年年小作: 〘名〙 一年ごとに契約を更新して継続する小作。
色指数: 星などの天体の色を量的に表す数字。原理的には,星の明るさ等級を二つの異なった波長域でそれぞれ測り,その差をとれば色指数となる。以前は,青色に感ずる非整色写真乾板で測った写真等級と肉眼で測った実視等級との差を色指数と定義した。最近では,万国共通の3色(U紫外,B青,V黄)の色フィルターを用い,光電測光で決めた3種の等級のうち,B等級とV等級の差(B-V)を色指数とすることが多い。色指数が0になるのは,平均的なA0型主系列星で,それより高温の星になるとマイナス,低温の星ではプラスの色指数となり,色指数の値は表面温度とともに変わる。 岩石,とくに火成岩や変成岩中の有色鉱物(カンラン石,輝石,角セン石,黒雲母などのマフィック鉱物)の占める割合を体積(またはまれには重量)パーセントで表した値。火成岩の分類の基準の一つとして用いられる。色指数が0~30の岩石を優白質leucocratic,30~60を中色質mesocratic,60~100を優黒質melanocraticとよぶ。一般に火山岩ではマグマの結晶分化作用が進むにつれ有色鉱物が減少するため色指数は減少する。 豊年満作: 人草: 一般の人々。人民。たみくさ。あおひとぐさ。 「 二極: 阿寒 天人唐草 無極 主治: ① 主となって治療を受け持つこと。 ② 薬の主なききめ。薬の効能。 ③ 治めること。統治すること。 ※経国集(827)二〇・主金蘭対策文「郁々両兼、可レ為二主治一」 中空:なかぞら ① 空の中ほど。空中。 (イ) 空の中を漠然とさす。(二)の意を掛けて用いる場合もある。 ※伊勢物語(10C前)二一「中そらに立ちゐる雲のあともなく身のはかなくもなりにける哉」 (ロ) 天頂と地平線との中間に当たる空。 ※弘長百首(1261)春「見ずもあらず見もせぬ影の中空にあやなくかすむ春のよの月〈藤原為氏〉」 ② 出発点から到着地までの中間をさしていう。中途。 ※後拾遺(1086)雑六・一一九三「道遠み中空にてや帰らまし思へばかりの宿ぞうれしき〈康資王母〉」 [2] 〘形動〙 ① どっちつかずで中途半端なさま。途中でやめてしまって、中途半端なさま。 ※後撰(951‐953頃)恋三・七七四「葛木やくめ地の橋にあらばこそ思ふ心をなかそらにせめ〈よみ人しらず〉」 ② 精神の不安定なさま。落ち着かないさま。うわのそら。 ※古今(905‐914)恋一・四八一「はつかりのはつかに声を聞きしよりなかそらにのみ物を思ふ哉〈凡河内躬恒〉」 ③ いい加減なさま。なまはんかなさま。 ※狭衣物語(1069‐77頃か)二「中空に見奉りなさで」 PR |