読書批評:「プリズムのヒトミ―ヤスメ―」(崎谷 はるひ )
幻冬舎ルチル文庫 ¥680
読書日:2011年9月20日
自分的評価:★★★★☆
あらすじ:専門学校生・冲村功と北史鶴は同棲中の恋人同士。卒制に集中する史鶴を愛しく思いながらも冲村は寂しさを感じ…(『ハーモニクス』)。
専門学校講師・栢野志宏は生徒の相馬朗と恋愛中。そんなある日、過去のトラブルの原因が再び栢野の前に現れ…(『シュガーコート』)。
十年に渡る素直になれない関係から相思想愛の恋人同士に戻った弁護士・伊勢逸見とバーオーナー・相馬昭生は…(『バズワード』)。
MY感想:信号機シリーズ第4弾,短編3カップル話がクロス。『ハーモニクス』卒業制作に纏わる話、勘違い女のせいでイラつく沖村、そんな彼に気づかず作業に熱中の史鶴、2人らしい。『シュガーコート』栢野の元彼登場、痛い人が朗に絡み弁護士としての伊勢に相談、朗に内緒がバレ、喧嘩。史鶴や連が朗の精神的な助けになってるトコ微笑ましい。『バズワード』深いシコリを乗り越え距離の縮んだ伊勢と昭生。栢野の件を高校恋人時代の信頼関係がない為昭生に話すのを躊躇う。ラスト間近で無償の信用が戻ったのを実感できた。やっぱヒマワリ好きです。
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