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「三匹のおっさん 」感想
読書批評:「三匹のおっさん 」(有川 浩)
文春文庫 ¥730(税込)
読書日:2012年4月26日
自分的評価:★★★★★

あらすじ:還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか、と武闘派2名と頭脳派1名のかつての悪ガキ三人組が自警団を結成。剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はやがてキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与え…。痛快活劇シリーズ始動。痛快冒険活劇です。


MY感想:ちょっと都合良すぎな嫌いもあるけど読後感がかなり良いので★5。
有川浩さん作家買い。題名通り3匹のオヤジ達の痛快勧善懲罰モノです。還暦ぐらいでおじいちゃんの箱に蹴り込まれてたまるか、と武闘派2名と頭脳派1名のかつての悪ガキ3人組が自警団を結成。剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ、ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与えていく、そんなお話。面白かった、文章も読み易いしややそんなうまくいくのか…な結末があっても読後感はかなり爽快になれること請け合い。好みはあるでしょうが年代を問わずお勧めです。

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【2012/05/15 02:02 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
2012年4月の読書メーター
4月の読書メーター
読んだ本の数:104冊
読んだページ数:23199ページ
ナイス数:383ナイス

その声が僕を焦がす (KAIOHSHAガッシュ文庫)その声が僕を焦がす (KAIOHSHAガッシュ文庫)
「その声が僕を動かす」続編。尾崎哲也と心が交わせたかと思った瞬間、冷たく突き放されてしまう氷室右京だが、傍に居させてもらえる事に喜びを感じていた時、また左京から水泳部部長・柏田に関することを聞き、尾崎と共に尽力する。しかし尾崎の親友・藤倉に右京の秘密がばれて、藤倉はより大胆に右京に迫り始め、尾崎はなぜか藤倉の方が優しいと右京の気持ちを試すような言葉を投げる、そんな二人のお話。事件にかかわる水泳クラブで尾崎父が出てきますが次巻があるなら事件+父の教え子に勝ってほしいですね、ラブラブな2人も見たいです。
読了日:04月30日 著者:
絵本作家の恋 (角川ルビー文庫)絵本作家の恋 (角川ルビー文庫)
立ち読み読了。

同じ作家さんで似た話があったような..?
ま、可愛かったし、年下攻めは好きなので相殺。
読了日:04月29日 著者:藤崎 都
お前が好きで何が悪い!  (角川ルビー文庫)お前が好きで何が悪い! (角川ルビー文庫)
大学時代犬猿の仲と言われていた程気にくわない逢坂朋弥と、何の因果か会社合併で同じ部署に配属された沖谷柚弦は、出来る限り接近せずにいたのに、ある夜自分の性癖確認の為訪れたゲイバーで逢坂と遭遇、逢坂に挑発され売り言葉に買い言葉で一線を越えてしまう。更には会社で同じプロジェクト・チームに抜擢されて蜜に接触する羽目になる、そんな2人の話。テンポがかなりよく、楽しめる。ただしくっつく展開までなので、恋人関係あれこれとか見たくなる場合、ちょこっと物足りないかも。柚弦が頑なな部分を変えようとする感じが〇です。
読了日:04月29日 著者:藤崎 都
いかさまメモリ (1) (ディアプラス・コミックス)いかさまメモリ (1) (ディアプラス・コミックス)
夏目イサクさん作家買い。学生時代に1度一線を越えようとしたが血を見て断念した津田と翻弄された中野の10年後社会人再会モノです。再会して嬉しい津田と吹っ切れられずつらい中野は対照的です、津田がしょうもない…言葉が足らないので。おもちゃの開発が楽しそうで興味深く見てます。そして先輩・佐伯は津田にとって敵なのか味方なのか…気になりますよね、変身した姿かっこいいし。 そして何気に「あらじん君」が可愛い。 次巻が楽しみです、早く見たい。
読了日:04月28日 著者:夏目 イサク
夜に薫る純白の花 (幻冬舎ルチル文庫)夜に薫る純白の花 (幻冬舎ルチル文庫)
真崎ひかるさん作家買い。幼少時借金のカタに組に売られる所を鳴宮医院の康宏に引き取られた一葉、大切に慈しんでくれた養父・康宏の死は自分のせいだと悔い(康宏が一葉を庇って亡くなった為)、康宏の息子・宏晃から向けられた激情を償いとして受け入れてる。昼は診療所で宏晃を手伝い、夜毎宏晃に抱かれる日々。彼との繋がりを失うことを恐れ、恋心を殺し関係を続ける一葉だが、宏晃の親友・耕嗣に見合いの妨げになると言われ家出する…そんな2人のお話。悔やんでる一葉と感情表現の不器用な宏晃がまどろっこしかったけど愉しめた。続刊も読了。
