2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:10215ページ ナイス数:112ナイス 恋愛相続人~花嫁は二度恋をする~ (ルルル文庫)の感想 作家買い中古。ノウル半島と西海ウェル島から成るノウルウェル連合王国で、本家と分家に分かれ王国支配の世、両家の話が纏まりノウル家傍流の娘エストリッドとウェル島西部オルドリク若領主クラオスの婚約が整う。無理解な親や乳母に苦しめられていたエストリッドだが、クラオスの1年にわたる優しい手紙に、愛する様に。だが迎えの代人・フェレルと代理結婚式をすませた出港前、クラオスが海難して行方不明だと知る。捜すつもりのエストリッドだったが、フェレルは何故か態度を急変させる…いきなり未亡人?な恋と陰謀話。無責任な若領主に吃驚じゃ 読了日:9月1日 著者:平川深空 不埒なロマンス小説の書き方 (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ。自分の不注意で、人気作家である母が書いた原稿を奪われてしまったセシリア。母の担当編集者・ラルフから、不在の母の代わりに二週間で完璧な原稿を書けと強要され、小説が大好きでこっそり書き続けていたセシリアだが、恋すらしたことないと母の様な濃厚なロマンス小説を書くなんて絶対無理と尻込み。だが高級ホテルに閉じ込められ、情熱的なラブシーンを書く為の、ラルフの驚くべき指導が始まって…そこから始まる恋話。2人のやり取り以外にもお仕事描写が欲しいかも。秘密クラブが怪しすぎる…あとは流され型TL普通印象。 読了日:9月1日 著者:葉月エリカ ブラッド・クロス (一迅社文庫アイリス)の感想 作家買い、中古。19世紀パリを模した観光地オールド・パリで、全身から血を抜かれるという、吸血鬼犯行としか思えない連続殺人事件発生!吸血鬼の伯爵・オスカーは、美貌の魔物シェラードと共に事件を追い、殺害現場に遭遇するが、そこにいた犯人は犠牲者の血を吸うオスカーそっくりの男だった。男は何者なのか?そして犯人の目的とは…?オールド・パリで事件を調査する吸血鬼と魔物のお話です。序章としてはいいと思うが、これ単巻だと事件は解決するけど確かにモヤモヤする、続刊希望。キャラも立っているので広げられそうですよね 読了日:9月2日 著者:水壬楓子 5時から9時まで 7 (Cheeseフラワーコミックス)の感想 主役CPには興味が無いがCPになりそうな周囲の続きが気になりレンタル読了。潤子に一目会った瞬間から、この人だと決めてた…そんな都内のお寺の跡取り坊主・星川高嶺29歳と、英会話スクール講師・潤子の痴話喧嘩っぽい話がメイン。その脇で展開する結婚がしたいゼクシィ話の方がまだましかも。三嶋をターゲットに選んでても蜂屋と寝てる部分はあるが、共感部分が無いわけじゃないし。主役CPは、袈裟を脱がせたいだけかも、と思ったり。そんな事より成田兄を幸せにしてやってくれ、とも。そしてそろそろアーサーとモモエを進展させてほしい 読了日:9月2日 著者:相原実貴 サケのたんじょう (科学のアルバム)の感想 夏休み読書感想文用に子供が学校から借りてきた本、子供にマジでこれの感想を書くの?と訊いたけど、だってこれほぼ写真じゃないかしら…でも私も一応読んだので記載。題名通り、お魚・サケの誕生からの説明と写真が載った本。合成じゃなければすんごい時間をかけて撮ったんだろうなぁ、って写真が多い。流れの速い白川にサケが1匹いる、とか産卵後1か月の卵の中に黒い目が見えてるとか、稚魚が鳥に咥えられる&他の大きい魚に食われるとか、見ると迫力が有り。メスが卵を産みオスがそれに精子をかけるって産卵方法も初耳かも。勉強になりました。 読了日:9月3日 著者:桜井淳史 淫惑の箱庭 (ソーニャ文庫)の感想 初読み作家さん、中古。アルクシアの王女リリアーヌは、隣国ネブライアの王となった幼馴染・ルチアーノとの結婚を間近に控え穏やかな日々を過ごすが、野蛮な国キニシスの皇帝レオンに自国を滅ぼされ、強引に体を奪われる。