村田さん通夜に長い列＝両親「行動は誇り」—横浜

　ＪＲ横浜線の踏切で高齢の男性を救助し、電車にひかれて死亡した村田奈津恵さん（４０）＝横浜市緑区＝の通夜が６日、同市の斎場でしめやかに営まれた。勇敢な行動で命を落とした村田さんを悼む参列者の列は、会場の外まで長く続いた。
　通夜に先立ち、菅義偉官房長官が会場で遺族と面会。村田さんに宛てた安倍晋三首相名の書状を手渡した。神奈川県警緑署の山谷隆志署長は紅綬褒章と警察庁の警察協力賞、県警本部長と署長の感謝状を遺族に伝達、贈呈した。
　村田さんの姉と長年の親友という東京都の会社員Nさん(４２)は、祭壇に掲げられた笑顔の遺影に「おじいさんは助かったよ。痛かったけど頑張ったね」と語り掛けたと話し、涙を浮かべた。
　黒岩祐治神奈川県知事や林文子横浜市長も訪れ、知事は「ご遺族はしっかりしていた。私の方が逆に心が折れそうだった」と話した。
　村田さんの両親は通夜の後、「私たちも奈津恵の行動を誇りにして、一生懸命頑張って生きていきたい」と県警を通じてコメントした。　
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現場最寄駅は、中山。川和踏切らしいです。(割と近いです)
行動力と尊い精神に敬意、でも事故原因を調べ再発防止出来るようになるのが一番です。
踏切内に人がいたら通過できないようになる(停止する)、緊急停止ボタンを緊急時は速やかに使用できるとか、故人の遺志を尊重し、いいようにできないかと思いました。

謹んでお悔やみ申し上げます。