熱愛バクダン (花音コミックス) レンタル読了。上川きちさんとしては2冊目読了作品、短編集です。『熱愛バクダン』転校生羽染竜希と隣の席の世話焼きさん音成惣一郎の高校生同士のお話。『熱情バクダン』表題作続き『これも愛のせいね。』御子神家お坊ちゃん穂足とその世話役の神南(やや変態系?)のお話。『やっぱり愛のせいね。』その続き『それでも愛のせいね。』さらに続き『キライじゃない』藤里雛汰と国永薫の高校生ライバル同士のお話です。『素敵に無敵』紅兵と樹の幼馴染高校生50センチお隣さん同士のお話です。『カレー記念日』表題作の続き、竜希料理する編です。 読了日:03月17日 著者:上川 きち 純愛ブライド (フラワーコミックス) 初読み作家さんです。短編なのでこれからもしかしたら楽しめそう、ってとこで切れてて残念。標題作以外はむず痒い感じです。短編4個、標題作、「純愛ハニー」、「純愛プロデュース」、「堕天使のキス」が収録。 読了日:03月16日 著者:華夜 幼馴染みは俺の嫁! (角川ルビー文庫) タイトルに誘われて購入、真上寺しえさんとしては2冊目の読了作品となります。 結婚を控えた彼女に振られ落ち込んでいた和晴と幼馴染みで親友の慧一の社会人同士話。慰めから始まり半強制的に慧一のマンションに同居、初日に酒の上でか押し倒され、そこから意識し始める…料理も洗濯も完璧な幼馴染っていいですよね。でもなんだか慧一も和晴も前に読んだ作品と似たような性格な為か、あんまり自分的に盛り上がらない感じで読了しちゃいました。主人公CP以外にも色んな人達が出てきますが、もう少し深く絡ませた方がいいかな、と思います。 読了日:03月16日 著者:真上寺 しえ 王様にKISS! 3 (花丸コミックス) シリーズ3巻。良文の父のとこへ決戦に赴き真希VS良文の父とか、良文の高校時代からの友人・みゆりの登場とか、良文を転がすことを覚えた真希とか…ちょこっと仲良くなれた良文の父と真希とか、そしてやっぱりシャケが可愛い。 同録『王様とペンギン』は、真希の父存命時の子供時代の回想あり話。ようやく友達認識が出来た真希の成長が見られます。 同録の『信正その後』は、36歳のジムトレーナーに気に入られた信正のプチ話。最後の10年後話ではみんな幸せめでたしめでたしなのでした。あっさり読了できる可愛いお話でした。 読了日:03月16日 著者:せら 王様にKISS! 2 (花丸コミックス) シリーズ2巻。相変わらず真希にメロメロな良文、それに真希もどっぷり良文が好きっていうのが伝わってきます。嫉妬やすれ違いもありますが、プチです。 火事には吃驚でしたけどシャケが無事でよかった。シャケが可愛いですね。 同録の『コドモの事情』は、藤島湊に3日前に真剣に告白したのにスルーされてる6歳年下の中学生・佐倉大地のお話です。なんかどっかで続きが出てそうですね。 読了日:03月16日 著者:せら 王様にKISS! (花丸コミックス) 初読み作家さん。17歳高校生・優等生の竹ノ塚真希と高校の養護教諭28歳・北千住良文とのくっついて同棲までの可愛い系のお話です。 しょっぱな真希のクラスメイトのくっつき話があるのでもっと関わってくるのかと思いきや後半はあまり出番ない感じでした。動物好きで子猫たんも登場するので全般的に可愛い感じにまとまってはいます。 ただタイトルとは合わないかな、(私の腹黒王様のイメージは高橋ゆうさんの某社長でしたので)真希は王様ってよりはいじわる系だけど天然系で優しいとこもある王子様って感じです。 読了日:03月16日 著者:せら 声しか好きじゃない (花音コミックス) 立ち読み読了。標題作は、声フェチ(声に痺れちゃう)会社員のカラオケから始まるラブコメディです。 面白かった〜。他のも面白かったです。 読了日:03月16日 著者:真枝 真弓 うそつきな視線 (あすかコミックスCL-DX) 鈴倉温さんの絵はどこか柔らかい優しくて繊細な感じが好きなんで、どんなお話を書くか常々興味を惹かれてて書店にあったので試しに購入。短篇6個同録。 『うそつきな視線』教育実習生村上と担当教師黒澤の再会モノ。『この世界にふたりきり』佐久間と鳥井、高校生同士の放課後の進路指導室での話。『君に恋の花』高校生の本田と辻下の話。『キスまでの距離』中学親友同士の恵と颯汰の大学での再会話。『つよがる口唇』SE樋口となぜか自分にだけ厳しい古見との社会人話。『君までの距離』キスまでの距離の続き。キュンキュンはしませんでした。 読了日:03月16日 著者:鈴倉 温 僕にだって言い分がある (花音コミックス) 山田ユギさん作家買い。 長閑な田舎でシイタケ農家を営む祖父母と暮らす彼女いない歴18年の新太郎と彼に恋心を持つ幼馴染の悟志と、その先輩とルームメイト等を巻き込んだややドタバタ系のラブコメディ話。新太郎の両親は幼い頃に亡くなったと思っていたのに,実は母は健在で東京で生活している事がわかり先輩を頼って上京、高校時代に幼馴染の悟志がその先輩と付き合っていた事がわかったりお母さんに会ったりする少し青春ポイ物語です。初期辺りのお話のようなので色気のある悩ましい感じはありませんが楽しく読めます。絵が可愛い。 読了日:03月16日 著者:山田 ユギ 5時から9時まで 4 (フラワーコミックス) シリーズ買い、この方の作品は7割り方好きです。やっと星川が好きな自覚が出てきたのか潤子、っていうこの巻ですが三嶋がかなり気の毒な感じです。うーん三嶋のがかっこいいと思うんだけど、ちょい優柔不断な優しさが裏目に出たか..。 個人的に主人公まわりより裏表のあるアーサーとBL好きなももえの進展がみたい私です。次巻も楽しみ。 読了日:03月16日 著者:小学館 花雪 (幻冬舎ルチル文庫) 雪3弾。購入後シリーズと知り、じっくり読ませる年下攻めのこの本が思いがけず(以前購入の真崎さんは今一)良いので購読。「夏雪」4年後、保育士24歳和倉佑真と大学生武川秀一の研究室や就職に絡む話。秀一が優秀で大学院進学を嘱望されているのを知り佑真が不安に揺れたり、大学院生千種と秀一の楽しげな会話、秀一母との会食、少し強引な秀一とそれについていけない佑真、見守る水沢、いつも後ろ向きだった佑真の思いがけない成長、隆と張り合いをする子供っぽい武川、等派手ではないけど些細な見所てんこ盛り。隆の続編も楽しみ。 