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号数活字: 上人:
事大党: 朝鮮,朝鮮王朝 (李朝) 末期の政党,別名を清国党という。その由来は第 16代仁祖 (在位 1623~49) 代以後,清国に事大の礼を取ったことによる。王妃閔 (びん) 氏や閔氏一派を中心とした守旧派で,要路の大官の大部分がこの党に入った。儒教的イデオロギーをもった大地主,官僚,地方儒生を基盤とし,清国の支持のもとに日本と対抗し,その政権維持をはかった。その後,壬午の変 (→京城事変 ) で清の進出,日本の後退をみたが,その過程で独立党 (開化・親日派) ができた。以後,甲申の変 (1884) ,甲午の改革 (94) などの諸事変のなかで事大党と独立党の政権交代が相次いだが,「閔妃殺害事件 (→乙未事変 ) 」 (95) を契機に,事大党の党威は没落した。 徒事: 挙行: 伝動: 不行跡: 放語: 中中: 在外公館: 酒刀自: |
白川夜船: ぐっすりと寝込んでいること、ぐっすりと寝込んでいて何が起こったのか全く知らないことのたとえ。また、いかにも知っているような顔をすること、知ったかぶりをすることのたとえ。
[使用例] 二度目に眼を覚ました時は七時をとうに過ぎていた。向こう側の二人はまだ白河夜舟である[円地文子*秋のめざめ|1957~58] [解説] 「白川」は「白河」とも、「夜船」は「夜舟」とも書きます。「しらかわよふね」とも。昔、京都を見たふりをする人が地名の白川(または舟の通わない谷川の名とも)のことを問われ、川の名と思って、夜船で通ったから知らないと答えたという話によるといいます。 ーーーーーーー 本の題名との記憶はあれどいみは忘れてた、不勉強でした。 |
地水火風: 〘名〙 (「ぢすいかふうくう」とも) 仏語。地と水と火と風と空。密教で四大とする地水火風に無礙(むげ)(さわりないこと)を本質とする空(虚空・空間)を加えて、物質構成の五つの要素とするもの。五大。五輪。
水月: 〘名〙① 水と月。※凌雲集(814)贈賓和尚〈嵯峨天皇〉「水月尋常冷二空性一、風雷未三敢動二安禅一」 〔盧仝‐風中琴詩〕② 水面に映る月影。また、万物には実体がなく、空であることのたとえにも用いる。「江上の水月」「鏡花水月」3 人体の急所の一。みずおち。4 軍陣で、水と月が相対するように、両軍が接近してにらみ合うこと。
③ 自然の風物に親しんで作る詩歌。また、詩文を作る才能。 ※本朝文粋(1060頃)六・申男輔照学問料状〈菅原文時〉「方今輔照風月之才、似レ父雖レ」 ④ 江戸吉原遊郭の大紋日であった八朔と名月。 ※雑俳・柳多留‐一五(1780)「一と月に風月をくふいたひ事」 風食: 〘名〙 (「食」は「蝕」の書き換え) 風によって生じる浸食作用。風が直接土や砂を吹き飛ばす作用と風に吹き飛ばされた土・砂・雨などが地表面を破壊する作用がある。風食作用。〔英和和英地学字彙(1914)〕 風によって運ばれた砂粒が岩石面や地表面をすり減らしたりすること。 ーーーーーーーーーー 漢字のクロスワードパズルに出てきたが、意味がよくわからないので調べたもの |
年年小作: 〘名〙 一年ごとに契約を更新して継続する小作。
色指数: 星などの天体の色を量的に表す数字。原理的には,星の明るさ等級を二つの異なった波長域でそれぞれ測り,その差をとれば色指数となる。以前は,青色に感ずる非整色写真乾板で測った写真等級と肉眼で測った実視等級との差を色指数と定義した。最近では,万国共通の3色(U紫外,B青,V黄)の色フィルターを用い,光電測光で決めた3種の等級のうち,B等級とV等級の差(B-V)を色指数とすることが多い。色指数が0になるのは,平均的なA0型主系列星で,それより高温の星になるとマイナス,低温の星ではプラスの色指数となり,色指数の値は表面温度とともに変わる。 岩石,とくに火成岩や変成岩中の有色鉱物(カンラン石,輝石,角セン石,黒雲母などのマフィック鉱物)の占める割合を体積(またはまれには重量)パーセントで表した値。火成岩の分類の基準の一つとして用いられる。色指数が0~30の岩石を優白質leucocratic,30~60を中色質mesocratic,60~100を優黒質melanocraticとよぶ。一般に火山岩ではマグマの結晶分化作用が進むにつれ有色鉱物が減少するため色指数は減少する。 豊年満作: 人草: 一般の人々。人民。たみくさ。あおひとぐさ。 「 二極: 阿寒 天人唐草 無極 主治: ① 主となって治療を受け持つこと。 ② 薬の主なききめ。薬の効能。 ③ 治めること。統治すること。 ※経国集(827)二〇・主金蘭対策文「郁々両兼、可レ為二主治一」 中空:なかぞら ① 空の中ほど。空中。 (イ) 空の中を漠然とさす。(二)の意を掛けて用いる場合もある。 ※伊勢物語(10C前)二一「中そらに立ちゐる雲のあともなく身のはかなくもなりにける哉」 (ロ) 天頂と地平線との中間に当たる空。 ※弘長百首(1261)春「見ずもあらず見もせぬ影の中空にあやなくかすむ春のよの月〈藤原為氏〉」 ② 出発点から到着地までの中間をさしていう。中途。 ※後拾遺(1086)雑六・一一九三「道遠み中空にてや帰らまし思へばかりの宿ぞうれしき〈康資王母〉」 [2] 〘形動〙 ① どっちつかずで中途半端なさま。途中でやめてしまって、中途半端なさま。 ※後撰(951‐953頃)恋三・七七四「葛木やくめ地の橋にあらばこそ思ふ心をなかそらにせめ〈よみ人しらず〉」 ② 精神の不安定なさま。落ち着かないさま。うわのそら。 ※古今(905‐914)恋一・四八一「はつかりのはつかに声を聞きしよりなかそらにのみ物を思ふ哉〈凡河内躬恒〉」 ③ いい加減なさま。なまはんかなさま。 ※狭衣物語(1069‐77頃か)二「中空に見奉りなさで」 |