読了日:04月27日 著者:真崎 ひかる
硝子の筐 (幻冬舎ルチル文庫)硝子の筐 (幻冬舎ルチル文庫)
真崎ひかるさん作家買い。高校生・新庄七魚が恋するのは、大好きな亡姉の婚約者・久世朝長。両親と姉を同時に失った4年前、彼の言動で救われ誰より特別な存在になり、独りきりの2人は寄り添い合い“家族”になった。ずっと傍に居られるなら壊れたりしない家族のまま、片想いのままがいい。そう心に決めている七魚と朝長のお話。自分を気に入らない叔父とのその後や芳基と矢代の絡み、姉・愛華と朝長の友情話等がもっと読みたかったな、その辺物足りないかも。表紙イラストの淡い感じがタイトルと合ってます。その辺含め続刊あるなら購入したい。
読了日:04月27日 著者:真崎 ひかる
三匹のおっさん (文春文庫)三匹のおっさん (文春文庫)
有川浩さん作家買い。題名通り3匹のオヤジ達の痛快勧善懲罰モノです。還暦ぐらいでおじいちゃんの箱に蹴り込まれてたまるか、と武闘派2名と頭脳派1名のかつての悪ガキ3人組が自警団を結成。剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ、ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与えていく、そんなお話。面白かった、文章も読み易いしややそんなうまくいくのか…な結末があっても読後感はかなり爽快になれること請け合い。好みはあるでしょうが年代を問わずお勧めです。
読了日:04月26日 著者:有川 浩
法医学者と刑事の本音 法医学者と刑事の相性2 (キャラ文庫)法医学者と刑事の本音 法医学者と刑事の相性2 (キャラ文庫)
読了日:04月25日 著者:愁堂 れな
ジュエリーは恋に酔う (角川ルビー文庫)ジュエリーは恋に酔う (角川ルビー文庫)
黒崎さん作家買い。複雑な生まれと綺麗な顔のせいで、目立たぬよう生きてきた光原春希は、母の形見・ルビー修理に偶然訪れた店で、ジュエリーデザイナーの平井と出会い親しくしているうちに「お試し」で付き合わないかと告白され、平井にいつしか春希は惹かれていく、そんな二人のお話。 平井は初めから直接春希のことをよく思っているし、春希も惹かれてく王道だし、当て馬もいないので、美貌を利用しようとする秘書室の人と春希の卑屈さからくる周囲の人たちへの誤解解除がメイン、着地点は判ってるがテンポが良く案外楽しめました。
読了日:04月25日 著者:黒崎 あつし
でも、傷つけたい。 (幻冬舎ルチル文庫)でも、傷つけたい。 (幻冬舎ルチル文庫)
真崎ひかるさん作家買い。淋しさからダメ失恋を繰り返す美術館勤めの朝戸壱嘉は、アパート管理人業務を引き受ける高校生・多岐川博武に、頻繁に部屋の鍵を換える理由を知られ呆れつつも慰めてもらってる。子供だと思っていた博武の視線や指先に動揺し、それに目をつぶるように美術館仕事関係で出逢った伊達男に新しい恋を見出そうとする壱嘉と高校生博武とのお話。年下攻めは好きだけどもう少し(高校生になったぐらいから)強引にいってほしい、 折角の活躍が小橋にとられたのは年相応で微笑ましい、鈴倉温さんの繊細優しげなイラストが好き。
読了日:04月25日 著者:真崎 ひかる
征服者の恋 (角川ルビー文庫)征服者の恋 (角川ルビー文庫)
初読み作家さん。父亡き後、柏樹建設社長になった尚史に突然舞い込んだ『建築業界の帝王』と名高い建築家・塚原新也からの仕事依頼を遺言通りに受けた尚史は、傲慢ともいえる態度に反発しながらも仕事で関わりを持つうちに足りない部分を学んでいく。前カレと揉めている現場を塚原に目撃され、仕事を下ろされる覚悟の尚史に塚原がしたのは情熱的なキスだった…ってなラブ話。なんだろう、話自体はオーソドックスだが王道展開は嫌いじゃない筈だけど、いまいち盛り上がれない感じでした。シリーズらしいので好きな人は愉しめる話となってます。
読了日:04月25日 著者:岩本 薫
まなざしの誘惑 (B-PRINCE文庫 と 2-2)まなざしの誘惑 (B-PRINCE文庫 と 2-2)
作家買いで撃沈。議員令息でありながら、好いた男の気を引くために出張ホストのアルバイトをする聖。聖が焦がれる想いを抱くただひとりのひと・大成は父の秘書、いつも無表情な大成に業を煮やした聖は、今迄一度も受けたことのなかった泊まりの仕事に、建築デザイナー沢渡肇と出かけ、真意を確かめる。そんな2人の話です。登場する沢渡CPは「じれったい口唇」のメインキャラなのでそっちが好きな人等は楽しいかも。でも一歩間違えれば連れ込まれそうな仕事をよくやってたもんだと感心。今後それをネタに他の客にも脅されたらどうすんだろ。
読了日:04月25日 著者:遠野 春日
有罪証明―ギルティ (ダリア文庫)有罪証明―ギルティ (ダリア文庫)
書店で題名買い。「不在証明―アリバイ」続編。警視庁捜査一課刑事・秋吉満はヤクザ若頭の高校同級生・神宮寺泰隆とある事件をきっかけに18年ぶりに再会、頻繁に人目を忍ぶ逢瀬を重ねる。ある夜数人の男達に拉致された秋吉は催淫剤を注射され、淫らな姿をビデオ撮影され上司にそのディスクが届けられてしまう、そんなお話。イラストが合わない気がします。加害者犯罪理由がいまいち、そんな理由か。あとお互いに良い立場に設定されているのでもっと手の込んだ事件かと思った、残念。その辺さえ気にしなければテンポは良いです。