傲慢なレオンを憎みながらも、一方で優しい手に違和感を抱くリリアーヌは、体を重ねる毎に彼の真実に近づいていく。そんな折、アルクシアに行くというレオンに同行し自国に戻るが、そこでルチアーノと再会、諌言に乗せられ行動を共にするが実は…みたいな話。通じ合ってからのヘタレが垣間見えるのは良いし、王道系も悪くは無い 読了日:9月3日 著者:松竹梅 オーナーシェフの内緒の道楽 (キャラ文庫)の感想 新藤まゆりさん表紙イラに誘われ中古購入。大学生・旬の片恋相手は、同居人兼保護者イタリアンシェフ・秋葉亮二。父亡き後、中学生だった旬を引き取り育ててくれた恩人だ。自身家でスキンシップ過剰な亮二は、まるで旬の想いを煽る様に触れてくる。告白したいけど家族の絆を失うのも怖い、密かに一喜一憂する旬は、ある日、亮二と雑誌記者・彩子の結婚話を聞いてしまう、一緒に暮らしていたらいつか気持ちがバレてしまう事も有独り暮らしを決意するが…そんなお話。主人公CPがくっつくのは割と早く、悪くは無いが和久井に注目がいっちゃった印象。 読了日:9月4日 著者:神奈木智 ふたりの秘密 (ビーボーイコミックス)の感想 レンタル読了。『ふたりの秘密』ビジュアル系イケメン、歩の唯一の悩みは“アレ"が包●だってこと。自分以上にモテるのが気に食わない同級生の大沢も、実は“仲間"なのではと(勝手に)認定した歩は、必死で後をつけ回すことに…!?「大沢の股間が見たい」歩の勢いは止まらない!バーを舞台に、4組のカップルの恋が繰り広げられる「コドモにはまだ早い」も読み応えたっぷりで収録!表題は笑えたし、4CPそれぞれの恋模様も、なかなか愉しめました。特にラストの2CPは割と良かったかも。短いのが残念。この作者さんの長編を観て見たいです。 読了日:9月4日 著者:宝井さき 死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想 「死亡フラグが立ちました!」シリーズ第2弾。廃刊寸前オカルト雑誌「アーバン・レジェンド」編集長・岩波美里に、謎の殺し屋「死神」特集の大コケ責任を問われ、新題材を探すライター・陣内は、ネットで話題の“呪いの映像”の真相を追い、やがて恐ろしい人類滅亡計画に辿りつくが……「死神」に狙われつつ計画を防ごうと奮闘する陣内と天才投資家・本宮のお話。前巻続きかと思いきや、いきなり魔女に呪いで吃驚。前回程各視点の持ち主がバットエンドでなくほっとはしたが、どうなっていくかの展開に興味を惹かれた。死神もちょい友情出演。 読了日:9月5日 著者:七尾与史 伯爵の強引な求愛 契約のフィアンセ (ジュリエット文庫)の感想 フィアンセシリーズ第3弾、中古。彼の親友との婚約破棄で、自分を嫌う青年・アールトン伯爵オスカーとのたった一度の過ちのキスの為に、期間限定の婚約者として振る舞う事を余儀なくされたアメリア。反発しながらも互いに意識しあう二人だが、婚約破棄している筈のギルバートとの親密そうなやり取りに業を煮やしたオスカーと話をする為二人きりになり、話が終わらぬまま情熱に身をまかせてしまう。快楽に負けるのは彼が好きだから、でも彼は?迷うアメリアにオスカーは、本当に結婚しようと言い出す─そんなお話。オスカーの性格が今一でした 読了日:9月5日 著者:水島忍 日々徒然 再録集3 読了日:9月6日 著者:可南さらさ 有閑倶楽部 1 (集英社文庫―コミック版)の感想 本箱発掘再読。聖プレジデント学園の生徒会6人組…“有閑倶楽部”。アクション担当・剣菱悠理と松竹梅魅録、頭脳担当・白鹿野梨子と菊正宗清四郎、お色気担当・黄桜可憐と美童グランマニエ。無敵で過激な面々が巻き起こす、痛快アクション・コメディの1巻!可憐んちの宝石商から大使夫人に渡ってしまったイミテーションを本物にすり替える話やそのイミテーション宝石に仕掛けられた情報を巡る話やダンス競技会話等6つ収録。何年か経って読んでもやっぱ面白いや。