2003年アニメの『鋼の錬金術師』
MY評価:★★★★☆ 原作第7巻以降の登場人物は登場しないアニメ独自の完全オリジナルストーリーとなっている。本作オリジナルの登場人物も多い。いわゆる物語の“黒幕”となる人物や目的、主人公達の結末も原作漫画とは全く異なる。 あらすじ:幼い頃から共に卓越した錬金術の才能を持っていた兄弟・エドとアルは、錬金術で最大の禁忌とされている「人体錬成」によって、病気で亡くした母を蘇らせようと試みるが失敗し、エドはその代償として自らの左脚を、アルは自らの身体全てを失ってしまう。エドの判断で、自らの右腕を代償にアルの魂をその場にあった鎧に定着させ、なんとか弟を死の淵から救い出すが。しかし二人が失ったものはあまりにも大きかった。 その後、国家錬金術師と呼ばれる国家資格を取れば高額な研究費が支給され、特殊文献の閲覧、国の研究施設の利用が可能となり、失われた身体を取り戻す方法を見つけられるかもしれないという話を聞いたエド。機械鎧技師であるピナコ・ロックベルとピナコの孫で幼なじみのウィンリィ・ロックベルに、機械鎧(オートメイル)と呼ばれる鋼の義手と義足を身に着けてもらうことを決意し、1年間のリハビリを終えたのち、アルとともに国家錬金術師の試験を受ける。人体錬成を行ったことにより、手のひらを合わせただけで錬成を行えるという能力を得ていたエドは、国家錬金術師の資格を史上最年少で取得。国家錬金術師としての二つ名「鋼」を与えられたエドは故郷を捨て、アルと共に身体を取り戻す方法を探すための長い旅へと旅立った。 旅を続けていくうちに、錬金術の基本原理である等価交換の法則を無視し、わずかな代価で莫大な錬成を行うことができるようになるという「賢者の石」の噂を聞いた二人は、この賢者の石を使って自分たちの本当の体を取り戻そうと研究を進めていくが、やがて「賢者の石の精製には大量の人間の命が必要」という驚くべき事実にたどり着く。絶望にくれる二人であったが、エドは弟の体を取り戻すために、ホムンクルスと呼ばれる者たちに導かれ人間の命を使って賢者の石の錬成を行うことを決意する。しかし錬成の直前で「やはり人間の命を使うことはできない」と錬成をあきらめてしまう。 その後、人間の命を使わずに賢者の石を錬成する方法を探すうちに、アルそのものが賢者の石として錬成され、また所属していた軍からも追われる立場となってしまう。 第1期(第2 - 13話)(※第1話ではエンディング テーマで使用。) 「メリッサ」歌 - ポルノグラフィティ MY感想:原作と違うから他様の評価が落ちているのかもしれませんが、これはこれでそれなりに良かったです。 結構悲しい場面や、嘆きの場面もあり、シリアスあり、ぎゃぐあり、良かったです。 でも、このシリーズの終焉の結びがあの映画ってのが、かなりのマイナス要因ですね。そこだけ残念です。 PR |
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