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2015年10月の読書メーター
2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:10557ページ
ナイス数:156ナイス

桜かんざしの舞妓さんと怪盗大旦那 (メディアワークス文庫)桜かんざしの舞妓さんと怪盗大旦那 (メディアワークス文庫)感想
シリーズ2巻とは知らず表紙絵に惹かれ中古購入。真直ぐさが取り柄、やる気が空回りしてしまう一花は、仕込みから新米舞妓になれたばかり。どんくさい一花を、贔屓にする青年・石川総司は祇園の大旦那と呼ばれる花街の顔役。なぜ一花に目をかけるのか謎だが、珍妙な掛け合いは花街の名物となっている。最近、一花の踊りの先生である峰子がK大医学部付属病院に入院したりその病院絡みの接待に呼ばれたりしていたが…権力者の不正を正す義賊・怪盗夜行が再び参上、そんな祇園の怪盗が新米舞妓と世直しをする第2巻。花街の華麗な?日常も愉しめました
読了日:10月1日 著者:範乃秋晴
花嫁の値段~月下の秘夜に濡れる恋~ (ジュリエット文庫)花嫁の値段~月下の秘夜に濡れる恋~ (ジュリエット文庫)感想
御堂志生さん9冊目読了本、中古。継父の命令で純潔を捨てることを余儀なくされたローゼマリーは、「わたしを買っていただけませんか」と夜の森に立つ。彼女の手を取ったのは、大天使の如く高貴な美青年アルフォンス。気遣われながらも優しく愛された夢の様な時間。しかし彼こそ、継父がローゼを使い陥れようとしている隣国王弟だった。このまま偽証すれば彼は死罪、証言を翻せば自分が死罪。思い惑い彼を助けるために自分の罪のみを偽証したローゼに彼は、「結婚しよう」と言ってきて…そんなお話。ローゼが今一嵌らなかったが他は展開を愉しめた。
読了日:10月1日 著者:御堂志生
帰る場所 (幻冬舎ルチル文庫)帰る場所 (幻冬舎ルチル文庫)感想
粗筋に惹かれ中古購入。室瀬玲一は亡姉の形見である喫茶店を営みながら、姪・桃子を育てていた。だが朝、店前に行き倒れていた男を家に上げ、介抱した辺りから状況が変化していく。男は西崎征一と名乗り部分部分記憶が思い出せずまだ滞在していたが、彼の姿は七年前に突然姿を消した桃子の父をなんとなく思い出させ、玲一はいい感情を抱けない。そんな折、地上げ絡みで嫌がらせを受け続けて疲弊していた玲一達のもとに、桃子の祖父の使いと名乗る弁護士が現れ、桃子を引き取るといってくる…そんなお話。期待しないで読んだからか、結構愉しめた。
読了日:10月2日 著者:椎崎夕
不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (4) (講談社漫画文庫)不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (4) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。コウノトリが赤ちゃんを運んでくると信じこんでいる奥さん・ミルテ姫の為、赤ちゃんのなる木こと知恵の実を求め旅出ったランバルド王子・セブランと神馬・ヘンデク、一方、セブランの帰りを今か今かと待っているミルテ姫に、赤ちゃん作りのベテランでセブランの叔父の一人・エルナンの妻ベルベルが、具体的に赤ちゃんの作り方を教えてあげたから大騒動!ショックでミルテ姫は、すっかり男嫌いになってしまい、家出してしまう…!オルティス王子の活躍する番外編2編も同時収録の第4巻。やんわり冒険ファンタジーこの巻も愉しめます
読了日:10月3日 著者:曽祢まさこ
バイト先は「悪の組織」!? 2 (KCG文庫)バイト先は「悪の組織」!? 2 (KCG文庫)




読了日:10月4日 著者:ケルビム
破婚の条件 溺愛の理由 (エバープリンセス)破婚の条件 溺愛の理由 (エバープリンセス)感想
宇佐川ゆかりさん2冊目読了本、中古。貧乏貴族のティアは、借金返済の為侯爵家に嫁いだ。戦地にいる軍人の夫と顔を合わせないままの結婚だけど無事を祈る毎日を過ごしてたのに、一年半後帰宅した夫ルシアーノは屋敷玄関で顔を合わせるなり結婚の事実を知らなかったらしく「妻とは認めない」とティアに宣告。だが離婚成立までは、貴族の体面で仲の良い夫婦のふりが必要と仮面夫婦契約をするが―そんなお話。そういう所から歩み寄っていくのかなと思いきや手紙の事等が発覚後のルシアーノの態度の違いにやや興ざめ。折角の設定が抑えられた感じで残念
読了日:10月5日 著者:宇佐川ゆかり
淫らな喪失 (B-PRINCE文庫)淫らな喪失 (B-PRINCE文庫)感想
久々の第11弾、コミコミ買いしようとしたが失敗したので店頭即買い。新宿西署の精悍刑事・高円寺と年下美人上司・遠宮は恋人同士。女王様気質で素直になれない遠宮だが、高円寺はそんなツンデレな恋人をこよなく愛していた。そんな矢先、高円寺が火災事故に巻き込まれ、記憶が16歳迄退行してしまう。遠宮の事も忘れてしまった彼に、遠宮はショックを隠しきれず、だが事件の真相も追わねばならず…更に事故は思わぬ事件に繋がっていく。そんな「淫ら」シリーズ待望新作!事件は中途半端だったが、このメンツが好きなので同人誌的でも許せました。
読了日:10月5日 著者:愁堂れな
探偵は笑わない 特別編 (フラワーコミックス)探偵は笑わない 特別編 (フラワーコミックス)感想
ドナの為本棚発掘再読。甘いマスクの頭脳明晰元検事探偵・八奈巳武の引越先の新事務所で引っ越し祝い中に人捜し依頼が舞い込む。行方不明になった恋人を捜して欲しいとの依頼だが、八奈巳が調査を進めていくと失踪中の女性が既婚者だったと判り、自宅を訪ねると泥酔夫が居て、更に庭の物置に彼女の死体が…そんな『I‘m back』と、恋人の美人弁護士・伊織から依頼された容疑者の過去を洗う『A rainy day』と、タレントを刺そうとした男を探す話『カレイドスコウプ』と、別話で弁護士・果林の『さよならのかわりに』が収録。
読了日:10月6日 著者:森素子
学校の怪談「C」池の伝説 (講談社KK文庫)学校の怪談「C」池の伝説 (講談社KK文庫)感想
息子の部屋から拝借。真夜中にピアノが鳴る「おじいちゃんのピアノ」の漫画から始まり、誰かの学校で本当に起こったかもしれない出来事や、友達から聞いた話や、日本全国…果ては世界に伝わる「世にもふしぎな話」を元に構成された数々の物語。学校にある伝説の池の表題作他、幼馴染の二人が体験した「ゆうれいは本当にいる」等々収録。怖い話を特に好きではないが、出来れば積極的に聞きたいとは思わない。この本は沢山入っているがそれぞれが短いので読み易い。音が聞こえたり体が写るのは、死んじゃった人が身体を見つけて欲しいのかなぁ…。
読了日:10月7日 著者:常光徹,楢喜八
花嫁はもう一度恋をする (講談社X文庫ホワイトハート)花嫁はもう一度恋をする (講談社X文庫ホワイトハート)感想
作家買い、中古。目覚めると見知らぬ寝室…小国リエナ第2王女・ユリアナが、カルドナ国王・オーギュストに嫁ぎ半年、城内の塔から落ちたショックで5年間の記憶を失う。恋をして盛大な結婚式をあげた事も覚えていない16歳当時の心でいる言葉を信じず、オーギュストは夫婦の営みをしかけてくる。怖い男と認定し極力関わらず過ごそうとしても、カルドナ国王妃である以上ユリアナは、もう一度宮中の勉強から始める羽目になるが、戸惑い怯えるユリアナに対し、強引だけど思いやりのある行動をとるオーギュストに、関心を抱くようになり…そんなお話。
読了日:10月7日 著者:火崎勇
鬼の王を呼べ: 鬼の王と契れ2 (キャラ文庫)鬼の王を呼べ: 鬼の王と契れ2 (キャラ文庫)感想
作家買い、中古。鬼を使役し歴史を陰から支えてきた矢背家、最年少の鬼使い・鴇守と、最強の鬼・夜刀は、唯一無二のパートナーで恋人同士。事件を経て鬼退治をする仕事を任されたが、上手く行かず当主に教えを乞うと陰陽道を操る“修復師”と修業する事に。現れたのはクールな美貌に毒舌な右恭。「才能がない」と一刀両断され戸惑うが、矢背一族が相次いで鬼に襲われる事件が多発しているのを知る…そんな2巻。冷え冷えとした家族関係はちょっと嫌だが、家族からの心ない言葉が無くなっただけでも良くはなったのかしら。この先の展開も気になるな~
読了日:10月8日 著者:高尾理一
ホタルノヒカリ (1) (講談社コミックスKiss)ホタルノヒカリ (1) (講談社コミックスKiss)感想
ドナの為本箱発掘再読。恋愛するより家で寝てたい…と思ってたのに、なぜか上司の高野誠一部長41歳と同居するハメになってしまった27歳の雨宮蛍。癒しの王子として会社の女子に騒がれている手嶋マコト24歳を、生活の潤いとして眺めて満足していたのだが、部長がマコトのアシスタントとしてくれ一緒に仕事することに。しかもマコトと二人っきりの時、いきなりキスされてしまい彼が気になりだす…そんな干物女話第1巻。部長を相談役にして、忘れてた恋心というものを取り戻し、恋人を得るこの巻、コミカル調でテンポもよく、愉しめる作品。
読了日:10月9日 著者:ひうらさとる
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)感想
Qシリーズ10弾、中古。凛田莉子は「万能鑑定士Q」を開業したものの、人を疑わない天然さで騙されてばかりの3年前を思い出していた。身につけた知識を活かせず、経営も惨憺たる有様で、見かねた恩人・瀬戸内陸は、門外不出の思考法を莉子に授ける。それは莉子の知性を飛躍的に高め、比類なき推理力を獲得させる重要なキーだった。なぜ難事件を解決できる程賢くなったのかが明らかになる、そんなQシリーズ第10弾!ハイパーインフレ後の状況がちょい判る描写や、店長とのトレ-ニングを経て培った能力を使った過去事件話を興味深く読めた
読了日:10月10日 著者:松岡圭祐
わがまま男爵の愛寵 (ハニー文庫)わがまま男爵の愛寵 (ハニー文庫)感想
宇奈月香さん2冊目読了本、中古。元侯爵令嬢・アンジェラは、横領罪で捕まった父が作ったとされる借金の代わりに、元婚約者・ギルバードの愛人になる事に。まったく好きじゃなかったのに、時折見せるギルバードのぎごちない優しさにアンの心は揺れる。だがアンを目の敵にしていた令嬢と、ギルバードが婚約すると聞き、恋を自覚した瞬間に失恋した筈のアンは、令嬢との婚約前祝宴の夜に突然ギルバードに純潔を散らされる、そんなお話。身分逆転って程でもなく、肝の筈の4章があっさり駆け足で残念だが、素直に言えないギルとの恋模様は割と愉しめた
読了日:10月11日 著者:宇奈月香
隣に居るひと (幻冬舎ルチル文庫)隣に居るひと (幻冬舎ルチル文庫)感想
「帰る場所」続編、中古。室瀬玲一は、亡姉の形見である喫茶店を経営しながら姪の桃子を育てている。その暮らしを続けられるよう尽力してくれたのが、桃子の叔父にあたる西崎彰也だった。出会った当初、記憶喪失を演じていた彰也は、玲一に惹かれていき、最初は拒絶していた玲一もやがて彰也を想う様になる。ある日、桃子の父方の祖父から香月家のパーティーに呼ばれた玲一と桃子。引き離されそれでも一緒に帰宅しようとする玲一に、桃子は父の話が聞きたいからと祖父の家に残ると告げる…そんなお話。牛歩の二人も、享子と榊も幸せになって良かった
読了日:10月12日 著者:椎崎夕
不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (5) (講談社漫画文庫)不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (5) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。やっと念願の甘〜い新婚生活が出来るようになったランバルド王国の王子・セブランとミルテ姫。ところがそんな平和は長くは続かなかった。人のみにくい心に住みつく妖魔が、王位をねらう王弟大臣・ダロスに憑りつき、ランバルド王国の暗雲がたれこみはじめる。ミルテ姫付の世話係フリーダ里帰りで人手も手薄の中、神馬・ヘンデクの力を弱めようと、ダロスはミルテ姫を騙してヘンデクとセブランを引き離すのに成功…そしてその隙を逃さず古井戸に生き埋めに!そしてオルティス王子にも春?な番外編も収録の5巻。ダロス反逆の転巻です。
読了日:10月13日 著者:曽祢まさこ
万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)感想
推理劇Qシリーズ1弾、中古。高校迄どん底成績の天然少女が沖縄から上京後、感受性を学習に役立てるすべを知り、僅か5年で驚異頭脳に成長。そんな凛田莉子のもとに怪しげな招待が舞いこむ。絢爛豪華な宝石鑑定イベントに潜む巧妙なトリックを解き明かせるか、そんなQシリーズの13番目(?)。いやいや驚異頭脳に成長ってとこをすごく強調させたいのか、対比が凄い。初めの方の「おおひらひろし…誰ですか」は思わず息子ともども苦笑した。そんなとこから本当にあんなすらすらうけ答えが出来る所まで行けるのは信じがたいが内容は面白かった。
読了日:10月14日 著者:松岡圭祐
王子様は助けに来ない 幼馴染み×監禁愛 (蜜夢文庫)王子様は助けに来ない 幼馴染み×監禁愛 (蜜夢文庫)感想
作家買い、青砥あかさん3冊目読了本、中古。旧家一族に生まれながら、私生児として虐げられて育った古賀しずくは、全てを諦め陰気高校生に成長。母の急逝で行き場を失くした彼女に古賀家当主長男・智之が「今日からコイツのこと、俺の性奴隷にするから」と爆弾発言し救いの手を差し伸べる。ずっと好きだった智之と体を重ね束の間の幸せを味わうが、母の知人だという謎めいた男の出現から、運命が変化。智之を独り占めしたい婚約者の罠にハマったしずくは、智之の元を飛び出し…そんなお話。力のない子供時代の精一杯の抵抗や青さは結構好みだった。
読了日:10月15日 著者:青砥あか
天狗の恋初め (二見書房 シャレード文庫)天狗の恋初め (二見書房 シャレード文庫)
読了日:10月16日 著者:高尾理一
やじきた学園道中記 昭和仕立 八丁堀事 (プリンセスコミックス)やじきた学園道中記 昭和仕立 八丁堀事 (プリンセスコミックス)
読了日:10月17日 著者:市東亮子
ドリームダスト・モンスターズ 眠り月は、ただ骨の冬 (幻冬舎文庫)ドリームダスト・モンスターズ 眠り月は、ただ骨の冬 (幻冬舎文庫)
読了日:10月18日 著者:櫛木理宇
王子のキスでは目覚めない (らぶドロップス)王子のキスでは目覚めない (らぶドロップス)
読了日:10月19日 著者:青砥あか
愛を乞う男 (ショコラノベルス)愛を乞う男 (ショコラノベルス)
読了日:10月20日 著者:五条レナ
不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (6) (講談社漫画文庫)不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (6) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。妖魔に心をのっとられ、平和な筈のランバルド王国を妖力で支配した王弟大臣・ダロス。巻き返しをはかる為、セブランは近くに一角獣が居るという王妃の実家に逃れ、秘策と共に反撃の狼煙を上げ、神馬・ヘンデクを伴い戦いを挑む。果たしてその結末とは……「サイラス物語」等特別編も3編収録の遂に完結、千一夜ワールド。女装して敵地に乗り込むワンパターンも許せるゆるゆるファンタジ―終わるのが惜しく、別居した奥さんとサイラスのその後話も嬉しい最終巻でした。惜しむらくはミルテ姫弟オルティスの恋成就も見たかったなぁ。
読了日:10月21日 著者:曽祢まさこ
万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)
読了日:10月22日 著者:松岡圭祐
汚され志願 (ハニー文庫)汚され志願 (ハニー文庫)
読了日:10月23日 著者:青桃リリカ
天狗の恋バナ天狗の恋バナ
読了日:10月23日 著者:高尾理一
同・級・生 (小学館文庫)同・級・生 (小学館文庫)感想
古本屋で文庫を見つけ購入。名取ちなみと鴨居透は同大学の同級生。二人は市場調査会社バイトをするが、鴨居は課長の海江田の話ばかりするちなみが気に入らず早く大人になりたがっていた。就職を大人への近道と見誤った鴨居は、就職活動に勤しみ二人の距離は自然と離れていく。その後社会人となり再会するもすれ違い、鴨居はちなみに心を残したまま、会社の佐倉杏子と付き合う。ちなみも鴨居の影をひきずり続け、親の勧める見合いを受ける…そんな完全すれ違い話。タイミングって有ると思うけど、こんだけすれ違うならさっさと逢いに行けよと思ったり
読了日:10月24日 著者:柴門ふみ
万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)
10巻を先に既読…発掘できたので読了、中古。「これは贋作ではないか?」以前ルーヴル美術館で凛田莉子が『モナ・リザ』に抱いた違和感、その直感が転機をもたらす。37年ぶりに日本開催が決まった『モナ・リザ』展のスタッフ登用試験に選抜され鑑定士として認められた初大舞台。莉子はこれ迄培ってきた全てを注ぎ合格を目指すが、研修先で『モナ・リザ』の謎が襲いかかる…そんな(見てないけど)映画にもなった「Qシリーズ」第9弾。映画化された原作だからもっと大がかりな何かが有るのかと思ったがなかった、でも小気味いい展開で面白かった。    読了日:10月25日 著者:松岡圭祐

