2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:8883ページ ナイス数:157ナイス 狼の嫁迎え (白泉社花丸文庫 た 4-2)の感想 『狼の妻籠み』のスピンと聞き購入。ロシアで生まれ育った人狼の椎名玲は、幼い頃から面倒を見てくれたアレクサンドルを恋い慕っていたが、日本に渡ることとなり離れ離れになってしまう。「必ず迎えに行くから」そう言われ8年、玲は待ちきれずにアレクサンドルに会いにいくが、今や有名な企業家でロシア人狼族ボスとなった彼は、玲など知らないと言い放つ…そんな高尾さんの人狼ワールド話再登場。展開も読め本作CPについてはあっさり読み進めたが、前作CPの方が気になって仕方なかった。瀬津が鋼を転がしている様が見れて嬉しい。 読了日:1月1日 著者:高尾理一 人のかたち (アルルノベルス)の感想 作家買い、中古。人の一生は短く肉体はいずれ滅びるが、人形は大切にされれば人よりもずっと長生し魂だけをそっと隠し入れるのに最高の入れ物…それが立松の作る生き人形。短気でなかなか定職に就けない三次は口入れやの口ききで人形師立松に奉公することに。そんな時、吉原の郭で英国人の領事によって女郎・小菊ととその弟で陰間の菊也が殺される。立松は人形づくりの為と菊也の長襦袢を着た三次を抱く。三次は優しい立松の心と二人で繋がる喜びに溺れていく…そんな二人のお話。読ませる構成に惹き付けられ、色んな人の人生が見えとても良かった。 読了日:1月2日 著者:剛しいら 檻の外 (Holly NOVELS)の感想 講談社文庫版『箱の中』で『檻の外』迄読了済だが、皆さんのレビュに興味を覚え購入。『箱の中』6年後の待望続編『檻の外』と『雨の日』『なつやすみ』収録。『雨の日』では甘々な2人が見られます。『なつやすみ』では、夏休みだけの親子ごっこから始まる新関係とか、終盤喜多川の訃報で悲しい話ともなりましたが、堂野がこぼした一言で2人が一緒に居て幸せだったのが判って良かった。でも亡くなった子供や傷つけられた名誉の裏で何の罰も受けずに生きる人達が居る事がもどかしく思う。喜多川が残した言葉が尚を通しその子供へ伝わるのも良い。 読了日:1月3日 著者:木原音瀬 すべてはこの夜に (クロスノベルス)の感想 作家買い、中古。平凡生活から一転、熾烈な借金地獄に堕ちた加持智充に残された道は『ある男を撃つ事』だが、狙いを定めた先に現れたのは忌まわしい過去の男・湊彰彦。端整顔の男は十年を経て、冷酷な雰囲気を纏う極道になっていた。捕らわれた加持は凌辱され、痛みの中に昔と変わらぬ執着の色を感じる加持は戸惑う…そんなお話。『すべてはこの夜に』『夏の花』『春宵一刻』収録。表題粗筋CP、次が湊の後見・武井と義理兄CP、表題その後。読める展開だし優里の件とか色々粗すぎな部分も多いが、ありがちだが割と好きな展開なので普通に愉しめた 読了日:1月4日 著者:英田サキ ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想 初読み作家さん。深森に囲まれた全寮制の王鱗学園で暮らす18歳の薔は、様々な特権が与えられるという神子候補の1人に選出されてしまい、神子を決める儀式とは男に身を任せることで、相手は日頃から敵愾心を抱いている学園管理部隊隊長・常盤だった。抵抗する薔に突如、意外な事実を明かす常盤。彼の秘密を知り、次第に惹かれるようになる薔。