2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:11342ページ ナイス数:118ナイス こどもとあそぼ!首都圏 (るるぶ情報版 首都圏 7) 読了日:3月1日 著者: 黒衣の竜王子と光の王女 (講談社X文庫ホワイトハート)の感想 TL多量買いの一つ、中古。月光姫と噂される気高き王女・ロザリーナは、父王の命により、隣国との戦の功労者に与えられる褒美として、辺境の地へ嫁ぐ。だが夫となる若き領主・ディンスは美しい新妻には見向きもせず、冷たい態度ばかり。腹立ちを覚えながらもロザリーナは憎しみを忘れ初夜の快楽に溺れてしまうのだが、彼は事後部屋から去っていく……そんなお話。ロザリーナの前向きな姿勢や、彼女のお兄さんは芯が強く良かったのにあっけなく死亡だし、味付けが薄い。黒幕は丸わかりだしあっさり読了、もう少し物語の軸や展開を濃くしてほしいな。 読了日:3月1日 著者:水島忍 猫耳探偵と恋人: 猫耳探偵と助手2 (キャラ文庫)の感想 笠井あゆみさんのイラスト目当てと、シリーズってことなので購入した「猫耳探偵と恋人」の2巻、中古。玩具の猫耳をつけた変人美貌探偵・羽越と、恋人兼助手という関係になった環。二人の新たな事件は、羽越の親友で警視庁刑事の等々力が殺人容疑で逮捕されたというものだった!等々力の無実を信じる二人は、等々力の相棒刑事である箱林と共に、真相解明に乗り出すが…そんな事件モノ。相変わらず、凡庸そうな環のどこに惚れたのか判らないし、犯人当ての必要も特になく判るが、猫耳変人は良いと思う。剛田の件も終わってないし、まだ続く感じ。 読了日:3月2日 著者:愁堂れな 有閑倶楽部 6 (集英社文庫―コミック版)の感想 本箱発掘再読。三人一組クイズTV番組出場に絡みひょんな事から仲間割れ、無敵を誇る有閑倶楽部が二分して意地の張り合い大混乱の『世界一周アドベンチャークイズ』と、長男にお人形の様な花嫁を迎える為、悠理の婿には剣菱家を引っ張っていける人材を探すことに。そこで白羽の矢が立ったのは文武両道の清四郎だった。そんな悠理と清四郎の婚約話『剣菱家の事情』、そして野梨子の父が描いた国宝の掛け軸を狙った窃盗犯絡みの野梨子初恋話『白鹿野梨子にささげる愛』が入った第6巻。鋼鉄のモルダビア初登場、淡い初恋も入ってやや乙女な今巻。 読了日:3月3日 著者:一条ゆかり 三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)の感想 『三匹のおっさん』の続編。剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。書店での万引き、ゴミの不法投棄、連続する不審火等ご町内の悪を正す為、再び立ち上がる“三匹”。清田家の嫁は金銭トラブルに巻き込まれ、シゲの息子は祭り復活に奔走。ノリには見合い話が舞い込み、おまけに“偽三匹”迄登場し大騒動!そんな痛快活劇シリーズ2弾。ドラマネタが多く目新しくない所は残念だったが、このノリは結構好きなので概ね愉しめた。最後に入ったSSは不要だったかも、入れるんならこのシリースの登場人物でのサイド話が見たかったかな 読了日:3月4日 著者:有川浩 皇帝陛下は逃がさない (ソーニャ文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。小国の末姫シシーナに突然届いた結婚申込の相手は、残虐冷血と噂される大国皇帝レオハルト。攫われる様に彼へ嫁いだが、すぐに豪華な鳥籠に閉じ込められて初夜へと。どうして軟禁するのか理由を聞こうとしてもはぐらかされ濃密な日々を過ごしてしまう。心も通じ合いたいのに足枷は外してくれそうにもなく―悩んでいた矢先、意を決し皇帝母のもとへ逃亡したが、事件が起きてしまい……そんなお話。このパターンでは幼少時に会っているのが必須ですね。床場面を削って陰謀や策謀をもっと入れてくれたら面白さがUPする筈。 読了日:3月4日 著者:山野辺りり いまさら愛など語れない (ガッシュ文庫)の感想 粗筋見て中古購入、鳩村さん15冊目読了本。テーマパークでひっそり人生相談を受ける的確で辛辣な答えをくれるとの噂の青色熊『青井さん』。誰もが羨む経歴・容姿を持つベンチャー企業経営者・羽根田迅・32歳が、気紛れでその着ぐるみを着て一年、なんと共同経営者で親友の熊谷が現れ「共同経営者を好きになった」と告げてくる…困惑と動揺を抱えつつその恋の相談は繰り返され…そんな出会って十年以上の親友同士話。古川さんの目的がよく判んない(ただ単にいい人ってことなのかもしれない)が、あんま無い設定で、青井さんの苦言等も愉しめた。 読了日:3月5日 著者:鳩村衣杏 ×ーペケー 1 (小学館文庫 あE 4)の感想 文庫本の2巻をもっているのに1巻がなかったのに気づき中古購入。内容は単行本で把握済み。ツッパリながら陰でいいことばかりしている不良・山本晃司(やまもとこうじ)、いつも愛情が一方通行なカップル瞳(ひとみ)&俊夫(としお)、猟奇的な空想少女・岡本夢路(おかもとゆめじ)、「幸せの使者」を自称するルイルイ、泣き虫部活少年・アンデルセン…など超個性的なキャラクターが過激にシニカルに大暴れする、はまり度大のギャグワールド!『ご笑覧ください』『ダイナマイト・ブラボー』も同時収録。ブラック&失笑苦笑なくして見れない本。 読了日:3月6日 著者:新井理恵 輪るピングドラム 中 読了日:3月7日 著者:幾原邦彦,高橋慶 秘密の取引 (ソーニャ文庫)の感想 「侯爵様と私の攻防」スピン。準男爵の娘リンゼイには、ゴードン・リューという男性名で作家活動をしている秘密があった。だが落した手紙から、女性と見紛う美貌の貴族レナルドに正体を知られ、意味ありげに微笑む彼から、婚約者のふりをする取引を持ちかけられる。その内容は、しばらく婚約者のふりをしてほしいというもの…更には「恋愛描写がうまくなるよう、本当の男女の関係がどういうものか教えてあげる」と言われる――そんなお話。前作CPより興味のあったレナルドとリンゼイの二人、突っ込みどころは多々あれど前作より愉しめました。 読了日:3月8日 著者:富樫聖夜 獣の理 (ショコラ文庫) 読了日:3月9日 著者:成瀬かの ママとリゾート天国 (講談社コミックスデザート―ゴージャスママ・シリーズ (115巻))の感想 本箱発掘再読。17歳の逸見梨夏は生まれた時から、父が居なくてママと2人暮らし。近所でスナック経営をしているママときたら、パワフルな超オバタリアンなので、淋しさなんかあんま感じない。でもママの仕事が水商売だから、自分の父が判らないんだと思っていた。そんな困っちゃうママと梨夏が初海外旅行で、一路ハワイへ。機内食を平気でおかわりしたり恥ずかしい梨夏を待っていたのは、20歳の海斗との運命の恋…そんな母娘愛収録。変わり者だけど親子愛やお父さんとの愛など案外上手に描かれていて、安直部分も有りますがなかなか好きなお話。 読了日:3月10日 著者:かわちゆかり ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵 (角川ホラー文庫)の感想 第7弾。今年もきた白い冬、オカルト研究会への依頼は、絵画愛好会主催の卒業生の為の展示会で、モナリザを題材にしたある絵に、クレームが殺到したというものだった。それは男子学生部員が婚約者をモデルにモナリザの構図で描いたどうとない絵、片想いど真ん中の霊感系大学生・森司は、原因究明にかり出される…そんな『嗤うモナリザ』と、迷わせ街灯で人を呼び事件を解決させるほっこり話『仄白い街灯の下で』、初恋時に囚われている話『薄暮』、学生運動のお話『夜に這うもの』が収録の第7弾。ちょっぴり拗れるけど無事修正、フィルターって凄い 読了日:3月11日 著者:櫛木理宇 恋のレシピの作り方 (ベリーズ文庫) 読了日:3月12日 著者:夢野美紗 はじまりは窓でした。 (ディアプラス文庫)の感想 作家買い、中古。自分にも他人にも厳しく部下から煙たがられている吉国だが、ワケあって自分の股間をチェックしていると、高層ビルなのに窓外から視線を感じ、顔を上げると窓拭き清掃員・白柳がぶら下がっていてこっちを見ていた!口止め目的で清掃会社を調べ会いに行くが、彼は気持ちのいい青年で、一緒に食事をすることになる……そんな窓拭き職人×エリートリーマン年下攻話。展開は読めるものの、ワンコ的な白柳が微笑ましくたまに面白い(LOVEとか)。突っ込み点は有るが、窓拭き大会等職業話は興味を引いたし、やっぱ好きだな年下攻め★ 読了日:3月13日 著者:名倉和希 有閑倶楽部 8 (集英社文庫―コミック版)の感想 本箱発掘再読。理事長ミセス・エール不在の間に聖プレジデントの土地を欲しがる輩からの魔手が迫る。学園を失う大ピンチに有閑倶楽部が挑むその方法は?そんな『狙われた学園~男ともだち・女ともだち』と、剣菱夫人のお共でスイスの高級スパに行く一同。男性が入れない女の園で起こった殺人事件のお話『男子禁制殺人事件』、フィールドアスレチックに出かけ遊んでいる最中に落っこちた弁当を追って悠理は頭を打つ。以来予知夢を見てしまう話『夢で逢いましょう』、初詣に出かけた一同が現金強盗に関わってしまう『初春大騒動絵巻』が入った第8巻 読了日:3月14日 著者:一条ゆかり 普通のOLがトリップしたらどうなる、こうなる〈1〉 (レジーナ文庫) 読了日:3月15日 著者:雨宮茉莉 准教授 高野先生のこと (ベリーズ文庫) 読了日:3月16日 著者:玉木ちさと 学生寮で、後輩と (キャラ文庫) 読了日:3月17日 著者:渡海奈穂 はらったま きよったま (3) (ソノラマコミック文庫)の感想 本棚発掘再読。麦子は小6の心優しいスーパー級霊感少女。いつも無償で霊を祓っている彼女のライバルは、金儲け目的の天才霊感少年の神楽坂。東京支部長の隣人のトラブルで小学生による最強霊感バトルが続く事に…そんな『火事と喧嘩は江戸っ子霊の華の巻』と、ジェインティア国に招待された麦子と神楽坂と里子の城に着く迄の珍道中『誘拐事件とお城のオバケの巻』と、小学校林間学校でのとある出来事『沼からの呼び聲の巻』と、ジェインティア国での暗殺事件に絡む『皇太子暗殺事件リトルベアの謎の巻』が収録。熱い文言も物語も、面白い巻! 読了日:3月17日 著者:中貫えり 普通のOLがトリップしたらどうなる、こうなる〈2〉 (レジーナ文庫) 読了日:3月18日 著者:雨宮茉莉 咎の楽園 (ソーニャ文庫) 読了日:3月18日 著者:山野辺りり 晴嵐 読了日:3月19日 著者:真崎ひかる 名探偵保健室のオバさん (1) (集英社文庫―コミック版)の感想 本箱発掘再読。聖橋学園の保健室のオバさんは無表情眼鏡で仁王立ち・治療も態度も豪快な怖い人。そんな狂暴?オバさんとお近づきになってしまった神宮寺少年。更には保健委員に強制任命されてしまい身の不運を嘆く神宮寺だったが、実はこのオバさん、隠された裏の顔があった。1年生の美人2人・紅バラちゃんと白ユリちゃん(神宮寺がつけたあだ名)の事件を皮切りに、オバさんの助手として事件解明を手伝うはめになる…そんな事件簿の1巻。「名探偵・最初の事件」「プロムナイトマーダー」「紺色の紐~前篇」が収録。今読んでも割と面白い事件モノ 読了日:3月19日 著者:宮脇明子 緋ノ刻印 (2) (角川ビーンズ文庫) 読了日:3月20日 著者:梨沙 ヒールの折れたシンデレラ (ベリーズ文庫) 読了日:3月21日 著者:高田ちさき ミステイク (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 文庫化により今迄中古で買っていたものから一新購入。トップクラスの腕前とモデル並の美貌を持つ「エスコート」ボディガード部門所属の真城秀顕は、警視庁のSPだった頃恋人に裏切られ、後輩の清家薫をあてつけで誘い関係をもつ程荒れていたが、純粋すぎる清家の想いが苦しく、職を捨て別れたのに、要人警護の場で清家と再会してしまう…そんなお話。書下ろしの「アーリーモーニング」はとある朝、泊りに来てた清家が真城より先に目覚めてしまい、エスコート内をうろつく話。メンバー数名ちらほら登場だし延清のたこ話、ちらりですが愉しめました 読了日:3月22日 著者:水壬楓子 I’s-アイズ- (1) (講談社漫画文庫)の感想 本箱発掘再読。小学生の唯は母・恭子の再婚で、義父・小久田、義兄・賢と暮らすことに。新家族に囲まれて家族の幸せを実感する唯だが、それも束の間、義父が唯の部屋に来るようになる。か弱い唯の心を奈落の底へ突き落とし、人生を弄んでいく。自分でもわからぬままに夜をすごし、体を傷つけていく唯。唯一の味方である義兄・賢が高校から寮へ入ることになり、またもや強いショックが唯を襲う…そんな多重人格に真っ向から取り組んだ衝撃作。