三角関係「嫉妬」に狂った27歳女教師の「人望」
産〇新聞3月24日(土)0時38分 女教諭が逮捕された堺市立三国〇中学=堺市堺区 【衝撃事件の核心】 大阪・堺市の市立三国〇中学で3月13日、3年生の門出を祝う卒業式が厳かに開かれ、生徒らが学舎を巣立っていった。しかし、その喜びを共有するはずの担任教諭の女の姿はなかった。元交際相手の男性を巡る三角関係のトラブルから、大阪府内の20代の女性の乗用車を傷つけ、「死」という漢字を書き込んだとする器物損壊容疑で逮捕されたからだ。教え子や学校側からは「熱心でまじめな先生」と評判の高かった女教諭。なぜそれまでの積み重ねを無にするような犯行に及んだのだろうか。 ■3人で鉢合わせも 逮捕されたのは三国〇中学教諭の小〇舞被告(27)。 今年2月上旬から中旬、被害女性の自宅に「5階から飛び降りろ」「リストカットすれば」などと書いた手紙を計4回郵送したとして、脅迫容疑で、2月23日に大阪府警貝塚署に逮捕された。脅迫容疑については翌日、処分保留で釈放されたものの、即日、器物損壊容疑で再逮捕、3月15日に起訴された。 貝塚署によると、小西被告はいずれも容疑を認め、「2人の幸せをめちゃくちゃにしたかった。2人を別れさせたかった」などと供述した。 そもそも事件の発端となった三角関係は、平成22年冬から始まった。 小西被告は22年12月ごろから20代の知人男性と交際を始める。しかし、この男性には、小西被告と別に、同年11月ごろから交際している女性がいた。これが今回の被害者だった。 小西被告と男性の交際は昨年夏、男性が一方的に別れを告げる形でピリオドを打つ。ただ、不思議なことに、破局後も小西被告の男性宅訪問は続いていた。 昨年11月に、小西被告が男性宅を訪れた際、前々から被害女性と会う約束をしていた男性は小西被告を帰宅させた。 しかし、“女の勘”で、何かおかしいと思った小西被告は、再び男性宅を訪問し、男性宅にいた被害女性と鉢合わせに。3人で口論に発展したという。 それまで小西被告と被害女性自体には面識がなく、顔を合わせたのは、このトラブルが最初で最後とみられる。 「私は別れたのに、なぜあなたたちは別れないの」 怒りを募らせた小西被告は、口論となった直後の昨年11月23日に、男性の関係先近くに止めてあった女性の車の運転席ドアに、「死」という一字を書き込み、これが器物損壊の逮捕容疑となった。 このほかにも数件、女性の車に筋状の傷をつけたとして、同署は器物損壊容疑での追送検を予定している。 ■男性には未練ないが 捜査関係者らによると、小西被告は身長150センチ台半ばのきゃしゃな体。逮捕された当初はショックを受け、取り調べにも泣き崩れていたという。 ただ、貝塚署の調べに対し、「別れた男性には未練はない。ただ、自分だけが別れるのが納得いかなかった」と話すように、被害女性への執着は強かった。 被害女性宅に手紙が送られたのも、年明けに男性宅を訪れた小西被告が、女性が男性に送った年賀状を盗み見て住所を割り出したとみられるという。 車を傷つけられた時点では、被害の訴えをしなかった女性も、小西被告が自分の住所を知らないはずなのに、次々と自宅に手紙が来たことで恐怖を覚え、今年2月に警察に被害届を提出。今回の逮捕につながった。 被害女性に送られてきた手紙は鉛筆書きの自筆で、角張った文字が連なっていた。事務用の封筒に入れられ、女性が出すような手紙ではなかったという。 捜査関係者は「車に傷をつけても逮捕されなかったから、脅すような手紙を出しても逮捕されるとは思わなかったのではないか」とみている。 ■生徒から手作りアルバム 一方で、小〇被告は教師としての評判は高かった。 平成21年度に講師として三国●中に任用され、1年生の担任に。22年度には英語の教諭として正式採用され、2年生を担任。23年度は3年生の担任を務めた。この間、テニス部の顧問としても、熱心に生徒の指導に当たってきた。 三国丘中の校長も「勤務態度はまじめで、本当に熱心に子供たちを指導していた。無断で休むようなこともなく、悩んでいる様子もなかったので、事件については驚いている」とショックを隠せない。 校長によると、小西被告は、生徒から「こにちゃん」とニックネームで呼ばれるほど慕われていたという。 小西被告が逮捕された当日は、学校で全校集会が開かれた。校長から生徒らに逮捕の事実が告げられると、動揺し、泣き出す生徒もいたという。 また、この日は、大阪府内の公立高校前期選抜の実施日だったため、学校側は全校集会に出席できなかった3年生の自宅に各教諭が手分けして家庭訪問し、生徒の動揺を最小限に抑えるように説明した。 小西被告も生徒のことは気がかりだったようで、貝塚署の取り調べ中にも「卒業式が近いんです」などと、たびたび教え子らの状況を気にかける言葉を漏らしていたという。 小西被告が担任を受け持っていたクラスは、逮捕後、学年主任が代理で担任を務めることになった。 しかし、本来の担任は小西被告ということには代わりがない。 卒業を控えた担任クラスの教え子や1、2年生で担任をしてもらった生徒は、小西被告の親族を通し、手作りのアルバムを小西被告に差し入れた。生徒一人一人の写真とコメントを書き込んだものだったという。 「先生のこと、嫌いになったりしないよ」 「はやく戻ってきてね」 卒業式には出席できなかったものの、小西被告に対する敬愛と愛情のこもった生徒たちからのメッセージだった。これらのコメントを読み、勾留中の小西被告は何を思ったのだろうか。 生徒からのカムバックコールはあるが、堺市教育委員会は小西被告について「事実確認を行い、厳正に処分したい」と厳しい姿勢を示している。 生徒に慕われ、教育熱心な表の顔と、嫉妬に突き動かされた別の顔。別の顔があらわになった以上、小西被告が再び教壇に立つことは難しそうだ。 *********************************** なんか変な事件ですね。。。 つまりは別れても好きで嫉妬したのかな??? 別れた後のお友達関係はやっぱ微妙だと思います。 この方は熱心に教育してたのに先生としてまた教えることはできないんですかね? どうなんでしょうね? PR |
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