族は逃げ出し、幽閉状態で一人残されていたアレクサンドラにレオニダスは突然「俺がおまえをシルワの女王にしてやる。俺の子を産め。俺は自分の国が欲しい」と言ってくる。アレクサンドラは結婚までは、と純潔を守るが、一緒に過ごすうちにレオニダスが獰猛なだけでなく国を治める器を持つ事を知り…そんなお話。 読了日:8月22日 著者:姫野百合 麻薬のような男 (ショコラ文庫)の感想 作家買い、中古。新人ホスト・石羽根晟の本当の職業は、クラブ内でドラッグ密売が行われている情報で潜入捜査中の警視庁刑事だった。晟が最も怪しいと睨む、クールで大人の男の色香漂うナンバー2・氷崎怜一は、なにかにつけ晟を見下し尊大な態度。氷崎は一人で不審行動を取ることが多く、要注意人物としてマークしていた。氷崎のヘルプについた晟は、流れで氷崎に濃厚なキスをされてしまい、意識してしまうようになるのを押し殺し捜査する晟だが、なぜか氷崎と同居する羽目に…そんな麻薬事件話。予想通りの展開で愉しめず、なにか加味して欲しい所 読了日:8月23日 著者:結城一美 青の祓魔師 13 (ジャンプコミックス)の感想 ネカフェ併設カラオケで読了。幼い出雲にイルミナティが近付いたのは九尾の力を手にする為だった。母・玉雲は実験台とされ、妹・月雲と共に囚われの身となった出雲。神木家の壮絶過去を知り、一刻も早く出雲を救出したいと願う燐達は救出に向かうが、侵入した途端に離れ離れになってしまい…そんな13巻。裏切った女性への報復等、イルミナティの…特に外道院の外道さが恐ろしく出ていたかな。この巻では神木出雲も逃げれるかどうか五分な印象。願わくば志摩廉造が二重スパイである事を望む。グロさ等は頂けないが、なんにせよ次巻の展開も楽しみ。 読了日:8月24日 著者:加藤和恵 愛からはじまるサスペンス―まんが家マリナ最初の事件 (集英社文庫―コバルト・シリーズ)の感想 友人からのお勧め本、借り本。マリナシリーズ1冊目。今度読者アンケートが最下位だったら首、と編集長に無慈悲にも言われたマリナ。くいっぱぐれは嫌と焦り、「大音楽大河恋愛セクシーロマン」に挑戦することに。取材のために音大付属高校生の旧友・薫を訪ねるも、そこには美女とバイオリンを巡る恐ろしい事件が待ち受けていた…そんな長編シリーズの第一作目。17歳で漫画家で友人一杯設定や一人称が入り込みづらさを強化していて読了に苦戦、今回は主人公の紹介本っといった所か。それでも友人が勧めるだけに今後面白くなるだろう事に期待。 読了日:8月25日 著者:藤本ひとみ 偽りのフィアンセ~公爵の甘い誘惑~ (ジュリエット文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。勝ち気なリディアとおとなしい双子の妹ローレルは父が決めた婚約に反発、入れ替わってお互いの婚約者に嫌われようと企む。リディアは尊大な公爵ギルバートに自分が従順な花嫁にはならないことを見せつけようとしたが、逆に彼に気に入られてしまう。本気で彼女を得ようとするギルバートの巧みな誘惑に、身も心も囚われてしまうリディア。彼は妹の婚約者なのに…そんな双子が入れ替わってお互いの婚約破棄をしようとするお話です。割と愉しめた、妹篇の「危険なフィアンセ~諜報員の甘い誘惑~」もこれから読むので愉しみ。 読了日:8月26日 著者:水島忍 残念な情熱 (ショコラ文庫)の感想 作家買い、中古。黒橡流家元の息子ながら箏を捨て就職した葵竜を、家を出た原因・従叔父の太獅が連れ戻しに来た。優しかった太獅が冷たくなったのは、家元の座を奪われたくないからだと気づき、逃げ出した過去。葵竜は就職失敗を機に演奏会に出るよう命じられ、相変わらず冷ややかな太獅の監視の下で稽古を始めるが、誰かに躯を弄られる夢を見てしまい、困惑。葵竜は家を継がないと言う為、太獅を飲みに誘うが…そんなお話。ヘタレた部分は面白く読めたが、なんかちぐはぐな印象。