隔絶された世界で生きる無垢な少年達は、過酷愛に溺れてゆく…、そんな学園ファンタジーBL。とんでも設定で入り込めずいたけど終盤辺りから発覚や謎も増え愉しめた。次巻の方が愉しめそうなので期待。 読了日:1月5日 著者:犬飼のの クライ、くらい夜の終りに (ショコラ文庫) 読了日:1月6日 著者:佐田三季 闇の抱擁・光のキス (Cross novels)の感想 洸さん作家買い、中古。類いまれな美貌の見習い魔法使い・ニコルは魔法よりもHが得意。魅惑のブルーアイズで見つめればどんな男も思いのままだったが、最強の「魔法書」の存在を知り、本物の『力』を手に入れる為に戦わない剣士ローランドと未熟な預言者アルヴィンを巻き込んで「魔法書」探しの旅に出る。中途半端3人組の旅の行方は?…そんな冒険とHがてんこ盛りのBLファンタジー。初級ファンタジーで案外読み易い、今3巻迄ある様だけど、ニコル父や師匠等色々掘り下げられそうなので、その辺を絡めた続きと共に文庫化希望かも。 読了日:1月7日 著者:洸 家計簿課長と日記王子 (二見書房 シャレード文庫)の感想 海野幸さん作家買い、中古。電機メーカー勤務34歳・課長・独身の室木周平、ゲイ自覚はあるが恋人ができたことはまだ一度もない。そんな周平の唯一の趣味は、家計簿をつけること。極度の倹約家で、安いという言葉が何より大好き。しかし、周平の住む社員寮が火事で焼けてしまい、家賃が安い所ただそれだけを条件に会社が新たに用意したアパートへ移り同居人とシェアする事になった周平だが、相手は社内の女子殆どすべてが彼のお手つきと噂の、営業部の王子こと伏見和親だった…そんなお話。展開は読めるが愉しめた、周平の倹約術も学びたい所。 読了日:1月8日 著者:海野幸 バカだけど可愛い (角川ルビー文庫)の感想 粗筋買い、中古。如月静さん3冊目読了本。一目惚れした名も知らぬ綺麗な人への告白は呆気なく玉砕終了…かに見えた。広告代理店3年目の三上大地が、大型プロジェクトに抜擢され、そのCMに関わる新進気鋭彫刻家になんと、大地を振った張本人である雨宮が。だが実際の雨宮は辛口で気難しい猫の様だと知るが、大型犬ばりの愛嬌で大地は挫けず必死アピール。ある夜深酔の雨宮を堪らず押し倒した大地、難攻不落の壁があると思ったのに雨宮は意外にも受け入れる素振りを見せる、そんなお話。大地の切っ掛けで雨宮の周りに人が集まる感じは良い。 読了日:1月9日 著者:如月静 恋雪 (SHYノベルズ)の感想 砂原さん作家買い。「いつか必ず迎えに来るから、向こうで一緒に暮らそう」そう言って島から去った幼馴染みの成明を信じ東京に来た湊だが、成明は劇団の仕事が忙しくそっけない。それでも成明が泥酔した日に結ばれ喜ぶ湊だったが、成明には好きな女がいて、その代わりだったと知りショックを受ける。そんな時湊に俳優になることを薦めるプロデューサー柏木が現れオーディションに誘う、そんな幼馴染モノ。ちょっと柏木が都合良すぎな部分もあるが、住む場所での距離もそうだけど心理的な擦れ違い描写は切ない部分も理解する所も有、愉しめた。 読了日:1月10日 著者:砂原糖子 紅茶は媚薬 (ダリア文庫)の感想 作家買い、中古。紅茶専門店を作りたい大道寺静佳は、幻の紅茶と呼ばれる英国のクラウン社に販売契約を結ぶべく渡英する。待っていたのは英国貴族の血も引く社長ヒューイット・モームで、今更小さな商売など必要もなく、静佳はすげなく断られるが、この紅茶の虜になった静佳はどうしても販売してみたい。