二人だけの牢獄 (ソーニャ文庫)二人だけの牢獄 (ソーニャ文庫)感想
富樫聖夜さんを作家買い、中古。王女フィオーナは、宰相アルヴァンの作り出す甘い牢獄に囚われていた。己を国に留める為の条件として身体を要求されるが、国王が病に倒れた今、彼がいないと国は立ち行かない。初恋の彼からの脅迫に絶望しながらも身を捧げる。愉悦の笑みを浮かべながら、毎夜のごとく抱き潰すアルヴァン、だがフィオーナの婚約者候補として他国の王子が現れてしまい…そんなお話。色々有ってひと山越えて、この話もフィオーナが逃げ出すそぶりを見せなかったら一生幸せなんだから、それはそれでいいのかもね…王殺しはどうかと思うが
読了日:10月26日 著者:富樫聖夜
ショコラティエの恋の味 (リリ文庫)ショコラティエの恋の味 (リリ文庫)感想
保管用“あ行”箱より出して再読。粗筋的なモノは、〚前彼と別れてはいるものの「3年待ってくれ」との言葉に希望を感じ心を残していた由輝が、現実を受け止めきれず慰めてもらうことから始まった年下ショコラティエ・副島基也との仕事がらみの恋愛話って感じですが〛初読時感想に入っているので割愛。王道な感じですが、甘くって割と好きです。お仕事描写も程よく絡まっていていい感じです、こちらもがっつり甘いものが食べたくなってきます。欲を言えば、具体的な案は無いけど元彼をもうちょっと何とか上手に動かしたら、終盤もっと愉しめたかも。
読了日:10月26日 著者:藍生有
雲上楼閣綺談 (2) (ホーム社漫画文庫)雲上楼閣綺談 (2) (ホーム社漫画文庫)
読了日:10月26日 著者:後藤星
ホーンテッド・キャンパス  この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)
第8弾にして長編。オカルト研究会の頼れるアネゴ、藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉旅行に出かけるが、猛吹雪や諸々の事情で行き先を変更せざるを得なくなり、吊り橋の先にある秘境宿に泊まることに。宿の雰囲気は良いが、霊が視える森司は、宿の周りで粗末な着物姿の子供霊を目撃。なるべく気にせず、片想いのこよみとの旅行を楽しんでいた森司だが、吊り橋が落ち、皆で宿に閉じ込められてしまう……そんなシリーズ初長編、青春オカルトミステリ8!ありがちだがそこここに散らばる不穏な様や何かが起きそうな感じに初盤から惹かれ愉しめました読了日:10月27日 著者:櫛木理宇
愛の種 (ソーニャ文庫)愛の種 (ソーニャ文庫)
読了日:10月27日 著者:chi-co
HAPPINESS HAPPINESS 4HAPPINESS HAPPINESS 4
読了日:10月28日 著者:IZUMITANIZAKI(谷崎泉)
王都妖(あやかし)奇譚 (6) (秋田文庫)王都妖(あやかし)奇譚 (6) (秋田文庫)感想
6巻。京を救う為、陰陽師・阿倍晴明が親友・藤原将之と共に妖怪達と凄絶な戦いを繰り広げる伝奇ロマン!「地獄絵の女」世間を出回る地獄絵の回収にげっそりしていた晴明だが、亡同僚の事が気になる将之と共に調べるお話。「暁降」幼少時の将之と瓜二つの少年が現れ、パニくる藤原家だが、その子は既に死んでいたお話。「妖光の帷」都に怪異を導きたい橘影連が、晴明を狙い先制攻撃、後手に回る話。「蜃楼都市」前回の瘴気の余波で薄れた都の活気、影連の策を知り今度は先手を打つべく動くが…影連との最終戦。攻撃を守りきれてほっと一安心の巻。
読了日:10月29日 著者:岩崎陽子
臨床犯罪学者・火村英生の推理    密室の研究 (角川ビーンズ文庫)臨床犯罪学者・火村英生の推理 密室の研究 (角川ビーンズ文庫)
読了日:10月30日 著者:有栖川有栖
蜜夜語り (ソーニャ文庫)蜜夜語り (ソーニャ文庫)感想
山田椿さん2冊目読了本、中古。両親死後、宮家の姫でありながら困窮する家を守ろうと女房の仕事を手伝う鈴音。だが見かねた女房は、鈴音に内緒で亡母と縁のある大納言家に助けを求めていた。兄に追い払われた女房の代わりに使者と話す事になった鈴音、現れたのは絵物語から出てきた様な雅な男・朔夜。大納言の従者という彼は、鈴音を探る目つきで見つめ、不貞を試そうと唇迄奪ってくる。どこか陰のある朔夜にいつしか惹かれるが、彼には目的があった…そんなお話。鈴音が無垢すぎるけど、真相を隠す為の皆の動きに多分整合性があり展開を愉しめた。
読了日:10月30日 著者:山田椿
DEADLOCK (キャラ文庫)DEADLOCK (キャラ文庫)感想
保管用“あ行”箱より出して再読。粗筋的なモノは、『無実の同僚殺しの罪で投獄された麻取・ユウトが、FBIからの司法取引によってある人物を探すことになる刑務所色々話』その辺は初読時感想に入っているので割愛。やっぱり久しぶりに読んでも映画のようにテンポよくってハラハラしたり憤ったり出来て愉しめる。登場人物が魅力的なのも、やっぱ良いですよね。とっちらかった印象も有るけど抗争に発展していくぴりぴりした感じや、情景が浮かぶようなアメリカ刑務所描写が、妄想…いやいや想像をかきたててくれて、やっぱり今でも好きな作品です
読了日:10月30日 著者:英田サキ
王都妖(あやかし)奇譚 (7) (秋田文庫)王都妖(あやかし)奇譚 (7) (秋田文庫)
読了日:10月31日 著者:岩崎陽子

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【2015/11/03 00:39 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
2015年9月の読書メーター
2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:11907ページ
ナイス数:136ナイス

神様の値段: 戦力外捜査官2 (河出文庫)神様の値段: 戦力外捜査官2 (河出文庫)感想
戦力外捜査官2巻。新興宗教団体「宇宙神瞠会」の極秘裏計画“ハルマゲドン”。大学進学の為上京していた妹・未来を訪ねた設楽は、知らぬ間に教団信者になっていたと知り愕然。説得も届かず、大学へ行くのにも異議を唱え教団にのめり込む妹。そして奥多摩の道場に一週間行く、と言った妹と、帰宅予定日が過ぎても連絡が取れず音信不通に。妹が刑事の家族だとバレて何をされるか、と焦った設楽は、退職願を書いて単身道場に乗り込もうとするが…そんなカルト教団話。西青梅少女殺害事件の関連話が来ると思っていたが、まぁこれはこれで面白かった。
読了日:9月1日 著者:似鳥鶏
身売り花嫁 ~嵐の貴公子に囚われて~ (ハニー文庫)身売り花嫁 ~嵐の貴公子に囚われて~ (ハニー文庫)感想
初読作家さん、中古。激嵐の夜、馬車が立ち往生したシャーロット一行を助けてくれたのは、美しい貴公子ウィリアム。一目見てシャーロットに恋をしたというウィリアムは「結婚してほしい」といきなりプロポーズ。シャーロットもウィリアムの王子様然とした風貌に惹かれたが、実はシャーロットは借金の形として嫁ぐ道中で、真実を告げられず断ると、ウィリアムは嫉妬を露にし、更に望んでない婚姻だと知ると無垢な身体を搦め取るように触れてくる。嵐が去っても足止めするようなことを言われ…そんなお話。王道すぎ~、もうちっと何か欲しかったかも。
読了日:9月2日 著者:有坂樹里
夜王の密婚 (リンクスロマンス)夜王の密婚 (リンクスロマンス)感想
作家買い、中古。18世紀末英国、アベル・スタンレー伯爵が所有の「蝙蝠島」…女の居ない謎の島で、働く手が募集される。若い男だけを対象にした高待遇さに集まったのは貧乏貴族将校・アルバートや、親切陽気な元傭兵・ジョエル、一見穏やかそうだが事情を抱えたルカ達だった。アルバートは謎の島と伯爵の企みを探れという国王の密命を帯び任務遂行に頑張っていたが、ジョエルに好みだと口説かれ成行きで行動を共にする。城内を探る二人が行き着いた伯爵の正体、そして島に隠された夜毎繰り広げられる甘美な秘密とは―そんな魔物絡み話。面白かった
読了日:9月3日 著者:剛しいら
スイートホーム (白泉社文庫)スイートホーム (白泉社文庫)感想
本箱発掘再読。『スイート ホーム』『月に火星人がいた!』『シンシアリー』『四百年前の約束』『改訂男女交際の手引き』『ファンタジーだよ〜ん』『グッナイ・ハニー』『陰謀ロマンス』『ポトスの恩返し』『熱闘!大奥』『いつかどこかで・・・』『コットンフィールド』『スワンのアラベスク(文庫描きおろし)』が収録。コメディ調で読み易く動物が効果的に使われている短編も多い。中でも、熊とお見合いする『四百年前の約束』や、狸の言動がかわゆくて、三姉妹のほっとできる家の描写が良い表題作『スイート ホーム』が割と好き。
読了日:9月3日 著者:遠藤淑子
最果ての魔女 (レジーナ文庫)最果ての魔女 (レジーナ文庫)感想
初読作家さん、中古。300年北の孤島で隠れ住む魔女・レイアスティのもとを、大国ファルガスタ皇帝ヴァノッサが突然来訪。『銀の魔女、最果ての魔女が救世主』予言者からそう告げられた彼は、レイアスティこそがその救世主に違いないと、頻発する大地震から国を救って欲しいと頼まれ、断り続けていたもののしつこさに負け渋々承諾。やがて大地震を引き起こしているのが、初代炎帝だと判明し解決に乗り出すが…文庫のみの番外編も収録!もう少し端折る部分を端折って欲しい。誰が術をかけたか、初代炎帝は本当に滅したのか等が不鮮明で終了し残念
読了日:9月4日 著者:天都しずる
愛惑エンゲージ~初恋貴公子の密やかな束縛~ (ジュリエット文庫)愛惑エンゲージ~初恋貴公子の密やかな束縛~ (ジュリエット文庫)感想
なんとなく中古購入。幼少時を過ごした幼馴染みの侯爵子息カイルに十年ぶりに再会し、婚約者のふりを頼まれたサラ。一時的な関係だったはずなのに、彼はサラを私邸に閉じ込め毎日の様に誘惑してくる。繰り返される甘い悦楽、そして一線まで越えてしまい、でもそのせいで本当に婚約をしようとしているカイルに、ちょっと裕福な親を持つ庶民でしかないサラはどうしていいのか判らず戸惑う。そんな折、サラを訪ねて隠れるように暮らす二人の家に以前からサラに言い寄ってきてた子爵フランシスが訪れる…そんなお話。好きって言わせたいっていう甘い系話
読了日:9月5日 著者:麻生ミカリ
それはおまえが童貞だからです (幻冬舎ルチル文庫)それはおまえが童貞だからです (幻冬舎ルチル文庫)
作家買い、中古。社内きっての美形と評判の二ノ宮には秘密がある。高校時代に股間の“特殊事情”を初恋の男に知られ悪気無く傷つけられたせいで未だ童貞なのだ。更に三十歳の誕生日に、突然超能力に目覚めたうえに初恋の男・世取と再会し、その上事件に巻き込まれてしまい、一緒に行動を共にするうち、ずっとお互いを忘れられなかったことが判明するのだが…そんな二ノ宮のお話。30歳超えても童貞なので(?)ついた超能力者たちが結構多かったりしてギャグ要素は多いが、主人公CPよりも経々課長と二ノ宮の部下・新垣の方が愉しそうな感じ。
読了日:9月6日 著者:凪良ゆう
はらったま きよったま (5) (ソノラマコミック文庫)はらったま きよったま (5) (ソノラマコミック文庫)感想
本棚発掘再読。小6霊感少女・麦子は、金儲け好き霊感少年・神楽坂輝に騙されつつ無償で霊を祓う。『君は僕の太陽だ』東京支部長・神田と輝の出会編シリアス英国話、『你好!電影天国』カンフー映画スターの少年フェイと出会話と、麦子の香港犬泥棒話『チャウチャウは好食?』と、黒社会の一幕話『ギャンブルは男の美学』と、映画出演話『再見!百万ドルの夜景』、とある1日『テルちゃんの一日』と、ファンタジー系ゲーム話『ロールプレイングガール』、その後の神田と神父の話『君は僕の…その後』が収録。小学生の割に海外旅行沢山行けていいなぁ
読了日:9月7日 著者:中貫えり
月光亭事件 (創元推理文庫)月光亭事件 (創元推理文庫)
「セクメト」が愉しめたので、太田忠司さんの他作品も中古購入。引退した名探偵・石神法全の後を継いで探偵事務所を営む野上英太郎の元に、ある日猫を連れた少年・狩野俊介が訪れる。卓越した推理力を持つその少年は、石神との出会いを契機に探偵を志していた。野上は彼を助手として、直後に舞い込んだ依頼――大病院の院長の妻に取り入り、一家の館に居座る奇妙な宗教家の正体を暴く事に乗り出すが…そんな少年探偵・狩野俊介シリーズ第1弾。大がかりで大雑把なトリックだったが、全般的に愉しめたかも。とりあえず続きを追いかけようと思います。
読了日:9月8日 著者:太田忠司
蜜檻~騎士王のいきすぎた純情~ (ヴァニラ文庫)蜜檻~騎士王のいきすぎた純情~ (ヴァニラ文庫)感想
初読み作家さん、中古。亡国イーリーン王子レオンハルトにより制圧されたエウリア王国の大神殿巫女姫・シグリットは夜伽を命じられ、民を守る為に純潔を捧げる。冷たい言葉とは裏腹に激甘に束縛される日々。だがふとレオンの面差しに、幼少時に想いを寄せた少年の面影が重なる──彼は処刑された筈なのに、罪悪感を拭えない…そんなお話。その後シグリットは、国王として戴冠したレオンと添わせまいとさせる部下からの提案で逃げ出すけど、巫女姫の地位ってだけで身分的にはOKだと思う。それに変に足早な部分も多く勿体ない作りになっているかな。
読了日:9月9日 著者:水瀬もも
リスク (リンクスロマンス)リスク (リンクスロマンス)感想
スキャンダルシリーズ2だが、3から読んでしまい1は未読、中古。捜査二課の城島高由は、政財界に影響力を持つ政治家・久賀清匡と8年前から肉体関係があったが、先も見えず何か月も放置されたり愛されている実感も持てない立場や進展のない関係に心痛を覚え、誘われるままキャリア上司の管理官・高森一穂と関係を持つ。度々誘われ好意を向けられるが、片時も久賀が頭から離れないまま高森とも逢う。そして事件が起き、城島は久賀が秋保を抱いたのを知り…そんなお話。恋人が一応居る状態で他の人とどうこうなる話ってのは私的にはいまいちだった。
読了日:9月9日 著者:水壬楓子
レミングの行方 (2) (ソノラマコミック文庫)レミングの行方 (2) (ソノラマコミック文庫)感想
文庫化してた為買換、保存版中古。ジョニー刑事は“ドリームタウン”を嗅ぎまわる記者キティと共にキングと話し、“ドリームタウン”の闇を知りかける。両親を惨殺された10歳のアリスンが、記憶を取り戻しドリームタウンは地獄と化す。嫌がるウルフを従え、ラボコンピューターを見たアリスンは、子供達の不幸な記憶を知る。眠れないクレア女史を慰めるジョニー。立入禁止区域からの出入りを見られジョシュアに問い詰められたアリスンはジャンヌに逢いに行く様、逆に唆す…そんなお話。笑顔だった子供たちの様々な死が悲しい。
読了日:9月10日 著者:大橋薫
ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船 (幻冬舎文庫)ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船 (幻冬舎文庫)