スゲー崩壊家庭モノ。私が母親なら知った時点で即離婚、子供を医者に通わせ、職を探して実家に帰るけどな~ 読了日:3月23日 著者:庄司陽子 (仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚祭りは盛大に!?- (ビーズログ文庫)の感想 (仮)花嫁シリーズ第8弾。フェルが偽花嫁だと知っても、クロウの態度は変わらない――どころか前より(物理的な)距離が近い気がする!そんな心臓暴れ馬状態のフェルをよそに、春分節の儀式の為、クロウの父より兄弟全員に召集命令が!クロウの母もいる皇宮もある…だが皇帝がクロウに反逆罪疑いをかけ、疑いを晴らす為に奔走、無くなったものは皇宮にあると推測。罠か?それとも花嫁修業か?クロウの母と対峙するフェルだが…そんなニセ新婚生活第8弾!兄ちゃんにも怪しい感じが…そしてパール出て来ちゃいましたが、クロウはどうするんだろう 読了日:3月24日 著者:夕鷺かのう 溺愛マリアージュ いじわる皇帝の甘いたくらみ (プリエール文庫)の感想 中古。南国の末姫・ココは自分の容姿が嫌い。自国で醜いとされる自分は一生一人…そう思っていたのに、運悪く北の皇帝ルスランのお妃に選ばれる!しかも紳士然としてた彼は、二人きりになると超絶意地悪に豹変。「おまえには躾が必要だ」と強引に純潔を奪われるが、慣れない国で暮らす自分を気遣う彼と一緒に過ごし身体を重ねる度、募る恋心に戸惑う。だがある日大変な事件が起こってしまい――そんな新婚物語。実は幼少時に出会ってるってパターンも多いよね。ただ、多くのTLにあるような初体験感想じゃないトコは好印象だったが後は普通印象。 読了日:3月25日 著者:姫野百合 閃光と共に跳べ (幻冬舎ルチル文庫)の感想 好きなシリーズだったので即買い。ハイジャック事件を機に互いを唯一無二と認めあったSAT隊員の橋埜祐海と犬伏和樹。怪我を負った橋埜が制圧班から指揮班に異動した現在も、表面上は言い合いながら心身ともに堅く結ばれていたが、ある日いつもの口喧嘩のあと素直になれないまま別れた2人は、後日待ち合わせた商業施設内で爆弾テロに巻き込まれる。そんな体育会系×毒舌クール美人なSATシリーズ第3弾。橋埜と犬伏は好きなCPなので出てきて嬉しい、が盛り上がりがちょっと勿体ないのが残念。でもこのCP好きなのでまた出たら買うと思う。 読了日:3月26日 著者:かわい有美子 I’s-アイズ- (2) (講談社漫画文庫)の感想 本箱発掘再読。母の再婚で、義父・小久田、義兄・賢と暮らす唯だが、義父から性的虐待を受けた時、別人格・繭が現れ、その後もショックを受ける度に、悠、萌、キョウコの人格が次々出現、自分の中に生まれた人格に人生を弄ばれていく。それらの人格が起こす度重なる事件に業を煮やした唯は、とうとうそれらと統合する事を決意するが……そんな多重人格もの完結編。初読時本当に衝撃作だった、かなりショックだったような気がする。両親が最悪だし、統合の下りはちょっと都合が良すぎな気はするが、この先の彼女の人生が良くなるように願うばかりだ。 読了日:3月26日 著者:庄司陽子 万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)の感想 Qシリーズ6弾。潰れかけた町工場が作った洋服を、世界的に名の知れたショップに流通させられると豪語する女が現れ、まんまと経営者が罠にはまる。雨森華蓮・26歳。海外の警察も目を光らせる彼女のもう一つの顔、それは“万能贋作者”だった。彼女が手掛ける最新にして最大の贋作、MNC74とは何か。鎌倉の豪邸に招かれた凛田莉子を待っていたのは、不可思議にして目的不明な鑑定依頼の数々だった。莉子にとって最大のライバル現る、そんな6弾。鎌倉の事は莉子が解き解す迄意味不明だったけど、キヤノンの事とか身近な話題が出て嬉しかった 読了日:3月27日 著者:松岡圭祐 黒曜の騎士と金の姫 (さらさ文庫)の感想 BLでは数冊読んだことのある火崎勇さんのTL、中古。姫の身分を隠し田舎領地で過ごしていたサーシェは、ある日傷ついた騎士を助ける。彼との出会いと別れは少女に恋の切なさを教えた。数年後、美しく成長した彼女は、隣国の王となった彼が自分に求婚してきた事を知り喜ぶ。しかし嫁いでみれば望んでくれた筈の相手は冷たく、サーシェがあのときの少女だと気づいてもくれず、別の館に追いやられる。そんな時、甘い謀略を囁く男が現れて…そんな恋話。文章は今一だったが、話の展開自体は納得できるもので面白く読めた。サーシェが一途で良かった。 読了日:3月27日 著者:火崎勇 恋人は嘘を吐く (ショコラ文庫) 作家買い、中古。手術時の麻酔の影響で記憶を失った蘭有利は、聞かされるプロフィールにどこか違和感を覚えながらも入院生活を送っていた。不安な気持ちに駆られる有利を優しく支えてくれたのは鹿嶋天道だった。退院後、鹿嶋と同棲している恋人同士だと知った有利は、彼に惹かれていたこともあり幸せな気持ちでいっぱいになる。しかし、その頃から夢とも妄想ともつかない妙にリアルな緊迫した映像が、頻繁に脳裏を過るようになり…そんなお話。有利はもともと惚れていたのも有健気さは感じたが、天道がなんで有利に惚れたのかよく判らず入れなかった。 読了日:3月27日 著者:剛しいら 幽霊狩り 2 (ポケットコミックス)の感想 本箱発掘再読、幽霊狩り2巻。盲目のダニエルは、闇の世界を覗く事の出来るもう一つの目を持っていた、触れた人の不吉な運命が見える不思議な青い瞳。世間を逃れてひっそり暮らしていたが、兄のアーサーが卒業するのを機に、スコットランドの古都エジンバラの町で一緒に住む事に。ところがそこは、幽霊屋敷と噂される家だった。気にするアーサーに、一度観て見ようと誘うダニエル、力の弱い幽霊しかいない為移住する。しかしその家に居た子供の幽霊トビィに気になる事があると言われ…そんな2巻。ダニエルって超能力者だったんだねな不思議過去話。 読了日:3月28日 著者:曽祢まさこ オツベルと笑う水曜日 (メディアワークス文庫) 題名に惹かれ中古購入、初読作家さん。出所したばかりの容疑者の部屋で発見された声明文『己の身が清廉潔白である事を証明しようかと思います』、殺人現場の壁に残る『私は無実です』のメッセージ。芸能ゴシップや都市伝説等を扱う雑誌編集部には編集長乙野辺ルイ、通称オツベルが若き女帝として君臨してた。そんな部に急遽配属された、強面で顔面に傷痕が走る巨漢・喜佐雪弘。自分を悪人だと自負するルイと真面目ながらも謎の多い新人記者・喜佐が、いつしか連続殺人事件に巻き込まれるお話。オツベルと象未読、続きに興味あり、続編でないのかしら. 読了日:3月28日 著者:成田良悟 しあわせな恋のはなし (ティアラ文庫) 読了日:3月29日 著者:館山緑 優しくて切ない (ドルチェノベルズ)の感想 作家買い、中古。平凡で親から期待されていない御曹司・智樹は、同期入社の省吾に一目惚れし付き合う事に。だが省吾が女性と浮気をしている噂を耳にする。別れたくない智樹は、浮気の一切から目を瞑り、「お前が一番だ」との言葉を信じる。だが省吾が転勤になり、遠距離恋愛という不安定状態で見合い話が持ち上がり、頑張るばかりの恋愛に疲れていた智樹は、章吾から離れる事を決める…そんな同期話。お金はあるから当面バイトでもいいや。って考えは嫌だけど、嫌々やる仕事よりはましなのかしら。内容はまぁまぁでした。改心できたのかは謎だけど 読了日:3月30日 著者:名倉和希 永遠かもしれない (1) (小学館文庫)の感想 本箱より発掘再読、N.Yで少女2人の運命が交錯、心臓を病み手術を待つ“こすも”に、奇跡的に現れたドナーは日本最強の99代「日巫子(ひみこ)」だった!彼女の心臓を持った為、不思議なパワーを得たこすもは、100代目の卑弥呼となる事を余儀なくされ、彼女を守る巫女守・日嗣ともに荒ぶる神を鎮め始める…そんなこすもの戦いと恋のお話序章巻。口から蟲とか蛾は嫌だし長髪男はあんま好きじゃないけど、他は結構惹きこまれる展開で、神様や巫女や巫女守等の設定も面白く、久々に見てもやっぱり愉しめた。続きが出ているらしいから読みたいな 読了日:3月31日 著者:赤石路代 読書メーター PR |
2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:10678ページ ナイス数:134ナイス あなたのために、ネコはゆく (メディアワークス文庫) 読了日:2月1日 著者:永田ガラ 結婚の条件 エリート軍人はうぶな彼女に魅せられる (ティアラ文庫)の感想 「身分逆転」が愉しめたので青砥さん他作品も探してみた、中古。夫の病死で未亡人となったバルドリーニ公爵夫人サラ・ベラルディは、夫の遺言に従い、彼の甥・穏やかで気品あり落ちつきと怜悧さを併せ持つ軍人リカルドと、結婚する為彼を誘惑することに。悪女を装い誘惑を口にすると、大胆に触れられ「誘ったのはそちらでしょう」と囁かれ、キスされてしまう。全てが初めての経験で、執拗な愛撫に怖くなり泣き出すが、その後甘い関係を重ねても結婚話は進まず、思惑を感じるが……そんなお話。割と愉しめたが戦地に行った後からの駆け足が勿体ない。 読了日:2月2日 著者:青砥あか ボーダー (ショコラ文庫)の感想 中古。「ボーダー」高校教師・渡部がゲイバーを訪れたのは、数年前に姿を消した友人・環が働いていると知ったから。だが環は渡部を突き放し、ゲイの自分と渡部の間に線引きする。それでも渡部は店に通い、元教え子の男に告白された事を相談するが…。「揺れる境界線の上」ゲイ嫌いの佐々木は、友人の渡部と環の関係が許せないが、疲肉にも自身は従弟の国見に長い間恋心を抱かれ、それを口に出させぬよう苦心していた。年末の寒空に実家を追い出された佐々木は、仕方なく国見宅に転がり込むが…。そんな二つのお話。二つ目が佐田さんぽくて愉しめた。 読了日:2月2日 著者:佐田三季 俺物語!! 7 (マーガレットコミックス)の感想 レンタル読了。砂川に毎年届いていた差出人不明のチョコ、その届け主・天海悠紀華から10年来の砂川へのディープな恋心を聞かされた猛男は、悠紀華を応援することに!猛男に手伝ってもらい、砂川に声をかけにいった悠紀華だけど、砂川の気配を感じると忍者のごとく消え隠れてしまう。だが猛男に勇気をもらいついに砂川に声をかける。しかも勢いあまって告白してしまう、砂川はその気持ちに、どう応えるか?…そんなお話。砂川の春話になるかと思ったがそうではなく、悠紀華の片想いであった…が真摯に考える砂川が見られる。優しい人って大変だね。 読了日:2月2日 著者:アルコ 心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆 (角川文庫)の感想 八雲少年時代編、中古。クラスで浮いてた少年を心配し、彼が住む寺にやってきた担任教師の明美はそこで運命の出会いを果たす、シリーズの謎を解き明かす外伝登場!一心の口から語られる驚くべき八雲の過去に晴香は涙する、、中学教師の高岸明美は、他人を寄せ付けず寂しげな目で教室に佇む1人の少年が気になっていた。彼の名は斉藤八雲。“幽霊が見える”と噂され級友から疎まれる孤独な少年を、明美は必死に理解しようとするが、事件の影が忍び寄っていた…八雲の中3時編。過去事件が判明し、奈緒とその母や一心との繋がり…絆を感じさせられた。 読了日:2月3日 著者:神永学 変態侯爵の理想の奥様 (ソーニャ文庫)の感想 初読み作家さん、中古。端正な顔つきに堂々たる立ち姿、領民達からの信望も篤い男盛りの侯爵・デミオンの妻に選ばれた、子爵令嬢アンジェリーナ。田舎貴族で若くもない私をなぜ?…訝りながら迎えた初夜だが、その情熱にほだされていく。しかし翌日、解放された庭で遊ぶ領地の子供達にうっとりとした眼差しを向ける侯爵に遭遇しそこで明かされた驚きの秘密。侯爵が今まで独り身だった理由―それは子どもが異常に好きという彼の偏った嗜好のせいだった…そんなお話。変態侯爵とあるが度をこした子ども好きというだけで変態ではないと思う愉しい作品。 読了日:2月4日 著者:秋野真珠 手錠 (プラチナ文庫)の感想 作家買い、中古。救急外科医・松浦は、突然見知らぬ男・祐司に攫われ連れて行かれた廃ビルの一室には、彼が忠誠を誓う兄貴分・毛利が撃たれ横たわっていた。脅されるままに処置を施した松浦だったが、解放されず、祐司と手錠で繋がれてしまう。繋がれたまま食事をし、風呂に入って眠る──やがて、常に繋がれたその異常な関係を異常と思わない、奇妙な熱が2人に生まれてくる、閉鎖された空間の中で愛情が芽生えてしまう…そんなお話。本物の強さを持った男に憧れ、そうなりたいと思っていた祐司と彼を受け入れた松浦、割れ綴みたいなものかしら? 