しかしこの子たちも某金田一少年や某コナンのように、永遠に高校生なのかしら~。 読了日:9月6日 著者:一条ゆかり 心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)の感想 中古購入。大学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談する為、小沢晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねるが、そこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をしたスカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったがなんとも胡散臭くて半信半疑。だが…女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人…次々と起こる怪事件に、死者の魂を見る事ができる斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー1巻。漫画版で見ていたので展開は知っていたが、微妙に違っている部分や漫画にない細部等愉しめた。 読了日:9月7日 著者:神永学 王子が恋した女神姫―薔薇と陰謀の舞踏会 (ティアラ文庫)の感想 TL多量買いの1つ、初読作家さん、中古。王位継承権者レティシア姫と瓜二つの町娘マリエは、王宮にパンを届けるが、仮装舞踏会にまぎれ込んでしまい、高貴な青年と恋に落ちその日のうちに一線を越える。夜が明け夢はお仕舞とばかりに帰宅したマリエを待っていたのは不審火による両親の死、そして王位をめぐる陰謀に巻きこまれていく。不埒な男に身体を奪われる寸前、マリエのなかに眠っていた王家の、そして女神の血が覚醒し男性を殺してしまう、そしてその力で王女にとって代わろうと目論む…そんなお話。プロットを読んでるような文章が今一 読了日:9月8日 著者:わかつきひかる 雪のマーメイド (ショコラ文庫)の感想 作家買い、中古。人気女優の隠し子である高校生・綿津見霄は、母のスキャンダルから素姓を知られる危険を避ける為、一人デンマークへと旅立つが、運悪くひったくりに遭い、荷物の大半を失い怪我もしてしまう。窮地を助けてくれたのが元貴族富豪・エリク。霄を屋敷へと招き世話を焼くエリクは、おとぎ話の王子様の如くで次第に心惹かれる霄だったが、ある日自称婚約者達を引き下がらす為少年愛嗜好者のふりをする為甲斐甲斐しく面倒を見ていたと知る…そんなお話。なんか霄があたりまえに他人様のお宅に滞在してたりするのが気に障って面白く思えず。 読了日:9月9日 著者:妃川蛍 六三四の剣 (5) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。現代の剣豪にと、両親が願いをこめ命名した夏木六三四の小学校時代(北上少年少女剣道クラブが全国大会3位になってからよりいっそう鍛錬に打ち込む六三四の小5後半~6年生になって県大会個人戦決勝対轟蘭子戦を経て、小学校最後の全国大会団体敗退後の個人戦で、東堂修羅との決勝戦前半迄)六三四がすっげぇ無茶な修行をして強くなっているのに対し、蘭子はほどほどであの実力…よく考えれば、蘭子が六三四ばりに修行してたら凄い事になっていたのかもね。今回、上段の六三四に対し、中段半身の修羅での手に汗握る戦い前半でした 読了日:9月10日 著者:村上もとか 中国―北京・上海・西安 (2003) (マップルマガジン―海外 (W5))の感想 息子が生まれる前に行った中国。その時購入したものを発掘。当時のチェックは、旨い中華料理満載の「中国料理人気ベスト10」やチャイナドレスで写真が撮れる「ワタベウエディング」や、忘れちゃいけない中国茶「レトロな茶館で憩こう」等ら辺の記事かな。多分もう行く機会はないと思うけど、中国茶がおいしかった。