読書批評:「ミントのクチビル―ハシレ――」(崎谷 はるひ )
幻冬舎ルチル文庫 読書日:2011年8月20日 自分的評価:★★★☆☆ あらすじ:夢見がちな姫路桜哉は、初恋の人・徳井にはじめてを捧げた朝、当の徳井から心身ともに傷つけられる。そこへ颯爽と踏み込んでかばってくれたのは、その瞬間まで徳井の恋人だった小島邦海。彼は徳井に絶縁を突け付け、桜哉には優しいキスをくれた。王子様のような邦海から大切にされ、自分がいかに酷く扱われてきたかを思い知った桜哉は、まずはお試しで邦海とつきあうことになり…。 MY感想:信号機シリーズの第5弾,姫路桜哉が、乙女です。徳井から受けたことは同情を禁じ得ないけど、もう女の子の反応としかいいようがないです。 そのへんはいまいちだったかな~。小島邦海はカウンターで泣きながらつぶれるような恋愛至上主義チックな人ですが確かに桜哉にとっては王子様ですよね。 『コントラスト』での会話があり、昭生に紹介もしてるので、そのへんは読んでて楽しかった。徳井が痛い人になっちゃって吃驚したけど、雨降って地固まる、のごとくで良かったです。最後にひまわり組短編が載ってますけど、安定期です、良かった良かった。微笑ましいです。 PR |
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