読書批評:「有栖川家の花嫁」(雪代 鞠絵)
B‐PRINCE文庫 ¥725(税込)
読書日:2011年10月21日
自分的評価:★★★☆☆
あらすじ:旧華族の流れを汲む名門・有栖川家の当主・誉の婚約者だった姉が行方不明になった。焦った父に騙された水晶は、身代わりの花嫁として嫁がされてしまう。
「妻は道具」と言い切る尊大な誉に水晶は抗う術もなく、初夜では無垢な心と体を乱され、激しい快楽に啼かされる。水晶は有栖川家の因習に従い、昼は貞淑で、夜は従順で淫らな妻として誉と暮らすことになるが…。
商業誌未発表作とコミック、そして書き下ろしショートあり。
MY感想:後半に近くなるまで、ムリヤリが多かったからか、読みづらかったけど、硝子玉を庭に投げられて発熱後あたりから、は好きな展開でした。 漫画『新妻の一日』と小説『有栖川家の蜜月』、漫画『有栖川家の蜜月コミック編』、小説『秘書のお仕事』はほのぼのしてるし、安心して読めました。ラブラブですし! 前半戦がちょっと受け入れがたいけど、まぁまぁ好きな話です。
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