でも麺大国で食べるラーメンとかの記載があったから(雑誌に載っているとこでなく)ホテルでラーメン食ったら、そこのはまずかった。雑誌に載っていた刀削麺とか打?麺とかにすれば良かったな~。万里も三峡クルーズも行きたかった 読了日:9月11日 著者: 弁護士先生と恋する事務員 (ベリーズ文庫)の感想 中古購入。詩織は下町の小さな法律事務所で働く事務員。カッコいいのに二枚目になりきれないマイペースなボス・光太郎をこっそり観察するのが、詩織の毎日の楽しみだ。最近の光太郎はフラれてばかりでついてない。どうやらその原因は新人弁護士の安城にあるらしい。光太郎を元気づけるため、詩織は手料理を振る舞い、仕事終わりの安城を尾行し…と奮闘するけれど、光太郎の様子は変わらなくて? 文章や笑い等を会話文に書いてるコト等を気にしなければ、なかなか好きな展開で愉しめました。 読了日:9月12日 著者:糸崎かや マシン・トラブル (キャラ文庫)の感想 中古。参戦レースは全優勝を攫う天才ドライバー・紅蓮は、レース中の事故で亡くなった父の真相を密かに探っていた。父が所属していた伊チームへ入団チャンスが到来した紅蓮に、オーナー・ジュリオは、ドライバーズシートを与える代わりに「私の命令には絶対服従だ」と、Hを強制。逆らえない紅蓮は、拘束されて夜毎一方的に抱かれてしまう…そんなお話。粗筋程、紅蓮は困っていず結構あっけらかんとしてジュリオに惹かれ、逆にジュリオは戸惑う感じ。それにしても紅蓮の兄同然の正隆との距離やジュリオの会社戦略等かなり中途半端なのが気になる所 読了日:9月13日 著者:剛しいら 5時から9時まで 8 (Cheeseフラワーコミックス)の感想 表紙でやっと好きなCPのターンだと知りレンタル。付き合うのはOKでも結婚は無理という桜庭潤子の意志を聞き、自身の祖母に直談判した跡取り坊主・星川高嶺。そして!とうとうモモエ先生とアーサー先生との先生コンビ始動の8巻。パ゚ーティに百絵を誘うが、パニクった百絵を見て戦法を変えるものの、百絵には通じず。相変わらず鈍感&疑心暗鬼な百絵に焦れたアーサーは百絵への気持ちをはっきりと伝えるが、、アーサーの真剣告白でついに「おためし」で付き合うことになる…やっとお試し付き合いかい、ホント牛歩カップルだわ。でも好きなcp 読了日:9月14日 著者:相原実貴 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (ビーズログ文庫)の感想 『(仮)花嫁のやんごとなき事情』が面白く、夕鷺かのうさん他作品も気になり中古購入。クロード少年が初恋の少女ロゼと交わした約束は、花が人を喰う“花嵐”により引き裂かれた。5年後、18歳のクロードは親友の協力のもと可憐美女に変身し、ロゼを奪った花を狩る“歌姫”になる為、女の子として楽院に通う。そんな彼(彼女!?)の前に、少女の様な“舞手”少年・ノワールが現れ出会い頭殺されかける。仲は最悪、更に仮のパートナーにされてしまう…そんなお話。薬とかかなり都合いい感じだが割と面白い、晴れて出会える続きが見たい 読了日:9月15日 著者:夕鷺かのう 危険なフィアンセ~諜報員の甘い誘惑~ (ジュリエット文庫) フィアンセシリーズ第2弾、中古。双子の姉と入れ替わり、互いの婚約を解消させようとしたローレル。姉の婚約者ジェイムズは、ローレルの初恋の人だった。迷いながらも彼と近く接することにときめきを隠せない彼女をジェイムズは優しく巧みに誘惑してくる。謎めいた噂の絶えない彼を信じたい心と疑う心の間で揺れるローレルだがついに姉のふりをしたまま一線を越えてしまい、姉リディの婚約者相手にどうしようと焦る、そんなお話。謎めきすぎのジェイムズに違和感があるものの、裏話的話としては愉しめたかな。アメリアの行動力が逞しくて素敵。 読了日:9月15日 著者:水島忍 ワイルド・ワイルド・ウエスト (ショコラノベルス) 作家買い、中古。綺麗な顔と優秀頭脳で当然の様にエリートコースを歩いてきた斎木明紘は、会社と妻に裏切られ全てを失う。