そこで社長は静佳に、出される紅茶の中から指名した紅茶を当てるテストを受けさせるが、外れには媚薬入りの紅茶があった…体を張った紅茶テストの結末とは?…そんな話。なんだろ、アラン達話から読了したからかこっちにはあんまそそられなかった 読了日:1月11日 著者:剛しいら 静かにことばは揺れている (幻冬舎ルチル文庫)の感想 『グリーンレヴェリー』シリーズとの事で遅ればせながらシリーズ買い、中古。リラクゼーション系サービスを扱う会社社長・綾川寛二は『子持ちの女装社長』で有名。弘から紹介された音叉セラピストの白瀬乙耶に突然キスされた綾川は、妻亡き後、息子の寛の為に女装していたが自分はゲイではないと伝え、以降、綾川親子と白瀬は友情関係を築くことになるが、白瀬がふと見せる色っぽい顔、そして純真な顔に綾川は次第に惹かれていく自分を知る…そんなお話。本CPより相変わらずの弘と嫉妬を出す降矢、続いてる二人が微笑ましかった。 読了日:1月12日 著者:崎谷はるひ 過激で不埒な課外授業 (ショコラ文庫)の感想 作家買い、中古。高校生・苑田彰には友達にも言えない秘密がある。父がAV監督、兄はAV男優という特殊家庭環境のせいで極度のスケベ恐怖症なのだ。級友と共に見たエロ雑誌では吐く程気分が悪くなり、更に電車で男の痴漢に遭うわで大変な思いをする。それを担任教師の高杉征規に知られ、ひょんな事からスケベ恐怖症を克服する為先生の自宅に週末通うはめに…そんな話。先生が軽く脅迫まがい?&痴漢されている彰に見とれ?見て見ぬふりってひどくないかしら?それで恋愛が成り立つのも凄いぞ。先生と兄対決面白そうなのに…そこはさらりで残念 読了日:1月13日 著者:真崎ひかる 月の秘密 (ダリア文庫)の感想 ダリアノベルズ版も持っていたが書下ろし目当てで文庫も中古購入。吸血鬼であることを隠し、都会で生きている巴堯弘はある晩、街でからまれていた男・山神太地を助ける。普段は優しく純粋なのにどこか野性的な太地に惹かれた堯弘は、一夜限りのつもりで身体を重ねたが、もっと傍に居て欲しくなる。しかし普段は温和な太地は夜空に月が輝いた途端、性格が豹変し…百年の孤独を癒す恋物語、書き下ろしを追加しての文庫化。できそこないの吸血鬼設定等が面白く、狼男?との展開を愉しめる。運転免許をとった太地のドライブ話『月の夜』同録。 読了日:1月14日 著者:剛しいら 夜の秘密 (ダリア文庫)の感想 『月の秘密』に続くシリーズ2巻目。刑事の真城は覚醒剤横流し捜査中、凶弾に倒れた。死の間際、密かに想い続けていた相棒・高瀬に何も告げていないと思った時、奇跡の様な偶然で巴堯弘が通りかかり一命を取り留めるが、その時から真城は夜の住人になってしまった。突然休職の真城に、逆に疑いがかかるも、高瀬は真城を信じ単独捜査を始める。事件に巻き込みたくない真城は…そんな死すら乗り越える恋話。刑事同士のせいか事件絡みメイン、前巻CPちょいちょい登場し手助けしてる。今一恋描写だが20年後の部長のエンディング等良部分も多い 読了日:1月15日 著者:剛しいら 星の秘密 (ダリア文庫)の感想 『月の秘密』『夜の秘密』に続くシリーズ3巻目。両親を亡くし、悲しみに暮れる天之昴は、星空の下で侯爵と呼ばれる謎の金髪男に出会う。一目で惹かれた昴だが、彼は純粋種の吸血鬼だった。昴は侯爵の別荘に血液提供者として連れ去られ最初は途惑うが、次第に悲しみを背負う侯爵を愛しく思い始めてしまう。一方、侯爵は遠い過去に愛という感情を捨ててきてしまった様で…そんな悠久の時を紡ぐ吸血鬼との恋話。