読了日:9月11日 著者:櫛木理宇
秘密を抱く花嫁 真実の愛に溺れて (講談社X文庫ホワイトハート)秘密を抱く花嫁 真実の愛に溺れて (講談社X文庫ホワイトハート)感想
なんとなく購入、中古。可憐なレースの代わりに革製胸当てを着込み、鏡に映るのは華やかな王女ではなく少年姿…讒言により王都を去ったエレインは、僻地伯爵邸で身分と性を隠し、剣士になろうと密やかに鍛錬していた。だが隣国から来た客・カインの紳士的な優しさに、傷ついた心は癒され甘くときめく。けれど湖で水浴中の裸体を偶然カインに見られてしまい、かつての記憶が甦るが、カインの対応によって二人の距離は近づいてゆく……そんなお話。うーん王女と王子だとお互い最後まで名乗らず間抜けな感じだし、確かめたいなんて言うかしら?疑問だわ
読了日:9月12日 著者:火崎勇
ビバリーヒルズ花嫁白書 (プリズム文庫)ビバリーヒルズ花嫁白書 (プリズム文庫)感想
題名に惹かれ購入、中古。料亭で板前修業中の隼人は、米国人VIP客に名指しで呼ばれ座敷に行くと、見知らぬ紳士から『花嫁を迎えにきた』と宣言される。意味不明で唖然とする隼人に、幼少時記入した『せいやくしょ』を見せられ、遥か昔に天使の様に可憐なハーフ少年と結婚の約束をしたのを思い出す。だがその少年と目前の色男は似ても似つかない。更に仕事中にも関わらず攫う様に連れ出され…そんなお話。20歳になったら花嫁を自由に選んでいいっていう祖父との約束からこの時期になったと思われるが、なにせ玲央が強引過ぎるので愉しめなかった
読了日:9月12日 著者:神香うらら
ランパブへ行こう! (KC デザート)ランパブへ行こう! (KC デザート)感想
本箱発掘再読。友達の連帯保証人になり借金をおった佐藤一家。金を取り立てに来た男によって発覚した事実。ソープに売られる!処女なのにソープだなんて絶対イヤ!いざ金になるバイトを探そうと学校の先輩に連れられやって来たのは、ランパブだった。そんな女子高生つぐよが恋した相手は、ランパブ店長兼借金取り立てやの浅見さん。バイトも上手くこなせず、どーなるこの恋?な表題作と、トップで高校入学し生徒会入りした清香の恋話『教訓』と、子供をおろした女子高生とクラスメイトの男子高生・三浦との恋話『大切なのは…』の3つが収録。
読了日:9月13日 著者:真崎総子
ゼロの日に叫ぶ: 戦力外捜査官3ゼロの日に叫ぶ: 戦力外捜査官3感想
戦力外捜査官3巻、文庫化を待てずに中古購入。白昼堂々何者かに、都内の牛丼屋で数人が射殺され、更に暴力団事務所が殲滅、刑事2人重傷の事件発生。警視庁の威信をかけた捜査の中、又も失態で戦力外となった海月と設楽は、暴力団抗争という捜査本部の見立てからあえて外れ単独で事件を追う。だが必死に捜査する警察をあざ笑うかの様に東京中の機能をパニックに陥れる夜がくる!展開等は面白かったが、被害者が加害者になりうる社会や、関係ない人の死に心が痛む。これも西青梅少女殺害事件が少し関連。逃げた名無しの事も有、次巻の展開は愉しみ。
読了日:9月14日 著者:似鳥鶏
償いの調べ (ソーニャ文庫)償いの調べ (ソーニャ文庫)感想
作家買い、中古。伯爵令嬢シルフィスは、初恋の人である辺境伯アルベルトに仄暗い劣情を叩きつけられる。姉の死の原因を作った罪に苛まれ、修道院に身を寄せ償いの日々を送っていたシルフィスの前に亡姉の婚約者だったアルベルトは突然現れ、連れ去って純潔を奪い、「償いに私の子を孕め」と執拗に己を刻み込まれる。だがそんな中、亡姉の恋人と名乗る男・ライナスが軟禁状態のこの屋敷から連れ出す、と接触してくる。悔恨の念もありアルベルトの意ではない結婚も本意ではなく揺れる心、そんなそれぞれの思惑が絡み合うお話。黒くって良い、愉しめた
読了日:9月15日 著者:富樫聖夜
宿命の婚姻~花嫁は褥で愛される (カクテルキス文庫)宿命の婚姻~花嫁は褥で愛される (カクテルキス文庫)感想
作家買い、中古。バイト先で行われた受賞パーティで、笠置ゆうがすれ違った男と目が合った瞬間、衝撃が全身を駆け抜けた数日後、笠置家の末裔として、鷹司家次期当主である柾啓の「花嫁」を選ぶ為の茶会という見合いに招待される。鎮座するのは、あの時出会った男。花嫁として迎えられたゆうは柾啓に惹かれていくが躰の相性は合うも、柾啓の態度はつれなく、依然として元婚約者の女が居座る屋敷は居心地が悪く、家人の対応も彼女より儀礼的で居づらい…そんな家でのお話。好印象の崔夫人とかもっと活用して欲しかった。あとはいつものパターンかも
読了日:9月16日 著者:義月粧子
王都妖(あやかし)奇譚 (4)王都妖(あやかし)奇譚 (4)感想
本箱発掘再読、文庫版4巻。陰陽師・阿倍晴明が藤原将之と共に京を救う伝奇ロマン!「鬼神志願」妹に男をとられた姉の呪詛話。「花供養」彩子(昭陽舎女御)の命令で高倉の姫の所に通う事になった将之が途中怨念に姿形を真似られ、それが都中の女性の元に通う話。「幾億の月光」月曜祭を取り仕切る保憲と、若返った賀茂忠行と補佐する晴明話。「冥い幻影」秘仏を奪われた寺と記憶を失った?橘影連話。「錦繍乱舞」馬射の儀と将之に憑いたモノの話。「水の行方」晴明と将之の幼少時過去話。今読んでも怨霊呪法等興味を引くしコミカル部分も愉しめる。
読了日:9月17日 著者:岩崎陽子
おこぼれ姫と円卓の騎士 女神の警告 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 女神の警告 (ビーズログ文庫)感想
12巻新刊買い。第一王子フリートヘルムがウルク帝国の砂漠で消息不明、との知らせを受けて、未来の女王レティーツィアは、兄の行方を探しに“砂漠の女神"神話が残る南の大国へ。だが道中【奇妙な砂嵐】に遭い、騎士達と離れ離れになる。「この国は、何かがおかしい」違和感を抱きつつも、デュークととりあえず合流し、どうにか帝都に到着したレティは、ウルク帝国の皇子・カリムに助力を求めるが……そんな最強女王伝説第12弾!“古の力"がどんなものか興味を惹かれつつも、伝染する病への対策や、カリムに近づく不穏さに、次巻が待ち遠しい。
読了日:9月18日 著者:石田リンネ
闇に飼われた王子 (ソーニャ文庫)闇に飼われた王子 (ソーニャ文庫)感想
初読み作家さん、中古。幼い頃に一目惚れされて以来、王子カイルから「今日も君が大好きだ!」と何度も求愛されてきた子爵令嬢エマ。緩やかに愛を育て心も体も結ばれるが、翌日から急に彼と会えなくなり、彼の放蕩三昧な噂迄耳にする。王宮に行くが会えず、1年ぶりに婚約者として王宮から呼ばれ再会した彼は、享楽的で横暴――まるで別人のように変わってしまっていた。茫然自失のまま連れ込まれたカイルの自室でエマが見たものは、娼婦達との享楽にふけ同じ様に扱おうとする姿だった…そんなお話。何か訳あり?と思ったらまんま双子設定だった。 
読了日:9月19日 著者:桜井さくや
北上家の恋愛模様 次男編 (幻冬舎ルチル文庫)北上家の恋愛模様 次男編 (幻冬舎ルチル文庫)感想
次男編とあるので二巻目か?と調べたがちゃんと1冊目だった、中古。北上祥平と瀬川匡は幼馴染みで恋人同士。祥平は美形三兄弟の次男で、可憐で嫋やかな容姿だが、気が強く手も早い。匡は顔も頭も人柄もよく人望がある。近頃、匡が祥平によく似た従兄弟・真生をやたらと可愛がっていて、祥平は面白くない。だが三年前、匡と仲違いした出来事が祥平のトラウマなので強くも言えず、でも真生は匡に対してと違い祥平には気に障る様な態度をあからさまにしていて、気が気じゃない祥平は…そんな北上家シリーズ第1弾。このCPで二冊目の話なら有だけど。
読了日:9月19日 著者:可南さらさ
王都妖(あやかし)奇譚 (5) (秋田文庫)王都妖(あやかし)奇譚 (5) (秋田文庫)感想
5巻。京を救う為、陰陽師・阿倍晴明が親友・藤原将之と共に妖怪達と凄絶な戦いを繰り広げる。絶好調のスーパー伝奇ロマン!「氷の縛鎖」橘影連を狩れと言われた冥府の役人・氷月は、晴明に彼の居所を占ってもらうが、晴明の協力を期待していた。晴明は氷月と影連を探しに行くが…ここから影連との戦いが再燃って感じ。「狂風」帝に退位して欲しい左大臣家の者たちに呼ばれた橘影連を見かけ、追いかけた藤原将之は捕らわれる。仕掛けてくる災害を防ぐお話。「化石の海」幼少時の晴明と影連~青年期の二人のお話。復讐に囚われていく経緯が判り易い。
読了日:9月20日 著者:岩崎陽子
おばけばなしよみきかせ絵本おばけばなしよみきかせ絵本感想
子供の売却前に再読。“馬方山姥"行商帰りに山姥に会った馬方話。冷静に見るとスゲ―話かも。“汽車に化けた狸"汽車を止める狸のこリない話。“相撲をとる河童"誘われ河童と相撲した話。“塀に乗ったろくろ首"魚屋が夜道で塀上から首だけ覗いている知人に会うって話。この話はちょっと解せない。でも小解説に載っている「飛頭蛮」の事は興味深く読んだ。“踊る骸骨"同じ村の若者が都に出稼ぎに行き、一人は真面目に稼ぎ1人は堕落し、堕落した若者が稼いだ金目当てに片方を殺め自分のものにする。再度出稼ぎに行くと死者の骨が…ってな話。他有
読了日:9月21日 著者:
軍服の渇愛 (ソーニャ文庫)軍服の渇愛 (ソーニャ文庫)感想
5冊目読了本、中古。伯爵令嬢エルティシアは、堅物英雄軍人グレイシスに片恋中。7歳からの特別な人で16歳の頃から振り向いて欲しくて必死だったのに、子ども扱いされ取り合ってもらえない。だが年の離れた享楽的な貴族に嫁ぐ事を父に告げられ思いつめ、彼の友人と共謀し彼のもとへ。そこにはなぜか媚薬を飲まされ苦悶する彼の姿が!果てのない彼の欲望を健気に受け止め様とするエルティシアだが、思いを遂げた翌朝、彼の冷たい言葉に逃げる様に飛び出してしまい――そんなお話。決意をする迄がまどろっこしかったけど、その後展開等愉しめました
読了日:9月22日 著者:富樫聖夜
イゾルデの壺〈ドロシーの指輪2〉 (シャレード文庫)イゾルデの壺〈ドロシーの指輪2〉 (シャレード文庫)
読了日:9月23日 著者:谷崎泉
はらったま きよったま (4) (ソノラマコミック文庫)はらったま きよったま (4) (ソノラマコミック文庫)感想
本棚発掘再読。『ワイン城の眠り姫』麦子が居ない霊感少年・神楽坂輝の仏仕事話、仕事とはいえ前を向かす行動等割と好き。『ワチニンコ!逆さ男』放課後の小学校に現れた逆さ男に出会った里子を助けに行った小6霊感少女・麦子。『麦子大ピンチ!』里子と間違われ誘拐された麦子。『チャイルド・クリスマス』遭難した里子と麦子と輝は、一軒家に辿り着くが…って話、『ローマのオペラ座の怪人』ローマ旅行中に失踪した麦子とオペラ座話、『学校の怪談・カッパッパ事件』夜の学校霊を確認に行く麦子話、その後の麦子と輝話『ローマ…その後』も収録
読了日:9月24日 著者:中貫えり
猫弁と魔女裁判猫弁と魔女裁判感想
これでラストかと思ったら勿体なくて読めずにいたが、文庫版が出たと知り急遽読了、中古。青瞳の女性国際スパイ強制起訴裁判に、指定弁護人として選任された百瀬太郎は忙しくなり、挙式相談に乗ってくれず困惑する婚約者の亜子だったが、事務所に帰ってこない主を待つ野呂と七重や、寂しい日々を送るテヌーや、両親の愛情を知り、百瀬を待つ事に。百瀬の事務所を手伝う弁護士となった赤井、百瀬の身を案じる透明人間と興味津々の法律王子、百瀬を利用しようとする秦野。思惑の中、一心不乱に裁判の準備をする百瀬がついに法廷に立つ、そんな最終巻。
読了日:9月25日 著者:大山淳子
溺愛プリンスの罠  (シフォン文庫)溺愛プリンスの罠 (シフォン文庫)感想
表紙絵に惹かれ中古購入。小国ヴァレティナ王女フィオーナは、大国ラーンセンへ対抗する為の政略結婚で隣国王子へ嫁ぐ輿入れ道中、謎めいた男に予定変更を告げられ、着いた先はラーンセン王城で、男は世継ぎのグイード王子だった。同盟阻止目的での略奪かと思いきや、グイードは甘く優しくフィオーナをかき口説いてきて、彼の情熱に応えてしまい和平を条件に結婚を承諾するフィオーナだが、秘密の多いグイードの傍には可愛らしく似合いの女性・アレクサンドラがいて…そんなお話。怒涛暴露告白じゃないからか普通に読めたけど…ひねりが欲しい様な
読了日:9月26日 著者:水島忍
獣の妻乞い (幻冬舎ルチル文庫L)獣の妻乞い (幻冬舎ルチル文庫L)感想
文庫化にあたり保管用新刊買い。通り魔に襲われた高校生・由原尚季は、狩野飛月に助けられ、一緒に暮らす事に。凶暴そうな見た目に反し、無邪気で優しい彼に徐々に尚季は惹かれていくが、次第に尋常さを失い獣じみていく飛月に昼夜問わず荒々しく抱かれる様になり、更に彼が凶悪犯罪者を抹殺する為に秘密裏に造られた「猟獣」だと知ってしまう―そんな「獣の妻乞い」と、月貴と睦月の「いつか来る約束の日」は既読、そちらに感想を載せているので割愛。欲する尚季の「水色影絵」尚季の父にばれる「ダブルベット」、その後の二人が見れて嬉しい
読了日:9月27日 著者:沙野風結子
不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (1) (講談社漫画文庫)不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (1) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。ランバルド王国の王子・セブランは、男の子として育てられているが、実は女の子。男の子だと信じている王様や王位を狙う王弟の大臣・ダロスの目をごまかすこと10数年。ところがダロスの息子・サイラスに水浴び現場を見られ、その秘密がバレそうになったセブランは、運命を変える為神馬・ヘンデク=アトラタンを求めて放浪の旅に出る事に。そして妖精を助けるとその妖精は実は…そんな愛と冒険がいっぱいのファンタジー第1巻!コメディ調の展開も不思議的怪物たち退治も愉しめる曽祢まさこさんの中で一番好きなシリーズです。
読了日:9月27日 著者:曽祢まさこ
心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔 (角川文庫)心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔 (角川文庫)感想
八雲シリーズ時系列バラバラ、後藤刑事時代話。キャンパスの中心に聳え立つ時計塔の最上部小部屋にある鏡に特定の時間に祈りを捧げると、死者と再会できるという噂と共に、晴香は大学の友人から心霊現象相談を持ちかけられる。八雲と調査を始めた晴香だったが、別行動中にその友人の殺人容疑で逮捕されてしまう。無実を信じる八雲達だが、捜査班からは証拠や目撃者を突きつけられる…そんな外伝。読者と登場人物として長い付き合い?の晴香が殺人を犯す筈がないという先入観のもと、目撃者が怪しいとずっとそう思っていたらやっぱり関わっていたわ
読了日:9月28日 著者:神永学
断罪の微笑 (ソーニャ文庫)断罪の微笑 (ソーニャ文庫)感想
粗筋に惹かれ購入、中古。双子妹マレイカの身代わりとして落城場所に残った王女ライラ。彼女の前に、反乱軍の将でかつて捕虜として囚われていた亡国の王子カリーファが現れる。過去、マレイカに虐げられた彼は、恥辱の恨みを晴らす為、別人と知らぬままライラに呪詛を施し薄暗い地下室で凌辱し続ける。だがマレイカが捕まり、ライラこそが過去の凄惨な日々を支えた初恋の人だったと知ると、自室に連れていかれそれ迄とは違う対応をされるが…そんな謀略と純愛のお話。マレイカが逃亡した最後を見て途中感が拭えない感じ、この国の続きと共にみたい。
読了日:9月28日 著者:宇奈月香
フィフティ (リンクスロマンス)フィフティ (リンクスロマンス)感想
文庫化する迄我慢しようと思っていたのに本屋さんで衝動買い。人材派遣会社「エスコート」オーナー・榎本は、恋人で政治家である門真から「兄(榎本の父)にあって欲しい」と言われ、門真の秘書・守田からは門真の為を思うなら別れろと迫られる…そんなシリーズの“フィフス”CP続編3か月後話「フィフティ」と、空港でエスコートメンバー数名が偶然会う場面から仕事が始まる「スペシャル」が収録。榎本話は、粗筋だけだとそれ言われて今更榎本が悩む話なのか?と疑問に思いつつ読了すると、やっぱり榎本は榎本で、門真は食えないな~と思った。
読了日:9月28日 著者:水壬楓子
不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (2) (講談社漫画文庫)不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (2) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。剣術試合に優勝しアルンハイム城に招かれたセブランは訳あって、男の姿だが実は女。そんな事とは知らないアルンハイム王女・ミルテ姫はセブランに一目惚れ。セブランも満更じゃないけど、でも自分は女の子だし…、そこへ姉の恋路を邪魔する為難題を持ってくるオルティス王子や、セブランをつけ狙う殺し屋イアモンが現れセブランの命を狙い損ね、ミルテ姫が身代わりとなって倒れてしまい、命を助ける為に竜の護る金のリンゴを取りに向かうが……そんなファンタジ―第2弾。竜の呪いで晴れて男の子になるのも許せるこの世界観が好き~
読了日:9月29日 著者:曽祢まさこ
秘薬の恋を月に誓う    失われた記憶 (角川ビーンズ文庫)秘薬の恋を月に誓う 失われた記憶 (角川ビーンズ文庫)感想
読んでいなかったのを思い出し探してみた4巻。王位継承権を放棄した第三王子・アレクシオンの精鋭集団『四誓』の調薬師として仕えるシェリルは、彼と共に出国するのを決意。『四誓』の枷を破り、互いを想い合うシェリル達の下に王妃とアレクの母が暗殺容疑で捕らえられたとの報が入る。陰謀に巻き込まれた王妃救出の為王宮潜入するシェリルだが、第一王子・ラルフシオンの企みで記憶を奪われてしまう、そんな怒涛の第4弾!記憶をどうこうしなくっても今迄の事態収拾で普通に愉しめると思っていたのにな。。どう纏めるのか次巻を楽しみにしたい所。
読了日:9月29日 著者:槇ありさ
皇太子さまと蜜愛花嫁 ~無垢なレディのマリアージュ~ (ロイヤルキス文庫)皇太子さまと蜜愛花嫁 ~無垢なレディのマリアージュ~ (ロイヤルキス文庫)感想
作家買い、中古。御堂志生さん8冊目読了本。リュクレース王国第一王女フランシーヌは、10歳でアップルトン王国の麗しき皇太子サイラス18歳と婚約し、12年後彼の冷たい眼差しや侮蔑の言葉を忘れられないまま、国の再建や弟の為嫁ぐ事に。しかし輿入れの道中何者かに襲われ逃げるも、結婚から逃げたのだと誤解されサイラスに拘束される。怒りと独占欲を剥き出しにしたサイラスに翻弄され、フランシーヌは初めての快楽に悦びを覚えるも、暴言を残し途中退室したサイラスに政略結婚と諦めていたが…そんな恋話❤スピン元もこれも、割と愉しめた。
読了日:9月30日 著者:御堂志生
スレイヴァーズ ディア (幻冬舎ルチル文庫)スレイヴァーズ ディア (幻冬舎ルチル文庫)感想
「スレイヴァーズ」文庫化4巻、保管用。使用人の冴木鷹成に会社を奪われ「奴隷」として陵辱扱いの筈の社長令息・倉橋柊一だったが、初めは屈辱しか感じなかった奴隷生活が、冴木に幾度となく危機を救われ、彼の真の想いを知ったことで次第に変化していく。早く彼と対等になって共に会社を守りたいと願う柊一は、社内の短期パリ研修に志願するが、なぜか冴木に反対されてしまう。そして面接を経て、柊一がパリに赴くのを境に冴木の口から奴隷契約が終了される…そんな「柊一さまご乱心」巻。後半の仏で気づき近づき遠のく二人にヤキモキしたものです
読了日:9月30日 著者:華藤えれな
不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (3) (講談社漫画文庫)不思議の国の千一夜―ヘンデク★アトラタン物語 (3) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。すったもんだの冒険の末、魔の山の竜の呪いで目出度く男になり、ミルテ姫と結婚式をあげたランバルド王子・セブラン。だがミルテ姫は赤ちゃんをコウノトリが運んでくると信じきっていて、魔族の赤ちゃんを自身の子として育てようとしたり、あれこれと問題をおこす始末。困り果てたセブランは、赤ちゃんの作り方をミルテ姫に教える為、人間界東の地・エデンの園にあるという知恵の実を取りに、城を出発する事になる…そんなファンタジー3巻。砂漠で彷徨う亡くなった恋人同士とか、魔族とか、笑わない姫とか山に住む化け物とか多彩。
読了日:9月30日 著者:曽祢まさこ