読了日:03月16日 著者:真崎 ひかる 硝子の花束 (幻冬舎ルチル文庫) 杉原さん作家買い。昔から脩一を好きだった大学生の瑛と、幼馴染で兄の恋人・脩一と瑛の亡兄・雅紀を間に挟んだお話。(兄と幼馴染は同じ年、瑛とは6才差) 雅紀の死に不安定だった脩一と一時期関係を持ってた瑛だが、関係は解消したものの不思議な均衡を保ちながら暮らす微妙な立場にいる2人の悔みや一途さ、健気さの入った心の機微満載な内容は私の大好物。雅紀が家庭教師をしてたという教え子・本宮や瑛のバイト先の司・円城寺もが彼に惚れるのか、とは思いつつも瑛の戸惑いのダイレクトな伝わりは好印象、硝子の花束ってタイトルも素敵。 読了日:03月15日 著者:杉原 理生 運び屋恋愛事情 (ショコラ文庫) 洸さん作家買い。洸さんとしては11冊目の読了本です。突然会社が倒産してしまった安藤恭吾は、友人の紹介で「運び屋」へと再就職することになる。 ものを運ぶ以外一切情報のない怪しい仕事のパートナーとして組まされたのは、美形で口の悪い小野寺和哉、ちょっとぼんやりでお人好しな恭吾への彼の態度は冷たく、パートナーとして認めてもらえない。仕事を経ていくうちに恭吾と小野寺にも少しづつ変化がおこる。そんな2人の話。 もう少し味付け濃くしたら好みな、設定詰め込みすぎの感もありますが、全体的にコミカルで軽く読めます。 読了日:03月15日 著者:洸 ゼロの獣 (ガッシュ文庫) 華藤えれなさんは、スレイヴァーズシリーズしか持っていなかったんですが、高階佑さんのイラストだし粗筋もよさそうなので購入。捜査一課の鬼刑事・朝海は、親友で恋心を持っていた同僚・喜代原を4年前の事件で亡くし哀しみと後悔を胸に仕事に没頭していた。親友の容姿に酷似している天才的な能力を持つ鑑識・飛高に出会い動揺するも、飛高にある秘密を握られ脅され躰を許す。同時進行する事件もきちんと筋だっていて、親友の死に警察内の陰謀が絡んでいる疑惑等や駆け引きめいた感じは良かったです。悲恋でもお兄さんの短篇も読みたかった。 読了日:03月15日 著者:華藤 えれな 垂直線上のストイシズム (角川ルビー文庫) 崎谷さん作家買い+白鷺シリーズ弥刀主役スピン第二弾。 そばにいることを許してくれる十四歳年下の佐倉朋樹と新進気鋭の映画監督・弥刀紀章、恋人とも言い難い曖昧な関係の中、弥刀の前に過去の恋の相手でもある志澤靖那が現れる。佐倉との関係に、わざと歪みを作りだそうとでもするかのように振る舞う靖那に翻弄される紀章とそれに触発され感情の動きを見せる朋樹が良かった。しかし靖那は迷惑な男だよね、そんな生き方ばかりじゃ長続きしないでしょうに…。でもまだまだ朋樹と紀章は糖度不足かな。どっかでこの続きが見たいです。 読了日:03月15日 著者:崎谷 はるひ 平行線上のモラトリアム (角川ルビー文庫) 崎谷さん作家買い+白鷺シリーズの弥刀主役スピンなのでシリーズ買い。自分とは全く方向性の違う「青春」を題材にした映画を撮れと援助先プロデューサーに言われ、制作に悩む映画監督・弥刀紀章と、映画の取材をお願いされた大学受験を控えた佐倉朋樹との話。佐倉への興味や過去の靖那への恋、仕事のプレッシャー等に翻弄され、朋樹にあたり立ち上がる切っ掛けを貰う内容。朋樹の男前のサバサバ感からか恋愛って感じではないのが私的に微妙、でも続刊ありきっぽい仕上げですので、次巻には納得するような展開になるんでしょうか。 読了日:03月15日 著者:崎谷 はるひ 猫を愛でる犬 (ショコラ文庫) 剛しいらさん作家買い。 ファミレスチェーン再建にあたり、企画プランナー神流木・ロバート・美星を家に同居させることになった大手外食企業に勤める薬師寺東陽は、愛犬との平穏な生活を乱されたり、彼の飼う猫のような捕えどころのない所が癇に障っていたが、ロバートにとって東陽はひと時の相手として魅力的な男な為素直に甘えることで攻略、そんな二人の店舗改善絡みのお話です。この話で出てくるロバートの飼い猫・マトリックスと東陽の飼い犬・黒丸の描写は好きです。ロバートのストーカーが得体が知れない感じで嫌でした。 読了日:03月14日 著者:剛 しいら 完全独占計画 (角川ルビー文庫) 「絶対服従契約」スピン。仕事契約で来日したハリウッドスターのレオナルド・デュケインと通訳をする営業部・小田桐唯史の話。出会い早々、唯史がレオナルドに口説かれ「俺は攻だから無理」と断ったのが面白かったけど、スター訪問設定や、いくらなんでも気づくはずだよ!、『完全独占計画』の題名もちと違う、等を気にしなかったらテンポいいので楽しめます。高篠が協力しているので2人になり易く、前回榛名に失恋した寂しい気持ちを持て余す唯史と、強引なレオナルドの距離がいい感じに縮んでいく過程は楽しい。榛名も出てきます。 読了日:03月13日 著者:藤崎 都 予想外の男 (竹書房ラヴァーズ文庫) 愁堂さん作家買い。地方から東京本社に転勤となった会社員の岩永と新しく部下になった昔の家庭教師先の教え子・御木本とのお話。ビスクドール系美貌の御木本は昔と変わらず可愛らしい笑顔を振りまいて懐いてくるが、岩永はそんな彼に過去の出来事を思い出し戸惑う。上司の部長から転勤させてやったとばかりのセクハラや、御木本に散々振り回され丸め込まれていく様が見てとれます。彼はたおやかな見かけとは裏腹な予想外の男だった、と云うわけでコメディです。深みがない…その辺気にしなければさらっと読めて楽しいコメディだと思います。 読了日:03月13日 著者:愁堂 れな 金田一少年の事件簿 File(28) (講談社漫画文庫) 単行本も持ってますが、保存用購入。オペラ座館…この舞台装置を上手に使って3回もここでの殺人劇を書き上げたのは凄い発想です。この巻明智警視は活躍してませんが、剣持警部が活躍(っていうか不運な目に)してます。オペラ座の怪人に纏わる様な殺人事件が発生。犯人がわかってからのドラマティックな程の犯人の心情・憤りに同情を禁じえずたまりません。犯人がほんの少しだけ救われるラストも〇。なかなかトリック等生み出すのに時間がかかるかもしれませんが、高遠との再戦も彼らのドラマも早く知りたいんで続刊早めに希望します。 読了日:03月13日 著者:さとう ふみや 大人は愛を語れない (幻冬舎ルチル文庫) 崎谷さん作家買い。韋駄天?大人?