ついに 吸血鬼純粋種の登場ですね。その立ち位置や設定には惹かれましたし愉しめましたが恋描写は好みではなかったかな、これ終巻かな? 読了日:1月16日 著者:剛しいら 月の秘密 (ダリアノベルズ)の感想 作家買い、中古。シリーズ第1弾。吸血鬼だと隠し都会で生きる美貌のボーイズパブオーナー・巴堯弘は、繁華街でからまれていた男・山神太地を助ける。野性味溢れる外見からは想像できない清廉な雰囲気の太地に惹かれた堯弘は、一夜限りのつもりで身体を重ねたが、もっと傍にいて欲しくなる。しかし普段は温和な太地は夜空に月が輝いた途端、性格が豹変し野性的になる…そんな二人のお話。設定も面白く、人間的な吸血鬼の人柄にも魅力を感じ愉しめた。執事職を全うするアンソニーもいい味出してます。狼男と吸血鬼って組み合わせも面白い。 読了日:1月17日 著者:剛しいら SIDE BY SIDE ~恋人のポジション (ルナノベルズ)の感想 中古購入、浅見茉莉さん7冊目読了本。アパレルメーカー勤務の椎名は、新人時酔った勢いで同期の黒木と一夜を共にし快楽が忘れられず、以来誘われるまま黒木とセフレ関係を続けてる。恋愛感情の絡まない気楽ポジションに満足していた椎名だが、有能な黒木の傍で働くうちに、いつしか身体だけではなく、黒木に相応しい存在になりたいと思い始め仕事を頑張るけど、黒木は精力的な椎名にいい顔はしなかった…そんなお話。思い込みも有りがちだし話し合えと言いたいところだが、7年の勘違いやボーイズブランドの立ち上げ話等愉しめた。 読了日:1月18日 著者:浅見茉莉 金藍の守護者 ~聖王さまを取り戻せ!~ (ビーズログ文庫)の感想 『金藍の守護者』2巻。晴れて守護者と認められたルシアは、相変わらず聖王ことイザークを絶賛敬愛中!だがイザークは「あんまり特別扱いをすんな」と不機嫌な様子で、ルシアは戸惑うばかり。ある日、聖地では謎の“赤い霧”による人々の失神事件が起きる。これは魔族の仕業ではないと読んだイザークが、守護者に知らせず解明することに決めるが、そんななか守護者の一人であるスメラギが不審な動きをしているとの報告が上がる…そんな突っ走り乙女の恋ファンタジー続篇。描写がいまいち判りづらく、腑に落ちない所も有るが物語は面白い。 読了日:1月19日 著者:香月沙耶 キスができない、恋をしたい (幻冬舎ルチル文庫)の感想 崎谷さん作家買い、中古。「恋愛証明書」スピン。ライブハウスで働く天野脩の6歳年上の恋人・岩佐憲之は、フリーSEで超多忙。判ってはいるけれど最近話さえしていないのは流石に切ない。駄目な恋ばかりしていた脩を叱り、ちゃんとHしてくれた憲之。それから付き合い始めたが、好きあって始まった関係ではない。でも今は憲之が大好きなのに…落ち込む脩に憲之は…そんなお話。好きあって付き合ったわけじゃないCPがお互い好きになる過程はあまり描かれてないものの、付き合ってからのヤキモキや、判りづらい憲之の好意等面白い観点で読めた 読了日:1月19日 著者:崎谷はるひ 未完成 (プラチナ文庫)の感想 『白泉社花丸文庫BLACK』で本編読了済だか、このCP好きなのでその後話も見たくてこっちも購入。教師の阿南が男とキスをするのを見た高校生の瀬名は、学校とは違う艶めいた表情を見せる彼に興味を持つ。素っ気なくあしらわれても阿南の傍は居心地良く、瀬名は彼の部屋に通う様になりそして自覚した恋心。がむしゃらに迫り阿南を抱く事はできたが、その心を手に入れたとは思えず。