読了日:04月25日 著者:愁堂 れな
旦那様は恋人を拾う (白泉社花丸文庫)旦那様は恋人を拾う (白泉社花丸文庫)
初読み作家さん。国では珍しい緑色瞳、淡茶色の髪を持つ六花は十年前の雪晩、大店の呉服問屋「伊勢屋」の若店主・桐一郎に拾われた。六花の外見を気にすることなく、幼い頃から変わらずに優しい桐一郎を一心に慕い、仕えてきた六花だが、近頃自分の気持ちに戸惑う、そんな二人のお話です。 時代や設定も甘く二人も甘々でいささか食傷ぎみになりつつ読了、でも呉服問屋の和の描写は良いと思います。桐一郎の六花への慈しみや愛情や腹黒い周到さをもう少し上手に見せてくれたら好きかもしれません。重くて陰鬱な話の後に読んだらほっとしそうです。
読了日:04月24日 著者:間之 あまの
兇暴なる殉愛 (白泉社花丸文庫)兇暴なる殉愛 (白泉社花丸文庫)
初読み作家さん。月1度変装し父の支配下を逃れる夜、崎久保玲也は新宿で発砲事件に遭遇し10年間恋い焦がれ続けた穂村勲と再会、玲也は勲に力づくで貪り尽される。その後も脅すような要求で玲也を呼びつけ関係を持つ2人の話。すれ違いってより言葉が通じてません、玲也は勲に秘める想いを持ってるけど罪悪感に縛られ現実が少し見えなくなってるし、勲は片言しか話せない外国の方のように細かいニュアンスが通じないし、激烈衝動を抑えきれない~。でも無理矢理と893モノは好きじゃないんですが、勲が狂暴な犬に見えて割と好きです。続刊希望。
読了日:04月23日 著者:今城 けい
運命の恋は甘く囁く (角川ルビー文庫)運命の恋は甘く囁く (角川ルビー文庫)
黒崎さん作家買い。「恋の予感は甘く香る」スピン。 我が侭で傍迷惑な人気恋愛小説家・恵藤から、突然告白された担当編集の三ツ谷。誰が好きになるかと思うも、人が違ったように直向きに愛を告げる恵藤に三ツ谷は好奇心で体を重ねるが、次第に恵藤の熱を欲しがる、そんな2人のお話。覆面作家の素性を担当編集にも隠してる、そんな恵藤が訝しく興味を惹かれるのも判りますが〔読者には丸判り〕、性格を変えたりしないで素のままかあの傍迷惑な性格のままか、で攻めてきて欲しかったような気がします。話はやや味付け不足ですがそこそこでした。
読了日:04月22日 著者:黒崎 あつし
恋愛シンドローム (角川ルビー文庫)恋愛シンドローム (角川ルビー文庫)
初読み作家さん。事故で過去9年間の記憶を失った水沢実樹の病院に現れたのは、犬猿の仲の浅葉修司。今は仕事場兼自宅で一緒に暮らす恋人同士だと浅葉に教えられた水沢は半信半疑だが、記憶を取り戻し真実を知る為に浅葉と同居する。「Hすれば思い出すかも」と流されるまま浅葉に抱かれるが、記憶は戻らない。ライバルだと思ってた男が突然恋人になり戸惑う実樹だが修司に頑なすぎ、どうして記憶喪失になったのかは後半迄判らなかったが着地点は見えていたので目新しくはない、修司の行為も一歩間違えれば犯罪。味付け次第では美味しかったかも。
読了日:04月22日 著者:天野 かづき
斜光線―人肌の秘めごと (ガッシュ文庫)斜光線―人肌の秘めごと (ガッシュ文庫)
初読み作家さん。『人肌の秘めごと 』の改訂版らしい。父の出版社の経営難を救うべく、副社長となった橘和叉が社運を懸けた企画の為、元戦場人気カメラマン・塔野の写真集刊行提案するも住込みで被写体を強いられる、そんな2人の話。かつて撮られながら陵辱を受けた和叉のトラウマ、塔野の戦場でのトラウマ、それが上手に交差していくのが良い。「好き」の言葉を見事に2人とも口にしてないのに終盤辺りから感じる描写が有り〇。無理矢理な始まりは好きじゃないが後半にいくにつれお互いになくてはならない存在になっていくので読後感は案外いい。
読了日:04月21日 著者:沙野 風結子
愛のカレー (二見シャレード文庫 う 3-4)愛のカレー (二見シャレード文庫 う 3-4)
海野さん作家買い。カレーを作る大学院生・啓太の所に突然得体の知れない男が倒れ込み10人前平らげる、大手弁当会社社長・須藤遼は食べても食べても満腹にならない奇病の持ち主だった。その後も行き倒れ寸前で食料を所望しに訪れる須藤といつの間にか心待ちにしてる啓太、そんな2人のお話。 この日の夕食は酢豚だったんですが、読んでるうちにカレーが食べたくなってインスタントカレーを食べちゃいました。『真夜中の誕生会』啓太の弟と須藤のBDが一緒っていう話。『純情オムライス』須藤の秘書・忍と啓太の先輩・秋山博文のオムライス話。
読了日:04月20日 著者:海野 幸
花婿をぶっとばせ (キャラ文庫)花婿をぶっとばせ (キャラ文庫)
愁堂さん作家買い。 結婚を理由にいきなりメールで別れ話の一文を送り付けられた新人会社員・清瀬惺は元カレの部屋で同じくふられたとみられる行成と出会う、あいつの結婚式を邪魔してやろう!―と復讐を計画し盛り上がる2人は意気投合する。惺に同情的で復讐計画を練ろうと積極的に誘ってくる行成に、頻繁と会うようになる、そんな2人のお話です。行成は実は昔一度惺に会ったことがあるっていうのが後付け臭かったけど、他はその後の展開にあたる伏線に違和感もなく、テンポよく進むし楽しめました。あっさり読めて気軽に楽しめる作品です。