読書メーター

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【2015/10/07 00:16 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
2015年6月読書感想
2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:12032ページ
ナイス数:136ナイス

おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 (ビーズログ文庫)感想
おこぼれ姫と円卓の騎士11巻新刊買い。ソルヴェール国で豊穣を祈るミモザ祭り開催で準備に追われる未来の女王レティーツィアの元には、各国貴賓が集い、彼女の騎士達も大忙し。没落貴族のメルディは、レティの元婚約者が謎の死を遂げた過去事件を調べ直していたが、その最中に参加したキツネ狩りで、毒矢を受け瀕死の重傷を負う!メルディが命懸けで辿り着いた真相――それを知った時、デュークやレティのとった行動とは……そんなお話。ここにきて犯人は巻頭辺りから判ってしまっていたのが残念。レティの婚活と恋愛がどうなるのか、次巻も愉しみ
読了日:6月1日 著者:石田リンネ
片側の未来 (エタニティ文庫・赤)片側の未来 (エタニティ文庫・赤)
作家買いして撃沈、中古。21歳OL墨田千夏は現在振られ記録更新中。今回も勇気を出して告白したがまたもや撃沈。ショックのあまりどうやって家に帰ったのかも覚えていない。ところが翌朝目覚めると見慣れない部屋で、なんとそこは6年後の世界!更に只の同僚だったはずの槙原が旦那様になっていた。6年の歳月で変わった関係にしっくりこないままとりあえず夫婦関係を続けていくが…そんな記憶喪失恋話。ってな粗筋に惹かれたんだけど、切なくないし、ぶった切り方が同人誌ちっくで構成にも惹かれず残念。失った記憶が戻らないのもなんかなぁ~。
読了日:6月1日 著者:広瀬もりの

標的は貴方 (角川ルビー文庫)標的は貴方 (角川ルビー文庫)




読了日:6月1日 著者:成宮ゆり

霊感商法株式会社 (1) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (1) (ソノラマコミック文庫)感想
本箱発掘再読。秋乃茉莉さんで一番好きなシリーズです。表の稼業は臨時教師、裏の稼業は迷える霊を救う霊感仕事人の常盤矩成のシリーズ1巻。時代の象徴っぽいロングの制服やスケ番など昔っぽい部分も有りますが今読んでも愉しめます、ほとんどの事件は臨時教師をしてる学校で起こる短篇連作ぽい巻。「常盤矩成(ときわかねなり)参上!」「鍵のない部屋」「星の不在(アリバイ)」「ラスト・サマー・ギグ」「琥珀色の残影」「クリスタル・ガーデン」「蒼いイカロス」「風の封印」「黄金の月 白銀の星」が収録。常盤の対応が優しくっていい。
読了日:6月2日 著者:秋乃茉莉
夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)感想
シリーズ6弾、中古。新宿御苑の新緑が一夜で枯れ果てた。化学兵器によるテロとして公安部が乗り出す中、薬師寺涼子警視と泉田警部補は、人間を噛み殺す人食いボタルの大群に遭遇!お台場にごきぶりの大群、六本木にハムスターの大群が現れパニックとなる都内。一方警視庁にはエアダクトからムカデの大群が出現。首都を揺るがす連続怪事件と暗躍する秘密結社?常識外れの環境破壊に非常識の急先鋒・お涼サマが立ち向かう!室町警視をわざわざ下に置く意味不明、政治批判増量で人食いボタルはほっとくし、ヤマガラシとの戦闘場面少々等ちと不服
読了日:6月3日 著者:田中芳樹
仕上げに恋をひとつまみ〈1〉 (エタニティ文庫)仕上げに恋をひとつまみ〈1〉 (エタニティ文庫)感想
粗筋に惹かれ中古購入。田村結衣は、美味しいモノしか胃が受け付けない特異体質。頂き物ケーキの虜になった彼女は、仕事でその極上洋菓子店を訪れる。そこで超イケ面パティシエに一瞬見惚れた結衣だけど、無愛想態度にカチンときてつい喧嘩をしてしまうが、ひょんな事から彼のお店を手伝う様に。最初は嫌な奴だと思っていたけれど、一緒に過ごすうちにだんだん彼が気になり始める―だけど彼には特別なケーキを作る様な相手がいるようで…そんな食いしん坊OLと俺様パティシエのスイート恋物語1巻!性格に難有で、予想通りながらも好きな展開かな。
読了日:6月4日 著者:広瀬もりの
ひと目会ったら恋に花 (白泉社花丸文庫)ひと目会ったら恋に花 (白泉社花丸文庫)感想
英田サキさん27冊目読了本、中古。一流商社勤務の幸村匡樹は、取引先とトラブルを起こしレストラン店長に左遷。更に火事で住居を失い、友人紹介で古下宿屋「桂花荘」へ引越。住人はエロ漫画家に変人大学助教授、アイドル顔鳶職人と個性派超美形ばかりで近所から“イケメン荘”と呼ばれる程。元ホストのラーメン屋中馬一成は、歓迎会で酔った幸村にキスしてきて、後日告白されるが…そんなお話。料理付で格安住処なんて羨ましい…プライバシーは無さそうだが。個性的住人設定を深くするか、仕事先問題を深くするか、が読み易いけどまぁ愉しめた
読了日:6月5日 著者:英田サキ
ウェディング・ライセンス (MF文庫)ウェディング・ライセンス (MF文庫)感想
本箱発掘再読。清く正しい神学校の生徒リバティ・バランスは、隣の女子校のマドンナが気になる普通の15歳。しかし実は街を二分するギャング団の跡取り息子だった。突然の父の死を境に、神父になるのが将来の目的だったリバティの生活は一変する…そんなお話。息子の進路や将来を考えないお母さんも駄目だけど、騙されるように退学届けに判を押したのちは流されるように役目を演じているリバティには共感できなかったけど、その後頑張って自分の居場所を確立するってとこが良いのかな?がちゃがちゃして一昔前の画風が気になるコメディ部類もの
読了日:6月5日 著者:竹宮惠子
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)
シリーズ7弾目、中古。強引に夏の軽井沢へと休暇としてお供するはめになった泉田は、旧軽井沢にある薬師寺家別荘に滞在する事となるが、米国でも有数の富豪であるロートリッジ家のマイラが来日してるらしく警察が要人警護中。そんな中パーティ前に独りで散歩してた泉田は車とぶつかり、気付くとそこはロートリッジ家で、眼前に居たのは、マイラの娘のアーテミシアだった。更にはなぜかアーテミシアは焼身自殺を図ってしまい……そんなお話。泉田がモテてたり(?)するが、今回お涼はあんまり活躍してないのが残念なアーテミシアの復讐物語巻。
読了日:6月6日 著者:田中芳樹
魔導王の征服愛 (ティアラ文庫)魔導王の征服愛 (ティアラ文庫)




読了日:6月7日 著者:天条アンナ
恋するバンビーノ (ビーボーイノベルズ)恋するバンビーノ (ビーボーイノベルズ)感想
年下攻め目当て作家買い、中古。高校生の剛虎は、実は『童貞★』という秘密を抱えていたが、そう見えない風貌によりかなりな経験者と周りに誤解されている。バイト先の年上バリスタの馨に恋し、自分には若さと情熱と無垢な肉体があるのみと溢れんばかりの想いを伝え、恋人になったはいいがどうキスにもってけばいいのか分からない!独占欲だけが空回り、馨を押し倒す事が出来ない剛虎。そんな時、馨の元彼が現れ馨を誘ってきて…そんなコミカル童貞ラブロマンス。安定で愉しめる年下攻めモノ。付き合ってちょい辺りで終わるのでその続きも見たいな
読了日:6月8日 著者:高尾理一
百鬼夜行抄 (8) (ソノラマコミック文庫)百鬼夜行抄 (8) (ソノラマコミック文庫)感想
本棚発掘再読。妖魔と共存する飯嶋ファミリーの、愉快でちょっぴり怖い日々を描いた傑作シリーズの8巻。今巻は『水辺の暗い道』『蜘蛛の糸』『山姥』『夜半の客』『晴れ着』『月影の庭』『餓鬼田の守り神』が収録。お祭りって実は怖いのね、とか開がやっと飯嶋家に入ったとか、青嵐の本体が割れてひびが入り一部が行方不明になってたり、三郎の人間としての人生が残り少なくて恋人の晶とあんまり会えない状況でのあれこれとか、今巻も愉しめた。
読了日:6月9日 著者:今市子
猫弁と透明人間 (講談社文庫)猫弁と透明人間 (講談社文庫)感想
猫弁シリーズ2巻、中古。お人好し天才弁護士・百瀬太郎の事務所は、ペット訴訟で放り出された猫が沢山。ある日“透明人間”なる人物から「ぼくはタイハクオウムが心配で、昼も眠れません」というおかしな文章のメールが届く。律儀に依頼をこなすもタイハクオウムも飼い主から不要物と言われ事務所に連れてくる。婚約者となった亜子や、オウムに事務所を侵食された猫達、依頼人達の笑顔を守る為百瀬は今日も走る絶好調ハートフル・ミステリー第2弾!1巻より読み易かったし、天才だけど器用ではない百瀬の仕事っぷりや恋愛感情芽生え等を愉しめた
読了日:6月10日 著者:大山淳子
愛の檻 騎士に淫らに触れられて (ティアラ文庫)愛の檻 騎士に淫らに触れられて (ティアラ文庫)
読了日:6月11日 著者:永谷圓さくら
言ノ葉ノ使い (ディアプラス文庫)言ノ葉ノ使い (ディアプラス文庫)
読了日:6月12日 著者:砂原糖子
霊感商法株式会社 (2) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (2) (ソノラマコミック文庫)感想
本箱発掘再読。表の稼業は臨時教師、裏の稼業は迷える霊を救う霊感仕事人の常盤矩成のシリーズ2巻。猫フェムトがファラオになってしまったり、街で幽霊を拾ったり、亡きものたちから依頼が来たりする巻。「虹を渡る夜に」「赫(あか)い囁き」「雪なる花 散りて星」「GO AHEAD」「卒業」「月のたゆたう空から」「夏の宮殿」が収録。常盤の優しい対応や思春期の少女たちの想いや、生き残った人や死んじゃった人様々な人達のそれぞれの思いが優しくほっこりできます。この巻では「雪なる花 散りて星」「月のたゆたう空から」辺りが好み。
読了日:6月13日 著者:秋乃茉莉
水妖日にご用心 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)水妖日にご用心 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)
シリーズ8弾目、中古。東京湾のザナドゥ・ランドを貸しきりにしたメヴァト国の第2王子が半魚姫のコスチュームを着た暗殺者に殺された。3年前に政変があったメヴァト国は、王弟一家以外の幼い子供を含む王族すべてが殺されていた、そこで何かあったらしいことを匂わせる犯人。招待客の1人で絶世の美女にして警察官僚・薬師寺涼子とテロリストとの闘いが始まる。天候を制御するというゴユダの王、激雨と雷で都心機能不全となり、警視庁本部で戦いが始まる…そんなお涼さまシリーズ。ワニ女(半魚女)現る!APCとも近々なんかあるのかな?読了日:6月14日 著者:田中芳樹
買われた王女 (ティアラ文庫)買われた王女 (ティアラ文庫)感想
文章が読み易く買ってしまうがいまいちモノが多い水島さん、中古。祖国を滅ぼされた姫・ルシェンナを奴隷商人から買い取ったのは、富豪青年エディック。王女としての矜持を傷つけられ屈辱を感じつつも、愛妾として過ごす事に心が蕩け、夜毎の熱い情事に揺れる心。このまま愛妾として生きるか、王女として祖国再興をするか、、ルーナがした選択は祖国へ帰る事。逃げるように港まで急いだのに、外出してたはずの彼は追ってきて…そして彼の正体が第三王子だと知る。だけど自分は元王女だと言えなくって…そんなお話。いつもの水島忍さんのパターン。
読了日:6月15日 著者:水島忍
強面の純情と腹黒の初恋 (二見書房 シャレード文庫)強面の純情と腹黒の初恋 (二見書房 シャレード文庫)
読了日:6月16日 著者:海野幸
霊感商法株式会社 (3) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (3) (ソノラマコミック文庫)感想
本箱発掘再読。表の稼業は臨時教師、裏の稼業は不思議な出来事や迷える霊を救う霊感仕事人の常盤矩成のシリーズ3巻。女優の妹の不思議話「深海魚」、臨教先の学園祭での昔話の劇上演に絡んだ鬼と姫のお話「彼の岸に咲きて」この2人も恋になりそうだよね、臨教先の学園の温室に果物がたわわに実ってもそこにないたった一つの果実・苺と園長に纏わるお話「千果の園」この巻ではこれが好き、内臓を抜き取られた死体話「BLOODY DINNER」、フェムトの悪夢話「ファラオの死んだ日」、スキー教室引率先でのお話。「瑠璃色の伝説」が収録。
読了日:6月17日 著者:秋乃茉莉
猫弁と指輪物語 (講談社文庫)猫弁と指輪物語 (講談社文庫)
猫弁シリーズ3巻、中古。天才弁護士・百瀬太郎のもとに大女優から、完全室内飼育のセレブ猫が妊娠したとの奇妙な依頼が持ち込まれた。一体いつのまに?お相手は誰?そして婚約者との旅行当日にかかってきた、盟友を訴えたいとの電話に、百瀬は一緒に旅行することを断念する。一生懸命に生きる人達が抱えた悩みと迷いを解くそんな誰もが幸せになれる「癒されるミステリー」第3弾。婚約者を単身旅行に行かせる百瀬に、そりゃまずいでしょう…と呟きつつ、最後のノートの所で、緻密な旅行スケジュールを立てていた百瀬に安心。ほっこりできました。
読了日:6月18日 著者:大山淳子
契約のキス 大富豪と貴族令嬢 (ティアラ文庫)契約のキス 大富豪と貴族令嬢 (ティアラ文庫)