シリーズの一つ(「その指さえも」「絵になる大人になれなくても」の時系列的には最初の話らしいです)思ったより純粋で一途な直海とどっかに厭世的な感じもする宮本、この2人の不器用な生き方。 3か月後再会時の変貌ぶりはちょっと違和感があるけど、芝居や宮本に対する直海のひたむきさ等描写は良い。終盤の二人が良かったので、描写のない十年の言動やお互いの心情とか別れたこととか、その辺も見たいなと思っちゃいました。ヤマダさんの挿絵もあってます。「その指さえも」は未読なので、楽しみです。 読了日:03月13日 著者:崎谷 はるひ SWEET SAUCE(「街の灯ひとつ」と「窓の灯とおく」の番外編) 一穂ミチさん作家買い、商業誌「街の灯ひとつ」と「窓の灯とおく」の番外編3編。 『Cinnamon raised vanilla dip』(街の灯)初鹿野の妹・百の女子高生談義の影響での、片喰の動揺っぷりが面白かった。 『Caramel Chocolate fudge』(街の灯)年末、ほろ酔いで片喰にからむ初鹿野のからみ方が可愛い、片喰のキョドリも相変わらず健在。『Mix berry custard whip』(窓の灯)新との未来を思って明後日に飛ぶ築の思考が吃驚、でもやっぱり可愛い築。可愛い話ばかり。 読了日:03月12日 著者:一穂ミチ 2012New Year 一穂ミチさん作家買い、商業誌「meet again」の番外編が入ってます。 旅立ちの予感を感じる栫と嵐です。どういう風な未来になるのか先が見えない不安定な感じが、ちょっと重い本編よりも(薄いけど)私は好きです。結城兄妹(実際は志緒だけ)にイチャ付きを見られながら成長しそうな二人ですね。 読了日:03月12日 著者:一穂ミチ HAVING YOU(「is in you」番外編) 一穂ミチさん作家買い、商業誌「is in you」の番外編が2つ入ってます。 『after YOU』 一束と圭輔の付き合ってからのちょっとし他愛のないお話です。隠す圭輔と知ってて追い詰める一束、というなんだかいつもと逆のような図式です。 あわててる圭輔が可愛いかも。 『before YOU』再会前の圭輔と一束、異動の辞令が出たときの圭輔の様子(前カノとの会話とか)や異動後、一束と再会前の佐伯と圭輔の様子を知ることができます。ここから始まる感じが出てて、また読み返したくなりますね。 読了日:03月12日 著者:一穂ミチ きみの目をみつめて (幻冬舎ルチル文庫) 崎谷さん作家買いです。『きみと手をつないで』の続編、前作2年後のお話。 ひきこもりホラー作家・神堂風威こと鈴木裕と、家政夫だった兵藤香澄がマネージャ-兼務した恋人同士になって二年、香澄の影響で少しずつ脱ひきこもりをし始めた裕に淋しさを感じるも見守ろうと思っている香澄と、裕が自分の書いた作品の映画主演俳優・英奎吾と仲良くなったりそれによって起こるあれこれ話。年下攻好きですが、これは裕が年上っぽくないので他の年下攻め作品とは違うんですが、展開は読めるものの続編で二人が幸せそうなので安定感もありひと安心。 読了日:03月12日 著者:崎谷 はるひ 枯れ木に花は咲き誇る (ラヴァーズ文庫) 愁堂さん作家買い。田中課長と愉快な仲間達って感じのコメディ話。西崎・北原・南田・東と東西南北のいつものメンバーに、今回は年上の取引先・辰己が強制参加してきます。こんなに愛される田中の魅力が全然伝わってこないのがキツイ部分もあるけどドタバタコメディと言うことで、その辺の設定とかをすっ飛ばしてさらっと読むと楽しめそうです。 田中の恋愛自覚もやっとおこり今後彼らはラブラブとなる事でしょう。そしてあんな退職騒動を起こした彼らは一般社員から生暖かい目で見られて過ごすんだろうな..。 読了日:03月11日 著者:愁堂 れな 通信講座大事典2012年上半期 図書館司書と校正に興味があります。 読書時間縮めてやってみようかな。 読了日:03月11日 著者:島村 一平 大人同士【キャラ文庫】 初読み作家秀香穂里さん。スピンオフと知らず購入。同じ出版社の28歳、編集・小林と営業・時田の話。「作家にいい顔するだけの編集なんて無能だ」と喧嘩を売ってくる同期の時田と優秀だけど廃刊寸前の文芸誌で燻る編集者の小林との仕事と恋愛のあれこれ話ですがきちんと関わりあっていく過程での変化と仕事の描写や、バランスが良かった。同録『同僚同士』31歳同棲中の彼らの仕事と恋愛の話も〇。前作未読の為、諒一暁CPが存在感を示しているのに?でしたが、後書見て成程と。購入意欲を誘いますよね、この2人の話も読みたいって感じに。 読了日:03月11日 著者:秀香穂里 エロティック・ナイトメア (プリズム文庫) 題名に誘われて購入。所属する劇団がさる大富豪から借りていた骨董品の絵皿を、うっかり割ってしまった水騎が弁償する為に肉体労働でお屋敷勤めをして返し、御屋敷にいる貴公子然とした飛竜と仲良くなる話。 貧乏学生の水騎が夢魔飛竜に魅入られて毎晩淫夢を見る、でもきちんと水騎を翻弄できない所は可愛いいんですが、タイトルから想像した作品と離れてて(飛竜が割とヘタレ)そこは残念。でも大富豪のおじいちゃんと飛竜の優しい関係はなんだかほんわかできて好きです。次巻があるなら飛竜の兄弟が水騎を取り合うんでも面白いかもしれません。 読了日:03月11日 著者:真崎 ひかる ロイヤルバカンスは華やかに (角川ルビー文庫) 初読み作家さんです。ストーカー被害にあってる社長の息子とその子を庇護するために呼び寄せた国の次期大公?の話。 苦手系な文章です。 きっといいバカンス話なんでしょうけど ちょっとこの本は私の好みではありませんでした。 読了日:03月11日 著者:水上 ルイ 史上最悪な上司【キャラ文庫】 初読み作家さん。転勤で同会社の先輩後輩となった大学時代近辺で9日間だけ恋人だった二人の話。題名から想像した内容とは180度どころか360度近く違った、上司が最悪なのではなく若かりし頃の自分が自分史史上最悪な感じ。令也がわりとぽよよんタイプなので吃驚、身勝手な若かりし頃の晃弘は上京酔いしすぎてて+吃驚。浅田は嫌な描写が多いが幼少時からの友達なら良い絆もあったんだろうね。9日間の中で将来家に纏わる仕事に就きたい等の話も出てたんならまだ自然な出会いなんだろうけどねぇ。 