読了日:04月20日 著者:愁堂 れな
夜に舞う薄紅の花 (幻冬舎ルチル文庫)夜に舞う薄紅の花 (幻冬舎ルチル文庫)
「夜に薫る純白の花」続き。亡き養父の厚意で成宮家一員となった一葉は、幼い頃から慕い恋い続けた宏晃から想いを返され甘い日々を過ごしている。宏晃の役に立つため法曹を志し大学生になった一葉の前に、祖父だという人物が現れ引き取りたいと言われる。一葉は戸惑うが、宏晃は成宮の家を離れるのを止めてくれなくて宏晃の心が判らなくなる、そんなお話。八重さんには受難の巻、ちゃっきりしてる感じの彼女は好き。独りになった時に縁側に佇む宏晃が印象的だった、あんたホント不器用ね。一葉は察してあげないと案外この先大変かも、他3短編同録。
読了日:04月20日 著者:真崎 ひかる
ミステリー作家串田寥生の考察 (キャラ文庫)ミステリー作家串田寥生の考察 (キャラ文庫)
夜光花さん作家買い。「眠る劣情」のスピン。 古い信仰が根強く残る閉鎖的な孤島。次作舞台として興味津々の人気ミステリー作家・串田寥生は、島の出身で担当編集者・神凪守と共に、取材で島に向かうことになる。ところが吊り橋が壊されていたり、実家と神社を繋ぐ隠し通路の発見や、祭壇に飾られた乳児の白骨発見等サスペンスに発展、ついには殺人事件まで起こってしまう。帰りたい守と、推理が冴える串田のお話。 完全なミステリーとしては弱いですが独特の面白さ有。終盤の展開は予想外だったので吃驚、甘さはないが話運びは秀逸です。
読了日:04月20日 著者:夜光 花
あるいて、あした (ダリア文庫)あるいて、あした (ダリア文庫)
崎谷さん作家買い。『恋の日に雪は降りつむ』『若き永井くんの悩み』の2つが同録。夏休みに実家の酒屋を手伝う大学生・一夏と、一夏の童顔を店に出入りしようとする高校生と間違えた配達先の無愛想なバーテンダー・上川のお話です。第一印象は悪かったけど次第に距離が近づく感じや、一夏が上川を意識し始めた頃に知った美しい女性・真純の存在、と衝動や悩みや若さが溢れた作品ですね。(デビュー2作目作品らしい『明日のために靴を磨こう』の文庫化モノ)見開きHイラストに吃驚でした。あと一夏の兄・一春の穏やかさがいいですよね。
読了日:04月19日 著者:崎谷 はるひ
アロハシャツで診察を (キャラ文庫)アロハシャツで診察を (キャラ文庫)
イラストとアロハに誘われて購入。佐々木禎子さんとしては2冊目の読了本。建築士・橋本正樹は帰宅途中、拉致されかけて負傷したが勤務先の設計事務所に耐震偽装疑惑が有り、入院先で長期入院することに。手術執刀したアロハシャツの外科医は、中学時代の同級生・枦川博文だった。枦川が嫌いだった正樹には憂鬱な再会だったが、枦川は軽傷なのにVIP個室の正樹に興味津々。そんな2人のお話です。 中学時代無関心だったのとそう装っていた元同級生同士の15年後再会モノです。アロハがあんまり登場しなくて残念。王道展開普通に楽しめました。
読了日:04月18日 著者:佐々木禎子

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【2012/05/11 02:02 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
2012年4月の読書メーター

待ち合わせは古書店で (キャラ文庫 さ 3-18)待ち合わせは古書店で (キャラ文庫 さ 3-18)
木下さんのイラストに誘われて購入、榊花月さんとしては5冊目読了本。万引きばかりされる男やもめの三十路古書店店主・七尾涼介と、万引き犯に間違えられた罪なき高校生・波頭碧郎の歳の差モノ。小生意気なこぶ小学生・涼真やにゃんこの茶太郎や自己中な小笠原や鷹揚な涼介はほのぼの系で和むこともありますが、折角の古書店なんで古い本の話ももう少し欲しかったな。続刊があってもおかしくない内容、5年後くらいの設定でどうなってんのかは見てみたいかも。涼介が碧郎に惹かれた過程がいまいちなんですが、年下攻めは好きなのでその辺で相殺。 
読了日:04月13日 著者:榊花月
慈雨 (幻冬舎ルチル文庫)慈雨 (幻冬舎ルチル文庫)
雨シリーズ2弾、「白雨」続き。8年経て恋人に戻った加賀有隆と優しい日々を過ごす水沢那智は、店が雑誌に載った途端多忙になり疲弊、有隆に距離をとられ、その上水沢を気に入ったと足繁く通ってくるカメラマン・羽村や、高校生だった自分を捨てて去ったはずの母親まで現れて、戸惑いと不安に揺れる、そんなお話。前作ではかっこつけてた有隆がたまに10代の言動になるのがいい。隆生の言動も手放しで可愛いし、ぶっきらぼうな言い方の有隆と素直な隆の会話は微笑ましく楽しい。出来れば母、加賀父、ハム等個別の巻で楽しみたかった。続刊希望。
読了日:04月13日 著者:真崎 ひかる
夏休みには遅すぎる (キャラ文庫)夏休みには遅すぎる (キャラ文庫)