読了日:6月19日 著者:永谷圓さくら
ドロシーの指輪 (シャレード文庫)ドロシーの指輪 (シャレード文庫)
読了日:6月20日 著者:谷崎泉
霊感商法株式会社 (4) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (4) (ソノラマコミック文庫)感想
本箱発掘再読。表の稼業は臨時教師、裏の稼業は不思議な出来事や迷える霊を救う霊感仕事人の常盤矩成のシリーズ4巻。臨教先での父のいない女子生徒話「特別な日」、亡き兄が見える少女の一歩話「七週間」、猫フェムトにお見合いが来る話「白鳴琴(オルゴール)の止まる夜」、病気の祖父の犯した過去の罪と孫の少女の話「空の階段(きざはし)」お祖父ちゃんにも若い頃が有って今が成り立ってるんだよね、常盤が恋人の生まれ変わりと勘違いした竜のお話「千年の泡沫」、死神天使話「PRESENTS」、時計のネジ話「SPRING」が収録。
読了日:6月21日 著者:秋乃茉莉
クロノス: 天命探偵 Next Gearクロノス: 天命探偵 Next Gear感想
シリーズ&作家買い、中古。神永学さん22冊目読了本。警察庁の公安課内に密かに組織された「次世代犯罪情報室」。人の死を100%予知する〈クロノスシステム〉を用い、真田省吾達は凶悪殺人事件阻止に奔走するが、ぎりぎり助けられずにいた。そんな折無鉄砲上等の真田チームにクールで毒舌頭脳派・黒野武人が加入。爆破テロ、切り裂き殺人、毒殺――次々予知される殺人計画を追うチームは、死の運命を変えられるのか、そんな天命探偵、新シリーズ始動!5冊目。クロノスシステムの秘密を考えると、相反してる部分が際立ち、先の展開が気になる
読了日:6月22日 著者:神永学
黒の王子と身代わりプリンセス~戴冠式は蜜に濡れて~ (ヴァニラ文庫)黒の王子と身代わりプリンセス~戴冠式は蜜に濡れて~ (ヴァニラ文庫)感想
TL多量買いの一つ、初読み作家さん、中古。陰謀に陥れられ継承権を剥奪された元王太子ランドルフの代わりに、突然、エルリアの女王として即位を迫られた子爵令嬢ドロシー。重責に怯える彼女に悲運元王子は、優しく甘くけれど絶対の束縛を要求してくる。しかし彼が元婚約者と密会しているのを目撃し悲しむ。一方、王位を狙う者・他国の王ハロルド公の魔の手はドロシーをも付け狙っていた。君はもう逃がさない……そんな王子の作った甘い檻のお話。…成程。多いH描写には辟易するものの割と面白い。原作元のハーレクイン小説も読んでみようかな。
読了日:6月22日 著者:夜織もか
シンプル・イメージ (幻冬舎ルチル文庫)シンプル・イメージ (幻冬舎ルチル文庫)
読了日:6月23日 著者:砂原糖子
霊感商法株式会社 (5) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (5) (ソノラマコミック文庫)




読了日:6月24日 著者:秋乃茉莉
猫弁と少女探偵 (講談社文庫)猫弁と少女探偵 (講談社文庫)
猫弁シリーズ4巻、中古。以前の依頼人のマンションエレベータで出会った少女・京子とコンビを組み、失踪した三毛猫を探す事になった天才弁護士・百瀬太郎。忙しさのあまり婚約者の誕生日に気づかず、彼女はイケメン幼馴染と急接近!更に次郎と名乗る見知らぬ弟までが現れ百瀬宅に一泊する。厄介でかけがえのない人達の為に悩み、奔走する百瀬の癒されるミステリ。次巻への伏線か怪しい人物が出てきたり(そしてなぜか泊める)、以前厄介な依頼をしてきた野口美里が案外頼もしい人だったり沢村が百瀬の事務所を訪れたりとそれぞれの成長?も素敵。
読了日:6月25日 著者:大山淳子
寵愛の行方 ~皇帝に献上された姫~ (プリエール文庫)寵愛の行方 ~皇帝に献上された姫~ (プリエール文庫)感想
文章が読み易く買ってしまうがいまいちものが多い水島さん、中古。父王の冤罪を晴らす為、帝都に向かった小国王女シェリーンは、道中何者かに攫われる。媚薬を飲まされ恐怖に震える目前に現れたのは、なんと皇帝エイドルフ――父を投獄したその人。正体を明かせぬまま夜を明かすが、彼は自分の寵姫になる様に命じてくる。父を救う為屈辱ながら受け入れたものの、彼と共に過ごす事に、そして時折見せる優しさに心は乱れていく…そんなお話。おいおいおい、そんなことしてる場合じゃないでしょ、お父さんいいの?、と何度か呟いてしまった…違和感有。
読了日:6月25日 著者:水島忍
媚熱 (キャラ文庫)媚熱 (キャラ文庫)
読了日:6月26日 著者:中原一也
霊感商法株式会社 (6) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (6) (ソノラマコミック文庫)感想
本箱発掘再読。表の稼業は臨時教師、裏の稼業は不思議な出来事や迷える霊を救う霊感仕事人の常盤矩成シリーズ6巻。竜神の姫が見合いが嫌で家出した話「METAL DRAGON」、常盤の友人で同業者・蘇芳話「トワイライト・カフェ」、もうじき旅立つモノの心残り話「MOON EYES」、文科系クラブ引率先話「ミステリー・サマー・ツアー」、狐界反逆兄弟話「FOXY PARTY」、バニシングツイン「片翼の天使(ハーフエンジェル)」、龍神若君や雪男らと音楽話「常磐矩成と愉快な仲間たち」収録。多様に入っていて愉しめる。
読了日:6月26日 著者:秋乃茉莉
魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)




読了日:6月27日 著者:田中芳樹
マイ・フェア・プレジデント (エタニティ文庫)マイ・フェア・プレジデント (エタニティ文庫)感想
粗筋に惹かれ中古、初読作家さん。年の離れた妹の学費を稼ぐ為、昼間は派遣事務、夜は派遣ホステスとして働く真帆は、派遣先高級クラブで出会った男・白石正紀から、真帆を正紀の勤める会社「ブルームラボラトリー」の次期社長候補として推薦したい旨頼まれる。突拍子もない話に一度は断ったものの、正紀の真摯な思いに心を打たれ受けた真帆は、次期社長を目指すうち正紀にどんどん惹かれていく。だが、正紀の申し出には、策略が隠されていた―そんなお話。うーん、せめてもう少し現実的な部分も欲しい、そんな詐欺師みたいな申し出は普通受けない。
読了日:6月28日 著者:小日向江麻
ちゃんと待ってる (二見シャレード文庫)ちゃんと待ってる (二見シャレード文庫)





読了日:6月29日 著者:可南さらさ
霊感商法株式会社 (7) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (7) (ソノラマコミック文庫)感想
本箱発掘再読。表の稼業は臨時教師、裏の稼業は不思議な出来事や迷える霊を救う霊感仕事人の常盤矩成シリーズ7巻。喫茶店に集まった3人の客の運命話「Replay」、真実の池鏡により常盤の右手人格出現話「PRISONER2(プリズナー・プリズナー)」、泣き虫な黒衣天使話「病院はきらい!」、新しく家族となる人々話「春の傷跡」、エジプト展で王を慕う者達と再会したファラオ「王(ファラオ)の戴冠」、水族館で彷徨う魂を救う「アクアリウムの人魚」、龍神若君や雪男らとバンド「MAGICAL WINTER ROAD」収録。
読了日:6月29日 著者:秋乃茉莉
ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)感想
題名に惹かれ中古購入。ブラック企業にこき使われ心身衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込む所を「ヤマモト」と名乗る男に助けられる。自称同級生の彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中。なぜ赤の他人をここ迄気にかけてくれるのか?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは“三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュース”だった――そんな“全ての働く人達に贈る人生応援物語”、成程、後味が良かった。会社でも学校でもそこを世界の全てにしないで、とにかく生きていて欲しいですよね
読了日:6月30日 著者:北川恵海
乙女のままじゃいられない! (エタニティ文庫)乙女のままじゃいられない! (エタニティ文庫)感想
粗筋に惹かれ中古購入。9年前の黒歴史から、大人の恋愛を描けず最近停滞気味の少女漫画家・坂谷由南は、大企業企画でとびきりの恋漫画を条件付で描く事“キスシーンは三回以上、ベッドシーンは最低でも二回”。更にそこの社長は、黒歴史元凶で元塾講師の篠原柊哉!漫画に散々ダメ出しされ由南を疲弊させた挙句「大人の恋愛を教えてやる」と言い出してきて―そんなラブコミックメイキング。違和感は有れど展開は割と愉しめた。漫画で告白は引くけど、その作品が良いモノなら恋になる可能性もあるかもね~。そーゆーのって人それぞれの感じ方だからね
読了日:6月30日 著者:石田累
ブライト・プリズン 学園の穢れた純情 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))ブライト・プリズン 学園の穢れた純情 (講談社X文庫ホワイトハート(BL))
「学園の美しき生け贄」「学園の禁じられた蜜事」に続くブライト・プリズンシリーズ3巻。苦難を越え愛を育む常盤と薔だが、教祖からの異動命令で竜虎隊隊長・常盤は椿と学園を離れるという新たな試練が。代わって赴任する常盤の叔父・蘇芳は、学生時の椿を弄んだ下劣男だった。過去の因縁から常盤を憎む蘇芳は、降龍の儀にかこつけ、常盤が愛し育てた薔を抱き遺恨を晴らそうとするが…耐え常盤を待つ薔と、苦肉策を講じる常盤話。椿と楓雅の関係や楓雅の正体等判明、蘇芳は案外あっけなく決着。教団本部人間関係も今後どっぷり絡んできそうで期待
読了日:6月30日 著者:犬飼のの
霊感商法株式会社 (8) (ソノラマコミック文庫)霊感商法株式会社 (8) (ソノラマコミック文庫)感想
本箱発掘再読。表の稼業は臨時教師、裏の稼業は迷える霊を救う霊感仕事人の常盤矩成シリーズ8巻。狐界政略結婚に係る常盤の受難「禁忌」、臨海学校引率話「ミステリー・サマーツアー2」、バンドを止めサッカーへ「常磐矩成とゆかいな仲間たち2」、常盤に助けを求める天使「秋の鎮魂花」、女学園に潜む吸血鬼「凍れる薔薇」、ロボット工学博士が子供の遊び相手に作った機械話「ANGEL DUST」、通知「霊商スペシャルへのご案内」、投稿作?「本当にあったコワイ話」「ほんとうにあったら怖い話」休日話「HOLIDAY」が収録。
読了日:6月30日 著者:秋乃茉莉

読書メーター

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【2015/07/09 14:25 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
2015年5月の読書感想
2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:12674ページ
ナイス数:118ナイス