読了日:2月4日 著者:剛しいら 有閑倶楽部 3 (集英社文庫―コミック版)の感想 本箱発掘再読。有閑倶楽部きっての恋多き女・可憐は、クーデターを逃れ悠理の父を頼り日本へ来た中東キール王国王子様と、命を懸けた恋に落ちる…そんな13話と、“期末テストで赤点とったら冬休み補修”を教頭から命じられた一同、特に焦る悠理に霊が憑りつき、カジノに裏口入学…そんな14話と、悠理の猫と魅録の犬が誘拐される『犬猫まるごとHOWマッチ』、ヨーロッパ修学旅行中にローマ法王暗殺計画?『欧羅巴トラブルツアー』、香港でマフィアに囚われる『香港より愛をこめて(前編)』の5つ収録。霊&誘拐ものは多いけど相変わらず愉しい 読了日:2月5日 著者:一条ゆかり 緋ノ刻印 (角川ビーンズ文庫)の感想 表紙絵に惹かれて中古購入。女子高生の菱川彩音は、傲慢な級友だが、彼女だけには優しい破賀旭に言い寄られ困惑。そんな旭が危険だと告げるのは、彼女が頼りにしている穏やかな物腰の唯一の相談相手・月影。だが彼の本当の目的は、彩音に執着する旭を貶めることだった。彩音に噛みついた首筋に残る噛み傷に旭が気づき…そんな吸血鬼に選ばれし花嫁のダーク恋。イラで堂々としてみえた主人公がおどおどしてて吃驚。序章感がありありとするし、ちとキャラが他作品にどことなくかぶっているような気がしないでもないが、面白そうなので今後の展開に期待 読了日:2月6日 著者:梨沙 仮面の求愛 (ソーニャ文庫)の感想 中古購入、初読作家。第一王子ジェラルドから突然求愛された公爵令嬢・フィリナには他に想い人がいた。以前危ない所を助けてもらったいつも白い仮面で素顔を隠している寡黙青年レヴァン。だが彼は実は第三王子で他国の姫と近々婚約予定であると聞かされ身を引く決断をする。数日後、何者かによって攫われたフィリナは、犯人がレヴァンと知る。古城に閉じ込められ、組み敷き純潔を散らされるが…そんなお話。思い違いってだけで終始ラブラブに近い感じだったので安心して読めた。もう少し他の王子たちとの絡みが欲しかったけどまぁまぁ愉しめました。 読了日:2月7日 著者:水月青 優しい罠 (クロスノベルス)の感想 剛しいらさん作家買い、中古。一人気ままに暮らす大学教授・葛城は、妹の結婚で甥となった連れ子の美乃理と同居する事になる。己の性癖に悩む青年が送ってくる熱い視線。その意味に気づきながらも、葛城は決して彼と一線を越えようとはしなかった。葛城は、かつての教え子・海棠の訪問で、若い二人を見てある罠を思いつく。2人の生活に入り込んできた海棠に美乃理は不機嫌を隠せない。葛城によって仕向けられた状況に、無垢な美乃理は染まり、海棠は情熱を高められていく、そんな3人のお話。なんとも不思議な関係、かなりの変化球。でも愉しめた。 読了日:2月8日 著者:剛しいら マギ 23 (少年サンデーコミックス)の感想 レンタル読了。アラジンが語る滅びた世界「アルマトラン」の物語。虐げられた異種族を救う為に戦うソロモン達「抵抗軍」。彼らに救出された魔導士シバは、共に過ごす中で徐々にその心を開き、抵抗軍、そしてソロモンにとって掛け替えのない存在になっていく。勢力を拡大したソロモンは、いよいよ実父であるダビデとの決戦へと臨むが決戦の地に敵はいなかった…そんなアルマトランのお話。マギの世界観がどんどん判明し、17歳に成長したシバがソロモンと添うようになりなんとなくこっちも嬉しいが、終盤の出来事もあり次巻では嫌な予感しかしません 読了日:2月9日 著者:大高忍 ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)の感想 ドS刑事3巻。東京・立川で「スイーツ食べ過ぎ殺人事件」が発生。死体は無数のケーキに囲まれていた。捜査一課第三係の“姫様”こと黒井マヤはこの事件と同じ位「殺人現場がエレガント」という理由で、浜松の事件を洗い直す。すると徐々にマヤの心の奥底に眠っていた少女時代の記憶が甦ってくる。それはあの映画を教えてくれた亡き友人の事。「ドS」の意外なルーツが明かされる事件話。グロ描写さは斜め読みにて流し、犯人が捕まっていないのにはちと思う所も有るが、事件は興味深く読んだ。マヤ父登場で代官山は、外堀から埋められていっているね 読了日:2月10日 著者:七尾与史 Women at work! (エタニティ文庫)の感想 粗筋買い、中古。男社会の業界に苦労しながらも巽陽南子は、朝倉建設が推進するプロジェクトの現場監督を女だてらにしていた。ある日古株の職人から、この現場で使われている鋼材が細すぎる、と言われた陽南子。設計図を確認する限り問題はないが、それでも不安を拭えない。そこに相談にのってくれたのは、先日現場を視察に来た朝倉建設社長・朝倉大地だった。次第に惹かれあう2人、建設現場を取り巻く不穏な空気、更に陽南子の周りで不可解な出来事が…そんな2人のお話。悪くはないけどかなりあっさりしてて、さくさく進みすぎ。もう少し心情を。 読了日:2月10日 著者:真砂耀瑚 白銀の麗人 (もえぎ文庫)の感想 シリーズとは知らず、作家買い…中古。「彼を愛した者は死ぬ」―不吉な運命を抱き、『死神に愛された黒衣の公爵』と呼ばれる美貌のシオン。運命に打ち勝ちシオンを手に入れる、という敵国の王・天人は、次々に命の危機を乗り越えて、北青王国の王子であるシオンを“王妃”としていた。しかし、北青王国の女王イザベラの策略が、天人の命を狙う!愛する者を守りたい―自らの運命に立ち向かうシオンだが…ってな粗筋のシリーズ最終巻。粗筋見ずに読了、出来上がっている世界観の中に最後迄入れず読み辛かった。1巻から買ってから又読み直します… 読了日:2月11日 著者:剛しいら 幽霊狩り (講談社漫画文庫)の感想 本箱発掘再読。人には無い力を持って生まれた盲目少年ダニエルは、その人に触れるだけで、過去や未来や死さえも見えてしまう。人々に忌み嫌われる彼の理解者は、兄のアーサーただ1人。心静かに暮らす願いとは裏腹に、青瞳は否応なく闇の世界を覗きこんでしまう…身近な人々に不吉な影を感じる度に与えられた不思議な力と宿命を恐れ哀しむダニエルのシリアスオカルト話。曽祢まさこさんのダークなシリーズは薄ら怖いのが多い。この話も、優しいダニエルが良かれと思ったやった事を否定されて傷ついたり居た堪れないものも多いが印象深かった 読了日:2月12日 著者:曽祢まさこ 公開処刑人 森のくまさん ―お嬢さん、お逃げなさい― (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 読了日:2月13日 著者:堀内公太郎 君と初めて恋をする (ソーニャ文庫)の感想 粗筋に惹かれて中古購入、水月青さん2冊目読了本。容姿端麗文武両道“完璧人間”と評判の伯爵令息クラウスが、一つだけひた隠しにしている秘密、それは今だ童貞である事。しかし泥酔した翌朝目覚めると、男爵令嬢アイルがなぜか裸で横たわっていた!「これは事後か?事後なのか?」動揺する彼にアイルは微笑む「下手でした」と。更に自分が練習相手になると言い出して…そんな恋を知らない純情貴族と訳あり小悪魔令嬢のすれ違いラブコメ。見栄っ張りで恰好つけ童貞と母から伝授された技を持つ処女との話、家庭の事情はあれど美味しく戴きました。 読了日:2月14日 著者:水月青 夏の残像 (クロスノベルス)の感想 粗筋に惹かれ中古購入。音楽事務所勤務の櫻澤は、企画で元同級生・伊崎と再会。学生時、憧れていた男前スポーツマンの伊崎に告白された櫻澤だったが、自分の臆病さから最低の対応で振ってしまっていた。気まずいままスポンサー側の伊崎と仕事を共にするが、巧妙に避けられ、櫻澤との過去が伊崎を深く傷つけていた事を知る。罪悪感がつのる一方、疎まれても伊崎に再び惹かれてしまう櫻澤だったが、せめて仕事だけでも伊崎に認められたいとイベント成功だけに集中しようと頑張る…そんなお話。義月さんのパターンではありますが、なかなか愉しめました 読了日:2月14日 著者:義月粧子 古祭―楠桂傑作集 (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。『古祭』死を望む少女・山口沙霧と、助けを求める少女・山口沙霧…周りで起こる不思議な事件。古祭の夜、悲劇の城に纏わる伝説が甦る話。『月が消える時』転落死した矢野則子と双子の妹・彩子とその彼氏・徹の話。『殺人注意報』苛められて殺意を覚え、それに惹かれて“さつき”がやってくるそんなコメディ。先生…『あっぱれこま姫』こま姫暗殺に失敗し死んだ兄の敵討ちで城に乗り込んできた佐平とそれを手玉に取るこま姫のコメディ。『中谷くん、命がけ』早弓にOKを貰う為頑張る中谷話、が西森博之さんの寄稿エッセイ付で収録 読了日:2月15日 著者:楠桂 おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談<CD付特装版> (ビーズログ文庫)の感想 ノーマル版を買おうと思ったのに、手が伸びたのはこっちだった。シリーズ9巻新刊買い。王の専属騎士集めも7人決まって折り返しとなり、未来の女王に欠かせない“夫"を探すレティ。目を付けたのは“勇敢なる大艦隊"総司令官に就任したばかりのナパニア国第六王子・ソレス。彼に会う為騎士達とナパニア客船に乗り込んだレティだが、そこには奔放王子との“劇的な出逢い”が待っていた…人懐っこい型破りな王子様にあのレティが振り回される?そんな最強女王伝説第9弾!ソレスが王子を辞める部分過程だけが理解不足だったが、そこ以外は愉しめた 読了日:2月15日 著者:石田リンネ 死神伯爵と不機嫌な花嫁 (ガブリエラ文庫) 読了日:2月16日 著者:白石まと 星に願いをかけながら (キャラ文庫)の感想 杉原さん作家買い。「自分と同じ気持ちを相手が抱いてくれるなんて思えない」初恋相手の幼馴染・俊之に中学生時に失恋して以来、恋愛に臆病な設計士の慧。だが改装依頼で仕事先の古い喫茶店で出会ったのは、俊之の面影を写す大学生の海里──俊之の弟。見かけは似てるのに性格は正反対で無愛想。年下の海里はなぜか慧に懐いてくる。昔と変わらず無愛想なのに、言葉は熱情を孕む。昔小さな手を伸ばして慰めてくれた親友の小さな弟・海里からの攻勢…そんな二人のお話。三上とか所長とか気になるキャラが多かったが、慧の丁寧な心理描写を愉しめました 読了日:2月17日 著者:杉原理生 夢やしきへようこそ (2) (プリンセスコミックス)の感想 本箱発掘再読。住処を失い、流離いの旅をする心優しいお化け達が出会う人々とは?胸打つ感動話2巻。『夢まつり』成長した勇太に出会った三つ目、そこから思い出す赤ちゃんから少年時代の勇太過去話。『夢ごよみ』兄さんを助けた少女がたどった苦労した半生とその娘と息子のお話。『夢供養』勇太過去話に絡んだ身分違いの恋に出奔した姫と武士の出奔話。『夢道楽』お美津が昔助けた妖怪しばすべりが、数年後人間に化けてお美津を女房にするが、仕事が続かず組に入り、そこで一座と出会い立ち退きをしかけてくる話が収録。勇太の過去話とか好きだな。 読了日:2月18日 著者:さちみりほ おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)の感想 おこぼれ姫と円卓の騎士の番外編。未来の女王レティーツィアの侍女候補・アイリーチェには年上の恋人がいるが、彼には一桁の年齢の少女しか愛せない特殊趣向があった。偶然の出逢いが一日に四度重なれば運命となる。アイリーチェと伯爵子息ウィラードの恋物語を綴った外伝!更にアストリッドがワルツに奮闘する『ポラリスと恋のワルツを』、ノーザルツ公と、恋の相手と4人の妻の話『恋をしている銀色の狼』、レティがデュークを騎士に見初める物語『もしもわたくしの恋だったら』等【恋】がテーマの短編集!レティのお悩み相談室等、興味深く読了。 読了日:2月19日 著者:石田リンネ S騎士: 大公姫といじわるな下僕 (ティアラ文庫)の感想 中古購入、初読作家。修道院暮らしのリュシーが大公遺児だと判明し180度変わった生活の中で、教育係兼護衛の逞しい騎士・青瞳がクールで魅惑的なヴァレリーに厳しく指導されながらも、数日後から自分に触れてくるのに戸惑う。10年前に出会ってからずっと彼が好きだったリュシーは強く拒めず、敬語責めで焦らされ、遂に重ねてしまった身体…そんな騎士と大公姫となったリュシーの恋話。S騎士って題名は不要かも、ヴァレリーは少し意地悪なだけの恋するお兄さんだった。都合良すぎな設定ではあるが普通に好き合っているので好もしくはあるかも。 読了日:2月19日 著者:真山きよは 脱いだら凄い嶋崎さん (プラチナ文庫)の感想 題名買い、中古。偶然出会った素晴らしい肉体美の嶋崎に一目惚れした製薬会社勤務の有紀は忘れられずにいたが、彼は同じ会社に勤める研究員だった。