傷心を癒す為訪れた米国で迷走し、見知らぬ牧場のフェンスに車で突っ込んでしまう。だが黒馬に跨り颯爽と現れた野性的なカウボーイ・ダグラス・レインハートは明紘を助けるどころか、投げ縄で捕まえ縛り上げる!ダグラスの逞しい肉体と不遜な態度に怯えながらも弁償を申し出る明紘だったが、「金の問題じゃない」と聞き入れてもらえず、牧場に滞在することになり、その内に距離が縮まっていく…そんなお話。文庫化によりどな。 読了日:9月16日 著者:高尾理一 ふしぎ館の相続人 (ポケットコミック (31))の感想 本箱発掘再読。黒いマントに空飛ぶほうき?空を飛んだり、ネコとお話ししたり、ちょっぴり不思議なエレナおばあちゃんは、そろそろ跡継ぎを決めようと、4人の孫娘、ナネット、ミシェル、マリー=ジョゼ、マリー=ベルベルをテストすることに。おばあちゃんから誕生日に贈られる特別プレゼントには、タブーが必ず一つ。言いつけを守って合格するのは、いったい誰になるのか?…そんな表題作がそれぞれの娘を主人公に4つ+「まじかるネコが行く!」も収録。曽祢まさこさんのコメディはほっこりできます。でもできれば修業後ssが読みたかったかな 読了日:9月17日 著者:曽祢まさこ ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート (角川ホラー文庫) 「ホーンテッド・キャンパス」第2弾。怖がりだが幽霊が「視えてしまう」草食系大学生・八神森司がオカルト研究会所属なのは、片想いの美少女こよみの為、一助になるかと霊に憑かれやすい彼女を見守っていた。映研部員がカメラに映りこんだ「後ろ姿の女霊」の相談に来訪し、更にそのカメラでこよみを隠し撮りされ…そんな『シネマジェニック』や行方不明女性の幻影が現れる『彼女の彼』、山岸に憑く霊話『幽霊の多い居酒屋』、鏡に纏わる話『鏡の中の』、人形が動く話『人形花嫁』が収録のオカルトミステリ第2弾。読み進めながらも恋愛発展に期待 読了日:9月18日 著者:櫛木理宇 意地悪な彼が指輪をくれる理由 (ベリーズ文庫)の感想 なんとなく中古買い。ジュエリー販売員の真奈美は、親友の結婚式を機に中学生時の友達・瑛士に再会。かつて瑛士に告白されたが、瑛士の兄を好きだった真奈美は彼を振り、疎遠になっていた。12年たった今、イケメンに成長した瑛士は結婚を考える彼女に贈る婚約指輪のセレクトを真奈美に依頼するもプロポーズ失敗。荒れる瑛士のヤケ酒に付き合ううち、慰めを求められ一線越え、そして真奈美は瑛士への恋が芽生えてくるが、瑛士はそうじゃない対応で…そんなお話。慰め合うのはいいとして、友人とそうなるのに軽いノリなのが私的にアウトだったかも。 読了日:9月19日 著者:坂井志緒 エスコート (幻冬舎ルチル文庫L) 文庫化により今迄中古で買っていたものから一新購入。人材派遣会社「エスコート」のボディガードセクションに所属するユカリは、クリスマス・イブに莫大な遺産を継ぐ志岐由柾という男の護衛に任命された。初めての大仕事に気合い十分だったが、ユカリを子供扱いする尊大で非協力的な態度の志岐に不安と反感を抱く。そんな状態で遺産相続日までの二週間、二人は生活を共にすることになったのだが…そんなボディガード話。表題感想は旧版記入済。「イブ」「トレーニング」では、cpだけでなく、エスコートの連中との絡みが多く、愉しめた。 読了日:9月20日 著者:水壬楓子 琥珀の影(1) (講談社漫画文庫) 本箱発掘再読。昔“血の領主”と言われる程残酷な戦好きだったらしい呪われた伯爵家…そこへ下働きとして入った少女リーラは、悲しい瞳をしたドゥナハイデ領主…現アルデバラン家の主・アルフェルドをひっぱたいてしまうが、その時詰め寄ってきたのは、彼の婚約者・ソフィアが駆け落ちして消息不明だからだと他の使用人から知る。リーラは、彼女と瓜二つだったのだ。剥製の部屋の掃除を言いつけられたリーラは、そこでしばしばアルフェルドと言葉を交わすようになり徐々に惹かれていく…そんな第一巻。オカルテックでほのぼので結構好きなお話。 