戦力外捜査官 姫デカ・海月千波 (河出文庫)戦力外捜査官 姫デカ・海月千波 (河出文庫)感想
ドラマ化決定前に買ってたのに積んでた本、初読作家さん。警視庁捜査一課に着任したドジッ娘眼鏡美少女風の警部・海月千波は、周囲の期待を裏切る捜査能力の低さで、配属から2日で戦力外通告を受ける。お守役の設楽恭介刑事と独自に連続放火事件を追ううち、女子大学院生殺人、消えた大量の毒ガス兵器さらに7年前の幼女殺害事件に辿り着くが…。凸凹コンビは犯人の壮大な復讐計画を阻止できるのか…そんな推理だけは超一流の美少女警部とお守役の設楽刑事の凸凹コンビ事件話。割と愉しめたけど、西青梅少女殺害事件は未解決なんだよね、続刊に期待
読了日:5月1日 著者:似鳥鶏
国王陛下のお気に召すまま (ジュリエット文庫)国王陛下のお気に召すまま (ジュリエット文庫)感想
御堂志生さん3冊目読了本、中古。困窮した家の為、身分を偽り国王の花嫁選びの夜会に入り込んだセシリアは、国王側近のジェレマイアに怪しまれ、ソフト口調の質問に返答すれば益々疑われる。検査に陥落し本名を明かしたセシリアだが、もう国王に目通りも出来ないと諦めていたのになぜか、国王と踊ることも出来、更には王宮に留まる事に。だけどジェレマイアに惹かれる心を止められず選ばれた国王の花嫁候補辞退を申し出ようとして、誤解され責められてしまう。依然、国王の花嫁候補とされ続けている状況に不安が募るお話。王道で甘々なお話でした。
読了日:5月2日 著者:御堂志生
世界一初恋~横澤隆史の場合5~ (ルビー文庫)世界一初恋~横澤隆史の場合5~ (ルビー文庫)感想
惰性は有るモノの割と好きなCPシリーズの5巻。あるきっかけから少年誌「ジャプン」の編集長・桐嶋禅と恋人関係になった丸川書店営業部の「暴れ熊」横澤隆史だが、付き合いが深まるほど、なぜか桐嶋との将来に不安を感じてしまう日々。そんな時、桐嶋の娘・日和の同級生の叔父である五百川に、日和が成長しても堂々と桐嶋と一緒にいられるのかと問われ…?そんな出版社丸川書店を舞台に繰り広げる編集者が青ざめる程ちょこっとリアルな出版業界恋話5巻。結婚式予行演習?描き下ろし漫画付き。横澤のほのぼのしいぐるぐる感を愉しみました。
読了日:5月2日 著者:藤崎都
ALIEN秘宝伝 (朝日コミック文庫)ALIEN秘宝伝 (朝日コミック文庫)感想
表紙イラに惹かれ購入、菊地秀行さんのコミカライズ版、原作未読。シリーズ第1弾『エイリアン秘宝街』真実の姿を隠し高校生として学校に通う世界有数のトレジャー・ハンター八頭大17歳が、伝説のハンター・太宰先蔵の遺した謎の石を巡り、彼の孫・太宰ユキと繰り広げる大冒険活劇!その他菊地さん書き下ろし小説短編と、萩原玲二さんの単行本未収録作品『プレイプレイプレイ!』も同録。エイリアンか~、菊地秀行さんだからね、何が出てきても驚きませんよ。でも愉しめた、原作も読んでみたいな。序章だから次の天人の行動や二人の展開も愉しみ。
読了日:5月3日 著者:萩原玲二,菊地秀行
ファントム・ペイン: 天命探偵 真田省吾3 (新潮文庫)ファントム・ペイン: 天命探偵 真田省吾3 (新潮文庫)感想
天命探偵シリーズ3巻、中古。塀の中から仲間に指示していたらしき麻薬組織のボス麻薬王“亡霊”の脱獄、それは凄惨な復讐劇の幕開けだった。予知夢を見る美少女・志乃が予言する山縣と公香の死。追いつめられる探偵チームに、鳥居が助っ人参戦。そして、明かされる山縣と公香の過去。狂気の王が生み出す怨嗟の螺旋は、警察をも巻き込み、関わった者を奈落の底へと突き落とそうとする──真田は運命を変えられるのか。そんなシリーズ3弾!粗筋見た時は真田も死ぬ運命?と思ったが違ってて、彼の活躍や志乃の機転も有り、打開が出来て良かった。
読了日:5月4日 著者:神永学
影の花嫁 (ソーニャ文庫)影の花嫁 (ソーニャ文庫)感想
作家買い、山野辺りりさん3冊目読了本、中古。母と慎ましく生きてきた八重は、母の葬儀時に突然見知らぬ男達に攫われてしまう。異能の力で政財界を牛耳る九鬼家当主・龍月から「お前は、俺の子を孕むための器だ」と、軟禁された部屋で無理やり毎晩凌辱されるが、冷酷言動の裏にある龍月の孤独に気づき気になっていく。本当の彼を知るたびに、いつしか八重の心は囚われていき恋になる――だが彼との温度差に悩み始めた八重に、逃がしてやると唆す声がかかり…そんなお話。それまで普通に読み進めてたら、秋彦の狂気にすべて持って行かれた感じでした
読了日:5月5日 著者:山野辺りり
恋して、炎上 (角川ルビー文庫)恋して、炎上 (角川ルビー文庫)
読了日:5月6日 著者:成宮ゆり
有閑倶楽部 10 (集英社文庫―コミック版)有閑倶楽部 10 (集英社文庫―コミック版)感想
本箱発掘再読。玉の輿を目標に日々邁進の可憐、夏の伊豆旅行で訪れた花の舞ホテルを舞台に有閑倶楽部の絆が試される時!…そんな『時をかける恋』、剣菱の接待旅行に付き添って訪れた冬の東北、訪ねた地主・桜川家では、家宝の雛人形が飾られていた。本妻と妾とその子供たちが暮す守銭奴たちの集う家、その敷地で悠理と魅録はミイラを発見してしまうが、それを見世物にする桜川。その夜、桜川の妹が何者かに絞殺される…そんな『雛人形は眠れない』、可憐の今度の恋は大学生、でもライバルがいて火花をちらす…そんな『玉の輿料理天国』等が収録。
読了日:5月6日 著者:一条ゆかり
巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)感想
シリーズ3弾目、中古。世界一危険な公務員・薬師寺涼子警視が、善良なる部下、泉田準一郎警部補を強引に引き連れてパリ出張。だが空港に着いた途端不審極まる殺人(毛深い小さい怪物が耳から脳ミソを吸い取る方法)を目撃した涼子は、国境も平和外交もスッ飛ばし、「これは戦争よ(セ・ラ・ゲール)!」と越権捜査に猛進。大統領の愛人・藤城奈澄が怪しいとふむが…そんな見えざる敵の襲撃を受けたお涼サマの宣言が、花の都を揺るがせる巴里話。いつもの嫌味応酬パターンなど停滞部分もあるが、岸本のオタク話や涼子の本音や、怪獣話等愉しめた。
読了日:5月7日 著者:田中芳樹
脳科学♥恋愛革命 (ティアラ文庫)脳科学♥恋愛革命 (ティアラ文庫)感想
初読作家さん、中古。「人間の感情なんて科学ですべて操れる」と信じる理系の小梅は、恋愛に興味ないのに、財閥御曹司で学園の王子様・留貴亜に目をつけられる。強引で今迄も彼女候補を連れ込みHなテクで自分から欲しがるように仕向けていて、恋愛を信じていなかった彼。だが部屋に連れこまれ、キスや愛撫に翻弄されつつも、小梅は土壇場で踏みとどまる…そして気付く。彼の我儘な態度から感じるのは孤独感、科学だけで埋められない心の隙間がある…力になってあげたい、と。これはもしかして恋?ってな話。つっこみ所満載だが、あっさりと読める。
読了日:5月8日 著者:南咲麒麟
翻訳家は愛を知る (ガッシュ文庫)翻訳家は愛を知る (ガッシュ文庫)感想
作家買い、中古。洸さんとしては38冊目読了本。週刊誌の編集である永倉は、顔もよく処世術にも長け、プライベートも相手に困った事のない華々しい日々を送っていた。だが突然下りた辞令で一変――それは児童書の『翻訳編集部』への異動。初仕事は、人嫌いで気難しい変わり者だが翻訳した本は必ず売れる実力者・庄野への仕事依頼だった。気に入った本しか訳さないという彼に依頼するため、庄野の元に通う事なるがけんもほろろの態度で…そんな百戦錬磨のイケメン編集者×繊細で気難しい翻訳家のお話です。特に山場も無かったが普通に愉しめました。
読了日:5月8日 著者:
みゆき (1) (小学館文庫)みゆき (1) (小学館文庫)感想
本箱発掘再読。海辺でバイトする若松真人の最近気になる女の子・クラスメイトの鹿島みゆき、でも言い逃れできないちょんぼですれ違う。彼女が帰ってしまったバイト先だがバイトを続ける真人の前に健康的な可愛い女の子が現れデートの約束をするが、じつはその女の子は、久しぶりに出会う1歳年下の帰国子女・妹のみゆきだった。以来二人のみゆきに翻弄され…兄妹、同級生という関係だからややこしくあちら立てればこちらが立たずで間に入った純な真人の心が揺れ動く、そんな序章刊。あだち充さんのゆるーい学園モノ、でも割と嫌いじゃないんです
読了日:5月9日 著者:あだち充
セクメト (中公文庫)セクメト (中公文庫)感想
初読み作家さん、中古。警視庁捜査一課刑事・和賀千蔭が追う連続「殺人鬼」殺人事件。今迄優しく温和だった人が殺人を犯しそして何者かに殺される…遺体は体の一部を抉られ、更に現場には一人の女子高生が現れ、謎の言葉「わたしはセクメト」を残す…その正体とは?事件の裏に潜む「知ってはいけない巨大な闇」とは?驚愕ハイブリッド警察小説シリーズ始動!随分大がかりな組織に対抗しようとしているんだなぁ~とこれは国家絡みだから解決は難しいんじゃない?って思った後半だがやや肩透かし幕引きが残念、でも文章は読み易かったし案外面白かった
読了日:5月10日 著者:太田忠司
マフィアに捧げるラブソング (ティアラ文庫)マフィアに捧げるラブソング (ティアラ文庫)感想
中古、初読作家さん。修道女からナイトクラブの歌姫に転身したヴィヴィアンの恋人は、シカゴ街で恐れられるマフィアのボス・マーティーン。命を賭けて愛し合った最高の恋。そんな彼女が迎えた人生の岐路はレコードデビューのオファー。でも条件は恋人と別れる事。選ぶのは歌手としての成功?それとも……考えた末に彼女の出した答え、そしてその時マーティーンは…そんなお話。まぁ実際マフィア内部ではこんなうまく行かないとは思うし、ちぐはぐ感も多いけど甘いのでそういう感じで私は愉しめました。しかし腹筋かぁ~、私もやろうかしら。。
読了日:5月11日 著者:わかつきひかる
町工場にヒツジがいっぴき (二見書房 シャレード文庫)町工場にヒツジがいっぴき (二見書房 シャレード文庫)
読了日:5月12日 著者:今城けい
世界でいちばん優しい音楽(1) (講談社漫画文庫)世界でいちばん優しい音楽(1) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。籍をいれていない夫に先立たれた母子の奮闘記録。未婚シングルマザー菫子と娘・のぞみの日々話序章刊です。なにげに感動できる部分も有り、ほろっと優しいお話が多いです。ただ第一章「幸せについて」とその後のお話(~最終巻)の繋がりが不十分なのが残念だけど、子供ならではの思い、生活のかかった大人の思いも詰まっている結構好きな作品です。「幸せについて」「船のような家」「守ってあげたい」「翼をください」「子守歌をうたって」「グッドラックアベニュー」「夜明けの街」が収録。子供をぎゅーってするのは幸せですよね★
読了日:5月13日 著者:小沢真理
臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)感想
シリーズ短編第3弾。大阪のホテルで起きた女性殺害事件。容疑者主張のアリバイの証拠は、推理作家・有栖川有栖と撮った写真とサイン色紙。証人となってしまったアリスは、大阪府警の要請により、盟友で切れ者の犯罪学者・火村英生と、容疑者のアリバイ検証に挑む!そんな「三つの日付」他、女子大生と火村&アリスのやりとり「わらう月」等の厳選作品集!短編って私の脳みそが人物や行動を把握する前に終わりになっちゃうので、結局よく判らないうちに真相が判明する、本人の言動や客観的第三者の証言等からアリバイ崩すのって面倒で大変だよね。
読了日:5月14日 著者:有栖川有栖
お仕事は貴方の花嫁 (シフォン文庫)お仕事は貴方の花嫁 (シフォン文庫)
読了日:5月15日 著者:水島忍
しなやかに愛を誓え (幻冬舎ルチル文庫)しなやかに愛を誓え (幻冬舎ルチル文庫)感想
作家買い、今城けいさん13冊目読了本、中古。女の元を泊まり歩いていた小塚利翔がその紐のチンピラに街中で絡まれたのを助けた男・佐光は、元警察庁のエリートキャリア。怪我の手当てだと強引に家に連れ込まれた利翔は、懐かない猫のようにふるまってしまうが、荒んだ暮らしの中で会ったこともない不思議な魅力を持つ佐光に、いつしか距離を縮めていく。更に利翔は佐光の指示も有り薄らぼんやりながら自分の道を模索していくが、その過程で昔の女に出会い…そんなお話。最初はどんな方向に行くのかわからなかったが、中盤辺りから愉しく読めた。
読了日:5月16日 著者:今城けい
世界でいちばん優しい音楽(2) (講談社漫画文庫)世界でいちばん優しい音楽(2) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。シングルマザーで頑張るスウこと菫子とその娘・のんのんことのぞみ4歳との2人生活は決して楽じゃないけど、しゃきしゃきした志津さんや同僚のモーリに見守られ、愛に満ちた日々を送る。そんな母娘の元に、絶縁していた御祖父ちゃんが訪れた。スウとのんのんの幸せが、又大きく広がる予感。こんなに自分を必要とし、愛してくれる存在があるというのはそれだけで幸せ――彼女達2人をとりまく人達の優しさがつまったそんな第2巻。モーリと西園寺がくっついたり、おじいちゃんとのんのんが逢って仲良くなれたり小さな幸せが微笑ましい
読了日:5月16日 著者:小沢真理
フラッシュ・ポイント: 天命探偵 真田省吾4 (新潮文庫)フラッシュ・ポイント: 天命探偵 真田省吾4 (新潮文庫)感想
天命探偵シリーズ4巻、中古。予知夢を見る志乃が感知した人の死。射殺される山縣の友人・三井の未来を変える為真田は奔走するが、運命の改変が招く悲劇―助けた筈の三井が人を殺す未来、更に志乃が凶弾に倒れ意識不明に。運命に抗う意味はあるのか、響き渡る真田の慟哭。だが、そんな探偵チームを嘲笑うかのように、首都東京を標的にしたテロが実行に移される…そんなノンストップ・クライム・ミステリー。「天命探偵」シーズン1のクライマックス巻。スピードのある展開に目が離せない。しかし終盤になっても復活しないなんて…次巻に期待。
読了日:5月17日 著者:神永学
純情天使に俺様悪魔 (ティアラ文庫)純情天使に俺様悪魔 (ティアラ文庫)感想
永谷圓さくらさんの甘々作風に惹かれ中古購入。天界と魔界の密約で大悪魔の城に送り込まれた天使マチルダ・ミゲラの任務は、上級悪魔と「契りの儀」をする事。その内容に戦ばかりしかしてこなかった超ウブな優等生マチルダは顔真っ赤!Hの存在を初めて知り書物で猛勉強するが、偏った知識で「強姦、お願いします!」等とのたまう始末。だけどその悪魔・ルーフェルは百戦錬磨の包容力で優しく抱擁してきて……そんな極甘ラブコメ!使い過ぎな文句等気になった部分も有りましたが、案外愉しめました。甘ったるいのが読みたい時とかには、いいかも。
読了日:5月18日 著者:永谷圓さくら
映画館で逢いましょう (シャレード文庫)映画館で逢いましょう (シャレード文庫)
読了日:5月19日 著者:鳩村衣杏
世界でいちばん優しい音楽(3) (講談社漫画文庫)世界でいちばん優しい音楽(3) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。シングルマザーで頑張るスウこと菫子とその娘・のんのんことのぞみ4歳との生活は決して楽じゃないけど、志津さんやモーリ達に見守られ、愛に満ちた日々を送る。のんのんの祖父の部下である豊上と過ごす時間は、胸が弾むひとときだけど天国の皓との思い出は、まるで昨日の事の様に色鮮やかにスウの心を染めている。なのに豊上に、うきうきして会いに行った自分が恥ずかしかった――スウとのんのん、そして周囲の人達の愛のメモリー第3巻。結婚にむけたモーリ、豊上からスウへの告白&豊上の転勤、のんのん初家出や初嘘などほんわり。
読了日:5月19日 著者:小沢真理
クレオパトラの葬送 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)クレオパトラの葬送 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)感想
シリーズ4弾目、中古。横浜から香港へ向かう豪華客船クレオパトラ八世号に乗り込んだ薬師寺涼子警視。一見優雅な要人警護任務だが、対象者が複数組織に命を狙われる政治犯と言われるいわくつきの人物・ホセモリタでは、災厄女王が無事に航海を終える筈がない。更には彼らの警護として室町警視と岸本警部補も乗船していた…絶世美貌と無謀を振りかざし「ドラよけお涼」が紺碧海を破壊と殺戮の紅に染める…そんなお話。今回の怪物・生きた水銀は、ほぼ最初から弱点が(涼子には)判っていたので手に汗握る展開でないが、泉田のお守りぶりを愉しむ巻
読了日:5月20日 著者:田中芳樹
王の寵愛と偽りの花嫁 (ロイヤルキス文庫)王の寵愛と偽りの花嫁 (ロイヤルキス文庫)感想
火崎勇さんTLを作家買い、中古。遠い国の老人王との政略結婚に反発する様に、城を飛び出したローウェル王女メルア。身分を隠し街へ向かうが、仕事の情報を聞き赴いた先に居たのは、ローウェルと権力争いの最中にあるエステアの国王エルロンドだった。豪華絢爛なエステア宮殿に迎えられたメルアは、若き傲慢な王の命で、王妃の振りをするはめに。更に恋も知らない無垢なメルアの純潔も強引に散らされ、身も心も翻弄されるが、いつしかエルロンドに惹かれてゆく…王女メルアと国王エルロンドのお話。そんな偶然あるか、とは思いつつ割と愉しめた。
読了日:5月21日 著者:火崎勇
詐欺師は獣に騙される (ビーボーイノベルズ)詐欺師は獣に騙される (ビーボーイノベルズ)感想
作家買い、中古。結婚詐欺師の三木哲也は、騙した女がヤクザの女で、そのヤクザに怪我を負わされ更に追いこまれ、行き倒れた所を養老施設園長・黒川敬二郎に拾われ、タダ働き同然で厄介になる。エロオヤジだが男の色香漂う声だけは良い黒川にセクハラされる日々だが、そんな黒川に何故か満更でもなくなって、気づけばすべてを差し出してしまう…そんな美声エロオヤジ×惚れっぽい詐欺師の恋。42歳と29歳のお話でした。脱出されたり野次とばされたり大変そうな養老園だよね。ダメ駄目の詐欺師とはいえ犯罪ですので、いいのかなぁ~と思ったり。
読了日:5月22日 著者:中原一也
世界でいちばん優しい音楽(4) (講談社漫画文庫)世界でいちばん優しい音楽(4) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。海外赴任していた豊上が一時帰国し訪ねてきて、スウは二人の愛を確かめる。だが豊上には稲垣夫人(皓の母)の勧める縁談話が持ち上がり、更にこれまでスウ母娘に冷たい態度をとり続けてきた稲垣夫人が、小学校の入学式でのんのんに急接近。養育権を譲るようスウに迫る、そんな誰かを愛する心がせつなく響いてくる第4巻。子供らしい言い訳や子供の友情、子供同士のコミュニティ、確執、渡英、のんのんの運動会など色々なお話が入っており、傍に居なくってもお互いぎゅうっと抱きしめる感じが微笑ましく素敵なお話だと思います。
読了日:5月22日 著者:小沢真理
黒蜘蛛島 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)黒蜘蛛島 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)感想
シリーズ5弾目、中古。自然に包まれたカナダの大都会バンクーバー。出張捜査の薬師寺涼子警視は、高圧的外交官僚を挨拶代わりにおシオキ。そしてハリウッドの大物プロデューサーから女優としてスカウトされたお涼。呼ばれて出向いた黒蜘蛛島だが、不穏な気配がそこここに。。なぜかまた居合わせた室町警視と岸本警部補と共に、悪役相手に演技ではないスーパー・アクションで戦闘開始。風光明媚なカナダの島を桜田門の脅威が直撃の巻!というわけで今度は蜘蛛女、珈琲か、メモメモ。政治批判が多めなのが玉にきずだが、颯爽と戦う姿はかっこいい。
読了日:5月23日 著者:田中芳樹
花は後宮に燃ゆる 龍王は貴妃を濡らす (シフォン文庫)花は後宮に燃ゆる 龍王は貴妃を濡らす (シフォン文庫)
読了日:5月24日 著者:立夏さとみ,田中琳
絡まる恋の空回り (ディアプラス文庫)絡まる恋の空回り (ディアプラス文庫)
読了日:5月25日 著者:渡海奈穂
世界でいちばん優しい音楽(5) (講談社漫画文庫)世界でいちばん優しい音楽(5) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。渡英し遠く離れた豊上と喜びも哀しみもわかちあいたいと思うスウ、だが会えない辛さに耐えかねた時、9時間の時差が彼との距離をさらに隔ててしまう。一方、10年ぶりに現れた柊野の父に動揺する海江田、そして夫と別れたストレスから児童虐待に苦しむ星野、迷い間違えながらも手探りでそれぞれに親子の絆を求めあって生きている姿が…、そんな 愛する人を信じぬく強さが伝わってくる第5巻。子供の生態が判ってらっしゃる部分があるのでうちの子もそれやったわ~と思ったり、微笑ましかったり、頑張れと思ったり共感できる部分有。
読了日:5月26日 著者:小沢真理
心霊探偵八雲 ANOTHER FILES  いつわりの樹 (角川文庫)心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹 (角川文庫)感想
八雲シリーズ時系列バラバラ、後藤が刑事時代話、中古。神社境内にある曰くつきの杉の前で、刺殺体が発見される。容疑者はすぐに見つかったものの、彼・松田の供述と被害者の致命傷が一致しない。これは樹の呪いなのか、真実を求め、もう一度現場に戻った後藤は、そこで別件で神社を訪れていたらしい死者の魂を見ることができる大学生・斉藤八雲に会う。奇妙に重なり合った2つの事件の先に見えるものとは…そんな大人気スピリチュアル・ミステリー、新シリーズ始動!石井の苛められていた過去に絡む人物のお話、石井が乗り越えられて良かったす。
読了日:5月27日 著者:神永学
気高き皇子の愛しき奴隷 (ソーニャ文庫)気高き皇子の愛しき奴隷 (ソーニャ文庫)感想
御堂志生さん4冊目読了本、中古。敵国皇子アスラーンに国民と家族の救済を訴えた8歳の王女エヴァンテは、彼の出した条件に従い奴隷エヴァとして仕える。約束を守ってくれた彼に感謝し心酔するエヴァは10年奴隷として働き、月のモノがきてからは皇太子の後宮へやらない為、愛妾となり熱く求められることに喜びを感じていた。だが、信頼の気持ちを伝えるたびに彼の顔には苦悩が滲む。その苦しみを癒したいエヴァだったが、彼の隠していた家族に関する残酷な真実を知ってしまう―そんなお話。アスラーンってロリコン…いやいや普通に愉しめました。
読了日:5月28日 著者:御堂志生
嘘つき同士 (プラチナ文庫)嘘つき同士 (プラチナ文庫)
読了日:5月28日 著者:犬飼のの
世界でいちばん優しい音楽(6) (講談社漫画文庫)世界でいちばん優しい音楽(6) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。のんのんの誕生日会に呼んだ稲垣夫人(皓の母)から言われた言葉が小さな棘となり不安感が募るスウは、渡英後一時帰国した豊上をまじえとのんのんとクリスマスを過ごす。一方、クリスマス会に呼ばれた豊上の弟たちもそれぞれの用事を終え向かっていた…そんな第6巻。空君のクラスに来た転校生とのお話や、星野一家実家に一時戻るのお話、豊上兄弟の恋愛模様など、色々愉しめる要素も多く、特に子供が主役の話だとぶっきらぼうだったりこの動作をしてとねだったりくだらないものを創作したりする子供らしい可愛らしさが微笑ましい
読了日:5月29日 著者:小沢真理
猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)感想
題名に惹かれ中古購入、初読作家さん。見合い30連敗。事務所を構えながらもドアにはいたづら書きをされ、黒縁丸眼鏡で冴えない容貌の婚活中弁護士・百瀬太郎は様々な理由から飼い主に見捨てられた猫達一杯の事務所で人と猫の幸せを考える。そこに舞い込む「霊柩車が盗まれたので取り戻してほしい」との難題や、ペット不可のマンションで猫を飼いペットOKになりそうになったら規約と違うと憤る女等々のハートフル・ミステリー。お?ミステリだったのか、靴磨きの婆ちゃんの正体は早めにわかったしテンポがいまいちだったが内容は面白かった
読了日:5月29日 著者:大山淳子
五年目のシンデレラ: 僕は何度も君に恋をする (オパール文庫)五年目のシンデレラ: 僕は何度も君に恋をする (オパール文庫)
6冊目読了本、中古。26歳の京悟に軽井沢の別荘で一度だけ抱かれた5年前の夏音だが、妊娠に気付き不安な嵐の夜、彼は夏音に会う為に無理をし事故で記憶喪失になった。息子を育てながら祖母と共に静かに暮らしていると再び京悟が現れ、祖父の遺言で結婚するはめに。戸惑いと喜びに揺れながら期待を持って新婚生活を始めた夏音だが、姉の悪意ある言葉に振り回される。そんなバツイチ男と子持ち女のお話。姉の言葉を妹の言葉より信用する家族と京悟に何故の嵐。記憶喪失ものだけどそういう切なさはなくって、31歳と23歳のすれ違い恋話的なモノ。
読了日:5月30日 著者:御堂志生
映画館で逢いましょう 2 (シャレード文庫)映画館で逢いましょう 2 (シャレード文庫)
読了日:5月31日 著者:鳩村衣杏
世界でいちばん優しい音楽(7) (講談社漫画文庫)世界でいちばん優しい音楽(7) (講談社漫画文庫)感想
本箱発掘再読。ロンドンで遠く離れスウとのんのんを想う豊上は、この手でふたりを抱きしめたいと願い、一日も早い帰国に向け支社の再建に燃える。その頃、稲垣夫人(皓の母)は、豊上の次期ポストが思わぬ大抜擢であったことに憤慨し、豊上とスウに怒りを向ける。距離を越えた愛に春の訪れを告げる第7巻。豊上の弟・正之にも恋人が出来るけど、無理矢理恋にしなくってもそこは友情でいいんじゃないかと思ったり、まぁ幸せなのは良い事ですが。空君のお話は子供から少年にランクアップするカッコイイ感じに。あれは好きになるかも。等色々愉しめる。
読了日:5月31日 著者:小沢真理

