2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:10876ページ ナイス数:92ナイス 輪るピングドラム 下 読了日:1月1日 著者:幾原邦彦,高橋慶 ブリリアント・ブライド~煌めきの姫と五人の求婚者たち~ (ロイヤルキス文庫) 読了日:1月2日 著者:姫野百合 バグ3 (キャラ文庫)の感想 遺体無き連続殺人事件は食人蟲の仕業で、飛留間七生は、蟲を見つけ意思疎通が出来る唯一の捜査官と判明。蟲退治する異能力者・水雲と共に行動するうち、”蟲”を操るバグこと双子の兄弟・幸也の衝撃事実を知る。生家へ赴くも病魔に侵されていた祖母の入院で手詰まり状態。更に新宿に蟲が出現、街中がパニックに陥り、幸也から『止めて欲しければ、俺のところに帰ってこい』というメールが届く……そんな最終巻。いよいよ犬ではなく鳥にいくのかと思ったのに、途中で切られた感じの最期描写に残念感が…。もっと巻数かけてじっくり書いて欲しい所。 読了日:1月3日 著者:夜光花 純情ロマンチカ (20) プレミアムアニメDVD付限定版 (あすかコミックスCL-DX)の感想 プレミアムアニメDVDと主役CP以外話目当てで購入。宇佐見と出会ってからの四年間、様々な人と出会い好かれて断ったり等沢山経験してきた美咲だからこそ、宇佐見と一緒にいる為に頑張ろうと決意するが、学祭中ついに宇佐見父・冬彦が再び現れる…そんな20巻!申し訳ないがやっぱり主役CPには興味が持てず。そして他CP話はまんまDVDに入っておりますので、この本はドナの運命に…。アニメ「純情ロマンチカ」1話分(約20分)収録!ミステイク、テロリスト、エゴイストの3CPには短いながらも満足できました、また作って欲しいな。 読了日:1月4日 著者:中村春菊 万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)の感想 Qシリーズ12弾、中古。「『太陽の塔』を鑑定してください!」妻の失踪を解決する為持ち込まれた前代未聞の依頼は、高さ70mもの“太陽の塔”内部鑑定。現地に赴いた凜田莉子を待っていたのは、気前のいい前払いをする正体不明人物による鑑定能力への挑戦。何の為にこのようなことをするのか?依頼人・蓬莱の妻は無事なのか?この巨大な建造物にあるかもしれない何かを、莉子は見破れるのか?…そんな書き下ろしQシリーズ第12弾。表紙のウエディングドレス姿から、何かしら進展はあるのかな?と思ったが無い、でもテンポよく読めました 読了日:1月5日 著者:松岡圭祐 旦那さまは年下狼!? 恥じらいノーブル・ウェディング (シフォン文庫)の感想 甘々な話カナと警戒しつつも中古購入。継母の計略により死んだとされた伯爵令嬢レシータ。記憶を失っていた時にメイドだと思いこまされ、それでも実家にいれるならとひっそり生きていたが、再会した幼馴染のルーファスは、経緯を知るとすぐに婚約宣言。だが侯爵家を継ぐ為に戻ってきた彼と結婚するには条件があるらしい。自分が年上なのを気にしていたレシータも、彼の情熱と甘い官能に絡め取られ生まれて初めての恋に落ちていく…そんな桃色ベッドイン・ラブ。初めて同士部分は面白いが、ほんとに床描写が多くって辟易。もう少しなんかあってほしい 読了日:1月5日 著者:葉月エリカ 不器用な恋情 (幻冬舎ルチル文庫) 読了日:1月6日 著者:椎崎夕 若者のモラル ─ 東城和実 選集 (4) (ウィングス・コミックス) 読了日:1月7日 著者:東城和実 幻竜苑事件 (創元推理文庫)の感想 少年探偵・狩野俊介シリーズ第二弾、中古。探偵志願少年・狩野俊介の再訪を待つ野上の事務所に少女が現われ、両親を殺した犯人を捕まえてくれと依頼されるも断る。大金を携える少女の無礼な態度に腹を立て、冷たく追い返したものの、気にかかっていた野上は、彼女の残した落書きを手がかりに俊介と調査を始める。10年前に起きた焼死事件が浮上し、それが少女の両親と知る。その後少女の叔父が正式な依頼に来るが…そんな2弾。