菱沢九月さん作家買い…ですが、粗筋読んで好みじゃないので戸惑ってましたがイラスト山田ユギさんなのでおもいきりました。大学時代の後輩・倉島に、突然会社から拉致のように逃避行に連れ出された会社員森野覚。行く先も告げずに会社を欠勤させられてるのに倉島は何も教えてくれないし、夜になると縋るように求めてくる。そんな勝手な彼なのに密かに倉島に想いを寄せていた覚は、心が見えないまま繰り返し抱かれてしまう…、そんな二人のお話です。大人に見せかけて大人になりきれてない倉島を最終的に受け止める覚は凄いな~、年下攻めは好み。
読了日:04月13日 著者:菱沢 九月
残酷な指が狂わせる (ガッシュ文庫)残酷な指が狂わせる (ガッシュ文庫)
洸さん作家買い。自ら捨てた恋に囚われている南隆彦は学生時代付き合っていた神崎修司と社会人になって出会う、再会モノ。 高校バレー部長だった南は、後輩エース神崎の情熱に将来に不安を覚え別れを切り出す。年下攻めは好きですが、これは執着も凄いけどSっ気もあるので好みではなかったんですが、しかし神崎がいくらヒドイ奴で南に冷たくしててもなんか不自然で南が好き、っていうのが滲み出ていてその辺は良かったです。社会人としてはマナーがなっちゃないんで、くっついてくれて周囲にいる本気な人への迷惑はかなり減ったと思います。
読了日:04月12日 著者:
王様の恋愛美学―准教授杉崎桂一郎 (白泉社花丸文庫)王様の恋愛美学―准教授杉崎桂一郎 (白泉社花丸文庫)
シリ-ズ買い+准教授につられ購入『王様の恋愛美学』シリーズ第1弾。chi‐coさん3冊目読了本。33歳准教授・杉崎桂一郎と普通の面倒見のいい大学生・田中三郎のお話。次巻『食わせ者の純愛論 〜准教授 溝部孝蔵〜』を先に読んだ為この本の内容はほぼ判っていたんですが、掃除も料理もできる三郎がただ単に押しに弱い人なのかなと思わないでもないですが、王様のような不遜な態度の個性的過ぎる謎の思考回路の持ち主が三郎にいきなり求婚する様が愉しめます。 まだあと何人かが残っているのでこのシリーズ、次もありそうですね。
読了日:04月12日 著者:chi-co
LOVE TARGET―恋の弾丸 (ガッシュ文庫)LOVE TARGET―恋の弾丸 (ガッシュ文庫)
初読み作家さん。往診先で立てこもり事件に巻き込まれたシングルファザー医師・藤森遼と、救出にきた警視庁特殊急襲部隊SAT隊員・高須賀由朔のお話です。 銃口から庇う厚い肩、温かい声に遼は安堵し、病人を背に庇う医師としての矜持や気丈さに由朔は惹かれてる、いいcpだと思います。ただSATは身内にも所属を明かさない機密重視の部隊なので予定が立たないのが難点ですよね。遼の息子・奏が可愛い、パンダ帽子とパンダポシェット似合ってます。案外ぽややんな遼も、遼を甘やかしたくて大人ぶる由朔も微笑ましかったです。
読了日:04月12日 著者:妃川 螢
ウルトラマニアック 2 (りぼんマスコットコミックス (1431))ウルトラマニアック 2 (りぼんマスコットコミックス (1431))
レンタル読了。立石亜由と彼女に纏わりつく魔女っ娘・仁菜、亜由の好きな人架地哲士とその親友辻合宏基が中心の仁菜の失敗魔法の絡んだ学園コメディ第2弾です。 一組くっつきましたね~、この先宏基とか仁菜とかがどう変わるか楽しみ。 タマとリオの話が可愛くて面白かった★
読了日:04月11日 著者:吉住 渉
ウルトラマニアック 1 (りぼんマスコットコミックス (1393))ウルトラマニアック 1 (りぼんマスコットコミックス (1393))
レンタル読了。立石亜由と彼女に纏わりつく魔女っ娘・仁菜、亜由の好きな人架地哲士とその親友辻合宏基が中心の仁菜の失敗魔法の絡んだ学園コメディです。 この先生は絵が可愛いですよね。 話も少女漫画っぽくてでもあっさり読めていいと思います。
読了日:04月11日 著者:吉住 渉
悪戯王子 2 (ニチブンコミックス)悪戯王子 2 (ニチブンコミックス)
レンタル読了。また2巻からいきなり読んでる私です。 ある国の王子・ウィリスと白魔法使いユージン・ラトクリフのお話です。 シピード感のあるコメディですがとりとめない印象もある感じの作品ですね。
読了日:04月11日 著者:はしだ 由花里
花ムコさん (花音コミックス)花ムコさん (花音コミックス)
レンタル読了。 『花ムコさん』「花嫁くん」のスピン?らしいですが未読、でもこの1冊だけでもなんとか 判ります。旧家のしきたりによって結婚した律と年下の男嫁・公一郎〔高校生?〕とのお話。青い感じが初々しくて微笑ましくて良いです。 『君だけわかる』篠田と小平、同級生同士のお話。 『おまもりひとはな』いきなり世界観のあるお話です。 『花ムコさん 番外編』表題作の2人の日常、幸せ甘々です。
読了日:04月10日 著者:星野 リリィ
愛カフェテリア~いい男だらけの大学恋愛物語 (MIU恋愛MAX COMICS)愛カフェテリア~いい男だらけの大学恋愛物語 (MIU恋愛MAX COMICS)
レンタル読了。『明大』カフェオーナー高階に惚れてた文系女・琳花が新たに惚れた理系男の話。 『亜沙人』琳花の友達・理世が付き合う寸前までいってる坂本とのデート先で出会ったバーテン男の話。 『坂本』亜沙人の友達・雅と前回理世に振られた社会人・坂本の話。 『広介』琳花・理世の友達キス魔になる由奈と、亜沙人と雅の友人のグループリーダーの広介とのお話。 4つともわずかづつリンクしてて楽しめます。しかし高階さんはもてますな。結構どのCPも床事情が激しい。広介由奈CPだけ広介が同情からの始まりなんで心配かな。