だが再会した嶋崎はボサ髪に無骨な眼鏡、悪趣味服装の冴えない姿。おまけに婚約者に捨てられEDになっていた。突飛言動をするものの純朴な彼の助けになりたくて、恋愛指南をする有紀だったが更に惹かれていく、でも有紀には過去の恋愛のせいでノンケとの恋がどうしてもうまく行くとは思えなくって……そんなお話。鬱陶しい部分も有ったが、嶋崎さんの言動やイラに笑った所も有って割と面白かった。 読了日:2月20日 著者:夏乃穂足 マギ 24 (少年サンデーコミックス)の感想 レンタル読了。滅びた世界「アルマトラン」物語完結。全ての異種族の為に王となり、父・ダビデとの決戦に臨んだソロモン。多くの犠牲の果て、ソロモンは「運命」と世界の「神」に触れる…ソロモン王の伝説、迷宮、ジンそしてアルマトラン滅亡の引き金となった「組織」アル・サーメン。明かされたマギ世界の謎がアラジンから伝わった時、世界会談に集結した金属器使い達の出す答えとは――?壮大スケールの魔導冒険譚24巻。アラジンが望んだ停戦協定に、煌帝国やシンドリアやレーム帝国はどう応えるのか、どう動くのかに興味津々、次巻に期待! 読了日:2月20日 著者:大高忍 赤き天に星は揺らめく 陽と月の制約 (角川ビーンズ文庫)の感想 粗筋買い。新シリーズ1巻。勝利の女神と崇拝され軍を率いるセルジアン王国王女アリシアは、突然“世界の終わり”を示唆する神託を言い渡される。事態回避には、敵国オルトで残忍冷酷と噂の王子レヴィンと、目的地迄行動を共にしなくてはならず、強引なレヴィンに最初は反発するアリシアだったが神託と共に受け取った腕輪から感じる世界の命運を思うと目的地迄、一緒に行動せざるを得ない…そんなお話。「秘薬の恋を月に誓う」シリーズしか読んでないからよく知らないが、この作家さんは正統派少女小説家のイメージ、この話もそんな感じかな~。 読了日:2月21日 著者:槇ありさ 鬼の戀 (ソーニャ文庫)の感想 作家買い中古、7冊目読了本。父を亡くし2年、母の故郷から突然迎えが来る。ずっと行方を探していたという血縁者に萌は会いたくて「何があっても母の故郷に帰ってはいけない」との父の遺言に背き、両親が育った黒頭村へ赴くが、その村は近隣から鬼の村と呼ばれる閉塞された村だった。そこで出会った当主・宗一から、出会い頭「帰れ」と言われた萌だが、宗一の苦しげな表情が気になって仕方ない、そんなお話。こんなバッドエンド、ゲームでありそう…て感じ。萌の感覚が常人と違う部分があった為、感情移入出来なかったが、丸木さん世界観は愉しめた 読了日:2月21日 著者:丸木文華 蝶宮殿の伽人 (ガッシュ文庫)の感想 文庫化により新規購入。ベノール王国の第一王子・ナイルスに大学時代出会い恋をした望。翻訳家となった今も、想いを引きずったまま交流は続いていたが、仕事があるとナイルスに請われベノール王国に呼ばれ、離宮に囚われている第四王子・ムスタファの無聊を慰める仕事をすることに!鬱屈に荒んだムスタファは手負いの獣のようで、淫らな行為をも強いる。初めはナイルスの役に立ちたい一心だったが、ムスタファの優しさを垣間見るうちほだされていく。想う男と戯れを許す男、二人の王子の間で心は惑う…そんなアラビアン恋話。『蝶宮殿の魔人』同録。 読了日:2月22日 著者:沙野風結子 彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)の感想 久々に再読、シリーズ16弾。外界と隔絶された異能一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。大巫女・瑠花に会わねばならないが、彼女の居場所は分からず、異能「千里眼」を持つ珠翠を探す。一方王都では、史上最悪の蝗害に対し、重臣達が協議を重ねていた。しかし対処の全権を委任した国王の劉輝は、ただ見守るだけ。珠翠探しと並行し、蝗害の対処法も探る秀麗は劉輝の救いとなるべく探るが…そんなクライマックス直前の第16弾。会話文も登場人物も多くかなり読み辛いが、構想は良いと思う。劉輝がもどかしく、秋瑛は珍しく表紙イラの如く役立っていた。 読了日:2月23日 著者:雪乃紗衣 ハッスルで行こう (1) (花とゆめCOMICS)の感想 本花発掘再読。イタリア料理店‘トラットリア・ピッコロ’に未来のコックを目指してアルバイトにやってきた料理専門学校生の久保海里。その店・ピッコロには、同じ専門学校生の茅野彩やピッコロのマスターを父に持つ同級生・藤倉玲奈、更には卒業生の先輩達も店にいて大わらわのバイト三昧漫画序章。ほんわかほっこりふんわり系の和む絵に料理を頑張る姿勢も愉しいこの漫画。美味しんぼの様などっぷり食漫画ってわけではないが、なんとなく食の世界が広がる感じが愉しかったなぁ。 読了日:2月23日 著者:なかじ有紀 蜜に濡れる花嫁教育 ~男装令嬢は黒王太子に寵愛されて~ (プリエール文庫)の感想 TL多量買いの一つ。伯爵令嬢アリシアの初恋の人は、昔出会った王宮騎士と思しき青年で、再会を夢見てきたが王太子レオナルドの求婚で望みは絶たれる。最後にひと目でも会いたいと、幼馴染のつてで男装潜入した王宮で『彼』を探していると、レオナルドに見つかり、秘めた想いを暴かれるが「あなたの想い人を探させてやる」との意外な申し出が、『花嫁教育』を受ける交換条件と共に出される。有無言わせぬ雰囲気に圧倒され承諾するが、レオナルドの思惑が判らない…そんな恋話。革命派や幼馴染君の活用が弱く、突っ込み所は多いが、割と愉しめた。 読了日:2月23日 著者:立花実咲 さよなら (ショコラ文庫)の感想 題名&イラ買い。天木怜也にとって荻生田大成は恋人であると同時に、孤独な子供時代を支えてくれた家族以上の存在だが、近頃すれ違いが続いていた。久々に会えた日、二人の乗った車が事故に遭い、怪我をした天木はしばらく大成に面倒を見てもらう。だが連れていかれたのは見知らぬ家で、大成は甲斐甲斐しく世話をしてくれるもののどこか他人行儀だった。キスさえしようとせず、お揃いの指輪も失くしたと言う大成に、天木は違和感を覚える――そんなお話。初めの怜也の違和感で展開は予想がついたが、しっとりして割と良く纏まっていて楽しめました。 読了日:2月24日 著者:成瀬かの その恋、テレクラから。 (KC デザート) 読了日:2月25日 著者:真崎総子 おこぼれ姫と円卓の騎士 二人の軍師 (ビーズログ文庫)の感想 おこぼれ姫と円卓の騎士10巻新刊買い。未来の女王レティは騎士のデュークが仕掛けた悪戯にも気づけない程に多忙だった。手痛い助言を受け、レティはいよいよ己の頭脳となる『軍師』役を探す。候補は二人――神出鬼没で謎に包まれた“天才”ゼノンと、没落貴族で出世の見込みもない“凡人”メルディ。ひとまずレティは、メルディのある可能性に着目し視察に同行させるが、“天才”か“凡人”か…そんな最強女王伝説10弾!名誉騎士と政治的実務担当者と商人と腹心と軍関係実務担当者を得て、次は軍師のGET。ゼノンに後顧の憂いが残る終わり方。 読了日:2月25日 著者:石田リンネ プリンスは太めがお好き? (オパール文庫)の感想 題名が気になり中古購入。153cm、60kg+α。“ぽっちゃりキャラ”を演じ恋を諦めていた智美の残業の楽しみはイケメン営業・黒滝信也からの差し入れ。残業の金曜夜、二人きりでいると電気を消され、「君は今のままで十分魅力的だよ」なんて言われる。夢?でも柔らかな体に沈む指はどこまでも愛おしげ。甘言と愛撫に身も心も蕩ける凸凹恋話。デブってわけじゃないと思うよ、60kg代なら。でも彼はデブ専ぽいなぁとは思っていた、そして食いしん坊ってのは可愛い設定。確かに美味しそうに食べる人と一緒に食べると倍美味しいような気もする 読了日:2月26日 著者:山内詠 バグ2 (キャラ文庫)の感想 Amazon co.jp限定書下しショートストーリー付を目当てに購入。連続猟奇殺人事件は、食人蟲の仕業で、飛留間七生は、蟲を見つけ出せる唯一の捜査官と判明。そのパートナーは、蟲を退治する使命を受けた異能力者・水雲だが、捜査が進むにつれ七生に、敵である筈の蟲の叫びや痛みに同調してしまう異変が。更に「バグ」から送られてくる誘惑のメッセージ。心身ともに追い詰められる七生を水雲は支えるが、『日照研』の社員が二人犠牲になり…そんな第二弾。人に巣食う"蟲"が、遂に犬に…!それにしても次で終わらせるなんて勿体ないな~。 読了日:2月27日 著者:夜光花 青の祓魔師 14 (ジャンプコミックス)の感想 レンタル読了。雪男を隊長として出雲救出に向かった燐達だが、異形屍人との戦闘で、屍人がまだ人間の知性を残しているのに戸惑うが、その間にも出雲への九尾の移植施術が刻一刻と迫っていた。出雲を移植施術場へ連行する奴らへ燐は奇襲をかけるも、志摩廉造に妨害されてしまう…はたして出雲を救えるのか…そんな出雲編クライマックス!カバー下には15歳の不安そうな雪男描写、なかなか言えないホンネもちらほら。頑なに独りで戦う事を止め、皆を信じる事が出来て少し成長した出雲、これで一応ほっとできました。それにしても志摩廉造の目的は? 読了日:2月28日 著者:加藤和恵 読書メーター |
2014年の読書メーター
読んだ本の数:450冊 読んだページ数:113492ページ ナイス数:1774ナイス ってな感じで、一年で感想を入れた本の総数は、450冊でした! (^_-) 結構読んだな~。 今年はあんまりペースをあげずに、400冊くらいでゆっくり読んでいく年にしたいと思います。 その分他の事、掃除や勉強に力を入れたいカナ。 |
2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:9988ページ ナイス数:179ナイス ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁 (角川ホラー文庫)の感想 ホーンテッド・キャンパス4巻。雪越大オカ研では、海で夏合宿をする事に!幽霊が視える草食系大学生・森司も、片想いの美少女こよみとのお泊まりを夢見て試験勉強に励む日々。だが「黒ミサっぽい儀式で、学生が殺されるのを見た」と言う男子学生に図書館で出会い…そんな「さいなむ記憶」や、小5の泉水と小6の麟太郎の「追想へつづく川のほとり」、イベントサークルCPの「ファイアワークス」、肝だめし等有青春イベント合宿の「うつろな来訪者」、こよみの親戚話の「死者の花嫁」が収録の青春オカルトミステリ4弾!今回も亀進を愉しみました 読了日:12月1日 著者:櫛木理宇 海賊と姫君―Eternal Lovers (ティアラ文庫)の感想 TL多量買いの一つ、初読み作家さん。弟以外の一族を皆殺しにされ、領地を奪われた姫君マディーナが、弟王子と逃げ込んだ船は、竜の様に危険な男レオンが率いる海賊船だった!弟と共に領地の正当な権利を持つ印璽を国王の元に導く為、レオンに専属奴隷契約をさせられ、純潔を奪われるマディーナ。身体だけから始まった関係だが、レオンの独占欲は真実の愛へと変わっていく…そんな海賊と姫君の恋話。なかなか愉しめました。細部はかなり違いますが、昔読んだ藤田貴美さんの漫画「Captain Red」を思い出しました~。どっかにあったかな? 読了日:12月2日 著者:花衣沙久羅 先輩とは呼べないけれど (キャラ文庫)の感想 作家買い、中古。真面目で堅物な保健所職員・理人は、過去のとある事がきっかけで潔癖気味。だが理人の新上司の保健所長として、高校時先輩で初恋の相手・及川が!優等生だった面影はどこへやら、くたびれた白衣を身に纏い飄々とした風情の及川。本気とも冗談ともつかない言葉でからかわれ、ペースを乱されて戸惑うが、十年ぶりに同じ時間を過ごすうちにあの頃の想いが甦る…そんな同職先輩後輩話。潔癖症や犬とのエピ良かったです。過去、日の下にさわされたっていうから、皆に言いふらされたのかと思ったけど違ったのね。この2人又読みたい。 読了日:12月3日 著者:可南さらさ Deep Clear―「Honey Bitter」×「こどものおもちゃ」 読了日:12月4日 著者:小花美穂 ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者 (角川ホラー文庫)の感想 本屋へ行く時間確保しそのまま衝動買い&復路電車で読了、ホーンテッド・キャンパス第5弾。大学祭間近の雪越大学。霊感系大学生・森司は、美少女こよみに焦れったい片恋中。だが飲み会で高校同級生・果那と再会し、ストーカー撃退したいという頼みで、森司は彼氏役を引き受ける事に。そのせいで所属するオカルト研究会内で二股疑惑をかけられる森司!しかも果那が、吸血衝動を持つという相談者と共にオカ研を訪れる…そんな青春オカルトミステリ第5弾!「告げ口心臓」「啼く女」「まよい道まどい道」「姥捨山奇譚」が収録。