箏ももっと突っ込んだ仕事描写じゃない為今一つぱっとしなかった感有 読了日:8月26日 著者:成瀬かの fleur(3) (ミッシィコミックスNextcomicsF) (ミッシイコミックス Next comics F)の感想 レンタル読了。フォーラント王子に、惹かれはじめた香料師フィナだが香料調合中、偶然思いのままに操れる魅惑香料“魔女の吐息"を、作り出す。それを狙い、隣国名家御曹子セフィードがフィナに迫り…。記憶混濁するフォーラントを看病するフィナは王子の譫言「あの人」が気にかかる。見合中止され憤る近衛隊長ミライに、セフィードは企みを暴露、フィナに作るのを強要。一方、ジーンは、フィナの身代わりとして連れてきたシャルを逃がすが…ってな話。やっぱり香料が都合よく展開され、作りすぎ感が否めないが乙女ものならこんな感じなのかしら。 読了日:8月27日 著者:ナガトカヨ 天の花嫁 (ルルル文庫) 粗筋に惹かれ中古購入。その山を登ると帰って来られない、という伝説のある竜成山にある病の治る花を求め、病気の母親を抱える杏麗は旅に出るが、禁断の山を登り、見てはならないものを見てしまい天界へと連れ去られる。更にはそのことで天帝子息・青遼と結婚し子をなさねばならぬと聞き、地上に残してきた母を気に病み何度も脱走するも戻されるが、青遼の苦しい過去と、杏麗への優しさに触れる度青遼に惹かれていく。やがて妻となることを受け入れ始めるが、母が重篤だと知る、そんなファンタジー。大筋からいえば好みとはいえるが、今一入れず。 読了日:8月28日 著者:葵木あんね ハッピーウェディングから恋が始まる 皇妃と危険な誘惑 (ティアラ文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。姉が選ばれる筈なのに皇帝レオンハルトからの突然の指名で彼のかっこよさについ結婚承諾したエレノア。初めてなのに蕩ける様な甘く溺愛される初夜だったが、夫は政務に多忙で寂しい新婚生活。心の隙を狙う様に、悪魔的魅力で迫ってくるダンディな義父や、情熱的に愛を囁く仮面青年から危険な誘惑が!愛してくれる夫がいるのに堕ちてしまいそう…そんな二人のお話。皇帝としてではなく1人の男として愛されたいのは理解できるが、面倒くさい夫だわ。そしてバカップルに。キャラが好みでないせいかあんま面白味を感じず 読了日:8月29日 著者:岡野麻里安 一途な独占欲 (ビーボーイノベルズ)の感想 吉田さん作家買い、中古。長く片恋中の幼馴染が結婚する事になり完全失恋した税理士・夏目幸史は、取引先の端整男・伊佐とバーで出会い口説かれる。キスもHも初の夏目が甘やかされる様に抱かれた翌朝、伊佐がクライアント先の社長だと知り、失恋と一夜に混乱したまま伊佐とデートの約束を取り付けられた上にとりあえず付き合う事に!『ユキは絶対、俺を好きになる』 伊佐がかける甘くて優しい恋の魔法は、幼馴染みを忘れられない夏目の心を溶かす…そんな二人の話。やや強引なくせに幸史に弱い伊佐が微笑ましい。庶民と金持ちの違いも愉しめた 読了日:8月30日 著者:吉田ナツ 六三四の剣 (4) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。現代の剣豪になれと、両親が願いをこめ命名した夏木六三四の 小学校時代(北上少年少女剣道クラブで県大会戦~優勝を経て8月の全国大会IN日本武道館での東堂修羅との代表戦・小5迄)の4巻。全国大会に向け特訓したり、試合では上段の六三四に対し、修羅が巻き技を使い延長戦へ…そして今回の全国大会は修羅に軍配が上がり、来年個人戦での再選を誓う二人であった、うんこれぞ、ま・さ・にスポコン的青春!ぶつかりあって判り合ってって凄いよなぁ~。そういうのって本当に理解しあえるものなんだろうか、と疑問だが…面白い。 読了日:8月31日 著者:村上もとか 読書メーター PR |
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