読了日:9月20日 著者:原ちえこ ケイコとマナブ首都圏版 2014年 10月号 [雑誌]の感想 100円なので、たまに買いたくなるケイコとマナブ。前回思い余って「校正」を学ぼうとしてて、まだそれ終わってないのになぁ。ずっと前から気になっている大学の「図書館司書コース」10万とかWEBデザイン16万とか、高いので良いなぁとは思いますが、できませんけど。。あと日曜カンフーも気になるなぁ。でも今回の注目は、1回こっきりものでした。いいものがあったら、Rちゃんと行こうと思ってましたけど、彼女のお眼がねにはかなわずだったので、ひとりで(もしくはいつか息子と←巻き込む…)お茶とかリフレクとかは受講予定です。 読了日:9月21日 著者: ラブロマンスはオフィスの外で (エタニティ文庫)の感想 多量買いの一つ。クールな元上司・澤井に片恋中の結子は、先輩の披露宴の帰り道飲みすぎて、二人きりになった時、「一晩だけ、私と一緒に過ごしてくださいませんか?」と言ってしまう。軽くあしらわれる筈だったのに、それでお前の気が済むんならと了承され、甘い一夜を過ごす。それから体だけの関係が始まるが、彼の心には別の女性がいて…せつないけど止められない関係―すれちがい社内恋愛話。双方視点が有り、両想いなのは判っているので恋展開は読めるんですが、まぁ愉しめました。遠距離後の会社話が中途半端な終わり方なのでちょっと残念。 読了日:9月22日 著者:真砂耀瑚 アクアリウムにて。 読了日:9月23日 著者:真崎ひかる エデンのどん底 (ノーラコミックス)の感想 本箱発掘再読。マイペースで一族でも浮き気味の吸血鬼・ケインは、最近人間を襲おうとしたらそれはゾンビで、逆襲されている一族達の話も聞き流し、今日もお散歩。でも人間を糧にしてた自分たちが、今度はゾンビから追われる立場になったことを、孤独感を抱きつつも考えていた。そんな時一人の人間の女に出会うが、軽くあしらわれる。年上婚約者のレイチェルにも振り回されていたケインは、自分の言葉に喜ぶ人間の女・イヴに興味を抱き、毎晩通う約束をするが…そんなコメディファンタジー。懐かしく再読、種族違いの恋を愉しめる。 読了日:9月24日 著者:大橋薫 愛の迷宮でだきしめて!―まんが家マリナ恋愛事件 (集英社文庫―コバルトシリーズ) 友人からの借り本。仕事が無くて1日2万円に目が眩み、超売れっ子漫画家のアシスタントになったマリナ。我儘漫画家から命じられた彼女の仕事は、ひとっ走りパリにお使いに行く事!ダヴィンチの秘宝が眠る緑の小部屋を探す為、マリナの決死の大冒険が始まった…そんなシリーズ第2弾。展開はそれなりに愉しめたものの、文章にはやっぱ軽く拒否反応が発令…すっごく読み辛い。和矢とシャルル登場、ダヴィンチの秘宝の謎解明辺りに照準を当て文章をくだけずに書いてくれたら年齢が上がっても愉しめるかも。きっと中学生時代に読んだら楽しめたかもね 読了日:9月25日 著者:藤本ひとみ 王子様の花嫁学校 (ティアラ文庫) TL多量買いの一つ、中古。TAMAMIさんとしては2冊目読了本。王子妃候補として他の二人の候補と一緒に教育を受けつつ、妻としての資質を試されることになったコレット。王族としての教養だけでなく、3人の内貴族じゃない自分だけなぜか秘密裏に、夜に別のレッスンも行うことに!少しサドな教育係リオネルによって花開く官能。全ては王子様に選ばれ、結婚する為の筈なのに、リオネルに恋してしまう。そしてリオネルも自分を欲してくれて…そんなお話。初めっから王子か、若しくは王子に許可を初めっから貰っていた人だと思ってはいたけど的中 読了日:9月25日 著者:TAMAMI 融愛~Melt Down~ (SHY文庫33) 旧版既読、作家買い。食品会社勤務の葉越海理は、ホストの弟・翼久と暮らしている。幼い頃から家に寄り付かなかった母親に完全に捨てられてからは、ずっと2人で生きてきたが、不定期にくる金が母親からだと信じていた海理は、母親を恨んでいなかった…翼久が身体で稼いだとは知らずに。