読書批評:「しあわせにできる 9」(谷崎 泉)
二見シャレード文庫 ¥560(税込) 読書日:2011年09月10日 自分的評価:★★★☆☆ あらすじ:久遠寺がかけがえのない存在だとやっと伝えることができた本田。 しかし多忙を極める二人に、なかなかゆったりとした甘い時間は訪れない。しかも素直に「二人きりで過ごしたい」と言い出せない本田は、ゴールデンウィークでさえ3課のメンバーに振り回されるハメに。そのとき訪れた料理店『蘭月』の主人が、初対面の本田に対して奇妙な様子を見せたことで、またしても久遠寺の警戒心を呼び起こしてしまうのだが…。一方、3課には待望の新人現る!ところがその新人はコミュニケーションどころか、仕事も完全拒否のとんでもない問題児で…。しあわせラブライフ編・第一巻。 書き下ろしは落合家with各務のメルヘンゴージャス旅行に巻き込まれた本田さんの不幸編。 MY感想:はい、ようやっとこラブラブ状態到来です。仕事をしない新人、東郷も登場していろいろある3課です。GW編の皆様のパワフルさはすごい。 毎日が宴会!のノリで行けます。落合家といつのまにかとても仲良くなっている 各務はやはり婿養子になるのか。ここまで外であう同僚たちも珍しい9巻です。 PR |
読書批評:「しあわせにできる 8」(谷崎 泉)
二見シャレード文庫 ¥560(税込) 読書日:2011年09月10日 自分的評価:★★★☆☆ あらすじ:君を皇から奪おうと思っている―久遠寺の兄・昴にそう宣言され、キス写真を撮られた本田は、誘われるまま昴の待つホテルに一人で向かう。罠と知りながら、言葉巧みな昴にからめとられ薬を盛られたうえ、ベッドルームで服を脱がされ絶体絶命のピンチに陥るが―。兄弟の確執を知った本田は認められずにいた久遠寺への想いと素直に向き合い、ついに二人はお互いの気持ちを通じ合わせることができた。しかし昴の策略は終わらず、始まったばかりの白金での同居生活も風前の灯火。姑息な手口に、ついには怒り心頭に発した久遠寺が公衆の面前で昴を殴りつけるという事態に―!?波乱の第一部クライマックス!書き下ろしは本田の出生の秘密編。 MY感想:ここでやっと久遠時にも春が?ていうかすでに春だったのを気づいた本田、って感じですか。なんだか腹黒そうな昴の今後の動きにも注意しつつ、幸せな2人が微笑ましいですね。しかしいい位置にいますね、映さんと森田さんって。豊川課長のくだりはいつも結構楽しく読ませてもらってます。 |
読書批評:「しあわせにできる 7」(谷崎 泉)
二見シャレード文庫 ¥560(税込) 読書日:2011年08月31日 自分的評価:★★★☆☆ あらすじ:白金の家への引っ越しも無事完了し、不本意ながらも久遠寺との公認同居生活を始めた本田。3課連中の花見場所まで提供し嵐は過ぎ去ったかに思えたが、美和の頼み事の件で望まぬ出会いをした昴が再び本田の前に現れる。時期を同じくして、日芳上層部では本田を1課へ異動させようという動きが見え始め、久遠寺には北京転勤の噂が…偶然とは思えない展開、さらに追い討ちをかけるようにパーティの招待状と久遠寺とのキスシーン写真を手渡してきた昴の目的は?兄弟の確執の板挟みになりながらも、久遠寺にそれを告げられない本田の選択は―。書き下ろしには久遠寺の高校時代、渡米直前のエピソードを収録。緊張のシリーズ第7巻。 MY感想:久遠寺に感じる安心感に気づきはじめた本田。(おそいよ)本田の本心がわかっているため動じない久遠寺。白金に引っ越して何かが変わる2人の距離。釣りの時のイラストは二人とも楽しそうで安心します。昴、仕掛けるの巻です。 |
読書批評:「しあわせにできる 6」(谷崎 泉)
二見シャレード文庫 ¥560(税込) 読書日:2011年08月10日 自分的評価:★★★☆☆ あらすじ:突然退寮を申し渡された本田にあちこちから物件提供の申し出が。 久遠寺セレクトのベルサイユ風(?)マンションを振り切り、誰にも借りは作りたくないからと激務の合間を縫って部屋探しをする本田だが、なかなか条件に合う場所が見つからない。そんな時、静香個人のものだという立派な日本家屋を勧められる。遠い記憶にある理想の家そのままの建物。訳ありな雰囲気を察しつつも追及はせず、母の意向に従うことにした本田。ついに久遠寺との同居生活におさらばか!?ところが念願かなうはずの本田の目にはなぜか涙が…。書き下ろしは引っ越し騒動裏話、各務が落合家の入り婿に。 MY感想:独身寮から追い出される退寮勧告から始まり、どこに住むのかの住宅問題に発展したこの6巻。寮を出るからには、久遠寺と暮らさないつもりの本田だが、久遠寺は暮らす気満々でシャンデリア等付いたベルサイユ宮殿のようなマンションを探してきた。風呂には彫刻があって裸体の女性の持つ壺からお湯が出ているリッチなホテルのようなマンションの家賃を本田が払えるはずもなく、それを理由に断ると『誕生日だろ』という、くだりは好き。 落合も、早紀も絡んでくる。このおせっかいさは、見ていると楽しいです。 |
読書批評:「しあわせにできる 5」(谷崎 泉)
二見シャレード文庫 ¥560(税込) 読書日:2011年08月20日 自分的評価:★★★☆☆ あらすじ:会社に乗り込んできた映に高級料亭・喜久田楼の奥座敷で押し倒された本田は、なす術もなく抱かれそうになっていたところを映の秘書・森田に助けられる。 そのショックも癒えぬうち、久遠寺家の長兄・昴の件で美和と落ち合ったところへ突如、当の本人が現れて―。久遠寺不在中に次々起こる、なかったことにはできない厄介事の数々。兄二人を相手に久遠寺の独占欲もヒートアップ!?さらには本田さんLOVEの落合を食事に連れて行く約束までしてしまい…。年明け早々からバレンタインデーまで、お釣りが来るほどの暑苦しい愛が飛び交う本田ラプソディー。気苦労が絶えない森田の毎日を描いた書き下ろしも収録したシリーズ第五弾。 MY感想:久遠寺昴初登場。 鈍感な豊川課長が率先して本田の噂話をしているのが笑える。 チョコ話も可愛かったな。 |