「俺のこと好き?」懇願するような瀬名の問いに、いつも阿南の答えはない…そんな教師と生徒話。未収録『Young Swallow』書下し『さなぎ』も同録! 読了日:1月20日 著者:凪良ゆう 宿命[さだめ]の婚姻 (ルナノベルズ)の感想 作家買い、中古。TVディレクター・安生は、友人の恋人から父の捨てた故郷に行くと言い残し行方不明になった兄・真宮葵を捜して欲しいと依頼される。因習深い閉鎖的な山里の村で女性が決して立ち入ってはいけない場所に、好奇心をそそられた安生は二つ返事で引き受け村へと向かうが、葵は古い神社に囚われ淫靡な秘祭の女神・イザナミになるよう強要されていた。安生は夫である男神・イザナギとなり、葵を抱くよう命じられる、7年に一度行われる神事と囚われ夫婦神にされた2人のお話。設定等愉しめる部分も有るが展開心情等不満部分も多い 読了日:1月20日 著者:剛しいら 嘘とキスと野蛮人 (ルナノベルズ)の感想 洸さん作家買い、中古。真面目でお堅い銀行員・夏目芳人は昼食中、見知らぬ男・久世にいきなり唇を奪われた。多感な思春期に奔放な兄に振り回されたせいで、恋愛経験0の夏目は、憤ったものの感じた事を久世に見抜かれ、思わず彼を殴って逃げだす。二度と会う事もない…そう思い羞恥をこらえるも、その夜兄を追う借金取りのヤクザに襲われたところを、偶然彼に助けられ、そのうえ事情を知った久世となぜだか兄を捜す事になる…そんなお話。仕事とはいえちょっと悪辣な嘘かも。そして二昔前の邦画の様な理由、それを乗り越えればまぁまぁ愉しめる。 読了日:1月21日 著者:洸 狼皇帝―宿命のつがい (リンクスロマンス)の感想 「狼伯爵」「狼王」に続くシリーズ3巻完結、中古。日本で神として崇められていた大神蓮だが、仲間も永遠のつがいもおらず孤独に生きてきた。訪れたカナダの森で冷酷非道なロシアンマフィアのイゴールと出会い初対面で彼に噛まれ、つがいの証である甘美な衝撃を感じた蓮は、誘われるがまま彼のコテージで一夜を過ごすが、イゴールは愛ではなくあくまで身体だけの関係を望んでいた。抗う蓮を部屋に監禁し「大切に飼ってやる」と告げる…そんな『狼』シリーズ完結巻。粗筋程の事も長く続かず、蓮にイゴールが癒されていく様を愉しめた。 読了日:1月22日 著者:剛しいら 隣人には秘密がある(キャラ文庫)の感想 山田ユギさん表紙イラに惹かれ中古購入。祖父の病でボロアパート管理人を任された大学3年の太一は、曲者揃いの住人に一線引いて接していた。売れっ子ホストにNO1ホステスにスーツ姿のパチプロと、一番怪しい吉住という男。床が抜けそうな程山積本がある部屋に住むクール眼鏡男はポルノ作家で、「どの場面で発情する?」と自作を読ませ反応観察。そんな個性豊かな住人達に翻弄されながらも、ある夜密かに住人達がアパートを抜け出す現場を目撃!好奇心を煽られて後をつける…そんなお話。前半キツイが後半ほのぼの系として愉しめた 読了日:1月22日 著者:秀香穂里 (仮)花嫁のやんごとなき事情 ~円満離婚に新たな試練!?~ (ビーズログ文庫)の感想 (仮)花嫁シリーズ第6弾。仮旦那様クロウに対し、“嫌われて離婚してこい”から“ベタ惚れさせて離婚しろ”と命令変更を受けたフェルは、それってどうやんの―!?と悩みながらも慣れない誘惑?を仕掛ける。そうして距離を縮めていく中、突然ジルフォードが「来ちゃった☆」と訪れ、しかも彼はフェルに「愚弟が本当に君の正体に気づいてないと思う?」