地水火風: 〘名〙 (「ぢすいかふうくう」とも) 仏語。地と水と火と風と空。密教で四大とする地水火風に無礙(むげ)(さわりないこと)を本質とする空(虚空・空間)を加えて、物質構成の五つの要素とするもの。五大。五輪。
水月: 〘名〙① 水と月。※凌雲集(814)贈賓和尚〈嵯峨天皇〉「水月尋常冷二空性一、風雷未三敢動二安禅一」 〔盧仝‐風中琴詩〕② 水面に映る月影。また、万物には実体がなく、空であることのたとえにも用いる。「江上の水月」「鏡花水月」3 人体の急所の一。みずおち。4 軍陣で、水と月が相対するように、両軍が接近してにらみ合うこと。
③ 自然の風物に親しんで作る詩歌。また、詩文を作る才能。 ※本朝文粋(1060頃)六・申男輔照学問料状〈菅原文時〉「方今輔照風月之才、似レ父雖レ」 ④ 江戸吉原遊郭の大紋日であった八朔と名月。 ※雑俳・柳多留‐一五(1780)「一と月に風月をくふいたひ事」 風食: 〘名〙 (「食」は「蝕」の書き換え) 風によって生じる浸食作用。風が直接土や砂を吹き飛ばす作用と風に吹き飛ばされた土・砂・雨などが地表面を破壊する作用がある。風食作用。〔英和和英地学字彙(1914)〕 風によって運ばれた砂粒が岩石面や地表面をすり減らしたりすること。 ーーーーーーーーーー 漢字のクロスワードパズルに出てきたが、意味がよくわからないので調べたもの PR |