読了日:04月10日 著者:克本 かさね
ロストガールは恋をする 4 (フラワーコミックス)ロストガールは恋をする 4 (フラワーコミックス)
レンタル読了。
読了日:04月10日 著者:藤原 晶
ロストガールは恋をする 3 (フラワーコミックス)ロストガールは恋をする 3 (フラワーコミックス)
レンタル読了。
読了日:04月10日 著者:藤原 晶
ロストガールは恋をする 2 (フラワーコミックス)ロストガールは恋をする 2 (フラワーコミックス)
レンタル読了。
読了日:04月10日 著者:藤原 晶
ロストガールは恋をする 1 (フラワーコミックスアルファ)ロストガールは恋をする 1 (フラワーコミックスアルファ)
レンタル読了、藤原晶さんは「恋がヘタでも生きてます」が好きなのでこれも読んでみました。 …が好みではない感じです、とりあえず次巻見てみます。
読了日:04月10日 著者:藤原 晶
関東・東北じゃらん 2012年 05月号 [雑誌]関東・東北じゃらん 2012年 05月号 [雑誌]
Gwを攻略せよ!と銘打った雑誌なので気になったとこだけ見ます。 高輪プリのsakura233本! 新江ノ島水族館のカメロンパン250円。 文京区の六義園のしだれ櫻、入園料300円。 千代田区千鳥ヶ淵の260本のsakura 等等等等..。(∋_∈)
読了日:04月10日 著者:新井 洋行
獅子の寵愛 獅子の系譜2 【キャラ文庫】獅子の寵愛 獅子の系譜2 【キャラ文庫】
シリーズ買い、遠野春日さんとしては5冊目の読了本です。利用されることを良しとしない人嫌いな巨大財閥の氷の美貌の貴公子・蘇芳と、一目惚れしたと近づいてきたヴィクトルの前巻(裏切り)その後の二人の話です。 前巻が良かったので楽しみ(愛憎入り乱れる企業報復合戦系で)にしてたんですが、その辺はあっさりで私の望む方向ではなかった感じです。恋と仕事の駆け引き的な要素が不足ぎみ。 案外一途な蘇芳がヴィクトルを忘れる為、人身御供的になってしまった秘書・東吾がちょっと不憫。設定やキャラは申し分ないけど惜しい感じ。
読了日:04月10日 著者:遠野春日
ムーンライト (ガッシュ文庫)ムーンライト (ガッシュ文庫)
剛しいらさん作家買い。苦悩する医師と純真な患者のセンチメンタル・ラブ。風もなく穏やかな夜に、大学病院医師・一樹が浜辺に倒れていたのを見つけた美貌の青年は、記憶を失い心臓に持病を持っていた。青年の担当医となった一樹だが、彼の記憶は一向に戻らない、無垢な彼は刷り込み本能のように一樹の白衣を掴んで放さず、一樹はそんな彼を愛おしく思い自宅に引き取る、そんな二人のお話。病気等で死が近くにいて重いが「生きたり、死んだり」のセリフ使いが上手。抑揚はないけど、月や海等雰囲気のある描写は好き。続編があるらしいので探します。
読了日:04月10日 著者:剛 しいら
キスマークキスマーク
商業誌『移り香』番外編。 『移り香』が良かったので追いかけて購入。『キスマーク』『残り香』と2つ入ってます。 表題作は、題名通りキスマークにちなんだ清司の嫉妬の話。 『残り香』は、忙しい要と、もっと一緒に居たい清司の朝の攻防の話。 端々にみえる清司の思いつめた感じが全体を引き締めてます。 はやく続刊読みたいです。
読了日:04月10日 著者:可南さらさ
茜色デイズ (ショコラ文庫)茜色デイズ (ショコラ文庫)
表紙とタイトル購入。夏乃穂足さんとしては2冊目の読了本。親友・倉田英慈への恋心を大学時代自覚した鮎川直也だが、責任感が強くて男気のある英慈には恋人がいて直也は想いを告げず、卒業後数年経った今でも友達として付き合ってきていた。英慈は高熱で朦朧として覚えていないが大学の時一度だけ直也と一線を越えたが、しかし英慈が付き合いだしたのはその後部屋を訪れた理緒だった。親友として居続ける2人のお話。冒頭の大学漕艇部話は興味深かったな、2番目で手を打とうとする英慈の狡さは頂けないけど、全般的に切ないのも交じって愉しめた。
読了日:04月10日 著者:夏乃 穂足
雨 時々 雪 ~雨雪シリーズ再録集~雨 時々 雪 ~雨雪シリーズ再録集~
雪・雨シリーズ商業誌番外編。『雨月』有隆が那智と再会する前の高尾との会話&再開後の甘々話。『清夏』店休んで5人で2泊キャンプ話。隆の‘ふまたま’‘ふたたま’可愛い。『艶夜~雪』誘い受け佑真。『艶夜~雨』卒園旅行で隆不在時の雨組サプライズデート。『碧海』店休んで5人で海1泊話。ちわわ喧嘩、ナイス。『卒業祝い』秀の卒業祝い。『二度目。』雪組題名通り。『WHITE DAY』この日の2組。続刊期待。やっぱ隆は天真爛漫なまま育ってほしい。巻間の各CP甘々話もこっちで良いのでたくさん書いてほしいな、愉しい。
読了日:04月09日 著者:真崎 ひかる
若葉マーク(「淡雪」シリーズ番外編)若葉マーク(「淡雪」シリーズ番外編)
