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「不埒なスペクトル 」感想
読書批評:「不埒なスペクトル 」(崎谷 はるひ)
ダリア文庫
読書日:2011年10月5日
自分的評価:★★★★☆



あらすじ:見目も頭脳も優れた堅物エリート銀行員・直隆は、派閥争いに敗れ閑職に飛ばされる。ヤケ酒で酔い潰れた所を、マキという青年に介抱されるが、彼にはある魂胆が。ゲイの弟を家から追い出した兄だと直隆を誤解し、弟の境遇に共感したゲイのマキは、復讐に男童貞を奪おうと…?!無理矢理体を繋がされるも、直隆は何故か彼に興味をひかれ…。「不埒なモンタージュ」スピンオフ作登場。

My感想:トップエリートから派閥争いに負け窓際に追いやられた上、結婚を約束した彼女に振られる直隆は、飲んだくれていた飲み屋でマキという綺麗な男に世話になり、気づくとホテルに連れ込まれていた。こんな二人が恋に落ちるのも楽しい。マキはビッチ美人でも繊細で、過去に傷ついていて、けなげな性格なので、可愛いかったし、直隆に至っては天然不思議系まじめキャラが面白かったし、ラストに向けた展開も良かった。

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【2012/02/05 00:12 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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