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「花がふってくる 」感想
読書批評:「花がふってくる 」(崎谷 はるひ)
角川ルビー文庫 
読書日:2011年10月3日
自分的評価:★★☆☆☆



あらすじ:大学助手の蓮実秋祐は、いとこの袴田涼嗣と同居している。
同い年のくせに、際限なく甘やかしてくる涼嗣に、秋祐は密かに恋をしていた。 近すぎる距離があたり前になっていた二人だったが、涼嗣が恋人・理名との結婚を決めたことから事態は大きく動き始める。
秋祐は涼嗣への想いにピリオドを打ち、離れる決心をするが――。

My感想:いとこで友人の同い年の恋愛ものです。
依存している関係を断ち切ろうとする蛍のとこは好きです、後始末を考える涼嗣もおかしい。好きだから追いかけたい幼馴染ものけっこうありますけど、
秋祐の繊細な感じと涼嗣の強さが、良く出てました。でもちょっと好みではないかな。今市子さんのカバーイラストが幻想的でした。

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【2012/01/10 09:09 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
「不機嫌な初恋」感想
読書批評:「不機嫌な初恋」(成宮 ゆり)
角川ルビー文庫 
読書日:2011年10月3日
自分的評価:★★☆☆☆



あらすじ:大学進学をきっかけに不本意ながらも経費節減の為、麻人と同居することになった悠仁のお話。 可愛い顔をしてヒネタ麻人が合コンの妨害や女性からの電番の握り潰し、勝手にベットを占領、と嫌がらせばかりだったが…。

My感想:バスケ命で恋愛に重きを置いていない童貞くんの悠仁になにかと接触する上から目線の麻人。これ好きだから追いかけたい幼馴染ものですが、
悠仁の徹底した麻人の嫌いっぷりと、麻人の健気がいいアクセントになってます。
挿絵が子供っぽいのがネックでした。でももう一人の幼馴染み正輔がいい味出しててそのへんはコミカルで面白かった。

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【2012/01/02 17:27 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
「スローリズム」感想
読書批評:「スローリズム」(杉原 理生)
幻冬舎ルチル文庫 
読書日:2011年9月30日
自分的評価:★★☆☆☆



あらすじ:水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」といい放った。あれから12年。その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが…。単行本未収録作品&書き下ろしで待望の文庫化。

My感想:ゲイとノンケ話、受視点。大切すぎて失うことが出来ないために水森に対して友人という関係を12年もひたすら守り続けてきた矢萩。恋人寸前の親友状態、生殺しが12年…って凄いけど。心理描写はいいけど、盛り上がり不足でたんたんとしている感はあります。
話し言葉で主人公は自分を‘オレ’というんですが、文中の描写などの文章時には‘僕’と言っているのが読みづらくて気になりました。

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【2011/12/25 21:54 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
「指先がすれ違う」感想
読書批評:「指先がすれ違う」(小中 大豆)
白泉社花丸文庫 
読書日:2011年9月30日
自分的評価:★★★★☆


あらすじ:食品メーカー営業部の小塚は、同期の溝呂木を入社以来、想い続けていた。社員旅行の夜、溝呂木が寝ている後輩の桜庭に、こっそりキスしている所を目撃してしまう。開き直る溝呂木に嫌な言葉を投げかけられて、傷つき腹が立ち脅してしまう小塚。 溝呂木に対してささやかな嫌がらせをして溜飲をさげていた小塚だが、ある日セフレと会っているのを溝呂木に見られてしまう。

My感想:入り易い。弱みを握られ意の侭にされちゃう主人公話が多い中、この作品で主人公は悪役の立場なので面白い。意地悪しちゃうけど悪になりきれない所健気な所が好きです。負けず嫌いな性格で損も多く、溝呂木も小塚に負けてないし。最初決裂した2人がどう転がったら恋愛するのか展開が読めずハラハラ、中盤から展開が読めて安定。後輩の桜庭と小塚のセフレの言動が余計に話を盛り上げ楽しませてくれます。特に小塚のセフレである飯村が、店で偶然会った溝呂木をからかう感じが楽しかった~。今作が初めての本なんですね、他の作品探しちゃいました。

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【2011/12/20 20:41 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
「純情不埒」感想
読書批評:「純情不埒」(高遠 琉加)
B‐PRINCE文庫 
読書日:2011年9月22日
自分的評価:★★★☆☆


あらすじ:
ホストの唯司は上得意客から旦那を誘惑してほしい、と頼み事をされる。 離婚に持ち込みたいらしく報酬ははずんでくれるようだ。 金を必要とする唯司は頼み事をひき受けて、作戦実行する。 しかし、不器用で繊細な佐倉にどんどん本気になっていく。

My感想:
本編は短め、抱き合わせの後日話のほうが長めだが、本編は駆け足のようになっていて感情移入しづらい。後日談の方がいい。唯司はイケメンで弁護士になり人気が高く、年上で平凡な歯医者でしかない佐倉は大人の理解を示しながらもいつも心の中で悩み、自分を卑下して、ついには先回りして唯司を手放そうとする。その葛藤がすきかな。

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【2011/12/10 02:53 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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