所在不明児、全国に2900人…厚労省が初調査読売新聞8月29日(金)19時35分 乳幼児健診などを受けず、所在の分からない18歳未満の子どもが5月1日時点で全国に約2900人いることが29日、厚生労働省が行った初めての調査でわかった。 政府は同日、児童虐待防止対策に関する副大臣等会議を設置して初会合を開き、政府一体となって所在の把握に努めることを確認。年内をめどに、今後の対応策をまとめる方針だ。 調査の対象となったのは、住民票がありながら、乳幼児健診を受けていなかったり、小中学校に通っていなかったりして、自治体が家庭訪問などをしても連絡の取れない家庭の子ども。こうした子どもは虐待のリスクが高く、事件に巻き込まれるケースも相次いでいることから、厚労省が4月、全国の市区町村を対象に初めて調査に乗り出していた。 PR |
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