と言い出す…そんな偽新婚生活、爆弾投下の第6弾!妖精の王に関する新たな記述はないものの、クロウの弟ユアン登場や、誘惑を罠だと一人ごちるクロウや、二人の片恋等見所も笑い所も多い 読了日:1月23日 著者:夕鷺かのう NARUTO―ナルト― 67 (ジャンプコミックス)の感想 レンタル読了。第4次忍界大戦の激戦の最中、十尾の人柱力へと変貌を遂げてしまったオビト。尾獣を取り込んだその力は結界をも破壊し、圧倒的な力を示す!劣勢の中、先代の火影達の穢土転生の特性や個々の能力を活かし、反撃の糸口を掴もうとするナルトとサスケだが!?…そんな67巻です。子煩悩になったであろうミナトが、ナルトに共に戦う頼もしさを感じるとことか、表紙の親子での共闘絵は良い。皆の感想通りクライマックスが近そうな感じ。 読了日:1月23日 著者:岸本斉史 暴君ヴァーデルの花嫁 (NextcomicsF)の感想 レンタル読了。超貧乏メイドのニーナは、亡父の借金返済する為に朝から夜迄お城のメイドとして働きっ放し。そんなニーナが王子がふられた場に居たばかりに突然結婚話に巻き込まれる。冷血暴君と名高い城主でヴァーデル王国第一王子セティス。他国からの縁談話を断る為、一時的な花嫁が必要でお金で雇われたニーナだけど、王子様の暴君っぷりに振りまわされっ放しで――!?そんな身分違いの秘密契約結婚恋話。面倒だからもうこのまま妻はお前でいいか…、←なんて盛り上がらない恋話なのかしらと思いつつ読み進めればそこから一応恋情は絡む 読了日:1月24日 著者:松本帆加 暴君ヴァーデルの花嫁(2) (ミッシィコミックスNextcomicsF) (ミッシイコミックス Next comics F)の感想 レンタル読了。冷血暴君と名高いヴァーデル国第一王子セティスと契約し、偽の花嫁として雇われた超貧乏メイドのニーナだが、俺様で横暴な王子に戸惑いつつも、 偽りの関係を続けるうちに本当に王子が好きになってしまったニーナは、勇気を出してセティスに告白する。セティスから正式にプロポーズされ、 本当に結婚することになったニーナだけど、王位を継ぐ前の王子の婚姻には『王の同意』が必要らしく、でもセティス王子と女王は仲が悪く会話もない状態で…このままでは結婚できない!そんな2巻。女王が登場、誤解が解けて良かった 読了日:1月24日 著者:松本帆加 デキすぎ君とヤンキーちゃん (花音コミックス)の感想 レンタル読了。泣く子も黙るヤンキー高校生・竜崎彰には、誰にも知られたくない秘密がある。なんと…興奮すると可愛い子供に変身してしまうのだ!よりにもよってそれをイケ好かないクラス委員長・城ヶ崎真に知られてからというもの「秘密の共有をしよう」と好き放題手を出されちゃって毎日がせわしない…そんな二人のお話。城ヶ崎はほんとにフケ専なのか?その設定は不要なのでは…と思ったり。寧ろショタ?そっちの方が、面白そうな気もする。しかももしや父が弟かな?…次巻の展開も気になります。 読了日:1月25日 著者:春野アヒル イクニイ! (花丸コミックス・プレミアム)の感想 レンタル読了。いつも寝てばかりいる級友・多良育が気になる小林隼人。実は育は亡母に代わり、三つ子の弟の世話に忙しい毎日を送っていた。偶然彼らと出会い 家に遊びに行くうち、育の健気さに思いを寄せるようになるが、い~い雰囲気になると絶妙なタイミングで三つ子の邪魔が入る…果たして恋と子育ては両立するのか?、そんなハイパーテンション家庭ラブコメ。その後の三つ子を描いた(!?)