真崎さんの雪シリーズ商業誌番外編です。武川秀一と和倉佑真の(いつのまにか)同居している二人のお話。 佑真の高校時代の友人(高井)から結婚式の招待状が届いて、礼服を買いに2人で出かけたり、その帰りに元バイト先の『Pommes』に行ったりしてます。 ネクタイの練習している佑真に秀が教えている(教えてるっていうか俺がやってやる的な)感じが甘いです。 このシリーズは好きなので可能な限り追いかけます★続刊も期待。でも隆はあのままでもいいと思わないでもないけど、その後の4人が気になるので見てみたいです。
読了日:04月09日 著者:真崎ひかる
初夢 (「雪・雨」シリーズ番外編)初夢 (「雪・雨」シリーズ番外編)
真崎さんの雪・雨シリーズ商業誌番外編です。 『雪』武川秀一と一緒にいる時の和倉佑真の初夢(大晦日夢?)話です。 佑真の夢「もしも秀一が高校時代に同級生だったら…」編。佑真の寝言にやられてる秀もいいです。 『雨』有隆と一緒にいる時の那智の夢、過去に起こった現実を見て 有隆と一緒にいる今を幸せに思う那智の甘える感じもいいです。 このシリーズは独特な空気感があってやっぱり好きですね。
読了日:04月09日 著者:真崎ひかる
溺愛されてみる? (角川ルビー文庫)溺愛されてみる? (角川ルビー文庫)
黒崎あつしさん作家買い。 地味系会社員だがちょっとだけ些細な予知のような夢を見れる志藤広生は、社内若手No.1後輩・堀田航平とキスする夢を見る。予知夢通り実際唇を奪われてしまい更に、実は広生のことが気になっていたという堀田から交際を申し込まれ、「お試し」でお付き合いすることになった二人のお話。 可愛い系の話であっさり読める本となってますけど、折角の予知夢はもうちょっとなんかいいように使ってほしかった気もします。なんだか味付け不足でちょっと残念。ただ可愛いといえば可愛い話なので好きな人は楽しめます。
読了日:04月09日 著者:黒崎 あつし
偏愛メランコリック (プラチナ文庫)偏愛メランコリック (プラチナ文庫)
夜光花さん作家買い。出版社勤務の中在家敦彦が急に担当するはめになった人形作家・夏目錬三郎との仕事絡みのお話。溺愛する人形に瓜二つだという敦彦の顔に異常な執着を見せる夏目に、理解できない言動と人形恐怖症に悩まされる敦彦、実際はないが心中でのボケツッコミや、人形を壊してしまった代償として夏目と寝てしまい後悔する敦彦と一途で天然な夏目の愛情の暴走も面白い。夏目が自分の中で盛り上がったり勝手に落ちたりする周囲が見えてないタイプだし、敦彦は面倒ごとが嫌いで押しに断れないタイプ…といった感じの対比も愉しめる。
読了日:04月09日 著者:夜光花
まほろ駅前多田便利軒 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)まほろ駅前多田便利軒 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)
山田ユギさん買い、2巻。相変わらずプルプルしてる小型犬は可愛い、小学生のお話は都会じゃありそうで怖いよね。薬中のヘンナストーカーも出てくるし、ほんと便利屋の仕事はいろんな人の人生が見れて面白い。行天のシンちゃん使いが楽しい、多田と行天の会話は結構好きかも。 ユギさんご静養中ですが、続刊が楽しみです、待ってマス。
読了日:04月08日 著者:山田 ユギ,三浦 しをん
まほろ駅前多田便利軒 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)まほろ駅前多田便利軒 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)
山田ユギさん買い。しょっぱなからの指の話は引くが、プルプルしてる小型犬は可愛いし、便利屋の仕事はいろんな人の人生が見れて面白い。行天と多田の友情?になっていく感じも好ましい。 相変わらずユギさんの絵は大人の色気があっていいなぁ、好きです。 原作は見たことないけど実写映画にもなったみたいで、結構面白そうですね。
読了日:04月08日 著者:山田 ユギ,三浦 しをん
身勝手な狩人 (キャラ文庫)身勝手な狩人 (キャラ文庫)
愁堂さん作家買い。一流商社に勤める高瀬智嗣と六年間音信不通だった高校時代好奇心からHしてた親友・岩崎開との話。再会モノで新入社員として配属されてきた男と出会う王道展開です。気軽にHに誘う開に受け入れる智嗣、お互いに「去る者追わず」だと思ってたが、とにかくいわなくちゃいけない言葉が足りない二人だったって話ですよね。ラストは甘いですけど、もうちょっと甘々でも良かったのかも。お互い昔話した言葉に縛られて不器用といえば不器用な二人ですが、素直に気持ちを伝え合うことで解決できて良かった。でもケビンが物分り良すぎ。
読了日:04月08日 著者:愁堂 れな
白雨 (幻冬舎ルチル文庫)白雨 (幻冬舎ルチル文庫)
真崎ひかるさん作家買い。水沢那智の営む焼菓子店に夜独り訪れる男の子… 閉店間際にやってきては必ず「全部」買っていくその子の保護者は、水沢の学生時代の恋人・加賀有隆だった。激情のあの夏の日々は愛しさと不安をぶつけ合い、最後には水沢が裏切った形で幕を閉じた。かつての恋人は8年前の面影を残しつつ穏やかに微笑む、そんな加賀の真意が見えず心惑う水沢のお話。高校時代の話が中間にかなりでかく投入されてますので、今現在の部分がもう少し欲しい。10代の激しく切ない恋愛と別れ、8年を経た2人の再会が愉しめます。隆が可愛い。
