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百人一首 96
はなさそふ あらしのにはの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり
入道前太政大臣 (にゅうどうさきのだじょうだいじん)
(新勅撰集)
[通釈]あらしが花を誘って散らす庭の花の落花の雪でなくて、じつはだんだんと歳をとって古くなっていく私自身であるなぁ
***********************************
『入道前太政大臣』で調べたら、西園寺 公経(さいおんじ きんつね、正字体:西園寺公經)とでました。
以下抜粋:
小倉百人一首27
平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての公卿歌人西園寺家の実質的な祖とされている。鎌倉幕府4代将軍藤原頼経関白二条良実後嵯峨天皇中宮姞子の祖父、四条天皇後深草天皇亀山天皇・5代将軍藤原頼嗣の曾祖父となった稀有な人物である。また、姉は藤原定家の後妻で、定家の義弟でもある。
******************
承久の乱の際には後鳥羽上皇によって幽閉されるが、事前に乱の情報を幕府に知らせ幕府の勝利に貢献した、、って結構波乱万丈の人だ。
加齢を気にした歌なんだ?なんか物悲しいような…。
他の方のHPには、↓このようにあった。
読み
 はなさそふ あらしのにはの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり
季節
 春
現代意訳

 (降っているのは) 嵐が庭に散らしている花吹雪ではなくて、降っているのは、実は歳をとっていくわが身なのだなぁ。
出典
 「新勅撰集」

******
始めの方はカレンダーの訳、HPの意訳とは違うんだね。

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【2013/10/06 00:56 】 | 百人一首のお勉強 | 有り難いご意見(0)
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