読了日:03月11日 著者:楠田雅紀 キミといる明日 (花音コミックス) 初読み作家さん。『君の感触』高校弓道部の崇光と篤輝。『偏差値スウィート』中間テスト次位の陽都洋二は1位の伊東誠に成績だけでなく生徒会でも会長と副会長というように次の位に甘んじていたが気になっていた。『キミといる明日』瀬能と祈理、大学生同士の瀬能実家にてのカミングアウト話。『オオカミの寝床』田中真潤と文芸部の猫こと芹橋文基、高校の先輩後輩の話。犯人の名前言うの聞いちゃったら犯人当て主体の本は、読むのも悲しい事態です。『僕とラージサイズ』幼馴染の裕人と圭介、高校生活話。『オマケの時間』表題作続き。短い。 読了日:03月10日 著者:本庄 りえ いつか恋が叶うまで (花音コミックス) レンタル読了、初読み作家さん。 父親の再婚相手との家庭の中での孤独を抱えた翠と15年後の未来からきたリオとのお話。王道ですがドラマチックで好きです。 同録の「恋が叶う前に」はリオがジェイドに出会うまでですが、幼いリオが義父の仕打ちに健気に耐えてたことが悲しい話です。跡地でのシーンは切なさが伝わってきました。 『恋が叶った後に』書下ろし番外編、二人のそれから話。幸せそうな二人で良かったです。いい話でした。 読了日:03月10日 著者:CJ Michalski ばらいろミツバチ (花音コミックス) レンタル読了、藤河るりさんとしては2冊目の読了です。 高校生の吉川葵とあしながおじさんで橘学園の理事長である橘和臣とのあれこれ話。しかししょっぱなからウエディングドレスHって凄いね、、『つきいろの微熱』橘和臣が好きだった秘書・篠原若葉と和臣の友人で保健医の今井のお話。この話の方が本編より好きかも。 『Honey Glue』表題作の続き、高校生だった吉川葵が時を経て社会人になってます。職業は教員、そして同棲も続いてます~。しかも裸エプロンHって、おいおいおいおい、濃いですね。。。 読了日:03月10日 著者:藤河 るり 笑わない人魚 (アクションコミックスBoys Loveシリーズ) レンタル読了、今市子さんは『百鬼夜行抄』が好きでずっと読んでた方ですがBLは初読みです。4つお話が収録。『笑わない人魚』叔父の失踪宣告で遺言手続の為宿泊した家で不審な影を見る洋介と、失踪する以前の叔父と付き合いのあった見城との話。『青髭の友人』3人の妻に先立たれた青池と初妻の息子・覚と覚に偽造パスポートを依頼してたハルヒコの話。『真夏の城』川江の為に初恋に決着をつける浅田貴史の話。『回遊魚の孤独』表題作続き。『海幸山幸』後書漫画。 短篇であるにもかかわらず今市子さんらしいひねりとドラマを感じます。 読了日:03月10日 著者:今 市子 Honey Smile (ニチブンコミックス) レンタル読了、初読み作家さん。絵好みでした。『笑顔のゆくえ』大学で先輩後輩だった二人の社会人話。失敗もするが頑張り屋さんの小型わんこな素直タイプの麻生那智先輩と真面目で無表情で男前の榊拓人、同じ会社での二人のあれこれが見られます。 『Honey*Smile』笑顔のゆくえで登場した那智と榊の大学サークル先輩・滝沢と滝沢弁護士事務所でバイトしてるハルトのお話です。案外純粋なハルトと世慣れてはいるけど好きな人には一途な滝沢が見られます。 ふたつとも可愛い系のお話です。 読了日:03月10日 著者:宮沢 ゆら プレイボーイ・アムール。 (花音コミックス) レンタル読了、藤崎 こうさんとしては2冊目です。 32歳若社長イアン・エヴァンスとその秘書・学26歳のお話。あとくされなくセフレと過ごすイアンと彼を実は好きな学、やっとセフレのような関係に持ち込めたけど、好きってわけじゃないから一時的な関係と知っているのに健気な学がいいですね。 なんかすげぇアングルの床描写があって一瞬吃驚。 読了日:03月10日 著者:藤崎 こう キング&プリンス (ビーボーイコミックス) レンタル読了、初読み作家さん。2つお話が入ってます。一つ目の表題作は合コンでプリンスと呼ばれる敦、キングと呼ばれる隼人の二人の大学生のお話です。展開は王道チックで絵がシャープ過ぎですが純粋な恋愛が垣間見えて良いです。 二つ目の『友達がいのない奴め!』小6からの友達同士、高校生の相澤結真と亮伺のお話です。4人グループの他の2人がいい相談相手として達観してます。嫌じゃないってのが凄い。二つとも感情面はいい感じの出来栄えです。 読了日:03月10日 著者:藤崎 こう ゆかりズム 1 (花とゆめCOMICS) 潮見知佳さんは好きなんですけど、表紙で好みと違うかもと気が引けているうちに買いそびれ今回レンタル読了です。 生まれ変わる前の自分に自分の意志では出来ないが何度もリンクできてしまう現世に生きる自分、紫は前世で会った人に現世でも出会うことに驚く。遊郭物書きの高校生・紫と前世でも関わりのあったクラスメイト・立花真秀とそれに関わった人たちのお話です。なかなかいい序章だと思います。 読了日:03月10日 著者:潮見知佳 CIEL Tres Tres (シエル・トレトレ) 2012年 04月号 [雑誌] 毎号購入~。連載増希望。以下敬称略。 『俺のキモチも知らないで』相葉キョウコ『SUPER LOVERS』あべ美幸『だって好きだもの』西原ケイタ『不思議の国で恋しよう』高城リョウ『俺のものになればいい』千鳥ぺこ『こんなに近くで』志々藤からり『きっときみとなら』三尾じゅん太『恋する夜』砧菜々『守ってよ王子様』村上左知『オタク彼氏の堕としかた』佳門サエコ『おいしくいただきます!』千葉リョウコ『飼い主募集中!?』日向せいりょう『イケナイ先生』三好りく。『ワンダフルLoveイヤ―!』第2期エゴ目当て応募済。 読了日:03月10日 著者: ガラスの仮面 48 (花とゆめCOMICS) 出てたのか~、と発作的に書店購入。やっと前に雑誌で乗ったちょい前辺りまできたのかな。大作だから気に入らなかったら単行本化にあたりちょこちょこ手直ししたい気持ちもわかりますが、私が死ぬ迄に完結が見たいので休まず連載続けて欲しいな。でもこれからどうなるんでしょうね~。月影先生と紅天女の原作者さんのように紫の薔薇の人とマヤは恋人同士になれない可能性も低くはなさそうだし、付き合えたら付き合えたで一時は良いけど色々大変そう~。でもその前途多難を乗り越える描写を見たときに力をもらえる感じが好きです~。