じれっ恋の亀行進も良い 読了日:12月5日 著者:櫛木理宇 ラグジュアリーな恋人 (エタニティ文庫) 読了日:12月6日 著者:日向唯稀 ディール (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 文庫化により今迄中古で買っていたものから一新購入。人材派遣会社「エスコート」でオーナー秘書をしている水嶋律は、トップ・ガードの一人である延清美弦と暮らしている。九ヶ月前、ヤクザとつながる義兄の奸計で見知らぬ男達に襲われていた律が、偶然通りがかった延清の「こいつらに輪姦されるか、俺一人に犯られるかどっちがいい?」という提案に乗り、救い出されたことから二人の関係は始まった…そんなお話。徐々に信頼(共依存?)してく感じが素敵なCPです。書下ろしの「クラブ」は延清のナンパを見たいという律に休日、クラブに行く話。 読了日:12月7日 著者:水壬楓子 この男を俺に下さい (ビーボーイコミックス)の感想 レンタル屋さんで見かけ何となく読了。結婚=打算と妥協…と信じる、イケメン婚活アドバイザー獅子内和也が、長らく結婚できない男・永野渉38歳の新担当に!挙動不審だけどそれは極度のあがり症の為…とびきりピュアで一途な彼に全会員紹介するも撃沈。しかも少人数のパーティでも緊張で倒れる体たらくだが、前向きな姿勢にどんどん惹かれていき、仕事と恋の狭間で悩むうちに、秘めた想いは爆発…キスしてしまう。そんな婚活業界を舞台に、「真実の運命の人を探す」ロマンス物語。展開はよめるが描き下し付だしまるっと一冊この話なのが嬉しい。 読了日:12月8日 著者:佳門サエコ ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜 (角川ホラー文庫)の感想 ホーンテッド・キャンパス第6弾。草食男子大学生・八神森司に訪れた試練。それは簿記の試験と、美少女こよみへの片想いを妨害する昔馴染(男)。学生時代陸上でいつも敵わなかった彼に翻弄されつつも、こよみへのXマスプレゼントを買う為、森司はバイトをする。だが引っ越しバイトで訪れた先は、飛び降り自殺を繰り返す霊が棲むマンションだった…シリーズ再恐エピソード他アネゴ肌・藍の過去など「旅籠に降る雨」「白のマージナル」「よくない家」「異形の礎」が収録の第6弾!人間って怖い人も居るよなぁ…そりゃ解決出来なくても仕方ないよね。 読了日:12月9日 著者:櫛木理宇 溺愛カンケイ! (ベリーズ文庫) 読了日:12月10日 著者:松本ユミ GIFT 読了日:12月11日 著者:真崎ひかる 俺物語!! 6 (マーガレットコミックス)の感想 レンタル読了。付合って半年余り。初キスも済ませラブラブ進行中の猛男と大和の2人。現在の心配事は、妊娠中でしかも臨月を迎えていながら元気一杯家事をこなす母、猛男は心配でハラハラな毎日。猛男を頼りなく見ていた母が何と出産時に思いがけず猛男の成長を実感する出来事が起きる!そんな猛男の男気全開話、と、砂川に毎年チョコをくれる無記名な人が砂川に手紙を渡そうと後をつけていた?気配に気が付いた猛男は不覚にもその手紙を川に落してしまい…そんな、砂川にも恋の予感?なお話序章収録の6巻。やっぱ幸せな気持ちにさせられる漫画だ。 読了日:12月12日 著者:アルコ 0能者ミナト〈2〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第2弾、中古。江戸時代──寛延年間に村人全て殺戮したという怪異「鏖」、長く封じられていたそれが眠りから覚醒。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり関係者を震撼させていた。へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は「面白いかどうか」、人を跡形もなく吹き飛ばす前代未聞の怪異──だが湊の腰は重い。皮肉げに「解決してみせるが、期待はするな」と不可解な言葉を放つ。実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでいた──事態は驚くべき展開を見せていく!そんな二巻。成程、人間が一番怖いっていう感じか…。愉しめました。 読了日:12月13日 著者:葉山透 王女と奴隷 虜の姫は傲慢な舌に溺れる (シフォン文庫)の感想 中古屋で表紙買い。継母達から冷遇され、国では醜いとされる容姿も疎ましい孤独王女エヴェリーナ(18歳)は兄以外には、植物の声に慰められる日々。だが敗戦しエヴェリーナは敵国の城へ連行され、王太子ラレンツォの捕虜に。和睦条件にエヴェリーナを強引に花嫁にすると言い出すラレンツォだが、手袋を外さない彼には知られざる過去がある様だった…そんなお話。エヴェリーナとその兄との仲を誤解し何度となくそれを問うラレンツォからの恋情は丸判りなので多少の強引さは許容できたし、Hは多いが物語の展開もあんま無理なく案外愉しめた 読了日:12月13日 著者:木ノ咲もか,真敷ひさめ ワイルド・ワイルド・ウエスト (ショコラ文庫)の感想 旧版既読、文庫化にあたり購入。会社と妻に裏切られ、エリートコースを脱落した斎木明紘は、傷心を癒す為訪れた米国で牧場柵を壊してしまう。そこに颯爽と現れたカウボーイのダグラスは、話も聞かず明紘を投げ縄で捕獲。逞しく不遜なダグラスに怒り半分、怯え半分で弁償を申し出たが「金の問題じゃない」と拒否され、何故か牧場にしばらく滞在する事に。自分を「カワイコちゃん」扱いして口説くダグラスのふざけた態度に、初めは腹を立てていた明紘だが、一緒に過ごすうちに惹かれていく―そんなお話。高尾さんの馬好き感が伝わってきて愉しめる作品 読了日:12月14日 著者:高尾理一 純情ロマンチカ (18) (あすかコミックスCL-DX)の感想 エゴかテロが載っているか気になりレンタル読了。宇佐見とお祭りにいく美咲が、はしゃぐ反面気がかりなのは、卒業後に宇佐見の家を出るべきかということ。不安に襲われつつも美咲は一つの決意を宇佐見に伝えるが…。&薫子と水樹も再登場の上、又引っ掻き回して…そんなドッキドキラブレッスン18巻!本編CPの暗雲や色々な出来事にはやっぱ関心が無い私。(強いてあげれば丸川書店で働く社会人関係・他作品の人物との絡みには興味がある)今回エゴは無く、テロ有るが、だかしかし1頁のみ…で落胆。でも忍と同居することになったのは進展か。 読了日:12月15日 著者:中村春菊 バベルの歌姫 -身代わり王女と悪霊歌姫- (B’s‐LOG文庫)の感想 バベルの歌姫シリーズ3巻目、身代わり王女としては2巻目、中古。(バベルの歌姫 ‐悪霊娘と落ちてきた恋人‐は未読)国境を越え、一路バベルの塔を目指すが、露店で買い食いした毒入り飴が原因で、サフィーネが重病に倒れ、ラシードは瀕死のサフィーネを地元貴族邸で療養させる事に。だが少年貴族当主・ジャラールがサフィーネに一目惚れし邪魔されまくる……互いに秘密を持ちながら、二人は目的地に到着できるのか?、そんなお話。展開に余分部分が多く感情移入もしずらく、愉しめる部分も有るのだが、微妙。キャラとか悪くないんだけどなぁ。 読了日:12月16日 著者:夏目瑛子 溺愛ウェディング ~林檎姫の淫らな蜜月~ (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。先代伯爵の遺言で、現伯爵のレナルドと結婚した子爵令嬢アリス。レナルドは“彼女をこよなく愛し世継ぎを生ませよ”との先代の遺言に従い、新妻に片時も離さぬ勢いで愛情を注ぐ。幼少時偶然彼に逢った事のあるアリスは、その頃から彼に憧れていたが、彼にとってこの結婚は、父亡遺言に従っただけなのでは…という事が気がかり。そんな時、毒入りワインを呑んでレナルドが倒れる事件が起こる…怪しい容疑者は彼の妹弟?事件調査するアリスのお話。犯人丸わかりで床描写多く、新婚溺愛甘々という視点でも今回は愉しめず。 読了日:12月16日 著者:京極れな 思い出狂想曲 (ガッシュ文庫)の感想 作家買い、中古、75冊目読了本。イベントプランナー会社に再就職を果たした丈太郎。家賃を払う金もなかった丈太郎は、親切な若社長・森山績からの申し出で同居を始める。績の優しさに惚れ込んでしまう丈太郎だが、過去の痛手から恋愛に踏み出せない。男28歳、今押さずにいつ攻める?と、ある晩覚悟を決めて猪突猛進に績を誘う丈太郎。上手くHに漕ぎ着け二人の関係は順調に思えたが、績の元恋人のプロ野球選手が結婚式依頼にやって来てぎくしゃくしだす…そんな二人のお話。付き合ってからは安定して読めましたが、その前は今一だし普通印象かも 読了日:12月16日 著者:剛しいら 月刊少女野崎くん (4) (ガンガンコミックスONLINE)の感想 レンタル読了。「野崎梅太郎」は「佐倉千代」にドッキリを仕掛け、それを参考に少女漫画を仕上げることに。しかし何故か出来上がったのは食漫画。男子達だけで乙女ゲー&お泊り会したと思ったら、舞台は打って変わって恋の定番夏祭りへ――みこりん凄ぇ。面倒くさがりの野崎弟初登場!先の読めないラブ&ギャグが白熱する少女漫画家男子の読めない日常第4巻。地味に面白くってやっぱ好き。「現実は残酷」~のローレライと若松のネタや、休日逢瀬にヒントだけで逢おうとする3人や、お泊りして結局先に寝る野崎とそれをほおっておく面々等も愉しい。 読了日:12月16日 著者:椿いづみ バベルの歌姫 -身代わり王女の無謀な駆け落ち- (B’s‐LOG文庫)の感想 粗筋に惹かれ中古購入、王が決めた縁談に反発し王国カタラスの只一人の姫君が恋仲だった剣士と愛の逃避行に踏み切った……と人々は噂したが、それは事実無根。王女を追いかける羽目になった剣士・ラシードは城壁を守る下級兵で、王女の顔さえ知らなかった。魔術師ファールーンとの邂逅後、なぜか王女は帰城せず、サフィーネと名乗り身分を隠してバビロンの都に向かう。その裏には、王女にとってショックな真実があった……そんなお話。展開が綺麗に流れないのがどうも難点だが、さりとて面白くないわけじゃないので、取り敢えず次巻も追いかけます。 読了日:12月17日 著者:夏目瑛子 運命の悪戯 ~隠された記憶と囚われの花嫁~ (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。落馬で記憶を失い自分が誰かも判らなかったシャルロットに対し、夫だというバルニエ伯爵・ルイ。初対面としか思えないルイとの夫婦としての距離に戸惑う。決して嫌じゃないけどでも本当に彼と結婚していたの?優しくて、時に強引なルイに翻弄されながらも愛に応えた時、身元を知る人物・ロワイエ卿が現れ、確執がある隣所領地のオランジュ家の娘と判り夫婦と偽っていた事も知り嘆きつつ家に戻るが…そんなお話。良く見る類の記憶喪失ものだが、最中のスケベ親爺のような言葉もいただけないが、それ以外は割と愉しめた。 読了日:12月18日 著者:京極れな スレイヴァーズ ラヴァ (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 「スレイヴァーズ」文庫化の2巻。社長令息の倉橋柊一は、父の死を切っ掛けに使用人の冴木鷹成に家も会社も奪われた。更に彼の奴隷となり陵辱を受ける日々を過ごしていたが、時折見せる冴木の優しさや、命がけで自分を守った事で徐々に心を開いていくが、冴木が卑劣手段で父を騙し裏切って会社を手に入れていたと聞いた柊一は、絶望と怒りから「奴隷契約の破棄」を告げるが―そんな第二弾。書下ろしは、確かにグレイス迄読んでから見た方が笑えるかも。私もゴルフコンペ優勝後の下りは吹いた。案外可愛いヤツだよね、そういえばまだ22歳だもんね。 読了日:12月19日 著者:華藤えれな 完結版 アーシアン 5 別巻 秘密の花園 (創美社コミック文庫)の感想 本箱発掘再読。(他巻を発掘してないけど先に登録)秘められた恋、禁じられた想い、人の心中の誰にも言えない秘密を閉じ込めた花園。ミカエルとラファエルそしてルシファ、三人の愛と憎しみの物語。3人というが、ガブリエルもいて4人だと思う。そしてちはやと影艶は、脇役さん達のその後話の片鱗から幸せそうな感じがしてほっとするけど、ミカエルのその後が気になるんですけど!あの後、あの人どうなっちゃってるの?過去話も愉しいけど、そこが知りたかった~。タキを蘇生させようと頑張る美幸とか、大七とかエルヴィラとかのちょい登場は嬉しい 読了日:12月20日 著者:高河ゆん 0能者ミナト〈3〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第3弾、中古。死なない死刑囚を殺して欲しい、矛盾している奇妙な依頼。対面を果たした死刑囚は物静かで端整な青年だったが、その本質を知り慄然とする。