78頁の幻竜苑見取図を見た時に、前巻のトリックからこの作者さんなら枯れ井戸から抜け穴かなと思っていたらどんぴしゃ 読了日:1月8日 著者:太田忠司 リップスティック〈1〉 (エタニティ文庫) 読了日:1月9日 著者:井上美珠 今宵、天使と杯を (クリスタル文庫) 読了日:1月10日 著者:英田サキ 時間屋 (花とゆめCOMICS) 読了日:1月11日 著者:日高万里 オーダーは探偵に 砂糖とミルクとスプーン一杯の謎解きを (メディアワークス文庫)の感想 “オーダーは探偵に”シリーズ2巻、中古。就活に疲れた女子大学生・小野寺美久はひょんな事から、少し変わったマスターと、王子様系美形青年がいる喫茶店『エメラルド』で様々な人と出会い、そこでウェイトレスをする―美形だが意地悪で高飛車な上倉悠貴との最悪の出会いはさておき、彼の探偵業務を知った美久は、助手の様な事もするはめにもなるが…謎解きの匂いが仄かに薫る事件が舞い降りる。「レモンティ」泥棒との話。「フレンチトースト」勘違い炸裂話、ちょっと笑えた。「炭酸水~ソーダ」「炭酸水~サイダー」中編悠貴同級生話、成程 読了日:1月12日 著者:近江泉美 素顔のキスは残業後に (ベリーズ文庫) 読了日:1月13日 著者:逢咲みさき 夜が蘇る (プラチナ文庫) 読了日:1月14日 著者:英田サキ 嫌いな女 (あおばコミックス)の感想 本箱発掘再読。オンナはやっぱり見た目と愛嬌。男にもてる方法を研究しつくしてきたのに、どうしてこんな地味な女と争わなくちゃいけないの?外見も中身も正反対のふたりなのに、好きな男だけは一緒。でもこの勝負絶対に負けられない!表題作「嫌いな女」を含む全8話収録。恋も仕事も結婚も、いつでも真剣勝負!頑張るあなたにパワーを与える、キュートでピュアな女性たちのひたむき恋話傑作集。粗筋紹介は表題作のもの。なぜそこで譲るかは謎だが、しっとりしたものや仕事と恋に悩むもの等色々てんこ盛り話で短いながらも案外纏まってて愉しめる。 読了日:1月14日 著者:佐藤こず枝 身代わり伯爵と伝説の勇者 (角川ビーンズ文庫) 読了日:1月15日 著者:清家未森 仕上げに恋をひとつまみ〈2〉 (エタニティ文庫) 読了日:1月16日 著者:広瀬もりの 夜に赦される (プラチナ文庫) 読了日:1月17日 著者:英田サキ 伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。かわうそ(嫉妬深い)が、かっぱが(気が小さい)、斎藤さんが、ミッチーが(夢多き乙女。世界征服の野望を抱く)、こけしが(頭にこけしをのせたこけし髪形の少年。なぜか半裸)、傷が(頭に包帯を巻き、そこから血を滲ませている少年。学生服左胸の赤い花は血の赤とコーディネイトしている?)、王様が(なぜか和室に住んでいる王様。姫の教育には厳しい)、読み手を不条理な笑いの世界に誘う!そんな第1巻。後書きに代えた竹熊健太郎氏エッセイ「吉田戦車氏へ…十年目の『詫び状』」も収録。ブラック感が良く、面白いものもある 読了日:1月18日 著者:吉田戦車 鴨川ホルモー (角川文庫) 読了日:1月19日 著者:万城目学 仕事しなさい! (ベリーズ文庫) 読了日:1月20日 著者:砂川雨路 闇探偵 ~ラブ・イズ・デッド~ (ルナノベルズ)の感想 闇探偵1巻、中古。今、ミオは幸せな日常を守る為ある人物を殺す決意をした。それはミオと恋人の将来を昏くさせる強請屋。金を払うと嘯き、ナイフを胸に忍ばせ道を急ぐミオ。そこにマンションのエントランスですれ違った見知らぬ男が立ち塞がる。男は一目でミオの殺意を見抜くと、自分がなんとかしてやると言いだし、突然車に連れ込まれる。誘導で顛末を話してしまい、彼にすべてを任せる事に。しかし現場に現れたその男・秋山はどこからどうみてもヤクザそのものだった…そんなお話です。これも愁堂れなさんお得意のパターンって感じでした。 読了日:1月20日 著者:愁堂れな 伝染(うつ)るんです。 (2) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。BFのトオル君に可憐と思われながらも、世界征服の野望を抱く夢多き乙女ミッチー、社長より動物を独り占めにしたい女性秘書、彼女のいる人間国宝、機長が機外から挨拶したり機長の元気な笑い声が響く機内、疑り深い川獺に弄られる気が小さい河童、穴から出入りする父、合格したくて頑張る兜虫・斎藤さん、小さな黒熊の出入りや言動に恐怖する強面の伊藤、くちさがない雀たちに翻弄される人々、蛙、乱暴者の椎茸、熱血中学教師・山崎先生などなど、色々な人物や動物が登場するブラックユーモアもの2巻。笑えないものもあるが愉しめる 読了日:1月21日 著者:吉田戦車 RDGレッドデータガール はじめてのお使い (角川文庫) 読了日:1月22日 著者:荻原規子 カレの事情とカノジョの理想 (ベリーズ文庫) 読了日:1月23日 著者:御厨翠 獣の月隠り (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 文庫化にあたり保管用新刊買い。凶悪犯罪者を抹殺する為に秘密裏に造られた「猟獣」達。日本狼の遺伝子を与えられた睦月は、金色の眸と白銀の毛並みの美しい人狼・月貴に出会う。彼と一緒にいる為に懸命に生きようとする睦月だが、人狼より特殊な力を持つ猟獣・朋と闘い一方的に傷つけられたショックで人に戻れずいたが、月貴に「俺を好きになって」と告げられ人型に戻れるようになる…そんな世界設定のお話。既読。やっぱりこの巻は、睦月と月貴、朋と甲斐の抱き合わせ巻か~両方もっと読みたいので是非もう1冊作って3CPその後話を読みたいです 読了日:1月24日 著者:沙野風結子 やじきた学園道中記 (4) (秋田文庫)の感想 本箱発掘再読。やじさんこと矢島順子と、きたさんこと篠北礼子が、転入先の箱根の学園・竜神高校でも何かきな臭い匂いが‥何も知らずに兄・一乃介を待つ千乃介、紫室一乃介が居なくなった学校で威張りちらす松坂と、彼らを放置しそれどころか手下に収まっていた一乃介の元配下たち(隼人と多岐川と樋口)。更には、千乃介も玄人さんに狙われだし…そんなよく判らない状況下で一乃介の真実を知ることに決めた弥次喜多コンビの痛快道中記4巻。登場人物はかっこよく自分の道を進む人が多く、真行寺の親分さんも粋だわ。そして妹の恋にきたさんも苦戦。 読了日:1月25日 著者:市東亮子 臨床犯罪学者・火村英生の推理 (4) スウェーデン館の謎 (角川ビーンズ文庫)の感想 シリーズ第4弾。推理作家の有栖川有栖は、取材で訪れた会津・裏磐梯で、沼に身を投げんとする美しい金髪の女性を助ける。誤解はあったもののその縁で、彼女・ヴェロニカの住むログハウスに招かれる。「スウェーデン館」と呼ばれるそこで、アリスは彼女の夫で童話作家の乙川リュウに歓待され、館の客とも打ち解けるが、その晩、殺人事件が起き、館の客一人が殺されてしまう。美しい館に潜む悲しい秘密、複雑な人間模様。進退窮まるアリスの要望で火村助教授が知力を尽くす、そんな長編。亡子とその当時居た人々、絶対関係あるでしょ、と思った通り 読了日:1月26日 著者:有栖川有栖 リップスティック〈2〉 (エタニティ文庫) 読了日:1月27日 著者:井上美珠 ヘタレな天使が女装王子と出会いました (花丸文庫) 読了日:1月27日 著者:小中大豆 悪魔(デイモス)の花嫁 (2) (秋田文庫)の感想 本箱発掘再読。幼き日、母を閉じ込めたまま置き去りにした夏彦話「魔王のメロディ」、国語女教師・月子の正体とは…「月子先生の秘密」、女蜘蛛の仕掛けた恋「恋の勝利者」、ヴィーナスに依頼されて美奈子を殺しに来た死神「死神の誘い」、顔の美醜を気にする級友・美子が出会った王子様の様な彼「バラの影」、女の怨念の籠った振袖の過去「恨み模様の振袖」、静養先の館で女霊に乗り移られる美奈子話「黒ミサの果実」、砂粒の数の命を生きる巫女が、ヴィーナスに語る昔話「オリンピアの媚薬」が収録。