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【2015/06/05 22:04 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
2015年4月読書感想
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:10921ページ
ナイス数:145ナイス

タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾 (新潮文庫)タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾 (新潮文庫)感想
神永学さんの八雲話が良かったので別作品のこれも購入、中古。天命探偵シリーズ1巻。養護施設で育ち、元警視庁の敏腕刑事に拾われ探偵事務所に住み込みで働いていた真田省吾に、謎の美少女から奇妙な依頼が持ち込まれる。「私の夢の中で殺される人を助けて」彼女は死を予見する能力を持ち、それが現実になる可能性、これまで100%──この予知夢に法則はあるのか、運命は変えられるのか?そんなアクション・クライムミステリー!もっと大組織かと思ってた、そこ以外はテンポが良くてなかなか面白かった。どこかしら繋がっている感じもいいかも
読了日:4月1日 著者:神永学
騎士結婚物語 (ティアラ文庫)騎士結婚物語 (ティアラ文庫)感想
TL多量買い、中古。大国王族で騎士のヴィルヘルムから求婚された小領主の姫ティアナ。婚約したのになぜかよそよそしいからきっと愛のない結婚だと思っていたが、本当に結婚していいのか身分の差にティアナは戸惑う。彼は王族、私は辺境の貴族。結婚生活なんてきっと続かないと身を引くことを申し出るが、優しい抱擁の後返された言葉は「お前が初恋だった」。素っ気なかったのは、不器用な性格のせいだったなんて―そんな甘々話。永谷圓さくらさんのテンプレパターン、甘々だがなぜか神に誓った後もずっと離れるつもりだったティアナに違和感が…
読了日:4月2日 著者:永谷圓さくら
夜夜(やや)の月 (ラヴァーズ文庫)夜夜(やや)の月 (ラヴァーズ文庫)感想
中古、水原さん11冊目読了本。家庭事情で美大中退した神原亮は、生活の為に求職しながらも、絵への未練を捨てきれず描いた絵を路上で売っていた。そこで業界でも有名な画商・澤と出会う。澤は亮が描きたいものを描き、画家として稼げるようになる迄生活費も含めて面倒を見てやると言い、その代償は、澤が望む時に身体を差し出す「愛人」になる事。画商として誰よりも優秀な目を持ちながら、絵をまったく愛さない澤に、過去の暗い影を見た亮は…そんな絵を愛せない画商と、絵しか愛せない画家のお話。有りがち設定だが後半澤を包む亮等案外愉しめた
読了日:4月3日 著者:水原とほる
永遠かもしれない (2) (小学館文庫)永遠かもしれない (2) (小学館文庫)感想
本箱より発掘再読。死んだと思っていた99代日巫子が神宝で蘇り、生玉だけ残し彼女の巫女守として幽の宮に戻ってしまった日嗣。彼が居ない日常を淋しく思う黄金原こすもだが、なんとか軌道修正しようとしていた。だが、みずきと映画に行った帰り道、偶然子供達のイジメを目撃し助けたはいいが違和感を感じ、イジメられてた子供の自宅へ向かう…そんな100代目日巫子・こすものお話。「あなたの国の人間を一日千人殺しましょう」神話ってよく考えるとこわいのが多いよね。童謡や童話もだけど。。病院の人達や梶原先生、不憫だな。日嗣戻るの巻
読了日:4月4日 著者:赤石路代
スナイパーズ・アイ―天命探偵 真田省吾2― (新潮文庫 か 58-2)スナイパーズ・アイ―天命探偵 真田省吾2― (新潮文庫 か 58-2)感想
天命探偵シリーズ2巻、中古。山縣の元上司からの鳥居なる人物の人探し依頼…彼の娘に触れてから再び見る様になった予知夢。銃器密売組織の男が護送中に殺され、凶器はSAT狙撃班が装備する最新型ライフル。白昼堂々の犯罪に潜むメッセージをさぐるうち、五年前の立て籠もり事件が浮上する。暗殺者の次なるターゲットが銃弾に倒れる前に、真の黒幕へと辿りつけるのか──施設育ちの青年探偵・真田と、予知夢を見る美少女・志乃、変装自在の女探偵・公香、元敏腕刑事のボス・山縣……そんなチームで送る第2弾!スピード感のある展開で愉しめた。
読了日:4月5日 著者:神永学
愛蜜の復讐: 伯爵とメイド (ティアラ文庫)愛蜜の復讐: 伯爵とメイド (ティアラ文庫)感想
中古。かつての令嬢と馬番が、メイドと伯爵となり再会したアンジェリンとガイ。買われる様に雇われたその夜から、愛人の様な扱いに屈辱に震えるアンジェリン。更に意地悪な言葉責めや、羞恥的な情事迄。他の使用人には優しいのに、なぜ私をここまで貶めるの?耐えきれず去ろうとした時、キスと共に告白されたのは、秘められた意外な想いだった、そんなお話。粗筋がまんま。ヒロインは小さい頃からガイが好きなので何されても耐える、健気と言えば健気なんだけどね。計ったような終盤の怒涛の真実告白がこの作家さんのテンプレ過ぎて、普通印象だわ
読了日:4月6日 著者:水島忍
スレイヴァーズ ヌード (幻冬舎ルチル文庫L)スレイヴァーズ ヌード (幻冬舎ルチル文庫L)
文庫化3巻、既読、文庫化の為買い直し。使用人の冴木鷹成に会社を奪われ、「奴隷」として陵辱を受けている社長令息の倉橋柊一は、母親譲りの美貌を持つが生来蒲柳の質で、密かに冴木のたくましい体躯や優秀な頭脳に憧憬を抱いていた。初めは屈辱しか感じなかった奴隷生活だが、幾度となく危機を冴木に救われたことで心を開いていく。しかし冴木について疑問が増え、実は彼のことを何も知らないと気づいた柊一は…そんな3巻。冴木の好意は丸わかりなのに、鈍感なお坊ちゃま・柊一は気付けない、先回りして悪者を装ってしまう冴木等好きな部分多し。
読了日:4月7日 著者:華藤えれな

百鬼夜行抄 5 (ソノラマコミック文庫 い 65-9)百鬼夜行抄 5 (ソノラマコミック文庫 い 65-9)感想
本棚発掘再読。妖魔と共存する飯嶋ファミリーの、愉快でちょっぴり怖い日々を描いた傑作シリーズ。今巻は、飯嶋家の遠縁・寺岡家長男と次男が紅葉を観に行ったまま行方知れずになり、7年経て失踪宣告で葬儀前、彼を待っていた長男嫁話『雲間の月』、絵の中のうす紅色の着物女の霊が家を徘徊する『うす紅色の女』、呪われた桜の木のある家に引っ越した一家のお話『魔の咲く樹』、律の幼い頃狐宅に遊びにいった過去と狐の嫁入り話『狐の嫁入り』、酔った妖怪で一杯の飯嶋家話『笑う盃』、雨宿り先のお話『秋しぐれ』、岩崎兄弟話『返礼』の7編収録
読了日:4月7日 著者:今市子
彩雲国物語―白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)感想
シリーズ12弾目、再読。監察御史として自分なりに歩み始めた秀麗、一方国王・劉輝は、忠誠の証を返上して去った側近の藍楸瑛を取り戻す為、藍州へ赴く!案内役として後宮に入った藍家の十三姫を連れ、ひっそりと旅立った劉輝、その後をシゴトで追う秀麗。実家と王の狭間で迷える元将軍・楸瑛、王として悩む劉輝、そしてちょっぴり複雑な気持ちの秀麗、それぞれの旅です。表紙はかっこよいが、やっぱ楸瑛は楸瑛で…まぁ私はそこもいいのかも。王について考える劉輝、リオウの辛口コメも十三姫の活躍も愉しい。しかし人物多すぎで把握がめんどい。
読了日:4月8日 著者:雪乃紗衣
王子様とワルツを~くちづけは恋のはじまり~ (ジュリエット文庫)王子様とワルツを~くちづけは恋のはじまり~ (ジュリエット文庫)感想
何の気なしに館山緑さんを作家買い、中古。軍研究所の伯父に言われ、王太孫選定(資料手伝い)に関わる事になったロジータは、舞踏会で壁の花だったのに踊ってくれた王太孫候補の一人・ヴィクトル王子に好感を抱く。しかしロジータを構うヴィクトルの姿が、ロジ-タの伯母に、愛妾にしようとしていると勘違いされ軟禁、迎えに来るが──そんなお話。ダラダラしてたが途中までは悪くなかったかな、折角の人物設定や、ロジータ拉致辺りからの駆け足が勿体ない。それに王太孫もわざわざヴィクにしなくても、ゲプハルト兄ちゃんで充分いいと思うよ。
読了日:4月9日 著者:館山緑
天狗の詰合せ天狗の詰合せ感想
商業誌「天狗の嫁取り」「天狗の花帰り」の番外編、「天狗」シリーズです。「それは日記以前の問題であった。」 「初めてをもう一度」+無配ペーパー 「つやごと」(コピー誌) 「くだんのもめごと」(無配ペーパー+書き下ろし) の4本が収録。相変わらずのその後の二人のちょっとした日常描写とその後の床描写がメイン。やたら床描写が多いが幸せそうな2人が見れて嬉しいのもある。ほんと、余計なお世話ながらもややこはまだなのかしらね?とか確かに思うかも。他の天狗に伴侶がくる話しってのも見てみたいかな。
読了日:4月10日 著者:高尾理一
永遠かもしれない (3) (小学館文庫)永遠かもしれない (3) (小学館文庫)感想
本箱より発掘再読。97代日巫子が崩御し、彼女の最期の願いで100代目日巫子・こすもの元へ向かう巫女守・日照。99代日巫子の死を目の当たりにしたのを境に、こすも以外の他者に容赦しなくなってしまった日嗣。日嗣を待つ間、犬神の気配を感じ、犬神の巫女・天狼景正と対面。天狼との戦いの中で日嗣の中の“荒ぶる神”が刺激されていく。日嗣への日照の“鎮魂の結界”もいつまでもつかという状態で、警察庁長官からの依頼が…そんな3巻。昔は、子供を望む人々の願いを叶えていた“孕み石”に子供を殺すよう願う人達って嫌だよね、日照登場巻。
読了日:4月10日 著者:赤石路代
彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)感想
シリーズ11弾目、漫画やアニメを見ていたりしたため原作はここから購入。初読み作家さん。新しい職場・御史台で働き始めた紅秀麗は、下っ端で雑用係もいいとこだけど修行中。新米監察御史として、天敵天才美青年・陸清雅と張り合いながら頑張る秀麗に大仕事が舞い込む。それは王・劉輝の妃候補として命を狙われている名門・藍家の十三姫の「身代わり」に後宮に入る事だった。劉輝のお妃問題、妹を後宮に入れる藍楸瑛の苦悩の行方、そして清雅のターゲットは?、転機の11弾。煮え切らなかったのを辞めた藍楸瑛もいいが、十三姫の性格も好き。
読了日:4月11日 著者:雪乃紗衣
7日だけの契約花嫁 ~蜜月は淫らに満ちて~ (プリエール文庫)7日だけの契約花嫁 ~蜜月は淫らに満ちて~ (プリエール文庫)感想
初読作家さん、中古。残虐王に目をつけられ嫁ぐ筈のエルヴィラは、幼馴染のクリスに王城で攫われ、婚礼衣装で純潔を奪われる。優しかった彼の豹変を嘆くが、実は王の実子だと告げられ更に軟禁先では不穏な気配が…。親に咎めが行く前に逃げるべきだと判ってはいるがどこか辛そうなクリスの「一週間、自分の花嫁を演じてほしい」との申し出を受け入れる。人里離れた屋敷で過ごす束の間の甘い時。約束の1週間が来たら彼とは別れるべき、そう思いながらも惹かれていく心を止められない…そんな話。粗筋程切なくなくて残念。大筋は良いが床描写多すぎ。
読了日:4月12日 著者:片桐由摩
迷える羊と嘘つき狼 (角川ルビー文庫)迷える羊と嘘つき狼 (角川ルビー文庫)感想
作家買い、中古。美形・エリート・お金持ち。一見完璧な世宗の世界は、たった一人の初恋相手・理央を中心に回っている。真面目な金属加工技術者の彼を15年追い続けるうち、筋金入りのストーカーと化した世宗。理央と同じマンションの下の階に住み、彼の妹から使用済消耗品や写真を収集、仕事では会社取引先となり力を入れるが、本人の前では緊張して固まってしまう有様。だが接待中に隠しカメラを仕掛けたのを本人に見つかり泣きながら謝罪…でもそれが切っ掛けでなぜか付き合う事になり?そんなストーカー君話。文章も好きで今回設定も愉しめる。
読了日:4月13日 著者:成宮ゆり
永遠かもしれない (4) (小学館文庫)永遠かもしれない (4) (小学館文庫)感想
本箱より発掘再読。木花開耶姫を鎮めるために、咲美を殺せという咲子だが、それは心配する姉妹への心が同調した咲子に降りた伊豆雲見の“岩長姫”の仕業だった。こすも達は、伊豆と富士に別れ木花開耶姫を鎮めようとするが…そんな駆け足の最終巻。柊がこの巻でもっとがっつり来るかと思ったらこず、日照があっけなく死んじゃって吃驚した記憶があるが、今読んでも大急ぎで風呂敷をまとめた感が有り有で、キャラも個性があってよく、壮大な話だったのにかなりの勿体なさが残る。でも98代と日照や、天狼の番外偏話は良い話でした。日照は割と好き。
読了日:4月14日 著者:赤石路代
万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)感想
Qシリーズ7弾。純金が無価値合金に変わってしまう“逆錬金術”の謎を追い、凛田莉子は有名ファッション誌のカリスマ女編集長に接近。小説の盗作騒ぎから5億円のペンダント紛失まで、数々の事件を解決に導いた莉子の行く手に出現した謎、沖縄・波照間島で育った無垢で天真爛漫な少女が知性を身に付け、いまやマルサにも解き明かせない秘密の真相解明に挑む「Qシリーズ」第7弾。冒頭からのいきなりの話は、転職したの?って吃驚させられたけど、その後は読み易く愉しめた。小笠原の活躍もなく純金話があっさり駆け足だったのは勿体無いけど…。
読了日:4月15日 著者:松岡圭祐
プリンス・ギャンブラー~王子様は策略がお好き~ (ジュリエット文庫)プリンス・ギャンブラー~王子様は策略がお好き~ (ジュリエット文庫)感想
TL多量買いの一つ。一族に頼まれ埋蔵金の秘密を探る為、併合された小国の王子が棲む古城に乗り込んだアンネマリー。だが容易に心の内を見せぬまま、彼女に愛を囁いてくる元王子・カイに調子は狂いっ放し。賭で負けた代償に拘束され口づけられて戸惑いながらも甘い悦びに蕩けるが、城と財宝を賭けた大勝負に、彼が望むのは彼女自身と彼女の未来だった――そんな腹黒王子との遊戯話。もともと悪い組織?側の子で金目のものをぶんどりにって設定は新しいけど、メインのギャンブルがカードやらないので今一判らず残念。幽霊好きな設定は良いと思う。
読了日:4月16日 著者:館山緑
闇を飛び越えろ (キャラ文庫)闇を飛び越えろ (キャラ文庫)感想
作家買い、中古。洸さんとしては36冊目読了本。子供の頃のトラウマで人づきあいが苦手な佐倉祐希はその昔、瞬間移動のできる超能力少年と持て囃されたが、その後再現できず、嘘つき詐欺師と責められ、家庭が崩壊してしまっていた。そんな祐希のお気に入りは、制服姿が凛とした警備員の滝。祐希の勤める「超心理研究所」の玄関に立つ滝に、毎朝挨拶を交わすのが密かな楽しみ。だがある日、階段から落ちて偶然滝に触れた瞬間、突然知らない場所に飛ばされてしまう――そんなお話。久しぶりに洸さんを読んだけど設定等中々愉しめた。仕事先の皆もいい
読了日:4月17日 著者:
だまっていればの花愛ちゃん (りぼんマスコットコミックス (893))だまっていればの花愛ちゃん (りぼんマスコットコミックス (893))感想
本箱発掘再読、長谷川潤さんで初めて読んだのがコレでした。花愛るう子とひな子は双子の姉妹。3年前までいた街に帰ってきた2人は、転校した中学校で幼馴染の常盤と再会する。「3年前のこと根に持ってる」とトキワに言われるるう子だが全く身に覚えがなくて、しかもパンチラ写真を撮られ学園に鮮烈デビュー、騒がしく日常を過ごすが…そんな双子ラブコメディ。転校前に常盤にしたひな子の仕打ちは凄いし、他にも流王院とかキャラがかなり個性的で面白い。絵も可愛い。ひな子の彼氏も決まる「ラブラブの嵐」も収録。優が結構悲惨かも。
読了日:4月17日 著者:長谷川潤
彩雲国物語  黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫)感想
シリーズ13弾目、再読。藍州から王都に帰還した紅秀麗に届いた衝撃的な報は、師匠と慕う吏部侍郎・李絳攸が投獄されたという報せだった。罪状は、侍郎として尚書・紅黎深の職務怠慢を止められなかったというもの。御史台の天敵ライバル陸清雅が絳攸失脚に向け動いていた事を知り、絳攸の弁護を申し出た秀麗だが……絳攸の過去も絡まる13巻です。李絳攸が依存してた紅黎深との関係からの成長や親子愛、楊修と李絳攸の先輩後輩愛、紅秀麗と李絳攸の師弟愛、紅黎深と百合の夫婦愛も良かったし、百合の性格も好き。仕事が出来る清雅もいいなぁ。
読了日:4月18日 著者:雪乃紗衣
妄執の恋 (ソーニャ文庫)妄執の恋 (ソーニャ文庫)感想
シリーズ&作家買い中古、3冊目読了本。侯爵家嫡男で騎士団所属のエリアスには、三年前までの記憶がない。だが任務で赴いた田舎町で、とある娘を目にした途端、なぜか涙が流れ出し彼女が気にかかる。俺は彼女を知っている?過去を知りたいエリアスは、ラナと名乗るその娘に話を聞こうとするが、彼女は強張った顔でエリアスを拒絶。更にエリアスは、自分が血まみれで苦しむ夢と、彼女と幸せな一夜を過ごす夢を見る。三年前、いったい何が――そんな騎士団員のお話。「君と初めて恋をする」のスピン。珍しい男視点作品。クラウスの登場は嬉しい。
読了日:4月18日 著者:水月青
灼熱のカウントダウン (キャラ文庫)灼熱のカウントダウン (キャラ文庫)