不死者ゆえか死を愛する殺戮者、しかも毒物等あらゆる方法をもってしても蘇るという。自分の死が楽しめないから殺すのだと嘯く青年。いかなる怪異が不死をもたらしたのか、本当に殺すことはできないのか?そんな事象に挑む「蘇」や、夢魔に侵される山神沙耶のお話「夢」、閑話の「贈」が収録。死なない人を解明する話はグロ部分を斜読したけど、興味深く読めた。夢魔編も愉しめた。 読了日:12月21日 著者:葉山透 皇帝の求愛 ~身代わり寵妃は甘く乱され~ (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ、中古。絵を描くのが好きで、工房で働く没落貴族の娘・珪霞は、後宮に上がる双子妹が貴妃昇格という知らせを受けるが、身体が弱く子を授かる自信がない妹は「珪霞が出産して」と言い出す。本当は自分が後宮に入る筈だったのに免れた負い目がある珪霞は、無事に子を産んだら再び入れ替わる約束で後宮に入る。これ迄どの妃とも閨を共にしなかった皇帝・蒼祥だが、珪霞に対してはなぜか執拗に体を求めてくる。皇帝・蒼祥を本当に愛し始めてしまった珪霞は…そんなお話。設定が駄目、なんで恋になったのか説得力もなく、好きになれず 読了日:12月22日 著者:京極れな あの日、校舎の階段で (ショコラ文庫)の感想 高校時親友だった笠井亨と遠藤圭祐だが、遠藤がゲイの友人を不登校に追い込み、仲違しそのまま疎遠に。同窓会で十年ぶりに再会し、又友人付合いが始まるも、笠井は遠藤が自分をずっと好きだった事を知る。友達でいさせてと言う遠藤を切り捨てられず一度は受け入れるが、自分に向けられる執着と欲望の視線に耐えきれず、遠藤の前から姿を消す。しかし遠藤に家を突き止められ…そんな衝撃作、ノベルス未収録作と書下しを加えた文庫化モノ!引越し後からのストーカー行為等は確かにドン引きだが、執着や揺れが美味しく書かれていて最後迄愉しめる 読了日:12月23日 著者:佐田三季 月刊少女野崎くん(5) (ガンガンコミックスONLINE)の感想 レンタル読了。片恋成就にむけ小悪魔を目指す千代や、風邪で喉をやられた鹿島に代わり声を出すみこりんや堀先輩&電車シチュネタ&演劇部の夏合宿に付き添い参加することになった「野崎梅太郎」ご一行。ビーチでも旅館でもお風呂でも、夏のハプニングは場所を選ばない!そしてそもそものきっかけ「佐倉千代」が恋に落ちたある春の出来事も語られるこの巻。少女漫画家男子の夏と季節ごとのラブ&ギャグが爆発の少女漫画家男子コメディー第5巻!第45号扉絵の狸増量が可愛い。そっか若松と鹿島は初対面だったのか~。今巻もじんわり愉しめました。 読了日:12月24日 著者:椿いづみ 0能者ミナト〈4〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第4弾、中古。豪華客船に現れる船幽霊。柄杓で水を撒くだけの時代錯誤な怪異に巨大船を沈められる訳がない、湊が依頼を受けたのは言うまでもなくクルーズを楽しむ為。ユウキと沙耶は湊に見切りをつけ、早々に事件解決。これで大っぴらに遊べるとばかりに、湊は泥酔しカジノで暴れボヤ騒ぎまで起こし、まったり。だが怪異は終わっていなかった。巨体を誇る豪華客船が傾き始めるのは、裏に潜む本物の怪異の仕業か?転覆寸前の極限状況で湊の科学的推理が始まる、そんな「船」と閑話「叫」が収録の4巻。グロく無かったし、今回も面白かった 読了日:12月25日 著者:葉山透 完全無欠のウェディング・ベル (メディアソフトグレース文庫)の感想 ジュリエット文庫の「偽りのフィアンセ」「危険なフィアンセ」「伯爵の強引な求愛」のスピン、中古。持参金目当ての男に襲われかけた所を救った男性レオンに恋したルーシー。成功した実業家である彼はその後も彼女を気遣い、親しくしてくれるが気持ちは判らない。だが雨に振り込められて二人きりになったある日、彼はキスをして抱きしめてくれる。そのまま優しく情熱的な彼に流されて…でも二人の気持ちは寄り添った筈なのに彼はプロポーズしてくれない!?そんなお話。スピン元既読の為物語展開に面白みはないが、あの時こうだったんだって感じ 読了日:12月26日 著者:水島忍 水に眠る恋 (幻冬舎ルチル文庫L)の感想 文庫化に伴い買い替え購入。仕事で大学病院を訪れた上原尚哉は、高校時同級生で外科医となった久住廉と再会。久住は高校生時、心を通わせながらも尚哉が裏切り、別れた相手。当初は屈託なく接してきた久住だが、二人きりになると態度を豹変させ、昔事と仕事の両方から脅すように償いを求めてくる。別れてからも久住を想い続けていた尚哉は、飽きるまでという言葉に心を痛ませながら応じるが…そんなすれ違う二人のお話。ノベルズ既読なので感想はそちらへ記入済。書下ろし「恋の嵐」実はお互い最初から意識してたんでないの?っていう幸せな後日談。 読了日:12月27日 著者:可南さらさ ごめんねダーリン (花音コミックス)の感想 レンタル読了。北別府ニカさん2冊目読了本。大学の男子寮には、ちょ~可愛くてみんなのアイドル的存在の菊ちゃんと、そんな菊ちゃんを溺愛するダーリンのヨコこと横山が住んでます。素直じゃなくて我儘な菊ちゃんをいつでも甘やかしちゃうヨコだけど、寮の先輩に迄ベタベタ甘える態度についにキレ!?…そんな究極ツンデレ表題作!リーマン3CP恋物語「思えば遠くへ来たものだ」が同時収録。描下し付★トラブルメーカ-山吹と成績トップの灰谷、商品開発の青木と部下・赤嶺、デザイナー若竹と元同僚水野のお話。総ゲイ支社? 読了日:12月28日 著者:北別府ニカ 怪盗探偵山猫 (角川文庫)の感想 「心霊探偵八雲」が好きなので著者他作品も購入、中古。出版社社長・今井が殺された、容疑者は“山猫”と呼ばれる謎の窃盗犯。盗んだ人物の闇を暴き世間を賑わすこの怪盗の信条は“人を殺めない”の筈?ライターの勝村は仕事絡みで恩師死亡事件を追い始めるが、亡き今井から人づてに渡ってきた遺品を貰った後、誘拐されかかる。勝村は其処を助けてくれた山猫と行動を共にするが…そんな平成の鼠小僧か単なる盗人か?な“山猫”の事件絡み話。山猫何者感有?なかなか面白かった。後藤もちょい出演で神永ワールドとしても愉しめました。次巻も愉しみ 読了日:12月29日 著者:神永学 マリーナ・ロマンス 巫女と海賊 (ティアラ文庫) 読了日:12月30日 著者:ゆきの飛鷹 佳人は罪に染まる (ショコラノベルスハイパー)の感想 題名買い、中古。華族令息の通う学院に籍を置く師行秋実は、留学時恋人関係にあった英国海軍提督グレイフォード公爵と思いがけなく再会。父伯爵が倒れた知らせに、嫡男である秋実は身を裂かれる想いを抱え黙って帰国した過去。動揺する秋実は「あれは過ちだった」と激しく拒絶、それを裏切りと取ったグレイフォードに手酷くされる。更に学院生の起こした事故の責任を取り、負傷したグレイフォードの秘書官を務め行動を共にする様になった二人だが…ってな話。表紙からもっとお耽美な感じを予想してたが普通展開。弟の方が健気だと思うが… 読了日:12月30日 著者:眉山さくら うちの陛下が新米で。 第1巻 (あすかコミックスDX)の感想 レンタル読了。後宮に引きこもっていた紅夏国の箱入り姫シュカ(15歳)が、父母兄の死により突然王になる事に!亡兄の友人であった口うるっさいお付き武官・ゼンに教育(飼育?)されつつ、神獣を従わせる事に成功し壊滅的コミュ下手なシュカの“まつりごと"が始まる!部下から全然駄目だオーラを受けへこみつつ、ゆっくりながらも頑張って政務をこなしていくお話。ミニサイズになった神獣をペットにした為よく部屋をかき回されながらも、真摯に政務の一つ一つに向き合っていく姿には好印象。キツい女性・凛がでてきて話も締まってきて良いかも 読了日:12月31日 著者:湖住ふじこ 0能者ミナト〈5〉 (メディアワークス文庫)の感想 シリーズ第5弾、中古。田舎の大幽霊妖怪展に飾られた夜泣き石が動く「石」と、完璧な降霊術で集客する『彼岸の会』で天性の法力を持つユウキは直感で降霊術がまやかしだと糾弾するも、主催者の士道骸に手玉に取られる。骸は総本山から野に下った切れ者で、まったく隙がない。いかさまにはいかさま師を!かくして湊の出番。0能者対詐欺師の稀に見る攻防は、騙し合いの熾烈な駆け引きへと発展していく。霊を降ろしている様子はないのに霊と完璧に対話する、その矛盾を湊はどう解明するのか、そんな「詐」と閑話の「避」が収録。今巻も面白かった。 読了日:12月31日 著者:葉山透 僕の可愛いセレーナ (ソーニャ文庫)の感想 なんとなく購入、中古。美貌伯爵ライアンに見初められた町娘セレーナは、身分差を乗り越え結婚。隙あらば犬の様にじゃれつき、愛の言葉を囁くライアン。しかし幸せな結婚生活は、ある出来事をきっかけに歪んでいく―婚約の噂のあった侯爵令嬢が伯爵家に滞在している事実が重くのしかかり、話す時間を要求する侯爵に唆され家を空ける事にしたセレーナだったが…侯爵に襲われ逃走、その後セレーナは部屋に軟禁され囚われる、仔犬の様に無邪気で飢えた獣の様に危険な夫・ライアンに…そんな夫婦のお話。面白くない事も無いが後一歩ひねりが欲しい様な… 読了日:12月31日 著者:宇奈月香 恋と告げるまで (ダリア文庫)の感想 「期間限定の恋人」スピン、中古。藤代商事のイメージ戦略プロジェクトに起用された新進気鋭のイラストレーター・鷺沼透は、招待された会社パーティーで退屈し、酔った客に絡まれ殴ろうとした時、エリート然とした男に窘められる。男は社長令息で今プロジェクト統括責任者・藤代政之、作品制作の為現場施設見学する事になった透は政之を困らせようと彼を案内役に指名し、政之も仕事の為それを受け二人で会社施設を見学していくうち、徐々に距離も縮まっていく―そんなお話。我儘すぎる透の言動が社会人としてどうなのかが気になり過ぎて入り込めず 読了日:12月31日 著者:名倉和希 華の宴―安倍清明恋語り (講談社コミックスフレンドB (1183巻))の感想 本箱発掘再読、『安倍清明恋語り』1巻(?)時代は平安。安倍晴明(あべのせいめい)が授かった不思議な力は人々を魅了し、恋の魔法に堕ちる。姫君との忍ぶ恋、実らぬ恋、叶わぬ思い……それらは彼の人生に星屑の様に散りばめられ彩られる平安ロマンチック・ファンタジー。陰陽師・安倍晴明シリーズ登場!ってな粗筋だが、今見ると簡単に恋に落ち過ぎの主人公、そしてすぐにチューしすぎ感もあるが、ある意味少女漫画少女漫画してて、そこが良かったのかも。主人公を彼にする程のテーマでないかもしれないが、きっと作者は清明好きなんだろうな的な 読了日:12月31日 著者:高田タミ 読書メーター |
2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:40冊 読んだページ数:10215ページ ナイス数:112ナイス 恋愛相続人~花嫁は二度恋をする~ (ルルル文庫)の感想 作家買い中古。ノウル半島と西海ウェル島から成るノウルウェル連合王国で、本家と分家に分かれ王国支配の世、両家の話が纏まりノウル家傍流の娘エストリッドとウェル島西部オルドリク若領主クラオスの婚約が整う。無理解な親や乳母に苦しめられていたエストリッドだが、クラオスの1年にわたる優しい手紙に、愛する様に。だが迎えの代人・フェレルと代理結婚式をすませた出港前、クラオスが海難して行方不明だと知る。捜すつもりのエストリッドだったが、フェレルは何故か態度を急変させる…いきなり未亡人?な恋と陰謀話。無責任な若領主に吃驚じゃ 読了日:9月1日 著者:平川深空 不埒なロマンス小説の書き方 (シフォン文庫)の感想 TL多量買いの一つ。自分の不注意で、人気作家である母が書いた原稿を奪われてしまったセシリア。母の担当編集者・ラルフから、不在の母の代わりに二週間で完璧な原稿を書けと強要され、小説が大好きでこっそり書き続けていたセシリアだが、恋すらしたことないと母の様な濃厚なロマンス小説を書くなんて絶対無理と尻込み。だが高級ホテルに閉じ込められ、情熱的なラブシーンを書く為の、ラルフの驚くべき指導が始まって…そこから始まる恋話。2人のやり取り以外にもお仕事描写が欲しいかも。秘密クラブが怪しすぎる…あとは流され型TL普通印象。 読了日:9月1日 著者:葉月エリカ ブラッド・クロス (一迅社文庫アイリス)の感想 作家買い、中古。19世紀パリを模した観光地オールド・パリで、全身から血を抜かれるという、吸血鬼犯行としか思えない連続殺人事件発生!吸血鬼の伯爵・オスカーは、美貌の魔物シェラードと共に事件を追い、殺害現場に遭遇するが、そこにいた犯人は犠牲者の血を吸うオスカーそっくりの男だった。男は何者なのか?そして犯人の目的とは…?オールド・パリで事件を調査する吸血鬼と魔物のお話です。