描下し付☆どーでもいいけど、隼人の母ちゃんと隼人が似てない、そっちの方が気になった。三つ子は確かに可愛かったが恋としてはテンプレかな。 読了日:1月25日 著者:いつきまこと フルムーン・エンゲージ 1 (ミッシイコミックス Next comics F)の感想 『銀のセレイラ』が割と好きだったので作者他作品をレンタル読了。遥か遠い昔、狼の王が世界を統べていた――ベルクティス王国の貴族の娘リィナは、初招の城宴で優しそうな第一王子グランツと逢い、城庭で美しい月光の髪色をもつ第ニ王子エルウィンと出会う。満月夜、リィナは王子と知らずエルウィンを誘い共に禁足地である遺跡に足を踏み入れ封印を知らず破ってしまう。リィナは、エルウィンが狼姿に変わるのを目撃、城に共に急ぎ戻るとグランツ王子が冷徹に処刑を迫ってくる…そんなファンタジ-。序章だからかな、でもあんま入り込めず。 読了日:1月26日 著者:神月凛 フルムーン・エンゲージ2 (ミッシィコミックスNextcomicsF) (ミッシイコミックス Next comics F)の感想 レンタル読了。ベルクティス王国の貴族の娘リィナは、城宴で優しそうな第一王子グランツと美しき第二王子エルウィンと会ったが、遺跡の封印を偶然解いてしまう。狼の魂の力で暴君と化した兄・グランツに追われる身となったエルは、その場にいたリィナと共にグランツを元に戻す為の旅に出る。旅途中、レルヒ村で世話になった家の息子で司祭補のマティスが加わり3人旅に。だが国境を越え入ったのどかな筈の村はベルクティス兵に襲われていた。優しげなエルが時折見せる男らしい表情に次第に魅かれていく――そんなリィナの話。終盤急展開。 読了日:1月26日 著者:神月凛 フルムーン・エンゲージ 3 (ミッシイコミックス Next comics F)の感想 レンタル読了。ベルクティス王国貴族の娘リィナは、城宴で優しそうな第一王子グランツと美しき第二王子エルウィンと会ったが、遺跡封印を偶然解いてしまい、狼の魂の力で暴君と化した兄王子・グランツに、エルウィンと共に追われる身に。レルヒ村司祭補・マティスやグランツの友人で隣国の王ジェスが加わる4人旅だが、リィナがグランツに攫れてしまう。目的は契りを交わす事で手に入る“月の姫"の力を得る為、月の姫はリィナだったのだ―そんな最終巻。一番振り回されたのはグランツだよね。主役の恋愛よりそっちが気になったかも。 読了日:1月26日 著者:神月凛 ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 (幻冬舎文庫)の感想 題名に惹かれ購入。静岡県浜松市で起こった残虐な連続放火殺人事件。被害者は元ヤクザ、恋愛詐欺師、OL、会社員、歯医者等様々で何の手掛りも無い。だがドS美人刑事・黒井マヤは現場で「死体に萌える」ばかりでやる気ゼロ。振り回されっ放しの所轄での相棒・代官山脩介は被害者の間で受け渡しされる「悪意のバトン」の存在に気づくが――そんな最強ユーモアミステリーのシリーズ第1作。黒井マヤの人格は読んでて嫌だし、モラルに欠ける部分もかなりあるけど、話の展開がどうなっていくか悪意の連鎖等の発想やテンポのある話は面白い。 読了日:1月27日 著者:七尾与史 人形の爪 眠る探偵 I (講談社X文庫 ホワイトハート)の感想 作家買い、中古。眠る探偵シリーズ第一弾。東京都新宿区大久保、雑居ビルの四階に市羅木探偵事務所は有り、美貌の眠る探偵・市羅木真音が居る。