海理を密かに慕う翼久は、行き場の無い想いと嫌いな女相手の日々に限界寸前、更に海理が男に押し倒されているのを見てしまい、怒りは昏く激しい劣情と化す・・そんな兄弟モノSS付。SS「凪の夜」に釣られ購入、母?が駄目すぎる…でも2人とも幸せそうで何より 読了日:9月26日 著者:沙野風結子 琥珀の影(2) (講談社漫画文庫) 本箱発掘再読。“血の領主”と言われる程残酷な戦好きだったらしい呪われた伯爵家…そこへ下働きとして入った少女リーラは、悲しい瞳をしたドゥナハイデ領主アルデバラン家主・アルフェルドと良好な関係を築くも、アルフェルドのいとこ・オロビー卿の屋敷で、アルフェルドの元婚約者・ソフィアに間違われ誘拐されてしまい、ソフィアと駆け落ちした男性が死亡していたことを知る。屋敷に戻ったリーラは、アルフェルドの気を晴らそうとハーブを植え始めるが、魔物が甦ってしまい…そんな第2巻。せめて付き合う迄見たかった、ここで終わりとは残念 読了日:9月27日 著者:原ちえこ 心霊探偵八雲3 闇の先にある光 (角川文庫) 頼んだのに中々こない2巻を飛ばしてしまい先に読了、中古。八雲にきた新たな相談事は、飛び降り自殺を延々と繰り返す女性の幽霊の話だった。扇風機確保の為渋々調査を引き受ける八雲の前に“死者の魂が見える”という怪しげな霊媒師が現れる。なんとその男の両目は、燃えさかる炎の様に真っ赤に染まっていたが、敵か味方か八雲と同じ能力を持つという男の正体とは?そして事件の真相とは?…そんな第3巻。レイプ事件が落す闇が自殺に発展し起こった事象はやりきれないけど、題名のように先に光があると信じたい。セカンドレイプも許しがたい 読了日:9月27日 著者:神永学 恋人はいつもご機嫌ナナメ (エタニティ文庫)の感想 篠原怜さん2冊目読了本、中古。母の病気で地元のオーベルジュで働く事にした奈津子。周囲とは上手くやっているけど偉そうな上司・雅臣にこき使われるのが悩み。だが奈津子は雅臣が取引先から「娘の婿に」と迫られる場面に遭遇、更に彼は奈津子が恋人だと周囲に宣言!しかも当分恋人のふりをしてくれと依頼される。悩んだが出世の為恋人役を引き受けるが、次第に「ふり」が「本気」になっていく。だけどプライドが邪魔してしまい…負けず嫌いな二人のじれじれ恋話。いや売り言葉に買い言葉って言っても~ねぇ?良く取れは同等って事なんでしょうが。 読了日:9月28日 著者:篠原怜 上海血華 (ラヴァーズ文庫GREED) 沙野風結子さん作家買い、中古。上海で覇権を争う二つの秘密結社、天命幇と千翼幇。千翼幇の棟梁・英冥に兄・葉汐を殺された淋は、兄の親友と共に千翼幇と対立する天命幇に入り復讐を誓う。だが英冥に捕らえられ淫具を使った拷問によがり苦しむ淋は、憎む仇に快楽を覚えさせられ絶望を味わう。ともすれば惹き込まれそうになる英冥の魔性から逃れようと抗うが、とうとう一線を越えさせられて、淋は胸に迫り上がる殺意を噛み締める―そんな黒社会話。英冥の血が耿零飛へと続いて行くんだね~と思うとしみじみ?終焉はどうなるんだろ、決着が気になる。 読了日:9月29日 著者:沙野風結子 ここはグリーン・ウッド (第1巻) (白泉社文庫)の感想 本箱発掘再読。初めて好きになった家教だった女性が兄嫁になってしまった「すかちゃん」こと蓮川一也は、名門男子校・私立緑都学園高校に入学直前に胃潰瘍で入院し災難続きながらも、1月遅れでの入学及び緑林寮・通称“グリーン・ウッド”に入寮。ついに愉しい高校生活に入れる、と思いきやルームメイトの如月瞬や寮長の池田光流や生徒会長の手塚忍やらが更なる不幸を運んでくる…そんな青春高校生活物語の第一巻。久しぶりにまた読んだ、懐かしい~。騙されたり賭け事の対象にされたり、失恋も忘れる賑やかな学園生活が楽しそうでほっこりします。 読了日:9月30日 著者:那州雪絵 読書メーター PR |
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