やっぱ初期の頃の方が毒があっていいなぁ 読了日:1月27日 著者:あしべゆうほ,池田悦子 クマリの祝福 - セクメトⅡ (中公文庫)の感想 「セクメト」続き。私立篤風高校で起きた残虐殺人事件。被害者は扼殺後、内臓を抜かれていた。半年前の事件影響で本庁から葛飾署に左遷された和賀も末端ながら現場に急行。被害者が残した謎の言葉「‘くまり’に逢わなきゃいけない」を手掛りに独自捜査を進める和賀は白昼の路上で襲撃される。窮地を救ったのは、前事件の最重要人物―夏月だった。夏月から貰える情報は相変わらず乏しかったが、和賀は学校絡みの秘密にも近づいていく話。訳が分からず展開してた序章巻と違い、それを踏まえた上で読めたので案外愉しめた。クマリが誰かはすぐ判った。 読了日:1月28日 著者:太田忠司 古城のエデン ~誰にも言えない兄妹の秘密~ (ハニー文庫)の感想 初読作家さん、中古。祓魔師の才能を見出された兄が司祭になり、とある古城に移り住んだアーネストとコーディリア兄妹。吸血姫伝説の残る村に幽霊が出るという城…コーディリアは取り憑かれ、吸血衝動に苛まれる。力のある祓魔師の精が効くと破戒僧の様なヴァレンタインに囁かれたアーネストは苦悩の末、自らその役割を担う。愛し合ってしまった罪深き兄妹の禁忌の代償は…我々は生まれながらに罪人―そんな兄妹話。吸血姫はその行為ですぐに解除、その後兄に悪魔が憑りつく等…色々詰めすぎで、何か一つを題材に深く掘り下げて欲しい所。愉しめず 読了日:1月28日 著者:嵐田あかね メメント・モリ (花丸文庫BLACK)の感想 作家買い、中古。アキフミ・サクライ18歳こと通称アキは、メキシコ麻薬カルテルナンバー2、リカルド・ガルシア・セラノに育てられ、彼の指示で暗殺等行ってたが、ある晩、女装姿で敵に追われていたアキは、米人の元グリーン・ベレー=エディ・アッシャーと熱い接吻を演じ逃走成功。冷酷な義父リカルドの愛だけを求めて孤独に生きてきたアキは、無骨でも誠実なエディに初めての安らぎを見いだし惹かれていく。だが軍人という職を捨ててメキシコへきたエディには、秘めた目的があった…そんな組織話。映画の様に進んでいく物語に魅せられました。 読了日:1月29日 著者:英田サキ 踊り場ホテル (花とゆめCOMICS)の感想 本箱発掘再読。様々な事情で時間の隙間に入り込んでしまった人々に、心と体を癒すひと時を提供する「時のないホテル」の3つの物語、女子高生とバンドマン、郵便配達員と独り暮らしの病弱女性、支配人とアメリカ女性との過去話の入った山口美由紀さん短編連作‘踊り場ホテル’と、777人目の村民になったアキラ・アーヴィングと同寮の猫かぶりファースト・ローレルとの友情物語読み切り「ティールームフィールド」を併録。山口美由紀さんはコメディ調で有りながら素敵な雰囲気も持っていて、後味のいい話はふんわりほっこりできますよね。 読了日:1月29日 著者:山口美由紀 夜叉沼事件 (創元推理文庫)の感想 少年探偵・狩野俊介シリーズ第3弾、中古。俊介が中学生になり2ヶ月、彼の担任教師・松永が石神探偵事務所を訪れ、20年前に兄が被害者となった誘拐殺人の真相解明を依頼。身代金を強請る電話後、なぜか犯人は受渡しを前に約束を翻し、その後死体が発見。なぜ少年は殺害されたのか?依頼を受けた野上と俊介が事件関係者を訪ねて回る中、少年の殺害場所だった所に建てられていた家に住みついていた男が殺害される事件が起こり…そんなシリーズ長編3弾。少年は生きてる臭いと思ってたが、他は思ってたのと違った。事件より人間関係に興味あるかも。 読了日:1月30日 著者:太田忠司 砂の国の花嫁 (ハニー文庫) 読了日:1月31日 著者:早瀬亮 陰猫 (ガッシュ文庫) 読了日:1月31日 著者:水原とほる 誰にも愛されない 完全版 下 長谷川×上野編 (バンブーコミックス 麗人セレクション) 読了日:1月31日 著者:山田ユギ 読書メーター PR |
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