社員は探偵とその異父弟・不破隆、それに探偵の14歳になる娘・笑子が中心という家族経営の良心的かつ小さな事務所。だがある日訪れた1人の女子高生の『母親から人形扱いされている弟をなんとかしてほしい』、との依頼により、悪夢が始まった…そんなシリーズの初巻。ラブは家庭愛の方かと…探偵事件モノというより知略のある相手とのサスペンスものです、序章だからこれからが楽しみな感じ。 読了日:1月28日 著者:榎田尤利 鏡よ、鏡 眠る探偵 (2) (講談社X文庫 ホワイトハート)の感想 作家買い、中古。眠る探偵シリーズ第2弾。他人の夢を覗く事で事件を解決に導く超絶美形探偵・市羅木真音の探偵事務所に新依頼者・小山が嫌がらせの犯人を突き止めて欲しいという依頼とともに訪れるのだが…。天才的犯罪者であり、真音と兄妹のように育った槇は、真音を手に入れるためならば、軽々と人を殺してしまう。この事件に槇は関わっているのだろうか?真音たちの新たな闘いが始まる…そんなシリーズ2巻。事件展開がどうなっていくか等は愉しめるが、これちょいとBLな感じは薄いかも。槇は今後も同様の事して真音の気を引くのかな。 読了日:1月29日 著者:榎田尤利 夜の情香 朝の心温 (ビーボーイノベルズ)の感想 吉田ナツさん作家買い、中古。関西訛りの色事にものなれた凛と、温かな笑顔と純粋で清楚な春樹。元刑事の高岡は、瓜二つの容姿で真逆の性格をした二人と別々に出会う。別人だと思ったが気になり、逢うたびに、春樹には愛しさ、凛には好ましさを感じていく高岡。だが凛がヤクザや警察関係者とばかり寝ているとの噂を聞き、妙な胸騒ぎに高岡が凛に真意を探ると「春樹には秘密があるで?」と意味深な言葉を言い放たれ、二人を調べるうちに 解離性同一性障害にいきあたる…そんなお話。ちょいと都合良すぎな気がするが、そこを乗り越えると愉しめる。 読了日:1月29日 著者:吉田ナツ 山倉造園チョキチョキライフ (SHY文庫20)の感想 『シャーク、シャーク、シャーク!』が割と愉しめたので作家買いしてみたが撃沈。好きな男が酔っているのをいいことに昨晩とんでもないことをし猛烈に後悔してた俺。植木職人見習いとして翔さんと一緒に暮らすようになって5年、困らせたくなくてこの生活を壊したくなくて、ずっと気持ちを隠してずっとずっと耐えていたのに、酔ったせいも有り自分でぶち壊してしまった!そんな硬派な職人×ちょっとチャラい襲い受=ゆるゆる恋モノ。無断欠勤はするわ、家出するわ…いや社会人としてダメでしょ。そんな敦士に魅力を感じなかったのも展開も敗因か。 読了日:1月30日 著者:吉沢純 傀儡の巫女 眠る探偵 III (講談社X文庫 ホワイトハート)の感想 作家買い中古。眠る探偵シリーズ第3弾。他人の夢を覗き事件解決に導く美形探偵・市羅木真音に、義兄・連雀利彦からの依頼。『御遣い様』と呼ばれる神と話す巫女・千厩乙葉が教主を務める『光の精霊回』を調べて欲しいと。一方、真音を愛する天才的殺人者・三条槇の魔の手は思いがけぬ方向から迫りつつあった。大切な者を守る為苦悩する真音だが…そんな3巻。軽々と人を殺してしまう槇…事件展開もだが二人の関係がどうなっていくかも見所かも。「―愛にはいろんな形があるんだと思う」って達観してるなぁ。果たしてそれは愛なのか?と思ったり。 読了日:1月31日 著者:榎田尤利 読書メーター PR |
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