序章としてはいいと思うが、これ単巻だと事件は解決するけど確かにモヤモヤする、続刊希望。キャラも立っているので広げられそうですよね 読了日:9月2日 著者:水壬楓子 5時から9時まで 7 (Cheeseフラワーコミックス)の感想 主役CPには興味が無いがCPになりそうな周囲の続きが気になりレンタル読了。潤子に一目会った瞬間から、この人だと決めてた…そんな都内のお寺の跡取り坊主・星川高嶺29歳と、英会話スクール講師・潤子の痴話喧嘩っぽい話がメイン。その脇で展開する結婚がしたいゼクシィ話の方がまだましかも。三嶋をターゲットに選んでても蜂屋と寝てる部分はあるが、共感部分が無いわけじゃないし。主役CPは、袈裟を脱がせたいだけかも、と思ったり。そんな事より成田兄を幸せにしてやってくれ、とも。そしてそろそろアーサーとモモエを進展させてほしい 読了日:9月2日 著者:相原実貴 サケのたんじょう (科学のアルバム)の感想 夏休み読書感想文用に子供が学校から借りてきた本、子供にマジでこれの感想を書くの?と訊いたけど、だってこれほぼ写真じゃないかしら…でも私も一応読んだので記載。題名通り、お魚・サケの誕生からの説明と写真が載った本。合成じゃなければすんごい時間をかけて撮ったんだろうなぁ、って写真が多い。流れの速い白川にサケが1匹いる、とか産卵後1か月の卵の中に黒い目が見えてるとか、稚魚が鳥に咥えられる&他の大きい魚に食われるとか、見ると迫力が有り。メスが卵を産みオスがそれに精子をかけるって産卵方法も初耳かも。勉強になりました。 読了日:9月3日 著者:桜井淳史 淫惑の箱庭 (ソーニャ文庫)の感想 初読み作家さん、中古。アルクシアの王女リリアーヌは、隣国ネブライアの王となった幼馴染・ルチアーノとの結婚を間近に控え穏やかな日々を過ごすが、野蛮な国キニシスの皇帝レオンに自国を滅ぼされ、強引に体を奪われる。傲慢なレオンを憎みながらも、一方で優しい手に違和感を抱くリリアーヌは、体を重ねる毎に彼の真実に近づいていく。そんな折、アルクシアに行くというレオンに同行し自国に戻るが、そこでルチアーノと再会、諌言に乗せられ行動を共にするが実は…みたいな話。通じ合ってからのヘタレが垣間見えるのは良いし、王道系も悪くは無い 読了日:9月3日 著者:松竹梅 オーナーシェフの内緒の道楽 (キャラ文庫)の感想 新藤まゆりさん表紙イラに誘われ中古購入。大学生・旬の片恋相手は、同居人兼保護者イタリアンシェフ・秋葉亮二。父亡き後、中学生だった旬を引き取り育ててくれた恩人だ。自身家でスキンシップ過剰な亮二は、まるで旬の想いを煽る様に触れてくる。告白したいけど家族の絆を失うのも怖い、密かに一喜一憂する旬は、ある日、亮二と雑誌記者・彩子の結婚話を聞いてしまう、一緒に暮らしていたらいつか気持ちがバレてしまう事も有独り暮らしを決意するが…そんなお話。主人公CPがくっつくのは割と早く、悪くは無いが和久井に注目がいっちゃった印象。 読了日:9月4日 著者:神奈木智 ふたりの秘密 (ビーボーイコミックス)の感想 レンタル読了。『ふたりの秘密』ビジュアル系イケメン、歩の唯一の悩みは“アレ"が包●だってこと。自分以上にモテるのが気に食わない同級生の大沢も、実は“仲間"なのではと(勝手に)認定した歩は、必死で後をつけ回すことに…!?「大沢の股間が見たい」歩の勢いは止まらない!バーを舞台に、4組のカップルの恋が繰り広げられる「コドモにはまだ早い」も読み応えたっぷりで収録!表題は笑えたし、4CPそれぞれの恋模様も、なかなか愉しめました。特にラストの2CPは割と良かったかも。短いのが残念。この作者さんの長編を観て見たいです。 読了日:9月4日 著者:宝井さき 死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想 「死亡フラグが立ちました!」シリーズ第2弾。廃刊寸前オカルト雑誌「アーバン・レジェンド」編集長・岩波美里に、謎の殺し屋「死神」特集の大コケ責任を問われ、新題材を探すライター・陣内は、ネットで話題の“呪いの映像”の真相を追い、やがて恐ろしい人類滅亡計画に辿りつくが……「死神」に狙われつつ計画を防ごうと奮闘する陣内と天才投資家・本宮のお話。前巻続きかと思いきや、いきなり魔女に呪いで吃驚。前回程各視点の持ち主がバットエンドでなくほっとはしたが、どうなっていくかの展開に興味を惹かれた。死神もちょい友情出演。 読了日:9月5日 著者:七尾与史 伯爵の強引な求愛 契約のフィアンセ (ジュリエット文庫)の感想 フィアンセシリーズ第3弾、中古。彼の親友との婚約破棄で、自分を嫌う青年・アールトン伯爵オスカーとのたった一度の過ちのキスの為に、期間限定の婚約者として振る舞う事を余儀なくされたアメリア。反発しながらも互いに意識しあう二人だが、婚約破棄している筈のギルバートとの親密そうなやり取りに業を煮やしたオスカーと話をする為二人きりになり、話が終わらぬまま情熱に身をまかせてしまう。快楽に負けるのは彼が好きだから、でも彼は?迷うアメリアにオスカーは、本当に結婚しようと言い出す─そんなお話。オスカーの性格が今一でした 読了日:9月5日 著者:水島忍 日々徒然 再録集3 読了日:9月6日 著者:可南さらさ 有閑倶楽部 1 (集英社文庫―コミック版)の感想 本箱発掘再読。聖プレジデント学園の生徒会6人組…“有閑倶楽部”。アクション担当・剣菱悠理と松竹梅魅録、頭脳担当・白鹿野梨子と菊正宗清四郎、お色気担当・黄桜可憐と美童グランマニエ。無敵で過激な面々が巻き起こす、痛快アクション・コメディの1巻!可憐んちの宝石商から大使夫人に渡ってしまったイミテーションを本物にすり替える話やそのイミテーション宝石に仕掛けられた情報を巡る話やダンス競技会話等6つ収録。何年か経って読んでもやっぱ面白いや。しかしこの子たちも某金田一少年や某コナンのように、永遠に高校生なのかしら~。 読了日:9月6日 著者:一条ゆかり 心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)の感想 中古購入。大学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談する為、小沢晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねるが、そこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をしたスカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったがなんとも胡散臭くて半信半疑。だが…女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人…次々と起こる怪事件に、死者の魂を見る事ができる斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー1巻。漫画版で見ていたので展開は知っていたが、微妙に違っている部分や漫画にない細部等愉しめた。 読了日:9月7日 著者:神永学 王子が恋した女神姫―薔薇と陰謀の舞踏会 (ティアラ文庫)の感想 TL多量買いの1つ、初読作家さん、中古。王位継承権者レティシア姫と瓜二つの町娘マリエは、王宮にパンを届けるが、仮装舞踏会にまぎれ込んでしまい、高貴な青年と恋に落ちその日のうちに一線を越える。夜が明け夢はお仕舞とばかりに帰宅したマリエを待っていたのは不審火による両親の死、そして王位をめぐる陰謀に巻きこまれていく。不埒な男に身体を奪われる寸前、マリエのなかに眠っていた王家の、そして女神の血が覚醒し男性を殺してしまう、そしてその力で王女にとって代わろうと目論む…そんなお話。プロットを読んでるような文章が今一 読了日:9月8日 著者:わかつきひかる 雪のマーメイド (ショコラ文庫)の感想 作家買い、中古。人気女優の隠し子である高校生・綿津見霄は、母のスキャンダルから素姓を知られる危険を避ける為、一人デンマークへと旅立つが、運悪くひったくりに遭い、荷物の大半を失い怪我もしてしまう。窮地を助けてくれたのが元貴族富豪・エリク。霄を屋敷へと招き世話を焼くエリクは、おとぎ話の王子様の如くで次第に心惹かれる霄だったが、ある日自称婚約者達を引き下がらす為少年愛嗜好者のふりをする為甲斐甲斐しく面倒を見ていたと知る…そんなお話。なんか霄があたりまえに他人様のお宅に滞在してたりするのが気に障って面白く思えず。 読了日:9月9日 著者:妃川蛍 六三四の剣 (5) (小学館文庫)の感想 本箱発掘再読。現代の剣豪にと、両親が願いをこめ命名した夏木六三四の小学校時代(北上少年少女剣道クラブが全国大会3位になってからよりいっそう鍛錬に打ち込む六三四の小5後半~6年生になって県大会個人戦決勝対轟蘭子戦を経て、小学校最後の全国大会団体敗退後の個人戦で、東堂修羅との決勝戦前半迄)六三四がすっげぇ無茶な修行をして強くなっているのに対し、蘭子はほどほどであの実力…よく考えれば、蘭子が六三四ばりに修行してたら凄い事になっていたのかもね。今回、上段の六三四に対し、中段半身の修羅での手に汗握る戦い前半でした 読了日:9月10日 著者:村上もとか 中国―北京・上海・西安 (2003) (マップルマガジン―海外 (W5))の感想 息子が生まれる前に行った中国。その時購入したものを発掘。当時のチェックは、旨い中華料理満載の「中国料理人気ベスト10」やチャイナドレスで写真が撮れる「ワタベウエディング」や、忘れちゃいけない中国茶「レトロな茶館で憩こう」等ら辺の記事かな。多分もう行く機会はないと思うけど、中国茶がおいしかった。でも麺大国で食べるラーメンとかの記載があったから(雑誌に載っているとこでなく)ホテルでラーメン食ったら、そこのはまずかった。雑誌に載っていた刀削麺とか打?麺とかにすれば良かったな~。万里も三峡クルーズも行きたかった 読了日:9月11日 著者: 弁護士先生と恋する事務員 (ベリーズ文庫)の感想 中古購入。詩織は下町の小さな法律事務所で働く事務員。カッコいいのに二枚目になりきれないマイペースなボス・光太郎をこっそり観察するのが、詩織の毎日の楽しみだ。最近の光太郎はフラれてばかりでついてない。どうやらその原因は新人弁護士の安城にあるらしい。光太郎を元気づけるため、詩織は手料理を振る舞い、仕事終わりの安城を尾行し…と奮闘するけれど、光太郎の様子は変わらなくて? 文章や笑い等を会話文に書いてるコト等を気にしなければ、なかなか好きな展開で愉しめました。 読了日:9月12日 著者:糸崎かや マシン・トラブル (キャラ文庫)の感想 中古。参戦レースは全優勝を攫う天才ドライバー・紅蓮は、レース中の事故で亡くなった父の真相を密かに探っていた。父が所属していた伊チームへ入団チャンスが到来した紅蓮に、オーナー・ジュリオは、ドライバーズシートを与える代わりに「私の命令には絶対服従だ」と、Hを強制。逆らえない紅蓮は、拘束されて夜毎一方的に抱かれてしまう…そんなお話。粗筋程、紅蓮は困っていず結構あっけらかんとしてジュリオに惹かれ、逆にジュリオは戸惑う感じ。それにしても紅蓮の兄同然の正隆との距離やジュリオの会社戦略等かなり中途半端なのが気になる所 読了日:9月13日 著者:剛しいら 5時から9時まで 8 (Cheeseフラワーコミックス)の感想 表紙でやっと好きなCPのターンだと知りレンタル。付き合うのはOKでも結婚は無理という桜庭潤子の意志を聞き、自身の祖母に直談判した跡取り坊主・星川高嶺。そして!とうとうモモエ先生とアーサー先生との先生コンビ始動の8巻。パ゚ーティに百絵を誘うが、パニクった百絵を見て戦法を変えるものの、百絵には通じず。相変わらず鈍感&疑心暗鬼な百絵に焦れたアーサーは百絵への気持ちをはっきりと伝えるが、、アーサーの真剣告白でついに「おためし」で付き合うことになる…やっとお試し付き合いかい、ホント牛歩カップルだわ。でも好きなcp 読了日:9月14日 著者:相原実貴 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (ビーズログ文庫)の感想 『(仮)花嫁のやんごとなき事情』が面白く、夕鷺かのうさん他作品も気になり中古購入。クロード少年が初恋の少女ロゼと交わした約束は、花が人を喰う“花嵐”により引き裂かれた。5年後、18歳のクロードは親友の協力のもと可憐美女に変身し、ロゼを奪った花を狩る“歌姫”になる為、女の子として楽院に通う。そんな彼(彼女!?)の前に、少女の様な“舞手”少年・ノワールが現れ出会い頭殺されかける。仲は最悪、更に仮のパートナーにされてしまう…そんなお話。薬とかかなり都合いい感じだが割と面白い、晴れて出会える続きが見たい 読了日:9月15日 著者:夕鷺かのう 危険なフィアンセ~諜報員の甘い誘惑~ (ジュリエット文庫) フィアンセシリーズ第2弾、中古。