早くみたいな。 読了日:03月10日 著者:美内すずえ 冷蔵庫の中はからっぽ (幻冬舎コミックス漫画文庫 や 2-2) 山田ユギさん作家買い。短篇はやや苦手の為1冊まるっとこの話で嬉しい。高校の先輩・清水と後輩・梅谷の同居→同棲生活の話。医学に進まずに将来漫画家になる未来を夢見る学生・清水とそれを助ける梅谷って感じです。確かに今とちょっと絵は違っていますが、内容は◎、貧乏生活が凄いですし、梅谷の点目が面白いし、清水が素直で可愛い。梅谷の妹・佐保子や佐保子の先輩の漫画家や佐保子のおっかけストーカー?前田等登場人物が濃い。(全部佐保子関係…)最後迄甘々ラブラブ、にやけさせられた、流石。面白かったし可愛かった~。満足な一冊。 読了日:03月10日 著者:山田 ユギ 最強ジャンプ 2012年 04月号 [雑誌] 本屋で待たせたので子供が欲しがっていたのを思い出し、ご機嫌伺い用に購入。しかし喜ぶと思いきや「欲しかったのは先月号だよ。」と言われ撃沈、そんな事情で自分読み。綴込付録は激盛100枚シール。『チョッパーパン』『青春フルパワー忍伝』『陽快学級』『ジャイロゼッター』『グルメ学園トリコ』『ザリパイ4コマ』『いもがくれチンゲンサイ様』『バトルスピリッツ覇王』『ドラゴンボールSD』『ビーストサーガ』『おじゃる丸』『コマブリ』『激辛!カレー王子』『スライムもりもり』『ふれん道』他8つ。 読了日:03月10日 著者:星野 之宣 朝から朝まで (幻冬舎ルチル文庫) 一穂さん作家買い。早朝TV番組「サニーデイ・モーニング」でバイトする大学生の羽村結と堅物の報道記者・後藤京平の報道番組の裏方を交えた話。憔悴しているのに毅然と振る舞おうとする一社会人として地に足のついている京平に、感情表現を求める結、仕事描写が丁寧。けど仕事に重点を置いてて恋愛重視の方にはちょっと物足りないかもしれません。やや糖度不足かな、最後甘々描写欲しかったかも。でも内容は素晴らしかった、特に「between the night」負感情を時間経過と本人の努力によって乗り越えるのが見えたのがいい。 読了日:03月09日 著者:一穂 ミチ 獅子の系譜 (キャラ文庫) 題名買い、遠野春日さんとしては2冊目の読了本です。 誰にも利用されまいと人嫌いで通してきた氷の美貌と権力を持つ巨大財閥の貴公子・蘇芳にある日、ヴィクトルと名乗る投資家が、一目惚れしたと突然告白してくる、がきっと別の目的があるはずだ、と素直に信じられない蘇芳。かぐや姫のごとく難題をすべてクリアしていったヴィクトルと親密な時を重ねるようになる蘇芳、しかしとある出来事により面白い展開に発展する。恋と仕事の駆け引きのお話。秘書も気になります。失礼ながらこの本で遠野サンを見直し作者買いすることにした一冊です。 読了日:03月08日 著者:遠野春日 こいのうた (ガッシュ文庫) 高遠さん作家買い。有坂八尋の高校生と社会人時代の二部構成。1:両親が不仲で帰りたくなくて放課後空教室に居た高校生の八尋が、誰もいない音楽室でピアノを弾きながら密やかに甘くせつない旋律を口づさんでた英語教師の狩谷潤と親しくなったり恋自覚したりする諸々話。 2:7年後社会人の八尋が潤と再会、忘れたと思っていた恋心再燃。高校生八尋の考えや先生へ向ける想いと社会で経験を積んでから向ける考えや想いの違い、成長した八尋と、時間を止めたように逃げてばかりいる潤と高校生の時に感じた先生との違い、その恋心が愉しめます。 読了日:03月08日 著者:高遠 琉加 すべてはお好みのままに (ダリア文庫) 愁堂さん作家買い+麻生海さんイラスト買い。跡取り息子である三宮優は父が病床に倒れたことで突然社長代行をすることになる。優がサポートとしてつけられた秘書は初対面からやたらとのカンに障る東郷礼一。優秀な東郷に助けられ何とか仕事をこなす優はコンプレックスと反発心が拭えずにいた、そんな折東郷は優の欲求不満解消と称して優に触れてきた、そんな2人のお話です。 やや王道ぎみですし、礼一に意外性がなく、優の恋愛描写が唐突気味なのがちと残念、職場の描写は良かったです。 全体的に入りやすくあっさりめで読みやすいです。 読了日:03月08日 著者:愁堂 れな ビューティー&ゴースト (シャレードパール文庫 ウ 1-1) 海野幸さん作家買い、一番最初読了したこの方の本は正直外れたと思ったけど他は全部当たりでした(といっても5冊しか読んでませんが…)、今では好きな作家さんの一人。銀縁眼鏡に鋭利な美貌、趣味は怪談の会社員・佐藤清司と人当りよく何でもそつなくこなす期待の新人・坂木康太との先輩後輩もの。ある時、坂木にコンプレックスのある清司は坂木の唯一の弱点が“おばけ”だと知り、今までの鬱噴を晴らすべく、無理やり怪談を話しまくるっていう所からして惹きこまれますってば。薄い感じもしますが、恋愛や仕事とのバランスも良く面白いです。 読了日:03月08日 著者:海野 幸 千分の一の確率 (幻冬舎ルチル文庫) 題名と粗筋で購入、私が読む遠野春日さんは3冊目読了本。同録別話(少しだけリンク)『グリーン・グラス』『同窓会』有、もうちょっと主役CPで色々あって欲しかった。 表題作:初対面が最悪だった傲慢なエリート警視・岡谷暁嗣と反抗的な鑑識官・佐倉周一が数年後再会、暁嗣は自分に対し反抗的な態度の周一に新鮮さを感じ挑発し反応を楽しむ。 同録別話は、体を重ねながらも素直になれない同級生(『千分の一の確率』の質屋の店主とその友人)達の話。 別話と丁度半々位。表題作書下ろし番外短編『ミステリアスな館にて』も収録。 読了日:03月07日 著者:遠野 春日 204号室の恋 (新書館ディアプラス文庫) 砂原さん作家買い。二重契約で9つ下美大生・片野坂了とアパートの204号室で同居する羽目になった生真面目で不器用な29歳社会人・柚上聖の話。仕方なく始めた同居生活で几帳面な柚上は片野坂の大らかで人懐っこい性格に苛々、そして新職場にもとけ込めず我慢も限界に達し、柚上は八つ当たりで片野坂に酷い言葉をぶつける…。2人が同居生活のあれこれの中で距離をとったり縮めたりしていく過程が、田舎の長閑な感じと一緒にほのぼの感を陶器「たぬき」がコミカルさをくれます、イラストも柚上が酔うと抱きつきたくなるっていう下りも面白い。 