劇場版『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』
MY評価:★★★★☆ 物語あらすじ: 柴田が新係長として赴任した弐係に、磯山章子と名乗る女性が依頼に来た。章子の母・早苗は15年前に発生した第七神竜丸沈没事件の生存者で、事件で亡くなった霧島夫妻の遺族・七海から、いわくつきの場所である厄神島へ招待されたが、母を一人で行かせるのが不安なため警察に同行してほしいという。おりしも弐係に同様の招待状が届き、母に替わって島へ出発する章子に柴田と真山がついて行くことになる。7人の招待客と柴田らを迎えた美女・七海は歓迎パーティーの席上、15年前の事件は招待客たちが霧島夫妻を見殺しにした殺人事件であると告発し、彼らを一人一人殺していくと宣言する。決定的な証拠を押さえられないまま次々に殺人は起こり、伝説のとおりに島から様々なものが消えて行く。その頃、東京では壺坂の惨殺体が発見される。それは朝倉の復活を示唆するものだった。 やがて事件の全ての謎を解いた柴田と真山だったが、島に変動が起き黄泉の国の入口が出現する。そこで死者たちへの哀惜を乗り越えた2人は朝倉と対決する。 2000年3月4日公開 霧島 七海(きりしま ななみ) - 小雪 磯山 章子(いそやま しょうこ) - 大河内奈々子 その後作として→『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』がある。 *************************************** MY感想:不思議な事件絡みで朝倉との対決もやっちゃう。 あややタンツボのキャラも良かったので、これでおしまいは残念。 不思議な話だったな、朝倉って結局何モノ? 死んだ人の魂を係留するとか、他の人の魂に寄生するとか…人間とは思えないんですけど…(^_^;) 柴田は結局、真山とくっついたのかな? ************************************** 柴田 純(24) - 中谷美紀(少女時代・映画のみ:小島莉子) 警部補。東京大学法学部を主席で卒業したキャリア組。研修として弐係に配属。父親(養父)は難事件を幾つも解決した実績を持つ柴田純一郎参事官。父の殉職後、その遺志を継ぐべく警察官を目指していた。9歳の頃から父が家に持ち帰ってくる捜査資料に目を通し、密かに事件を解決していた。実の父は柴田純成で、純が4歳の頃に爆死と見られる非業の死を遂げており、その後養父母の純一郎と憲子に引き取られて育っている。 東大の入試や司法試験の問題を瞬時に解く天才的な頭脳と洞察力・論理性を備えており、捜査資料の穴や証言の矛盾点を目ざとく見つけ、迷宮入りしていた数々の難事件を解決に導く(劇中では本筋とは無関係に三億円事件の犯人が判ったことにも言及している)。決め台詞は「あのー、犯人わかっちゃったんですけど」。 おっとりとした性格だが怖い物知らずでマイペース。一方、非常識な所も多々あり、セックス白書をバスの中で大声で朗読するほど。また妙な事に感心するタチで「ワンダフル」「エクセレント」といった横文字の感嘆を口にする。およそ刑事に見えないため、しばし事件の関係者からは身元を疑われた。言動は失礼かつ不謹慎・不作法なものが多く、真山にツッコまれる。服装は野暮ったくダサい上、同じ服装で過ごすことが多くパンツは赤のレースしかはかない。カメオが好きである。風呂に数日入らなくても平気なせいで頭が臭い、捜査に集中しすぎて食事や睡眠を摂ることを忘れて倒れる(本人は気絶と表現)、時間にルーズで遅刻や無断欠勤が多いなど、人間らしい生活習慣は苦手にしている。ハーブティを愛飲しておりオリジナルブレンドの「柴田スペシャル」を水筒で持ち歩いているがひどく不味いらしい。また、極度の方向音痴。様々な物を乱雑に詰め込んだアイボリーカラーのトートバッグを持ち歩いており、警察手帳も入っているが取り出せたためしはない。証拠品や資料をうっかり持ち出してしまうことが多い。恋愛に関しては夢想家で「素敵な旦那様」との出会いを夢見ており、占いや女性誌を愛読している。処女である。 特別篇では八王子西署署長、映画版では捜査一課弐係係長に出世した。 『太陽にほえろ!』で松田優作演じるジーパンの本名と同姓同名。そのオマージュであり、劇中に殉職シーンと思われる箇所をテレビで見ていたり、自分が刺された時にも台詞を引用している。 本作から、およそ10年後の物語にあたる『SPEC』では、出世してなお、野々村に機密情報を提供する者としてその存在を示唆され、そのスピンオフの漫画およびノベライズ作品『SPEC〜零〜』にはストーリーに絡むキャラクターの1人として登場している。 PR |
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