よのなかよ みちこそなけれ おもひいる
やまのおくにも しかぞなくなる 皇太后宮大夫俊成 (こうたいごうぐうのだいぶとしなり) (千戴集) [通釈]この世の中よ、どこにも憂きことをのがれる道はないことだ。山の奥に逃れようと思って入ってきたが、此の山の奥にも憂きことがあるのか、鹿が鳴いているよ。 *********************************** 『皇太后宮大夫俊成』で調べたら、藤原俊成がHITしました。 以下抜粋: 藤原 俊成(ふじわら の としなり)は、平安時代後期から鎌倉時代初期の公家・歌人。名は有職読みで「しゅんぜい」とも読む。藤原北家御子左流、権中納言・藤原俊忠の子。はじめ葉室家に養子に入り藤原(葉室) 顕広(あきひろ)を名乗ったが、後に実家の御子左家に戻り改名した。法名は釈阿。最終官位は正三位・皇太后宮大夫。『千載和歌集』の編者として知られる。 落ち延びた人ってわけでもないのにこのうたって…、結構仕事大変でどっかに逃げたい人だったのかな? PR |
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