読了日:03月07日 著者:砂原 糖子 誘惑プラシーボ (二見書房 シャレード文庫) 題名買い、初読み作家さん。長年悩ませる恥ずかしいコンプレックスを持つイケメン大学生・藤野実月とひょんなことからその秘密を知った大手製薬会社に勤める近所の年上の幼馴染み・佐伯貴臣とのお話。ツルリンとした下半身事情や「クールな美形」という周囲の目を落胆させたくなくて誰にも相談できない内向的さ、そのまま20歳を迎えた為勿論童貞、とそれを開発中発毛剤モニターとして手助けする佐伯、と設定はすごく良いと思うんだけど、活かしきれてないような感じでちょっと残念、佐伯の使いどころがいまいち、イラストはとても合ってました。 読了日:03月07日 著者:真崎 ひかる 蜜は夜よりかぎりなく (角川ルビー文庫) 恋崎谷さん作家買い+白鷺の本編及びスピン続き短編3つ収録、シリーズ買い。表題作は本編後とスピンの間辺り。恋人同士になれたというのに、大学生活に馴染むことで必死な藍と、益々忙しくなった志澤。同居しているのにすれ違う日々、なかなか触れてくれない志澤に不安を募らせる藍。『双曲線上のリアリズム』弥刀×朋樹編スピンの続き、朋樹が働いてます。『逆理~Paradox』藍の父・衛の過去編、凄いですよね、そこ迄突っ走れる心酔できる感じは理解できませんが、衛と福田の二人にしか共有できない何かがあったんでしょうね…。 読了日:03月07日 著者:崎谷 はるひ 恋は上手にあどけなく (角川ルビー文庫) 白鷺シリーズ3弾完結編。恋人・志澤知靖と甘い日々を送る一之宮藍は祖父・清嵐の絵に長年固執しまた2人の関係を知る美術商・福田からの脅迫電話や、謂れのない贋作売買容疑で志澤が警察に身柄拘束されたり、と追いつめられる。福田は藍に、志澤の無事と引替えに身体を差し出せと要求…という内容。兎に角福田の、衛や絵『白鷺溺水』への妄執がすざましく怨念じみてて怖い程のマイナス感情で、対する藍が愛情というプラスの感情で戦うのが凄かった。ちょっと感心しました、崎谷さん。映画のような終わり方。素敵なお話を有難うございました。 読了日:03月07日 著者:崎谷 はるひ 夢はきれいにしどけなく (角川ルビー文庫) 白鷺シリーズ第2弾。身寄りの無い一之宮藍と保護者兼恋人で志澤グループ後継者の一人の志澤知靖の話。福田が藍に急接近。福田の得体が知れず怖いですが前巻より勢いがあり、明治大正時代の映画を見ているような感覚も味わえて凄いと感心。藍が恋人っぽい扱いを志澤に望んでいたり、志澤は藍にただならぬ関心を寄せる美術商・福田から藍の父・衛への悍ましい迄の執着と藍自身の身柄に対しての挑発を受けてたり、その上福田が藍に接触したことを知った志澤の取り乱した感じに志澤の迷いや想いを感じた。このまま直ぐ3巻へ行き話を堪能したい。 読了日:03月07日 著者:崎谷 はるひ 死者の声はささやく (キャラ文庫) いおかさん作家買い。死体に触れる時最期の言葉が聞こえる監察医・東条脩吾と一匹狼刑事・垣内兼続の話。死者代弁を聞き続けてた修吾は無力を感じていた所、ある事件現場で険しい目つき無精髭の垣内刑事と出会う。初対面から能力を信じ殺人事件への捜査協力要請してきた垣内に、修吾はもっと協力しようと単独行動。脩吾の聞いてる理不尽に殺された被害者の最後の声の内容を思うと楽しむ感じじゃなくシリアス。脩吾の惹かれてく気持ちはわかるが事件メインなので垣内が(いくら外見OKでも)唐突に思う。でも設定は好きなので垣内母事件で続刊希望。 読了日:03月06日 著者:いおかいつき 臆病者に愛の手を (花音コミックス) レンタル読了。初読み作家さんです。「臆病者に愛の手を」仲が悪い名家坊っちゃん達の教育係の二人の話。坊っちゃん達ナイスです。「臆病者に愛の手を〜それから」表題作の続きです。「彼氏獣化計画」彼氏に獣になってほしい男の話。結末が良かった。「愛はどこだ」若社長と秘書の主従モノ。「君がいなけりゃ」奨学金返済のため頑張る香野と社長の息子相庭の同期入社同士のお話です。「お芋騒動」4コマチックな絵柄のポテトチップスの町の話。「ぷにぷににっき1〜4」可愛い感じの4コマてんこ盛りです。 読了日:03月05日 著者:上川きち 花陰のライオン (キャラ文庫) 洸さん作家買い。花屋でバイトしてる美大生の尚也と教授に紹介されてバイトすることになったギャラリーの主・狩野のお話。勘違いした狩野に一度は突き放されたけど一途な尚也の想いと行動力で壁を突破できてよかった。尚也は一途すぎてちょっと重くなりそうな男だけど、素直になれない不器用で繊細な男にはお似合い。天野と関わるとてんで駄目な狩野がおかしい。派手さはなく心理面に重点のある物語、コスモスのとこはなるほどと思った、そうか伏線に病室にフリージア、ロマンティックで不器用な男じゃ。案外可愛い性格なのかも。微笑ましい。 読了日:03月05日 著者:洸 セックスフレンド (キャラ文庫) 菱沢九月さん作家買い。情緒未発達ぎみの史紀とモデルをやってる鷹巣の大学生同士のお話。一つ目:史紀が鷹巣に触発され恋に目覚めるバイト先店長とやや▲絡みの話。二つ目:恋を知った史紀の鷹巣を求めて止まない狂おしい焦燥感に戸惑う話。史紀は同性に手を出されやすいのか、鷹巣でなくても心配ですね。目を惹く標題にしては、あんまりどっぷりそんな関係じゃなかった感じで、そこは残念。店長がいい人で良かったので、彼にも幸せを分けてあげて欲しいです、そして3年後辺りに社会人になった二人の将来も見てみたい。 読了日:03月05日 著者:菱沢 九月 花嫁いりませんか? (幻冬舎ルチル文庫) 黒崎さん作家買い。イベント会社社長の天野流生と、流生が恩のある鷹取聡一から押し付けられた掃除洗濯料理運転手となんでもできる器用な嫁のような奴・高橋王太のお話。孤独だった流生の薄い鎧を王太との日常の接触で剥がされ、人との接し方や周囲の人の優しさにも気づくようになるが、流生の親族からの様々なチャチャや無理やりの縁談等が絡んできます。前作を未読なので聡一と純のカップルはよくわかんなかった。そして流生の親族の幕引きの仕方はいまいちだったけど、家事等できる親近感の湧く王太と割と素直な流生はいいコンビだと思う。 読了日:03月05日 著者:黒崎 あつし 絶対服従契約 (角川ルビー文庫) 藤崎さん作家買い。一族会社社長・高篠将哉と従兄弟で秘書翠の話。