読了日:04月08日 著者:真崎 ひかる
身代わり伯爵と白薔薇の王子様      (角川ビーンズ文庫)身代わり伯爵と白薔薇の王子様     (角川ビーンズ文庫)
読了日:04月08日 著者:清家 未森
身代わり伯爵の誓約 (角川ビーンズ文庫)身代わり伯爵の誓約 (角川ビーンズ文庫)
読了日:04月08日 著者:清家 未森
身代わり伯爵の失恋 (角川ビーンズ文庫)身代わり伯爵の失恋 (角川ビーンズ文庫)
読了日:04月08日 著者:清家 未森
身代わり伯爵の告白 (角川ビーンズ文庫)身代わり伯爵の告白 (角川ビーンズ文庫)
読了日:04月08日 著者:清家 未森

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【2012/05/11 02:01 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0)
「ぼうや、もっと鏡みて 」感想
読書批評:「ぼうや、もっと鏡みて 」(樋口 美沙緒)
白泉社花丸文庫 ¥630(税込)
読書日:2011年10月13日
自分的評価:★★★★☆



あらすじ:いつも駄目な男とばかり付き合い、傷ついては縋ってくる幼なじみの望。俊一は、そんな望のことを、愚かでかわいそうなヤツだと思っていた。
そして、望の自分への恋情を知りながら、ずっと気づかないふりをし続けてもいた。だが、そんな望がある事件をきっかけに変わり、俊一に頼らなくなった。
望の気持ちに応える気はないのに、いざ距離を置かれると苛立ってしまう俊一は、望を傷つけては、その気持ちがまだ自分にあることを確かめずにはいられず…。
「愛はね、」から一年。俊一の出した結論は。

MY感想:★4は、最後のラブラブが数ページだったので残念で。あえて。
これその後見たいけど、あとはきっとラブラブだろうな~、でも見たい!
これも前作に続き、内容的には大好物な話です。俊一視点で望に対する俊一の友情と懊悩と愛に悩み苦しむお話です。
いい人と見せかけてとんだ暴力男だった望の前恋人、篠原も登場して、前回嫌な別れ方だった俊一と篠原との友情?も取り戻せた感じで良かったです。
望のお兄さんからも俊一は素敵な言葉をもらえますし、最後に近づくにつれ、
なんだかほんわりしたいい気分になれます。
俊一と望に関しては、レビューに書かれている皆さんの意見の大半に賛成なので割愛しますが、これ素敵な作品だと思います。
なんとなく買ったんですけど、いい意味で裏切られてうれしいです。

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【2012/05/10 02:29 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
「愛はね、」感想
読書批評:「愛はね、」(樋口 美沙緒)
白泉社花丸文庫 ¥630(税込)
読書日:2011年10月13日
自分的評価:★★★★☆



あらすじ:予備校生の望は、幼なじみの俊一に片想いをしている。けれど、ノンケの俊一は決して自分を好きにならないと知っている望は、その想いを胸の奥に閉じ込めるしかなかった。他の誰かを好きになろうと、駄目な男と付き合っては泣かされる日々を繰り返す望。一方、そんな望にうんざりしながらも放ってはおけない俊一は、いつも望の世話を焼いてきた。
しかし、そんなふたりの関係が変わるときがやってくる。俊一の知人・篠原が、望と付き合いたいと言ってきたのだ。後押しする俊一に、抗えず従う望だが…。


MY感想:★4は、甘さがないので。でもこれ、この巻だけで終わっても読める作品。ノンケの幼馴染に振られる男の子っていう悲しい結末で。でもその後があって良かった、2冊同時に買って良かったです。
内容的には大好物な話です。ぐるぐるうじうじは恋愛の醍醐味。
これ望視点で俊一に対する望の純粋な愛と欲望を伴う愛に悩み苦しむお話です。
篠原の登場時は、どうなるのかと思ってましたが、やっぱり痛いやつだった。
お兄さんやお父さんとの家族関係も初めは悪く、頼りなさげな望に、大丈夫かと心配になったりしましたが、亡くなったお母さんの言葉の使いどころもうまく…後味をひく作品です。
俊一と望に関しては、レビューに書かれている皆さんの意見の大半に賛成なので割愛しますが、これはノンケとゲイの愛情の種類の違いの話で愛情のことを考えさせられた話です。愛って何だろ?お互いに愛情はあるのにすれ違う感じが切ない。なんとなく買ったんですけど、いい意味で裏切られてうれしいです。

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【2012/05/06 02:55 】 | 読書感想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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