読了日:4月19日 著者:

有閑倶楽部 9 (集英社文庫―コミック版)有閑倶楽部 9 (集英社文庫―コミック版)感想
本箱発掘再読。お盆、暇を持て余した悠理達は北海道の温泉旅館へ。しかし悲しい哉、悠理のアンテナが少女霊をキャッチ、どうやらその霊は温泉旅館の娘らしい…そんな『温泉へ行こう』と、剣菱夫人が呼んだロシアバレエ団プリマの美少女プリスカの姉はあの鋼鉄のモルダビアだった。ロシア首相暗殺の危機にプリスカの誘拐が重なり…そんな『モルダビア怒りの鉄拳』、悠理に瓜二つの少年がやった恐喝に巻き込まれ誘拐される話『紳士は美少年がお好き』、魅録の父・松竹梅時宗が妻・千秋に誕生日プレゼントを届ける多難話『君に愛の花束を』が収録。
読了日:4月20日 著者:一条ゆかり
東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)感想
古本屋さんに有ったので衝動買い、シリーズ2弾目、中古。幸せ一杯の結婚式場に突然死体が降る、空には巨大翼と人間の顔をもつ異形の影が。奇怪事件に大喜びで着手したのは、超美人にして性悪、乱暴、至上最強の公僕・薬師寺涼子警視。国家機密も周囲の迷惑も一切無視、疑惑の渦中へズカズカ土足で踏み込んでいくスーパー自己中お涼サマが悪を撃つ!そんな『摩天楼』に続く超美人キャリア警察官僚の破壊的大活躍シリーズ第2弾!読んだ話だった、漫画で見たのか文庫か覚えがないので本箱に入ってたら二重買い…残念。でも怪物退治等愉しめるお話。
読了日:4月21日 著者:田中芳樹
恋する媚薬~春の王子が愛した乙女~ (ジュリエット文庫)恋する媚薬~春の王子が愛した乙女~ (ジュリエット文庫)感想
初読み作家さん、中古。両親を亡くし身分を失った元伯爵令嬢エリーゼは、叔父に半ば脅迫され亡父より年上の男に無理やり結婚させられそうだったが、ある日どこかいつもと様子が違う美青年友人アルにそれを告げると、強引に奪われてしまう。密かに慕っていたので夢としてこれを持って嫁ごうとするエリーゼに彼は、アルトゥールという本名と王子という身分を明かし求婚、婚約者として王宮に招かれる。だが優しく愛されてもあの時普通の状態でなかった彼の同情や責任感の気がして戸惑いが消えない、そんな二人のお話。割と心理描写が丁寧で読み易かった
読了日:4月21日 著者:麻生ミカリ
ターゲット (二見書房 シャレード文庫)ターゲット (二見書房 シャレード文庫)感想
作家買い、中古。いおかさん32冊目読了本。元SPで現在はのんびり何でも屋を営む廉慈の元に、かつて護衛していた議員の息子・嘉納が訪れる。SP時代の廉慈に憧れる嘉納から、再会を機にストーカーじみた執着をぶつけられ困惑する廉慈だが、元同僚に頼られふらふら出歩くのを注意する羽目に。更には年下男の甘えが混じった懇願に絆され、つい体の関係まで持ってしまい、その上何者かに命を狙われる嘉納を何でも屋として守る事になってしまい…そんな一途すぎる年下エリートワンコ×元SPの美貌の何でも屋。粗筋は好みでしたが、何かが足りない。
読了日:4月21日 著者:いおかいつき
異国館ダンディ 第1巻 (花とゆめCOMICS)異国館ダンディ 第1巻 (花とゆめCOMICS)感想
本箱発掘再読。加藤知子さんで一番好きなシリーズ(ていうかこれしか知らない)大富豪・秋場不比等の御屋敷に、義妹(彼の父の隠し子)を騙り、島木蔦子15歳は単身乗りこむ。両親は秋場家に騙され財産を失い失意のうち亡くなっていた蔦子は、持ち前のパワフルさで不比等の命を狙うが、何やら屋敷には不穏な気配がどこそこに散らばっていた。代替わりを知らなかった蔦子は悩むも責任者として秋場不比等に責めを負わせる事に決め、虎視眈々と機会を狙うが…そんな男女が兄妹という設定から信頼の絆を深めていく序章巻。コメディ部分も好きです。
読了日:4月22日 著者:加藤知子
万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)感想
Qシリーズ8弾。波照間島から凛田莉子に届いた手紙には「水不足問題は解消。寄付はもう必要ない」とあったが、募金は集まっていなかった筈で不安が募る。帰郷した莉子が見たのは、12億円で夢の発明を買えると信じ、無邪気に喜ぶ人々。危機感から、同級生の葵、結愛と共に、発明者のいる台湾へ向かうが、誰も彼の姿を見た事が無いと言う…莉子が故郷を救う為台湾を駆ける、そんなシリーズ8弾。やっぱり謎を解き明かす迄、ひっぱり回された行程では犯人が何がしたいのか皆目見当もつかなかった。最後のアンパンマンは笑った、姉ちゃんひでぇ。。
読了日:4月22日 著者:松岡圭祐
鍵のあいた鳥籠 (ソーニャ文庫)鍵のあいた鳥籠 (ソーニャ文庫)感想
TL多量買いの一つ、中古。男爵令嬢ミレイアには、幼い頃から兄の様に慕う九歳年上の侯爵家嫡男エイドリックがいた。だが二年前、彼に無体を受けてからというもの、男性に対し恐怖心を抱く様になり、人を避け屋敷に閉じこもる日々も、留学していた彼が領地に戻ってきて終わる。何事もなかったかの如くふるまう彼に困惑するが、家族の手前いつもどおりに返すが、二人きりになった途端に彼は「兄」の仮面を脱ぎ捨ててくる――そんな二人のお話。まぁありがちな設定で、依存させて育てる用意周到さは良いが、それより王太子と王女CPのが気になった。
読了日:4月23日 著者:富樫聖夜
優しく、して (エクリプスロマンス)優しく、して (エクリプスロマンス)感想
作家買い、中古。総合病院勤務の歯科医・久深は冷たい印象で周囲の人間を寄せつけない。腕利きの外科医・楠が一目惚れしたと付きまとうが、久深は昔恋の痛手からガードが一層固くなるばかり。負けずにトライし続ける楠に根負けし「身体だけのつき合いなら」とOK、そして1年経つが…素直になれないクールビューティーと人気外科医の恋話。その後話「もっと、ゆっくり」と更にその後の書き下ろし「全部、たべて」が同録。年上なのにどっか可愛いく接してくる攻め楠等キャラが立ってて良い部分もあるが、折角の設定が今一活かされてない様な。
読了日:4月24日 著者:水壬楓子
有閑倶楽部 7 (集英社文庫―コミック版)有閑倶楽部 7 (集英社文庫―コミック版)感想
本箱発掘再読。療養所の10歳の美少女・真澄に慕われ、紫の上計画に思いをはせ単純に喜ぶ美童だったが、手術を怖がる真澄はすぐに美童に釣り合う様な大人になりたくて、美童に会うごとに成長していく…そんな『愛してごめんなさい』、雪山で遭難した可憐は、寒さをしのぐ為祠で仏像を燃やしてしまう…怨霊に取り憑かれる可憐の話『丑三つ時の女』、万作ランドのプレオープン会場で、強盗誘拐事件が発生する。復讐に燃えるやかん禿、あの茅台が再登場の『茅台 炎の復讐』が収録。色々パターンとなってきてるモノの、テンポが良いので愉しめます。
読了日:4月24日 著者:一条ゆかり
光炎のウィザード はじまりは威風堂々 (角川ビーンズ文庫)光炎のウィザード はじまりは威風堂々 (角川ビーンズ文庫)感想
「デ・コスタ家の優雅な獣」が良かったので、喜多みどりさん他作品も購入、中古。学園の基礎課程を修了したばかりのがさつ見習い魔術師リティーヤは、幼い頃生き別れになった家族と、命の恩人・虹色ドロップさんを捜しているが、専門課程に進む日に、担当教官の無口・無表情・超甘党青年ヤムセと出会う。何でも願い事を叶えられる『グリーンワードの魔導書』を巡り、落ちこぼれ見習い魔術師リティーヤと、担当教官の冷酷天然魔術師ヤムセが、敵方のユローナに立ち向かう愛と冒険のファンタジー。前半部分かなり読み辛かったが序章なので次巻に期待。
読了日:4月25日 著者:喜多みどり
傲慢王とシンデレラ姫~愛の運命に結ばれて~ (ロイヤルキス文庫)傲慢王とシンデレラ姫~愛の運命に結ばれて~ (ロイヤルキス文庫)感想
中古。父王崩御以降地位を追われ、王位についた親族に虐げられた毎日を過ごしていた元王女・レイラは、不思議な旅人に助けられた半年後の王国破滅時、母を王に人質にとられ敵王要求である現王女の身代わりとなり、愛妾となる。敵王はあの日焦がれた旅人だが、悪魔だと評判のウィルフレッド。彼に真実を告げられず身体を暴かれ続けるレイラは、心を奪われてはならないと戒めるも惹かれていく。夜の時間だけ過ごす事が辛いが諦めていた矢先、彼が突然昼間に訪れ仔馬を観に行こうと誘われる―そんな話。怒涛告白パターンではなかったので普通に読めた。
読了日:4月26日 著者:水島忍
他人じゃないけれど (キャラ文庫)他人じゃないけれど (キャラ文庫)感想
作家買い、中古。画家だった父を7歳で亡くし、父の後輩・渡会久代に引き取られた一ノ瀬篤史は、父に似て優しく穏やかな久代に密かに恋していたが、もう一人同居してる久代の一人息子の忍は、自分は彼女をとっかえひっかえしては長続きしない軽さのくせに、気まぐれで意地悪くからかう事もしばしば。やっぱり渡会の本当の子供じゃない自分が一緒に暮らすのは、嫌なのか──不安に思っていた矢先、篤史は、久代への想いを忍に気づかれてしまう…そんなお話。ちゃんとして見える忍の篤史に対するぐだぐだ感が良かった。こういう普通っぽいお話好きかも
読了日:4月26日 著者:樋口美沙緒
20面相におねがい!! 1 (ニュータイプ100%コレクション)20面相におねがい!! 1 (ニュータイプ100%コレクション)感想
本箱発掘再読。時代遅れの扮装で華麗にターゲットを盗む20面相の正体は、CLAMP学園小学校三年生の伊集院玲。二人の美人母を持ち父さんはいませんが、父の稼業を継ぎ20面相もやっている状況。狙うものは専ら二人の母が強請るもの。なぜか警察組織を顎で使い、20面相逮捕に燃える高校一年のお隣のお兄さん・小林龍佑や、恋を語る失恋したてのおしゃまな幼稚園児・大川詠心や、CLAMP学園の保健医で玲の叔父さんでもある明智茂貴先生など、個性的なキャラも多く(むりやり設定、不思議要素も含め)愉しめる。詠心のお姉ちゃんも割と好き
読了日:4月27日 著者:CLAMP
幽閉王子の恋ぬけ道 (ルルル文庫)幽閉王子の恋ぬけ道 (ルルル文庫)
斉藤百伽さん5冊目読了本、中古。10歳時「20歳になる迄に厄災を招く」と予言され、以来幽閉されている第二王子アキはじき18歳。あと2年が待てなくて苛々。看守から「移動の神具」を奪い、お忍びで街へ出かけて出会ったのは、清らかで天使の美貌ながら、口八丁でエセ祈祷をしている偽巫女フィリア。世間知らずで純朴な王子は、嘘が得意で機転が利く巫女が気になり、「移動の神具」を使う度にフィリアの傍に出現する羽目に…王子の予言と巫女の探し人や魔法神具が絡まる話。フィリアの恋心を利用したカイランにもう少し天誅を。そして要加糖。
読了日:4月27日 著者:斉藤百伽

「もう一度、奪って」: 千夜の愛を王子は貪る (ティアラ文庫)「もう一度、奪って」: 千夜の愛を王子は貪る (ティアラ文庫)感想
TL多量買いの一つ、中古。虜囚となったセラフィーナ姫の眼前にいる敵国の王は、かつて自分に仕えながらも純潔を捧げた奴隷の使用人。以前と別人のような冷たさだけど、変わらないのは銀髪、精悍な顔、熱い眼差し。強引に奪われ高まる葛藤。切ない交わりを重ね、ふと垣間見せる優しさに彼の本心。ずっと私だけを想い続けてくれたの?信じたいのに、彼は侵略してきた王。侵略の正当性の為に王女の自分を娶る策略を感じて凍る心…そんなお話。エセルバードがセラフィーナの事を好きなのは丸わかりなので安心してたけど、不自然なアミーが息子とは吃驚
読了日:4月28日 著者:姫野百合
好きだなんて聞いてない (ビーボーイノベルズ)好きだなんて聞いてない (ビーボーイノベルズ)感想
粗筋見て中古購入、鳩村さん14冊目読了本。俺様だけど頼れる上司として慕われてる利臣は、弟の友人で後輩美形幼馴染み・夏貴から突然、男に片想い中だと告白される。激しくショックを受けた利臣は、自信の無さげな夏貴に勢いで自分の身体を使って練習しろと言ってしまう。夏貴に乱され徐々に変化する身体と心、夜の彼は意地悪で、でも誰かの代わりでしかない事に利臣は段々切なくなっていく…そんな不器用大人の駆け引きと烈愛話。激白とはいえ何とも思っていない相手にいきなり自分を使え!と言うかしらという違和感はあるが、そこ以外は愉しめた
読了日:4月29日 著者:鳩村衣杏
20面相におねがい (2)20面相におねがい (2)感想
本箱発掘再読。伊集院玲は、二人の美人母が強請るものを20面相として華麗に盗むCLAMP学園小学校4年生、そんな彼らの日常話。20面相逮捕に燃える高校一年のお隣のお兄さん・小林龍佑がなぜ警察組織を顎で使うのか、玲のお母さんはなぜ二人なのか、玲のお父さんはなぜ一緒に暮らさないのか、謎が謎のまま終わってしまったのは残念。毎週のデートを経て朴念仁な玲も幼稚園児・大川詠心との恋を育むのが可愛らしかったな~。恋して行動する女の子も、ほんわか優しい男の子もいいよねぇ。新婚生活も微笑ましい、謎は有れど可愛いお話でした。
読了日:4月30日 著者:CLAMP

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【2015/05/01 10:04 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
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