翠は幼い頃から失踪した姉の元婚約者・社長の将哉が意中の人だった為適当な相手と遊んでばかりいた。しかし突然のキスと泥酔で覚えてないだろうと思ってた一夜を境に関係が変化。社長である将哉の側に秘書としていられるだけでいいと思ってた翠だがいつも泥酔日の記憶はない将哉な為一夜に踏み切ったのに翌日将哉は記憶を失っていなかった、てな内容。水無瀬雅良さんイラストも合ってる。題名負けしてる感もあるが、 将哉の独占欲が可愛くもあり楽しい。ショタ社長だったのかな。 読了日:03月05日 著者:藤崎 都 全ての恋は病から (白泉社花丸文庫) 凪良さん作家買い。大学サークル先輩後輩。人肌に触れてないと禁断症状の出るゲイ佐藤夏市の部屋の隣にサークル先輩椎名一貴が越してくる。クールビューティー外見と違い椎名は全く掃除ができない汚部屋製造人、「いつもモフモフさせてくれる男が欲しい」「タダで掃除してくれるお手伝いさんが欲しい」という互いの利害を一致させて協定を結ぶ。夏市が変態チック・反して椎名は今迄床まで至らないせいか純なとこのある人なので可愛く感じる。病気な感じの2人のやり取りが愉しませてくれるコメディ色の強さ、年下攻め好きですし面白かった。 読了日:03月04日 著者:凪良 ゆう ワガママだけど愛しくて 第5巻 (あすかコミックスCL-DX) レンタル読了。本編鉄板カップルよりも小野とハルが良かったです。 最終巻でとてもいい終わり方だったと思います。一巻からカバー裏の4コマはずっと可愛いので微笑ましかったです。(●^o^●) 同録『きみといる約束』は柘榴の孤独にほんのり灯った蘇芳の存在が優しいだけに悲しい話ですね。 読了日:03月04日 著者:樹 要 ワガママだけど愛しくて 4 (あすかコミックスCL-DX) レンタル読了。この巻のメインは秋吉兄弟ですね。個人的に年下攻めが好きなので、秋吉弟に攻めて欲しかった..。他は主役CPすれ違い話でした。途中で次巻に続く、となるので、もう少しナツの同級生・小野に引っ掻き回されそうです。 読了日:03月04日 著者:樹 要 ワガママだけど愛しくて (3) (あすかコミックCL-DX) レンタル読了、シリーズ3巻目。征二の兄(一史)の店でバイトすることになった秀治とナツ、しかし一史はナツのストーカーだった話メイン。同録の『ふたり遊戯』は禁断の双子の兄弟愛。この話の執着部分は楽しかったけど、でも真矢のセリフ聞いてるとちょっとナルシストっぽくて、そこは嫌。 真弓の付き合う相手付き合う相手に手を出す真矢の執着はいいです、好物。 読了日:03月04日 著者:樹 要 ワガママだけど愛しくて (2) (あすかコミックスCL-DX) レンタル読了、シリーズ2巻目。ナツの従兄弟ハルが来て前巻で付き合いだした2人の嫉妬話メイン。同録の『エチュード』『プレリュード』はピアノ個人講師と生徒の別話。この話も可愛めだったな、年下攻めだし。 この作者さんは可愛い系の話が好きですね。 読了日:03月04日 著者:樹 要 息子がお世話になってます! (ビーボーイコミックス) 初読み作家さんです。標題作,離婚した父子家庭の父・小山田真司と子・真太郎と、その子が通う名門幼稚園の先生・笹原映一の三人のお話です。真太郎が無条件で可愛いし、真司もエリートなんだけど変なとこ可愛し、年下攻め好きなので愉しめた。 「ムスコがお世話になってます!」「それが主人の命令ならば」「息子が教育されてます!」「息子が大人になってます!」が同録されてます。(二つは別の話。後の二つは続きです。)でも後書きの真太郎の将来も面白かった。可愛い本でした。 読了日:03月04日 著者:天城 れの ワガママだけど愛しくて (あすかコミックスCL-DX) レンタル読了。ナツと秀治の幼なじみ同士の話。可愛くて微笑ましい二人です。同録「ちゃんと伝えて」「あの日の涙、その行方。」「ノイズ・ノスタルジア」の3つ。 「ちゃんと伝えて」アーティスト深津志月と編集の鳥海の話。「あの日の涙、その行方。」東と小学校から気になっている海埜との高校生話。好きな子を苛めたい東の幼い恋愛経験値が青いけど、若い人の陥る過ちっぽくていい。「ノイズ・ノスタルジア」教育実習生の宮迫と陸上部部長の時生の話。従兄弟の有理に近寄る人の牽制をしてる時生が愉しい。 読了日:03月04日 著者:樹 要 俺と奴の対峙する関係 (プリズム文庫) 義月さん作家買い。地元で高校時代ライバル同士の実家が旅館を経営している志岐と、老舗の呉服屋を経営している黒田のお話。 亡父葬儀の為地元に戻った志岐と、アンティーク着物で事業成功させ、地元で信頼を集める男になっていた黒田は久しぶりに再会。黒田の初恋は志岐の兄だけど、志岐の初恋が黒田な為、再会しても素直に喜べなくてそっけなくしてしまう、そんな二人が酒に酔った弾みで一線を越える内容。これに志岐の兄の借金話が絡んで来たり、誤解があったりしてお話的には面白いし、二人の関係があくまで対等っぽくてその辺も好きです。 読了日:03月04日 著者:義月 粧子 だからおしえて (角川ルビー文庫) 藤崎都さん作家買い。恋愛下手の医者:怜と、年下の幼なじみ響との話。恋愛な感じは(響の片想いしか)ない小学生と高校生の頃に交流がありその後時を経て社会人と大学生として会う再会モノ,元彼にストーカーされ辟易してたが響に助けられ、真っ直ぐな想いをぶつけられ、若さ溢れる肉体に翻弄され、と悩みまくる怜が見られる。藤崎さんはあっさり読了出来て軽めなので読み易いし、年下攻めは大好物です。9才歳差も愉しい。ただストーカーの顛末とか響のバスケ進路はあるのかとか妙な所が気になった。 読了日:03月04日 著者:藤崎 都 愛と欲望は学園で (drapコミックス) 初読み作家さんです。Hを学校の授業で習うと言う未来学校設定からして違和感がありましたが、毎回その学校に関わる主人公で、でも登場人物がコロコロ変わるという短編形態などは、ちょっと私好みではありませんでした。 読了日:03月03日 著者:梅沢 はな 甘い融点 (幻冬舎ルチル文庫) 崎谷さん作家買い。ダメダメ男に言われて売りをやろうとしたが失敗した遠矢陸と、そんな陸を偶然助け不感症と思ってた彼を床レクチャーすることになった風俗チェーン社長橋爪恭司のお話です。