双子の姉と入れ替わり、互いの婚約を解消させようとしたローレル。姉の婚約者ジェイムズは、ローレルの初恋の人だった。迷いながらも彼と近く接することにときめきを隠せない彼女をジェイムズは優しく巧みに誘惑してくる。謎めいた噂の絶えない彼を信じたい心と疑う心の間で揺れるローレルだがついに姉のふりをしたまま一線を越えてしまい、姉リディの婚約者相手にどうしようと焦る、そんなお話。謎めきすぎのジェイムズに違和感があるものの、裏話的話としては愉しめたかな。アメリアの行動力が逞しくて素敵。 読了日:9月15日 著者:水島忍 ワイルド・ワイルド・ウエスト (ショコラノベルス) 作家買い、中古。綺麗な顔と優秀頭脳で当然の様にエリートコースを歩いてきた斎木明紘は、会社と妻に裏切られ全てを失う。傷心を癒す為訪れた米国で迷走し、見知らぬ牧場のフェンスに車で突っ込んでしまう。だが黒馬に跨り颯爽と現れた野性的なカウボーイ・ダグラス・レインハートは明紘を助けるどころか、投げ縄で捕まえ縛り上げる!ダグラスの逞しい肉体と不遜な態度に怯えながらも弁償を申し出る明紘だったが、「金の問題じゃない」と聞き入れてもらえず、牧場に滞在することになり、その内に距離が縮まっていく…そんなお話。文庫化によりどな。 読了日:9月16日 著者:高尾理一 ふしぎ館の相続人 (ポケットコミック (31))の感想 本箱発掘再読。黒いマントに空飛ぶほうき?空を飛んだり、ネコとお話ししたり、ちょっぴり不思議なエレナおばあちゃんは、そろそろ跡継ぎを決めようと、4人の孫娘、ナネット、ミシェル、マリー=ジョゼ、マリー=ベルベルをテストすることに。おばあちゃんから誕生日に贈られる特別プレゼントには、タブーが必ず一つ。言いつけを守って合格するのは、いったい誰になるのか?…そんな表題作がそれぞれの娘を主人公に4つ+「まじかるネコが行く!」も収録。曽祢まさこさんのコメディはほっこりできます。でもできれば修業後ssが読みたかったかな 読了日:9月17日 著者:曽祢まさこ ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート (角川ホラー文庫) 「ホーンテッド・キャンパス」第2弾。怖がりだが幽霊が「視えてしまう」草食系大学生・八神森司がオカルト研究会所属なのは、片想いの美少女こよみの為、一助になるかと霊に憑かれやすい彼女を見守っていた。映研部員がカメラに映りこんだ「後ろ姿の女霊」の相談に来訪し、更にそのカメラでこよみを隠し撮りされ…そんな『シネマジェニック』や行方不明女性の幻影が現れる『彼女の彼』、山岸に憑く霊話『幽霊の多い居酒屋』、鏡に纏わる話『鏡の中の』、人形が動く話『人形花嫁』が収録のオカルトミステリ第2弾。読み進めながらも恋愛発展に期待 読了日:9月18日 著者:櫛木理宇 意地悪な彼が指輪をくれる理由 (ベリーズ文庫)の感想 なんとなく中古買い。ジュエリー販売員の真奈美は、親友の結婚式を機に中学生時の友達・瑛士に再会。かつて瑛士に告白されたが、瑛士の兄を好きだった真奈美は彼を振り、疎遠になっていた。12年たった今、イケメンに成長した瑛士は結婚を考える彼女に贈る婚約指輪のセレクトを真奈美に依頼するもプロポーズ失敗。荒れる瑛士のヤケ酒に付き合ううち、慰めを求められ一線越え、そして真奈美は瑛士への恋が芽生えてくるが、瑛士はそうじゃない対応で…そんなお話。慰め合うのはいいとして、友人とそうなるのに軽いノリなのが私的にアウトだったかも。 読了日:9月19日 著者:坂井志緒 エスコート (幻冬舎ルチル文庫L) 文庫化により今迄中古で買っていたものから一新購入。人材派遣会社「エスコート」のボディガードセクションに所属するユカリは、クリスマス・イブに莫大な遺産を継ぐ志岐由柾という男の護衛に任命された。初めての大仕事に気合い十分だったが、ユカリを子供扱いする尊大で非協力的な態度の志岐に不安と反感を抱く。そんな状態で遺産相続日までの二週間、二人は生活を共にすることになったのだが…そんなボディガード話。表題感想は旧版記入済。「イブ」「トレーニング」では、cpだけでなく、エスコートの連中との絡みが多く、愉しめた。 読了日:9月20日 著者:水壬楓子 琥珀の影(1) (講談社漫画文庫) 本箱発掘再読。昔“血の領主”と言われる程残酷な戦好きだったらしい呪われた伯爵家…そこへ下働きとして入った少女リーラは、悲しい瞳をしたドゥナハイデ領主…現アルデバラン家の主・アルフェルドをひっぱたいてしまうが、その時詰め寄ってきたのは、彼の婚約者・ソフィアが駆け落ちして消息不明だからだと他の使用人から知る。リーラは、彼女と瓜二つだったのだ。剥製の部屋の掃除を言いつけられたリーラは、そこでしばしばアルフェルドと言葉を交わすようになり徐々に惹かれていく…そんな第一巻。オカルテックでほのぼので結構好きなお話。 読了日:9月20日 著者:原ちえこ ケイコとマナブ首都圏版 2014年 10月号 [雑誌]の感想 100円なので、たまに買いたくなるケイコとマナブ。前回思い余って「校正」を学ぼうとしてて、まだそれ終わってないのになぁ。ずっと前から気になっている大学の「図書館司書コース」10万とかWEBデザイン16万とか、高いので良いなぁとは思いますが、できませんけど。。あと日曜カンフーも気になるなぁ。でも今回の注目は、1回こっきりものでした。いいものがあったら、Rちゃんと行こうと思ってましたけど、彼女のお眼がねにはかなわずだったので、ひとりで(もしくはいつか息子と←巻き込む…)お茶とかリフレクとかは受講予定です。 読了日:9月21日 著者: ラブロマンスはオフィスの外で (エタニティ文庫)の感想 多量買いの一つ。クールな元上司・澤井に片恋中の結子は、先輩の披露宴の帰り道飲みすぎて、二人きりになった時、「一晩だけ、私と一緒に過ごしてくださいませんか?」と言ってしまう。軽くあしらわれる筈だったのに、それでお前の気が済むんならと了承され、甘い一夜を過ごす。それから体だけの関係が始まるが、彼の心には別の女性がいて…せつないけど止められない関係―すれちがい社内恋愛話。双方視点が有り、両想いなのは判っているので恋展開は読めるんですが、まぁ愉しめました。遠距離後の会社話が中途半端な終わり方なのでちょっと残念。 読了日:9月22日 著者:真砂耀瑚 アクアリウムにて。 読了日:9月23日 著者:真崎ひかる エデンのどん底 (ノーラコミックス)の感想 本箱発掘再読。マイペースで一族でも浮き気味の吸血鬼・ケインは、最近人間を襲おうとしたらそれはゾンビで、逆襲されている一族達の話も聞き流し、今日もお散歩。でも人間を糧にしてた自分たちが、今度はゾンビから追われる立場になったことを、孤独感を抱きつつも考えていた。そんな時一人の人間の女に出会うが、軽くあしらわれる。年上婚約者のレイチェルにも振り回されていたケインは、自分の言葉に喜ぶ人間の女・イヴに興味を抱き、毎晩通う約束をするが…そんなコメディファンタジー。懐かしく再読、種族違いの恋を愉しめる。 読了日:9月24日 著者:大橋薫 愛の迷宮でだきしめて!―まんが家マリナ恋愛事件 (集英社文庫―コバルトシリーズ) 友人からの借り本。仕事が無くて1日2万円に目が眩み、超売れっ子漫画家のアシスタントになったマリナ。我儘漫画家から命じられた彼女の仕事は、ひとっ走りパリにお使いに行く事!ダヴィンチの秘宝が眠る緑の小部屋を探す為、マリナの決死の大冒険が始まった…そんなシリーズ第2弾。展開はそれなりに愉しめたものの、文章にはやっぱ軽く拒否反応が発令…すっごく読み辛い。和矢とシャルル登場、ダヴィンチの秘宝の謎解明辺りに照準を当て文章をくだけずに書いてくれたら年齢が上がっても愉しめるかも。きっと中学生時代に読んだら楽しめたかもね 読了日:9月25日 著者:藤本ひとみ 王子様の花嫁学校 (ティアラ文庫) TL多量買いの一つ、中古。TAMAMIさんとしては2冊目読了本。王子妃候補として他の二人の候補と一緒に教育を受けつつ、妻としての資質を試されることになったコレット。王族としての教養だけでなく、3人の内貴族じゃない自分だけなぜか秘密裏に、夜に別のレッスンも行うことに!少しサドな教育係リオネルによって花開く官能。全ては王子様に選ばれ、結婚する為の筈なのに、リオネルに恋してしまう。そしてリオネルも自分を欲してくれて…そんなお話。初めっから王子か、若しくは王子に許可を初めっから貰っていた人だと思ってはいたけど的中 読了日:9月25日 著者:TAMAMI 融愛~Melt Down~ (SHY文庫33) 旧版既読、作家買い。食品会社勤務の葉越海理は、ホストの弟・翼久と暮らしている。幼い頃から家に寄り付かなかった母親に完全に捨てられてからは、ずっと2人で生きてきたが、不定期にくる金が母親からだと信じていた海理は、母親を恨んでいなかった…翼久が身体で稼いだとは知らずに。海理を密かに慕う翼久は、行き場の無い想いと嫌いな女相手の日々に限界寸前、更に海理が男に押し倒されているのを見てしまい、怒りは昏く激しい劣情と化す・・そんな兄弟モノSS付。SS「凪の夜」に釣られ購入、母?が駄目すぎる…でも2人とも幸せそうで何より 読了日:9月26日 著者:沙野風結子 琥珀の影(2) (講談社漫画文庫) 本箱発掘再読。“血の領主”と言われる程残酷な戦好きだったらしい呪われた伯爵家…そこへ下働きとして入った少女リーラは、悲しい瞳をしたドゥナハイデ領主アルデバラン家主・アルフェルドと良好な関係を築くも、アルフェルドのいとこ・オロビー卿の屋敷で、アルフェルドの元婚約者・ソフィアに間違われ誘拐されてしまい、ソフィアと駆け落ちした男性が死亡していたことを知る。屋敷に戻ったリーラは、アルフェルドの気を晴らそうとハーブを植え始めるが、魔物が甦ってしまい…そんな第2巻。せめて付き合う迄見たかった、ここで終わりとは残念 読了日:9月27日 著者:原ちえこ 心霊探偵八雲3 闇の先にある光 (角川文庫) 頼んだのに中々こない2巻を飛ばしてしまい先に読了、中古。八雲にきた新たな相談事は、飛び降り自殺を延々と繰り返す女性の幽霊の話だった。扇風機確保の為渋々調査を引き受ける八雲の前に“死者の魂が見える”という怪しげな霊媒師が現れる。なんとその男の両目は、燃えさかる炎の様に真っ赤に染まっていたが、敵か味方か八雲と同じ能力を持つという男の正体とは?そして事件の真相とは?…そんな第3巻。レイプ事件が落す闇が自殺に発展し起こった事象はやりきれないけど、題名のように先に光があると信じたい。セカンドレイプも許しがたい 読了日:9月27日 著者:神永学 恋人はいつもご機嫌ナナメ (エタニティ文庫)の感想 篠原怜さん2冊目読了本、中古。母の病気で地元のオーベルジュで働く事にした奈津子。周囲とは上手くやっているけど偉そうな上司・雅臣にこき使われるのが悩み。だが奈津子は雅臣が取引先から「娘の婿に」と迫られる場面に遭遇、更に彼は奈津子が恋人だと周囲に宣言!しかも当分恋人のふりをしてくれと依頼される。悩んだが出世の為恋人役を引き受けるが、次第に「ふり」が「本気」になっていく。だけどプライドが邪魔してしまい…負けず嫌いな二人のじれじれ恋話。いや売り言葉に買い言葉って言っても~ねぇ?良く取れは同等って事なんでしょうが。 読了日:9月28日 著者:篠原怜 上海血華 (ラヴァーズ文庫GREED) 沙野風結子さん作家買い、中古。上海で覇権を争う二つの秘密結社、天命幇と千翼幇。千翼幇の棟梁・英冥に兄・葉汐を殺された淋は、兄の親友と共に千翼幇と対立する天命幇に入り復讐を誓う。だが英冥に捕らえられ淫具を使った拷問によがり苦しむ淋は、憎む仇に快楽を覚えさせられ絶望を味わう。ともすれば惹き込まれそうになる英冥の魔性から逃れようと抗うが、とうとう一線を越えさせられて、淋は胸に迫り上がる殺意を噛み締める―そんな黒社会話。英冥の血が耿零飛へと続いて行くんだね~と思うとしみじみ?終焉はどうなるんだろ、決着が気になる。 読了日:9月29日 著者:沙野風結子 ここはグリーン・ウッド (第1巻) (白泉社文庫)の感想 本箱発掘再読。初めて好きになった家教だった女性が兄嫁になってしまった「すかちゃん」こと蓮川一也は、名門男子校・私立緑都学園高校に入学直前に胃潰瘍で入院し災難続きながらも、1月遅れでの入学及び緑林寮・通称“グリーン・ウッド”に入寮。ついに愉しい高校生活に入れる、と思いきやルームメイトの如月瞬や寮長の池田光流や生徒会長の手塚忍やらが更なる不幸を運んでくる…そんな青春高校生活物語の第一巻。久しぶりにまた読んだ、懐かしい~。騙されたり賭け事の対象にされたり、失恋も忘れる賑やかな学園生活が楽しそうでほっこりします。 読了日:9月30日 著者:那州雪絵 読書メーター |