しかし床描写が7・8割りはあるんじゃないかというほど床レクチャーをしてますが多すぎてお腹が一杯、心理面はさらっとですので、もっと床描写少なくして心理面をメインにして欲しいな。方向性は良いので、その方が私は楽しめたかな。 読了日:03月03日 著者:崎谷 はるひ 恋―La saison d’amour (ガッシュ文庫) 洸さん作家買い。ウエイター(舞台俳優)の若月怜人に一目惚れした会社員和泉雅弘の話。恋した二人の春夏秋冬。「春」出会い〜一夜、恋人迄。展開早いのは雅弘の変な行動力のせい、会社でのくさくさした出来事もあり心理面での理解は易い。ただ怜人が簡単に受け入れたのには吃驚、観られてる商売だから視線には敏感なのかな。「夏」H主体だと思ってる雅弘と舞台役者に戻る怜人の彼是。「秋」舞台で活躍する怜人に気後れする雅弘。「冬」急に不安定になった怜人と彼の望み通りにしようと愛情を注ぐ雅弘との深まる繋がりの話。 読了日:03月03日 著者:洸 シャンパーニュの吐息 (キャラ文庫) 夜光花さん作家買い。レストランオーナー矢上とレストラン従業員で亡弟貴之とよく似た容姿の瑛司の話。弟に対する後悔や家族愛から容姿の似た瑛司に会いに来てた矢上が接するうちに愛情に変化、しかし瑛司には実はある思惑があった…ってな、内容、設定等多々疑問点は残りますが概ね面白かった。明かされる事実に困惑する矢上、瑛司の過去、矢上の父親や母親の病等、物語に引き込まれました。でも父親が人身売買組織に関わっていたらしい等の伏線を次巻出して回収してくれたら嬉しい。あと私も他様レビュと同じく矢上視点のが全然面白いと思う。 読了日:03月03日 著者:夜光 花 たとえばこんな恋のはじまり (ディアプラス文庫) 小林典雅さん面白話に誘われ購入。『たとえばこんな恋のはじまり 』失恋直後の汐夜と酔った彼を介抱した海藤の話。『たまにはこんな恋のはじまり 』朝陽とセミナーで知り合う王子様系八重樫の話。(汐夜:消費財メーカーお客様相談室勤務。海藤:心理カウンセラー講師。朝陽:汐夜と同会社人事部勤務。八重樫:カフェ店長)どの話も攻が癒し系に見せて床では変態系のよう。後書き笑える。ストレスを抱えた人の為のセミナー話(対厭な上司、対他人の悪意)がしっかり書いて有りためになる。恋愛よりもコメディやストレス対策部分が良かったです。 読了日:03月03日 著者:小林 典雅 ヤシの木陰で抱きしめて (キャラ文庫) 愁堂さん作家買い。ハワイに結婚の為訪れたエリートビジネスマン・佐伯祐一と申し込んでたツアーのツアコン・ケントの話。いやいや突っ込みポイントは多々ありましたが(恋になる過程はダメダメです)、マウイ島の自然を感じることが少しだけ出来ました。その描写は良かったです。他良いところは、帰国後祐一がキチンと別れた所ですね、好感が持てました。CEOがケントと関係あるのかと深読みしたけど、無いんですね。愁堂さんの本はあっさりと読みやすくて良いですね。口絵のバカンスチックな感じは好きです。 読了日:03月02日 著者:愁堂 れな セカンド・ラブ (ガッシュ文庫) 初読み作家さん。再会モノ王道ですが愉しめました。 静流が腐れ縁を絶つべく別れの言葉を言って引っ越した先の家に突然やってきたパティシエの修行の為仏蘭西に居るはずの佐久間と、魅力的な佐久間のせいですっかり恋に臆病になった平凡なサラリーマンの静流のお話。静流の家に居ついてしまう佐久間に動揺し一線引いてみる静流や愛情料理を作っている佐久間、言葉足らずな2人の様子が楽しめた。8年越し心の中ではなく初めて口にした素直な「好き」って言葉で変われた二人が微笑ましい。二人の共通の友人である浮田もいい味だしてましたよね。 読了日:03月02日 著者:可南 さらさ ソネット (ショコラ文庫) 金ひかるさん表紙イラスト購入。詩人を夢見、芸大に通う詩を書く以外は特筆無い仁科幸と、留学を終えた年上の同級生・広尾柾史のお話。自分と正反対の広尾を敬遠していた仁科と素直に仁科の能力を認める広尾が仲良くなっていく過程や、突然の一夜から2人の関係が変わっていく感じは楽しめたが、好きすぎて何もできなくなり広尾から突き放された後の仁科の弱さが駄目で斜め読み。前2作と似た自己中な感じのキャラはあんま得意じゃないので読んでてキツイ部分も有。同封ペーパーは島村先生視点の渡仏前話、渡仏後の甘々な話が読みたかったかな。 読了日:03月02日 著者:ひのもと うみ 言ノ葉日和 砂原さん作家買い。「言ノ葉ノ花」余村と長谷部のその後です。甘いです。成程これの中盤に<短夜>が入るのかな。好きが溢れてて微笑ましい一冊です。 読了日:03月01日 著者:砂原糖子 言ノ葉日和 -短夜- 砂原さん作家買い。余村と長谷部、二人でラブホ★ 甘いです。 読了日:03月01日 著者:砂原 糖子 いじっぱり姫の恋が実る日 (ガッシュ文庫) 初読み作家さん、シリーズとは知らず購入、粗筋に載せといて…。シェアハウスの管理人・古瀬誉と舘石春平のお話。後4人の事はよくわからなかったので間に挟まれている各々CPの短編は斜め読み~。とにかく凄い我を張っている誉はある意味凄い、と感心。それにしても傍迷惑なカップルだよ、春平と付き合えると喜んだ彼女たちが可哀想かも。1年後の決断については、春平の粘り勝ち作戦勝ちかも、二人が幸せならいいのかな。…でもばれたらホントに逃げるのかな、この2人。外国でもない限りなかなか逃げ切れるもんじゃないと思うんだけど、ね。 読了日:03月01日 著者:森本 あき The Barber―ザ・バーバー―【キャラ文庫】 初読み作家さん。ちょっと高級な床屋さんの経営者にして責任者のハルこと如月雅春と床屋の客が殺された件で来た刑事・正田剛とハルのパトロンで初恋の人・陳昌光の△チックな事件絡みのお話。 あえて私もレビューの方達と同じ事言うけど「続刊ありますよね?後書きにもなんも書いてないけど、あってくれないと中途半端すぎて気持ち悪くなりそうです~」。いやいや序章としての出来は素晴らしいです。結構な惹きこみ方でワクワクしました。なので、こんな伏線だらけ回収未だの所で終わってほしくない訳です。はい、面白いですので是非続刊を!! 読了日:03月01日 著者:水原とほる 2012年3月の読書メーターまとめ詳細 読書メーター PR |
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